名言DB

9,557 人 / 112,978 名言

宮田昇始の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

宮田昇始のプロフィール

宮田昇始、みやた・しょうじ。日本の経営者。クラウド労務ソフト「SmartHR」社長。大学卒業後、複数のITベンチャーを経て起業。KUFU(のちのSmartHR)を設立。

宮田昇始の名言 一覧

少しでも早く当てるためには、「なるべく早く、たくさんの、小さい失敗」をする機会を設けることが肝要。


5人以上が同じように厳しい言葉を発したら、それは世の中の課題、人がほしがるものと言ってよい。


開発に際して行ったヒアリングは200回。こうして「人が欲しがるものを作る」というプロダクト開発の基本に気づくことができました。


事業で失敗するのは、ユーザーヒアリングを十分にしていない場合が多い。単純に「ヒアリングをするのが億劫」という人もいれば、「ヒアリングでアイデアを否定されたくない。最初のアイデアで当てないと恥ずかしい」と考える人もいるでしょう。


ヒアリングのときに、もし相手が本当に課題を感じていれば、途中で「自分から」大変だったエピソードを語り始めてくれる。「役所でかなり待たされたのが嫌だった……」とか。語り始めたら、定量的に聞き返すことが大事。「かなり待たされた」ではなく、「何時間待たされましたか?」と。


結局、一度目と二度目の事業アイデアは、「人、世の中の課題」から始まっていなかったんです。一度目と二度目は、「こんなのがあったら便利だろうな」という自分の妄想、机上の空論に向かって、「早く新しいサービスを作りたい」という焦りで突っ走ってしまった。そんな考えだから、当然のように失敗しました。


会社を設立してから2年間は様々な新規事業に挑戦したのですが、なかなか芽が出ずに方向転換を繰り返す中、10個目に「SmartHR」のアイデアを思い付きました。今までにないニーズの高さを感じ、このサービスだけに注力しました。


「自発的に何をやってもいいよ」というまっさらな状態だとメンバーも動きにくいでしょうから、最低限の行動規範として「バリュー(価値観)」も定めています。このバリューも半期に一度の社員合宿で、毎回7割くらいの内容はそのまま、3割はそのときの事業フェーズやメンバーの意思によって変更しています。そうやってバリューを自分たちで決めると、メンバーたちの中で腹落ちし、普段の会話の中でも使われるようになるんです。


一般的に企業の新規事業は、「やることが決まらないと始められない」「一度始めたら、やることを変えられない」ということが多いでしょう。しかし新規事業を一発で当てるのはほぼ不可能であり、「方向転換できない」となると相当、難易度が高いと思います。新規事業を始めるときに決めていいのは、「ものすごく遠いゴールと予算だけ」。最初の頃の事業計画はあってないようなものです。


ユーザーヒアリングは「2段階」で行います。第1段階は「課題」のヒアリング。第2段階は、その課題の解決策としての「プロダクト」のヒアリングです。第1段階として、ユーザーの課題に関する仮説を多く立てます。その課題を持っていそうな職種の人に話を聞いて、「そもそも違った」というのはすぐに潰すなどして、次の課題の仮説に移ります。第2段階として、その課題について深掘りしていきます。なるべくファクトを引き出すようにヒアリングをして深掘りしていきます。


アクセラレータプログラムに参加すると、指導してくれたメンターに「ユーザーのことを把握していない」と指摘されました。僕たちは「~らしいです」「だと思います」といった曖昧な話をしていたんです。ユーザーヒアリングの重要性を叩き込まれたのはその時です。「こんな属性の人たちはこんなことに困ってるんじゃないか」と仮説を立て、ヒアリングにより事実情報を集め、検証していく作業です。あの経験がなければ、僕は事業を諦めて会社員に戻っていたと思います。


SmartHRの前に自社サービスを2つリリースしています。資金繰りはいつも厳しく、受託事業で日銭を稼ぎ、落ち着いたら自社サービスに専念という繰り返し。でも芽が出ませんでした。今考えると理由は単純、机上の空論で自分たちがやりたいように作り、人が欲しいと思うものを作っていなかったから。


今後も、ユーザーとヒアリングを重ね、機能拡張に力を入れていきます。多くの店舗を持つ企業は、人事・労務機能を本社に集約して管理することが多いのですが、本社と各店舗間はファクスや郵送でのやり取りが中心となっています。社会保険の手続きが煩雑なため、各店舗の店長の中には苦手とする方も多く、本社としても情報を守り吸いあげることには大きな労力がかかるので、こうした悩みの解決に応えていきます。あくまでも他のジャンルには手を出さず、労務分野を集中的に開発し、便利にしていきます。


