名言DB

9412 人 / 110637 名言

夏原武の名言

twitter Facebook はてブ

夏原武のプロフィール

夏原武、なつはら・たけし。日本のルポライター、漫画原作者。千葉県出身。大学中退後、10年近くすさんだ生活を送る。その後、ビデオ専門雑誌編集者を経て、裏社会や詐欺などについて専門に取材するフリーのルポライターとなる。また、漫画の原作者としても活動し『伝説の頭 翔』『クロサギ』『逃亡弁護士』などの原作を担当した。『クロサギ』は小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、テレビドラマ化された。主な著書に『サギの手口』『踏み倒しの手口』『現代やくざに学ぶ最強交渉・処世術』など。

夏原武の名言 一覧

詐欺師は、騙す相手のコンプレックスと選民意識をくすぐるのがうまい。例えば「太っているから痩せたい」という弱みにつけ込み、「あなただけ特別に」と甘言を並べて契約に持ち込もうとする。


客に嘘をつかない正直なやり方でも営業はできるし、必ず利益は出るはずなんです。若い世代を中心に、そういったまっとうな不動産業者も増えてきています。なので(『正直不動産』)連載開始以降、業界からは「よく書いてくれた」という声が多く、取材を申し込んでも断られることはほとんどありません。


詐欺師に騙されないようにするのは、実は簡単なことです。一晩おいて、冷静に考えればすぐに怪しいとわかる詐欺がほとんどです。また、現場を見に行くことも基本です。それが土地の売買であれば、現地を見に行く。投資の話であればもらった名刺の電話番号に電話したり、事務所を訪ねてみるのもいいでしょう。


おかしな話ですが、詐欺は信頼が命です。いかに人を説得して、信用してもらうかが勝負となります。そこで説得に利用されるのが、私が「三種の神器」と呼ぶ3つの仕掛けです。

  1. 既存の金融商品とどことなく似ていて、かつわかりやすいシステム。
  2. 芸能人などの派手な広告等。
  3. セレブ感たっぷりな会場などの舞台装置。

不景気になると詐欺が増えるのは、将来に不安を感じる人が増えるためです。手元の虎の子を何とか手を付けずに、なんとか手を付けずに増やしていきたいと切実になり、「元本保証、高利回り」という常識で考えればありえない手段で運用しようと考えます。中途半端な知識を持っていることもかえって危険を招きます。


バブル時代から20年の月日が流れようとしていますが、ここ5から6年でまた投資系の詐欺の話を耳にする機会が増えてきました。怪しい儲け話に乗ってしまう人には共通点があります。まず小金を持っていること。普通の詐欺師は本当の大金持ちと貧乏人は相手にしません。多少の余裕資金はあるが、この超低金利のご時世に、普通預金で運用しているのはバカバカしいと思っているなら要注意です。さらにいえば、将来に不安があるか、何かしらコンプレックスを持っていることです。


住宅購入は普通の人が何千万円もの借金を一瞬で背負う大変なこと。なので少しでも安く、得にと考えてしまいがちですが、そこに落とし穴ができる。まずは損得でなくしっかりと勉強してから不動産屋に行くことです。業者は、勉強してきた客には「面倒臭いな」と思いつつもちゃんと対応しますから、痛い目には遭わない。不動産業界のことを書いた薄い本1冊でもいいので読んでから行くこと。もちろんこの漫画(『正直不動産』)でもいい(笑)。


不動産業界には黒(違法)と白(合法)の間にグレーな部分が多く存在します。たとえば不動産の営業マンは告知義務違反になることを除けば、言うと不利になることは言いません。「聞かれなかったから」で通す癖がある。それは違法ではないけれど、正直なビジネスとも言えない。またこの電子化時代にいまだに紙の業界ですから、一部の情報を隠してコピーしたものを客に渡すなんてことも茶飯事。


