名言DB

9412 人 / 110637 名言

大山梅雄の名言

twitter Facebook はてブ

大山梅雄のプロフィール

大山梅雄、おおやま・うめお。日本の企業再生家。経営者。ツガミ、宮入バルブ製作所、東京鉄鋼など数多くの企業再建を行った人物

大山梅雄の名言 一覧

「人間万事、塞翁が馬」ということわざは、「人間なんてなるようにしかならない。あくせくしたってはじまらない」というような意味に使われることがある。私はこれは間違いだと思う。私は「なるようにしかならない」人生ではなく「なるようになる」人生を作るために努力することの方が大事であろうと思う。


「できない」「もうこれでいい」「やるだけやった」と言うな。「これでもやり足りない」「いくらやってもやり足りない」と思え。一心不怠に努力すれば、努力した分だけ必ずよくなる。


経営者は会社の株を握っておけ。給料でなく配当で生活するのが経営者本来の姿。配当は家賃のようなもので、人の家(企業)を借りておきながら、家賃(配当)を払えないのなら、さっさと家から出ていけばよろしい。【覚書き:企業再建家としての経営者観を語った言葉。配当は業績が悪くなれば無配になり、逆に業績が良くなれば配当も増やせる】


入るを量って出(い)づるを制す。無駄を省き出費を抑えてカネを作り、それを有効に活用する。そのために当然、勉強やアイデアが必要となる。この必要という肥やしがあれば、カネという名の種はぐんぐん育つ。【覚書き|企業再建の最初歩を尋ねられたときのコメント。再建した企業の多くが前オーナーの放漫経営が原因だったためコスト増になっていた】


会社が赤字になるのはなぜか。入る金より出る金の方が多いからです。つまり「出るを制すれば」赤字は防げるのです。社用車の全廃、交際費のゼロに近い大幅削減、人件費の徹底節約をまず実施しました。さらに財務戦略として40億円の資本金を半分に減資して、20億円の減資差益を出しました。そのうえに茨城工場の跡地を売却して売却益を出し、借入金を返済することで金利負担を一挙に軽くしました。


企業の再建に限らず、人生の成功についても、私はコロンブスの卵が大事だと思っている。学歴や才能、あるいは運と言ったようなことが人生の成功を左右すると考えている人たちは、このコロンブスの卵に気付いていない人たちなのです。私にとってコロンブスの卵とは意欲を持つこと。何だそんなことかと言われるかもしれませんが、最初に意欲がなければ何事も成しえません。意欲を持って事に当たって成らざることは、この人生にはないと信じています。


出世しよう、重役になろう、社長になろう、金を儲けて家族を幸福にしよう。どんなことでもいいです。意欲を持ってやることです。同じ学歴、才能のある人間同士が同じような仕事をしていながら、最終的に差がついてしまうのは、意欲の持ち方の差である。


人間は長期間苦しさには耐えられない。苦労が長いこと続くと嫌気がさしてしまうものだ。私の「二年間で復配」宣言はそれくらい短期間でやらなければ再建は成功しないという読みがあったのです。三年計画、五年計画では長すぎて、社員の我慢の限界を超えてしまうのです。宣言通り、二年目でツガミは復配にこぎつけました。二年間という目標期間を設定したことが、社員の勤労意欲となり、また復配宣言によって得意先の協力が得られたのです。


企業再建のやり方には自主再建と会社更生法によるものとがありますが、私はあくまでもツガミを自力で再建させたいと考えていました。更生法を適用してもらえば、負債をカットしてもらえるから会社としての負担は軽くなるが、それでは本当にその会社の力が付いたとは言えない。また、それによって犠牲を強いられる業者が出てくるのは、私の好みとするところではありません。私はまず融資してくれた下請け業者には全額私の責任で返済しました。それから社内組織の立て直しに着手したのです。


ツガミの企業再生は有言実行が功を奏したのです。何よりも下請け業者たちの理解と支援を得られたのが大きかったのです。借金をしたままでの再建では、彼らの協力は得られなかったに違いない。負債を返却することによって、私は彼らの信用を得、協力を得ることができました。「借りは作るな、貸越人生であれ」借りという負の状態では人は動かせない。また信念のない人に他人はついてこない。意欲を持って真正面からがっぷり四つに取り組む。これが私の企業再建人生なのです。


経費の出るを制するだけでは企業は立ち直れません。私自身が社長と営業本部長を兼任して、率先して得意先を回りました。また、同業13社の中で最低であった「一人当たり生産高」と「一人当たり売上高」を業界平均まで引き上げるために、設備の改善と社員のモラル向上を図りました。


世間には、我々が考えて「とてもできそうにもない」「不可能だ」と思えることをやり遂げた人が大勢いる。そういう人たちは、できる、やってみようと思ったからできたのです。不可能なことなどこの世の中にありません。あるのは「不可能だと思う自分の気持ち」だけです。


「大山さん、企業再建という大変な仕事を、よくこれまでやり遂げてこられましたね」人からよくこんなことを言われます。お世辞でも褒められれば悪い気はしません。しかし、私は自分が特別な才能や他人より優れた能力があって、企業の立て直しをやってこれたのだ、などと考えたことは一度もありません。私は自分を凡人の中の凡人だと思っています。私のしてきたことは、その気にさえなれば誰にでもできることばかりです。他人が気付かなかったこと、見落としていたことをずっとやってきただけなのです。


