大坪文雄の名言

大坪文雄のプロフィール

大坪文雄、おおつぼ・ふみお。日本の経営者。パナソニック社長(松下電器産業最後の社長)。大阪出身。関西大学大学院工学研究科機械工学コースを卒業後、松下電器産業(のちのパナソニック)に入社。シンガポール松下無線機器社長、交野松下(のちのパナソニック交野)社長、本社取締役、AVC社副社長、AVCネットワーク事業グループ長、AVC社社長、パナソニックAVCネットワークス社社長、本社専務などを経て、松下電器産業社長に就任。就任中に商号をパナソニックへ変更、ナショナルブランドの廃止などを行い、同社のイメージ転換を行った。

大坪文雄の名言 一覧

後ろに引いてはならない。難しさがあっても、一歩踏みこんでいく勇気を持たなければならない。


どこの国でも、課題もあればいいところもあるんですよね。やはり、いいところにもフォーカスしないと元気が出ない。


「かつてない難局は、かつてない発展の基礎である」。この創業者(松下幸之助)の言葉は、大きな苦難の中で、私を励まし、心底奮い立たせてくれました。


いくつもの問題を乗り越えていくたびに実感したのが、どんなに大きな問題でも、各分野の専門家が集まって一晩徹夜で検討したら、ほぼ100%の確率で解決策が出るということ。


リスクばかりを意識していたのでは駄目。堂々と立ち向かって克服するという意志が必要。


上に立つ人間ほど、衆知を集めることの大切さを深く理解し、「みんなの知恵のおかげで事業ができるのだ。自分はそのコーディネートをしているだけだ」という自覚を持つべき。


経営というものは、日常的に衆知を集めなければならない。しかも、それぞれのエキスパートが蓄積してきた深い専門知識をいかに集め、いかにまとめていくかが経営のカギ。


一人ひとりの能力はあるし、集団になって初めて一人ひとりの総和よりも、もっと大きな力が出る。それが日本の強みだと思います。


ブランドは重いというのは共感しますが、勝ち残って初めて意味があります。単に甘い話だけではありません。
【覚書き|パナソニックが三洋電機を子会社化する際に、三洋ブランドを今後とも残すのかという質問に対し語った言葉】


創業者(松下幸之助)は「君、これナンボするんや」「それは高いんちがうんか」「原価なのか、利益を含めてその値段にしてるのか」と、商品や部品を触って質問されました。つくっている人、売ろうとしている人に質問して衆知を集めようとしておられたと思います。


現場の声に耳を傾け、マジョリティ(大多数)の従業員に納得してもらえるような、経営方針を打ち出さなければなりません。頭で考える前に、行動することが必要だと思います。従業員と一緒に、行動することが必要だと思います。


悪いニュースに対しては、当然タイムリーかつ、的確に対処すべきですが、そういうことが重なってくると、どうしても気持ちが後ろ向きになります。社長は絶えず前を見て、前に進んでいかなくてはなりません。体力と知力の両方でとてもエネルギーのいるポジションだと思っています。


我々が目指すものはひとつであっても、ある程度フレキシビリティを持って、個人の多様性が活かされるようにしようとしています。


松下の従業員の一部には、自分のドメイン(領域)、職能だけを見ていればよしとするメンタリティがあります。しかし、少なくとも幹部層をいわれる人はそうであってはいけません。世界の市場を絶えず意識するということが、非常に大事になっています。そういう点から、社名をパナソニックにするというのは、大いに意識改革、推進力になると思います。


国籍は関係ないです。我々はグローバルな経営をもとに多様な人材の活用を考えています。世界中の方が国籍を問わず必要です。


他社をベンチマークすると一生懸命に学ぼうとしますが、実践的という面では社内にも学びあう事例はいっぱいあります。


理論や仕組みの構造は必要です。ロジカルでなければならない。ただし、ロジカルであってもやはり最後は行動に移さないと経営って成り立たないと思います。ですから、ロジカルに考える人、行動力のある人がそれぞれの特性を生かして、入り混じってほしい。衆知を集めたいのです。


国際競争力のあるモノづくりとは、開発からマーケティング、サービスまでの一貫したプロセスであり、それをサポートするスタッフの活動すべてを商品として結実させ、お客様価値の創造に貢献することだと確信しています。


わかりやすい指標を目標にする方が、組織の効率は上がると思います。ROEといわれても、分母の株主資本というのはドメインの努力で実現できることはほとんどありません。配当を増やすか、自己株を取得する、といったことは本社の役割だと思います。そうすると、分子の方が純利益ですから、営業利益を上げることが純利益を増やすことにつながります。


事業ドメイン(事業の展開領域)のトップという立場に立ってみますと、従業員に指示し理解してもらうとき、一番わかりやすいのは営業利益率です。トップが理解しているだけでは組織は動きません。よりたくさんの人が、自分の仕事がこの数字に直結すると理解できなくてはなりません。


我々は基本的に国の助けを前提に経営をするようなものではない。やはり企業は企業として、グローバルな世界に向かって、自立して経営を進めていく。これが基本です。


我々のグループは松下電器、ナショナル、パナソニックという三つのブランドに分散していました。そのためブランドランキングにおいて、会社の規模にそぐわない順位に低迷していたという状況があります。パナソニックにすべてを統一することで、ランキングの上昇はもちろん、新興国に進出する際のブランド戦略においても有利に働きます。
【覚え書き|社名を松下電器産業からパナソニックに変更したことについて】


大坪文雄の経歴・略歴

大坪文雄、おおつぼ・ふみお。日本の経営者。パナソニック社長(松下電器産業最後の社長)。大阪出身。関西大学大学院工学研究科機械工学コースを卒業後、松下電器産業(のちのパナソニック)に入社。シンガポール松下無線機器社長、交野松下(のちのパナソニック交野)社長、本社取締役、AVC社副社長、AVCネットワーク事業グループ長、AVC社社長、パナソニックAVCネットワークス社社長、本社専務などを経て、松下電器産業社長に就任。就任中に商号をパナソニックへ変更、ナショナルブランドの廃止などを行い、同社のイメージ転換を行った。

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