正規の金融機関の話と、詐欺師が持ってくる話には決定的な違いがある。銀行や証券会社は法令遵守のために、パンフレットなどを作成する際、素人が読んでも到底理解できないような難解な文章を細かい字で延々とつづる。一方で、詐欺師の用意するパンフレットは、「元本保証」「利回り20%」といった具合に単純明快なものが多い。有名タレントや政治家が大きく取り上げられているパンフレットも怪しい。


「瑕疵(かし)担保責任」「専属専任媒介契約」など専門用語も難解ですが、分からなければ、その場でとことん聞く。客は素人なんですから、ちゃんと説明してくれない業者から買う必要はありません。業者は嘘電話などあの手この手で契約を急がせますが、納得いかない限り決断はしないこと。コピーをもらって帰って司法書士など専門家に相談するとか、ネットを活用して自分でも調べることです。ローンの頭金は最大限用意し、返済も、当初はつらいでしょうが元金均等の方が安全だと思います。


ワンルームマンション投資やサブリース契約については、業者は「誰でも簡単に儲かる」と言うんですが、僕は一歩引いて考えるべきだと思ってます。不動産は第一に人がそこに住んで生活していく場であり、お金を生む場ではない。また30年間も家賃を保証するというけれど、契約書をよくよく読めばそれが絶対確実でないのは分かるはず。長生き時代だというので老後の安心のためについそういう言葉に目が行くんでしょうが、「そんなに儲かるのなら業者が自分で運営すればいい」と考えれば、冷静になれるはず。最近は空き家問題で「負動産」ともいうように、不動産はいずれ子供たちの負担になっていくことも考えたいですね。


夏原武の経歴・略歴

夏原武、なつはら・たけし。日本のルポライター、漫画原作者。千葉県出身。大学中退後、10年近くすさんだ生活を送る。その後、ビデオ専門雑誌編集者を経て、裏社会や詐欺などについて専門に取材するフリーのルポライターとなる。また、漫画の原作者としても活動し『伝説の頭 翔』『クロサギ』『逃亡弁護士』などの原作を担当した。『クロサギ』は小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、テレビドラマ化された。主な著書に『サギの手口』『踏み倒しの手口』『現代やくざに学ぶ最強交渉・処世術』など。

他の記事も読んでみる

柏木理佳

自分の性格がいまの仕事にピッタリと合ったときには適職であり、それが好きな仕事であれば、必ず天職につながります。逆にいえば、適職でなければ、たとえなりたい職業に就いても、多くのストレスを感じて、すぐに辞めてしまうことも多いのです。


髙井法博

経営者にとって、経営計画書の作成以上に重要な仕事はない。


辻範明

今後はサービス関連事業を伸ばしていく。分譲マンションには、買い替え、仲介、リフォームの需要があり、今後は介護の必要性も出てくる。お客様の人生全体の住まいに対するサポートができるような会社にしたい。


坂本孝

今、世の中で一番必要なのは「GNN」と「TTP」。GNNは「義理、人情、浪花節」で、TTPは「徹底してパクる」(笑)。これがある会社は絶対に伸びます。僕は「飲食の京セラ」になりたいし、ブックオフの頃も「古本屋の京セラ」でありたいと思っていたので、今も京セラや稲盛さんの真似をしています。


藤野英人

仕事では、うまくいくと思っていたのに失敗することも、ダメだと思っていたのにうまくいくこともあります。「しょせんは運次第」です。そう思っていれば、努力して失敗しても失望を感じすぎずに済む。そして自分が成功した時に、失敗した人に対して「努力が足りないんだよ」と思いやりのない言葉をかけて人望を失うなどの損失も負わないでしょう。


小田兼利

僕は昔から家中の時計を分解して遊ぶような子供でね、とにかく一貫して、好奇心を動機にアイデアを形にするということをしてきたんだ。


内藤誼人

聞き上手な人は、概して人たらしになりやすい。人の話を聞くこと自体が、相手にとっての報酬となるからである。私たちは自分の話を聞いてもらえると大変にうれしいのだ。相手の話を聞くときには、面倒でもメモを取ること。メモを取ってあげれば、あなたの話を聞き流しているわけではありません、大変に面白いお話ですという強烈なアピールができる。


