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宮田拓弥の名言

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宮田拓弥のプロフィール

宮田拓弥、みやた・たくや。ベンチャーキャピタリスト、経営者。「スクラムベンチャーズ」創業者。神奈川県出身。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、日米でスタートアップを複数創業。その後、ミクシィアメリカCEO(最高経営責任者)を経てスクラムベンチャーズを設立。

宮田拓弥の名言 一覧

シリコンバレーはオープンなようでいて、じつはインサイダー(内側の人)にならないと有益な情報が回ってこない閉鎖的な世界。魅力的な投資先と出合いたければ、まずインサイダーにならなくてはいけない。


日本の大企業は足元の業績が悪くないので、危機感が薄い。ガラケーがスマホに代わってシャープの業績が急降下したように、いま業績のいい会社も5~10年後には滑り落ちるおそれがある。トップが危機感を持っていれば、もっと本気で取り組むのではないかと思っています。


日本のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)は、シリコンバレーに来ても日本人がいるところばかりにいってしまう。しかし、トップクラスの起業家には、なかなかそこで出会うことはできません。本当に優秀な起業家と出会いたければ、日本人がいないところにいかないと駄目。


成功するかどうかはトップ次第。CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を成功させたければ、10億~50億円の投資では駄目。企業規模にもよりますが、トヨタのように100億~1000億円の予算はほしいところです。このレベルの変革は、トップの決断が必要になります。残念ながら、現時点でその決断ができるトップは多くありません。


ベンチャーが失速したからといって、ネットで買い物をしていた人たちが百貨店に戻ることは考えにくい。遅かれ早かれ変化は起きるのですから、時期が悪くても(ベンチャーへの投資は)やり続けるべきです。もともとベンチャー投資は失敗のほうが多い世界。投資を長いゲームとしてとらえて、失敗を重ねつつもレッスンとして学ぶ企業が最後には成功するはずです。


危機感を持てないのは、新しいサービスを自分で使っていないというのが大きいかもしれません。アメリカのトップ10に入っているサービスを使った経験があるかどうかを大企業の経営者に聞いてみたら、せいぜいグーグルで検索して、iPhoneを使っている程度ではないでしょうか。おそらくインスタグラムのアカウントはないし、アマゾンのAWS(アマゾンウェブサービス)にいたっては存在すら知らないかもしれない。それではパラダイムシフトが起きていることをリアルに感じられない。


外部の人材を活用することも重要です。いまビジネスのパラダイムはハードウエアからソフトウエアに移りつつあります。端的な例が自動車。いまはまだ「トヨタに乗っている」「ニッサンを買った」とメーカー名で語りますが、10年後には「ウーバーで来た」というようにサービス名で語る時代になります。こうした変化は、たとえるなら野球からサッカーにゲームが変わるようなもの。野球選手にサッカーをやれといってもできるはずがないので、外からサッカー選手を連れてくるべきです。


失敗を織り込むことはCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)成功の条件の一つです。昔は商品開発に時間かかかったので、一度で成功することが求められました。しかし、いまは商品開発のスパンがものすごく短くなった。たとえばこの場で何かアイデアを思いついたら、1時間でアプリをつくれて販売もできる。失敗を恐れていては、とてもベンチャー投資はできません。


ベンチャーへの投資は波があります。2001年にネットバブルの崩壊があって、逆に08年のリーマンショックではシリコンバレーからもさっと資金が引きました。直近でいうとピークは15年で、ネットバブル以降で最大の投資額を記録しました。いまはその過熱感からは減速気味ですが、日本のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)はちょうどそのタイミングでシリコンバレーにやってきた。成果が出ず、「無駄な投資はやめよう」と見直しするところが増えるのではないでしょうか。


大企業がベンチャーと組むのは、歴史の必然です。米国の株式時価総額ランキングトップ10のうち、アップル、アルファベット(グーグル)、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトと、5社は45年前にはなかった企業です。では、これらの会社はどうやって成長してきたのか。それはスタートアップの買収です。たとえばユーチューブはグーグルが買って大きくなった。つまりテック系のベンチャーがスタートアップを買うことで成長を遂げてきたわけです。この動きは、ベンチャーだけのものではありません。


手を組みたいスタートアップの製品を使うことが大事です。スタートアップのピッチにいくと、「うちのサービスはグーグルで使われている」とアピールする会社が案外多い。有名な企業がファーストカスタマーになってくれたことは、彼らにとっていい宣信材料なのです。一方、日本企業はスタートアップの製品をまず導入しません。どちらに親近感を覚えるかといったら、自社製品を使ってくれる会社のほうです。アメリカのCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)は、自分もベンチャーのエコシステムの一員で、一緒に成長しようという意識が強い。だからまだ実績のないスタートアップの製品であっても、積極的に使おうとします。日本のCVCも、一緒にエコシステムをつくる意識を持ったほうがいいでしょう。


宮田拓弥の経歴・略歴

宮田拓弥、みやた・たくや。ベンチャーキャピタリスト、経営者。「スクラムベンチャーズ」創業者。神奈川県出身。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、日米でスタートアップを複数創業。その後、ミクシィアメリカCEO(最高経営責任者)を経てスクラムベンチャーズを設立。

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