大室正志の名言

大室正志のプロフィール

大室正志、おおむろ・まさし。日本の産業医。産業医科大学医学部医学科卒業。ジョンソン・エンド・ジョンソン統括産業医、医療法人社団同友会産業保健部門産業医などを務めた。

大室正志の名言 一覧

仕事がどれだけつらくても、土日に趣味を楽しめるうちは大丈夫です。ところが、それすらも面倒な気分になったら黄色信号。このシグナルが出たら、産業医や上司に相談したほうがいいでしょう。


人間にとって休息は欠かせないもので、ストレスがたまると仕事の生産性も確実に下がる。一流のアスリートと同じく、仕事のできる人は休むのも上手。


オフィスでのストレス耐性を高めるには、トラブルへの上手な対処法を身に付けるとともに、適切な休息で脳を休ませ、コップの基本水位を下げておくことが大切。


良質な休息を取るには脳の過活動を抑えることが大切。そこでストレッチをする、お風呂に入る、飲み物を飲むなど、自分のリセット方法を決めておくといい。飲料などは手軽なので職場でも有効な手段の一つでしょう。


日頃から自分の状態に気を配り、意識して休憩を取るよう心がけることが、持続的にパフォーマンスを発揮することにもつながります。徹夜など無理をして長く働くことが美徳とされる風潮も、今後は徐々に変わっていくと思いますね。


いざというときのために、「逃げる」というオプションを持ちましょう。背負うものがあっても、逃げるのです。逃げてばかりでは成長できませんが、「最悪、逃げればいいか」と思えることが大事。今いるところにいたらつぶれると思ったら、休むなり転職なりを考えてほしいと思います。


ストレスへの対処法の一つは、理性と感情を分けて扱うこと。「あの上司の命令、やらなきゃいけないのはわかるけれど、むかつく」「たしかに言っていることは正しいけれど、あの言い方はない」など、負の感情をきちんと認めるのです。これを、「上司からの命令だからやるしかない」「自分がダメだからきつく言われて当然」と抑え込むから、つらくなるのです。


体の弱い人が「明日から風邪をひかない体質になろう」としても、急には無理な話です。こういう場合、長期的には体質改善を目指しつつも、「風邪をひきそうだから、今日は早く寝よう」といった短期の対処をすることが肝要です。長期目標と短期の対処を混同してはいけません。メンタルについても同様で、いきなり「ストレスに負けない心を作る」と構えず、まずは小さな対処法を覚えましょう。


パソコンも携帯電話もなかった昔のサラリーマンは、忙しいようでいて、電車に乗っている時間などやることもなく、1日のうちに何度も「ボーッとタイム」を持っていたから、今よりもメンタルが強かったのかもしれないと私は思います。移動時間や待ち合わせ場所に早く着いたときなど、時間を見つけては「何かしなくちゃ」と考えるのをやめ、たまには仕事モードを完全オフにすべく、頭をからっぽにしてみてください。


近年、さかんに「スキマ時間の活用」が勧められています。そのため、余った時間に何もしないでいることに、不安を抱いてしまう人もいます。しかし、何もせずに脳をクリーンな状態にすることは、実はとても大事です。スポーツや塗り絵など、頭をからっぽにして無心に身体を動かす時間は、脳のリフレッシュに非常に有効。最近流行の瞑想や、ただボーッとするのもいいでしょう。


転校生がクラスに馴染みにくいのと同じで、心を病むのは圧倒的に1年目が多い。人間にとって最も難しいのは、環境変化に対応すること。たとえそれが栄転や昇進であっても、環境変化にストレスを感じるのは動物の本能です。外資系やベンチャー企業でとくに目立ちますが、最近は社会全体で流動性が上がっているため、誰にでもメンタルの問題が起こりうる時代になったというわけです。


大室正志の経歴・略歴

大室正志、おおむろ・まさし。日本の産業医。産業医科大学医学部医学科卒業。ジョンソン・エンド・ジョンソン統括産業医、医療法人社団同友会産業保健部門産業医などを務めた。

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