大山梅雄の経歴・略歴

大山梅雄、おおやま・うめお。日本の企業再生家。経営者。ツガミ、宮入バルブ製作所、東京鉄鋼など数多くの企業再建を行った人物

他の記事も読んでみる

大美賀直子

信頼を築くためには、自分に鎧を着せず、ありのままの自分で接することが重要ですが、自分が考える自分(自己像)と、ありのままの自分が違うことが多々あります。ですから、まずは、本当の自分を知るためにも、「自分の棚卸し」をしましょう。


木村皓一

とくにマイナーなスポーツをやっている子は、学校を卒業すると環境を失うことになるんで可哀想なんですよ。それに、同じ会社に頑張っている選手がいると思えば、他の社員への勇気づけになります。彼らのモチベーションの高さや夢への一途さは、どんな訓示よりも心に響く。うちの選手がテレビに出ているとなれば、「仲間や」という気持ちが持てる。それに、共通の話題にもなるし、コミュニケーションも生まれます。


是枝伸彦

四半世紀前にこの会社を作り、店頭公開、東証二部上場と会社を継続、発展させることができました。東証一部上場も条件は整っており、近々やらねばと思っています。ここまで来るのに、経営のセオリーがさほど変わることはありませんでした。しかし、ここ数年の経営環境の変化は激しい。当社や顧客である会計事務所に関連する会計制度の変更もそうですが、それ以上にインターネットの普及など技術の変化の方が脅威です。経営の基盤が根本から揺らぎ、仕事の仕方がまるっきり変わってしまう。


大嶋啓介

僕はよく他人の講演を聴きに行きますが、聴衆が1千人いたとしても、その中で一番の聞き上手だと言ってもらえる自信があります。真剣に聴くのはもちろん、一生懸命メモも取るし、質問もどんどんする。自分が学ぼうとする姿勢次第で、相手も自分に親しみを感じいくらでも近づくのです。


藤井隆太

ものが売れなくなると、たいていは「なぜ売れないのか」を考えます。でもそれだと「悪いところを直そう」という流れになります。逆に私は、「なぜ売れているのか」に目を向けました。売上げが下がっているとはいえ、愛用してくれている人も確実にいるわけです。そこで私は龍角散の愛用者たちを集めたグループインタビューを行いました。それも何十回にもわたって何度も。するとどうでしょう。龍角散の存在意義がはっきり浮かび上がってきました。


安澤武郎

検証する習慣は組織力を強化し、確実に目標へ近づく。


庄野直之

クリーンルームなど、とにかく清潔さを求められる仕事なら、「潔癖症です」という社員を活用すべきだ。そういう人は「きれいにすること」に喜びを見いだしますから。


安河内哲也

座っている相手に立った状態で教えているとき、急にしゃがんでみて、相手を見上げるように話してみる。すると相手は突然の行動に驚き、相手に集中するようになる。


本間義広

「赤のれん」の多店舗展開に乗り出しましたが、すぐにスープの問題に直面しました。例えば、1日100人しか来ないようなお店でも、1か月で1トンのスープを使いますから、原料の調達に莫大なお金が必要です。また、スープの仕込みには8時間かかります。修業時代は、11~21時までの営業で、深夜2時に出勤してスープの仕込みを始めていましたから、1日の労働時間は合計20時間。さすがにこれはマズいと思いました。そこで、店と同じスープを工場で作ろうという発想に切り替え、出資会社の協力を得て、研究員達と3年かけて5トンの常圧釜を設計し、工場を作ったのです。最初にスープを提供したのは、経営的に行き詰まっているラーメン店でした。毎日、帰宅時間が遅く朝は早いので、奥さんや子供と話す時間が取れず、いつの間にか自分の仕事を応援されなくなってしまい、自殺まで考えていたそうです。しかし当社のスープを使用したことで仕込み時間が減り、1時間早く家に帰る事ができたことで家族との会話を取り戻し、応援もされるようになりました。


ニーチェ

疲れを感じたら、あれこれ考えずに、休むか、寝てしまおう。


石原進

九州新幹線の開業に向け、予算の関係で頻繁に上京して国士交通省に出向くなど、多忙を極めていましたが、その合間を縫って現場を訪れ、自ら社員に語りかけました。社員たちの努力のおかげで、いまでは当社のサービスは国内トップレベルになったと自負しています。


小山昇

鉢に水をずっと溜めておいたら、そのうちにボウフラがわきます。一方、川の水は流れているから、腐らないし、ボウフラもわかない。組織も同じです。どんな組織も長年同じ人間が同じことをやっていたら、必ずほころびが出ます。そこで大事になってくるのが、人を代えることです。変化とは人を代えること。人が代わらないと、変化は起きません。


池上彰

報告書や提案書を書くうえで何より大切なのは、各会社や職場にある書面のフォーマットを知ることです。たとえば報告書なら、「目的」「内容」「結論」といった必須の項目があるなど、一定の形式があるものです。まずはこれを、しっかり抑えてください。このフォーマットにのっとった文書の手本があれば、それを徹底的に研究するとよいでしょう。職場に手本がない場合は、上手な先輩社員などの書面をみせてもらい、コピーして、やはり徹底的に研究してみてください。


佐藤康博

「フォーチュン500」に登場するようなグローバル企業のCEOと会って議論する機会があります。まず求められるのは、世界はどのような方向に向かっているのかという視点。そうした大枠を自分の言葉で説明できないと議論は始まりません。自分なりの世界観を持つには、歴史や文化など幅広く勉強して人間力を磨く必要があるのです。


本庄大介

チチヤスはグループ企業になって5年余が経ちますが、会長(本庄八郎)が自ら本社のある広島に行って教育しています。社内では「会長があそこまでやってくれるなんて、チチヤスの社員にとっては、こんな幸せなことはない」と言われています。伊藤園のDNAを一から教えてくれているからです。