現在、既に7千社に導入していただいています。「SmartHR」を始めた当初は10人未満の企業のニーズが中心になると見込んでいたのですが、蓋を開けてみると50人前後の会社からの引き合いが想定外に多く、現在は規模が大きくなり1万人規模の企業にも導入されています。当初からIT業界の比率が最も高いのですが、現在は医療法人や新聞社、神社仏閣、農園などの業種での導入も増えています。


事業の発想の経緯として、私が以前ハント症候群という難病を患った際に、傷病手当金の受給に助けられたことで社会保険の重要性を身をもって感じた経験があります。また、小さな会社に勤めていた妻が産体手続きを自分で行っているのを目にしたこともきっかけです。ある程度の規模の会社であれば、そのような手続きはすべて専任の人事労務担当者が行うのですが、社長自らが労務管理をするような小さな企業では手続きが後回しになりがちです。手書きや郵送を用い、煩雑な手続きに苦しんでいる企業の存在がヒアリングによって浮き彫りとなり、ニーズを確信しました。


宮田昇始の経歴・略歴

宮田昇始、みやた・しょうじ。日本の経営者。クラウド労務ソフト「SmartHR」社長。大学卒業後、複数のITベンチャーを経て起業。KUFU(のちのSmartHR)を設立。

他の記事も読んでみる

テレンス・リー

せっかく上司の弱みを握ったのに、有効活用しないのはもったいないと思うかもしれません。しかし、相手を引きずり下ろしたところで自分の地位が上がるわけではありません。気分はいいかもしれませんが、多くの場合、上司を追い落しても自分の得はなりません。


山本博(アーチェリー)

20代以上の運動能力と、若い選手に勝る経験があるのだから、きっと天下を取れると信じて疑いませんでした。「30代で絶対に金メダルを獲る」と堅く心に決めていました。しかし、結果はその意気込みとはまったく逆でした。シドニー・オリンピックに至っては国内予選で敗退し、出場さえできなかった。まさに奈落の底に突き落とされた気持でした。それでも引退を考えたことはまったくなかったです。


吉山勇樹

人と自分の考えは少なくとも二割は違うと考えるべきです。


品川祐(品川ヒロシ)

お笑いの魅力はどこまでやっても100点がないことですかね。同じコントをやっても、ウケるときとウケないときがあるんです。どこまでいってもゴールはないけど、だからこそ走り続けるのが楽しいんです。


小野澤一成

私どもは弱小信組です。だから、メガバンクのようにオールマイティな営業をすることは不可能です。そこで貸出に一点集中するため、いくつかのサービスから撤退しました。


麓幸子

ワークライフバランスとキャリア開発を両立させないことには女性活躍は進みません。そこで、上司に求められるのは「3つのK」。女性部下に「期待」し「機会」を与え、「鍛える」ことです。私も2人の子供を育てながら管理職として働いてきましたが、命より大事なわが子を預けて働くのですから、女性にはそれだけの覚悟と矜持がある。その意欲を活かさず人材を埋もれさせるのは、上司にとってももったいないことです。


武藤潤(経営者)

私は本音と建前の使い分けが大嫌いなんですよ。だから全部が本音。


山田昇(ヤマダ電機)

もし、感謝と信頼がなかったら、何を持って企業価値を高めていくのか。単に合理主義でやるのかと。そうじゃないですよね。そこに人間性が介在するわけじゃないですか。相手があるわけじゃないですか。こういった考え方がないと、本物ではない。今はそういう思 いでいます。


山田進太郎

「メルカリはサポートがいいよね」と思ってもらえたら、その後も使ってもらえる。社員は200人を超えましたが、半数以上がカスタマーサポート。そうした体制がユーザーの支持につながっているのかもしれません。


田口弘

『経営論』『経済原論』と名がつくような、箱入りで分厚いハードカバーの本に挑戦することで、世の中で起きる現象の表層だけでなく、本質を正しく理解することができます。もとになるところを知っておくということです。


徳重徹

よい言葉に出合ったら、それ感動するだけで終わらず、実行してみる。さらに、それを継続して、自分の習慣にできれば、それが自身の最高の財産となる。


森永卓郎

世の中のサラリーマンはもっと枠からはみ出してもいいと私は思います。前例や慣習があっても、それがおかしいと思うなら、上司とケンカするくらいでちょうどいい。悪意があってはいけませんが、それが会社のためになるのなら、思い切ってやってみればいい。もちろん反発にあうこともあるでしょうが、味方をしてくれる人も同じように現われるはずです。