大嶋啓介の名言

大嶋啓介のプロフィール

大嶋啓介、おおしま・けいすけ。日本の経営者。居酒屋などを展開する「てっぺん」創業者。三重県出身。大学卒業後、1年間の商社勤務を経て外食業界に入る。6年間飲食店で修行したのち、「てっぺん」を創業。同社を急成長させた。また居酒屋業界活性化のためのNPO法人「居酒屋甲子園」を設立。著書に『スタッフの夢とやる気に火をつける! てっぺん!の朝礼』『言えなかった、ありがとう』『夢が叶う日めくり』ほか。

大嶋啓介の名言 一覧

苦労したり、バカにされたり、失敗したりすることはたくさんあったけれど、その経験があるからこそ、いつ何が起こるかわからない人生を楽しめるようになれた。

20代は、僕にとって仕事は自分を磨くための「修行」でした。それが30代になって、仕事は「挑戦」に変わってきた。

人生で一番悩んだことは、自分を成長させてくれる。

どんな環境であろうと、習慣を変えて心に夢を持ったら、自分で環境も変えられる。自分でもできるんだということを知ってほしい。

やっぱり習慣が心を育てていく。習慣こそが人材育成そのものだと思いましたし、習慣イコール人生なんだと再確認しています。

子供たちには「おまえもこれから大人になったら楽しいことがたくさんあるから楽しみにしていろよ。大人って楽しいぞ」と言っています。それから、「お父さんも仕事を楽しんでくるから、おまえたちも学校を楽しんでこいよ」とか。

子どもの前で、親は人生を楽しんでいる姿、仕事を楽しんでいる姿を見せなきゃいけないんですよね。元気のない姿や疲れた顔を見せないことが大切。ぼく自身、意識してそうするように心がけを変えましたし、お父さん、お母さん方に向けて話をするときには、「明日から『疲れた』と言うのをやめましょう。楽しそうな顔を見せるだけで子どもは変わります」と言っているんです。

「いい習慣」も、やめれば元に戻ってしまいますから、ほんと、続けることが大事だと思います。

子どもが夢を失う最大の原因は、お父さん、お母さんの「疲れた」という言葉らしいんです。それを聞いて子どもたちは、「ああ、大人ってすごく疲れるんだ」「仕事って疲れることなんだ」と思うようになって、大人になることへの希望が持てなくなってしまう。この話に、ぼくもハッとしました。社員の前ではいつも元気な言葉、やる気になるような言葉、明るい言葉を意識してきましたが、家ではやっていなかった。いつも疲れた顔をしていたなあ、と反省しました。

バンコクで歌や踊り、お笑いなどのエンターテインメントのショーを見ながら飲食をするワンフロア2500席の店を見て、日本にもこんなふうにお客さんに感動を与えられる大型店をつくれたらという思いつきで2000席の居酒屋づくりを始めました。でも、話が進むにつれて胸の中に違和感が湧いてきて、「これが本当に自分のやるべきことか?」と思って、さんざん悩んだ揚げ句、やめることにしました。今ぼくがやるべきことは、日本一、世界一の大型店なんかではなくて、メンバーと向き合って彼らの夢を聞いてやることじゃないか、今一度「てっぺん」の将来、居酒屋の将来というものをじっくり見据えていくことじゃないかと思い直しました。

ぼくは様々なところで講演をしているのですが、昔クビになった会社にも講演にいきました(笑)。ぼくは新卒で専門商社に入ったんですが、1年でクビ。その会社が今では、「おまえに社員教育を頼みたい」と言ってくれるんです。ぼくは自分を例に出して、「諦めるな。夢に向かって走っていると、人生こんなに変わるんだぞ」と話しています。

ぼくは店舗数を競うことにはモチベーションが上がらないんですよ。それよりも、メンバーの中から経営者が育っていくとか、やる気を持てずにいる人が変わるためのきっかけを提供するとか、自分の可能性に気づいて希望を持ってもらうためにぼくに何かできることをしたい。そういうことにすごくやりがいを感じるんです。目がキラキラ輝いていく人の顔を見るのが好きなんですね。

父は、ぼくが小学校3年のときに36歳で亡くなっているんです。警察官で、すごく男気のある親父でした。その若さで世を去るというのは、本人も無念だったと思うんですよ。だからぼくは、親父の分までがんばりたいんです。やるからにはてっぺんを目指すぞという気持ちと、てっぺんにいられたら天国にいる親父に一番近くで見てもらえるだろう、という思いでつけた名前です。

ある研修を受けたときに講師の先生が、「研修の効果を本当に生かせる人は3パーセントしかいない」と言われたんです。ぼくは、「その3パーセントの人たちの成功の秘訣は何ですか」と聞きました。すると、「継続すること、習慣にしていくことだ」と。そうか、継続しないと意味がないんだと思って、だったらこの研修でやったことをぎゅっと凝縮して、毎日15分間の朝礼でやったらモチベーションを保てるんじゃないかな、と考えたんです。

みんなが最初から明るいわけでも、夢や目標をしっかり意識できているわけでもないんです。でも、毎日「スピーチ訓練」や「ナンバー1宣言」で自分の考えをちゃんと言葉にして伝えるようにしていると、行動が変わり、少しずつ、なりたい自分に近づいていきます。そうすると自信が出てきて、自然と明るく元気になります。人を育てることの一番の基本は、やっぱり習慣づくりなんだなあと思っています。

いつも大声を出して朝礼をやっているので、「てっぺん」には元気のいい活発なメンバーばかり集まってくると皆さん思われるらしいんです。だけど実際には、自分に自信がなくて話すのもすごく苦手、というような子たちが多いんですよ。それが、毎日やっているうちに変わっていくんです。

お金持ちの人生もいいと思うんですよ。でも、僕は親父に言われたことがあるんです。「金持ちよりも、夢持ち、人持ちの生き方をしろ」と。夢に挑み続ける生き方、そして仲間がたくさん集まってくる生き方、それを僕は目指していきたい。

飲食の世界で勝負しようと決めたのは24歳のとき。ところが、就職した居酒屋で店長になったものの、従業員をまとめることができず、完全に心がポキッと折れてしまった。半年間、肉体的にも精神的にもおかしくなった。でも、そのときの経験が間違いなくいまに生きている。

親父は、僕が小学3年生のときに他界したんですが、親父の写真を見ているうちに、「おまえ、いつ死んでも後悔しない人生なのか?」って、問いかけられている気がした。36歳で亡くなった親父は、「人生はいつ何が起こるかわからない」ということを死をもって僕に教えてくれたんです。その親父に対して、胸を張れるような人生でありたいと思ったら、ここで終わるわけにはいかないと。

大嶋啓介の経歴・略歴

大嶋啓介、おおしま・けいすけ。日本の経営者。居酒屋などを展開する「てっぺん」創業者。三重県出身。大学卒業後、1年間の商社勤務を経て外食業界に入る。6年間飲食店で修行したのち、「てっぺん」を創業。同社を急成長させた。また居酒屋業界活性化のためのNPO法人「居酒屋甲子園」を設立。著書に『スタッフの夢とやる気に火をつける! てっぺん!の朝礼』『言えなかった、ありがとう』『夢が叶う日めくり』ほか。

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