三浦展

いまはパソコンですぐにダウンロードできたり、パッときれいに表になったりするから、それで仕事もできたような気になるけど、昔は集計用紙に手で書いていたわけですよ。一都三県の市区町村別人口なんて、手書きで国勢調査を写しました。でも、写しているうちに、ここは減っていて、ここは増えていると頭に入ります。そうやっているうちに分析のフレームワークができていくし、次のテーマもひらめくのです。


東国原英夫(そのまんま東)

私にとって書くことは自分自身と対話することであり、今やノートは自分と切り離せない、分身のような存在です。読み返せば、その時に自分が何に関心があり、どんな問題意識を持っていたかが全部分かる。ノートに遺伝子を残してきたようなものです。


池井戸潤

毎回思うことですが、映像は着るものもセットも最初に全部用意するのが、本当に大変ですよね。小説だと、書きながら「ああ、彼はこういうヤツだったんだ」と気づいていく部分があるんですが……。撮影現場を見に行くと、普段、自分の想像がいかに足りていないかがよくわかります(笑)。


櫻川七好

太鼓持ちはお客様を「ヨイショ」しますが、よくいう「ゴマスリ」とは違うんですよ。たとえば、ご贔屓の旦那がベンツを買ったとしましょうか。「さすがですね。羨ましい」と、お追従をいうのは誰でもできるので、つまらない。そこで、「ときに、ベンツって、タイヤは4つ、ちゃんとついているんですか?」と、ボケてみせたりするわけです。すると旦那は「馬鹿だね、おまえは。よし、それじゃ今度乗せてやるから、よく見てみろ」といった具合に返すので、会話が弾む。相手を持ち上げるだけでなく、ときには軽妙なユーモアを交えて、ほどよい塩梅で相手を落とすのも、トークのスパイスになる。それがヨイショのツボで、互いに胸襟を開いた関係になる。


山口雅也(小説家)

SNSでもフェイスブックっていうのは同人誌ですよね。特定の友人が集まって、トピックなりなんなりの記事を書いていく。そこでプロの人たちは、十分にお金を取れるレベルのレビューを書くし、読んでいる人もそれなりの目線の高さでそれにコメントをつけてくる。これは本に収録したけど、あるときジェイムズ・ボンドの謎のレコードというのを評論家の松坂健さんが話題にしてきて、それに私が食いついたことがあるんです。その延々とやったやりとりが広がっていって、思わぬ発見まであった。それこそグーグルの検索でも絶対引っかからないようなレコードの情報をブロガーの人から送ってもらったんです。今の時代だから、ネットだからこそのやりとりで、それは活字にしてもいいレベルの面白さだと思うんですよ。SNSの中だけに埋もれさせておくのはもったいない。


近藤史朗

リーダーは常に、「過去の事実」「いま自分が取り組んでいること」「その先の未来に起こり得る可能性」。この3つを考えて責務を全うしていかなければなりません。過去、現在、未来を考えること、これを一人ですべて管理することはできません。従って、会社全体でビジネスの変化の予兆はどうあるのかと、常に過去、現在、未来の中で考えていく必要があるだろうと思います。


栗原典裕

過去の中でも若い頃、20歳前後の記憶というのは、誰しも鮮明に残っているものです。もしそこで共通の話題があれば、確実に盛りあがりますね。その頃の質問を、思い切ってこちらからしてみましょう。


岡田正彦(医学博士)

ストレスは絶対的に悪だということではありません。人類がまだ狩猟生活をしていた頃は、たとえば猛獣との戦いや自然災害がストレスになっていたはずです。人はストレスを感じたとき、交感神経が活発になり、瞳が開き、汗が出て、筋肉が緊張します。それにより瞬間的に大きな力を発揮することができ、生命の危機を乗り越えてきたわけです。それが遺伝子に組み込まれているため、現代人もストレスにさらされたとき、同じ反応が起こるのです。問題は、自然災害や猛獣との戦いがストレスだった時代に比べ、現在はこうしたストレスが頻繁に起こることです。