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夏原武の名言

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夏原武のプロフィール

夏原武、なつはら・たけし。日本のルポライター、漫画原作者。千葉県出身。大学中退後、10年近くすさんだ生活を送る。その後、ビデオ専門雑誌編集者を経て、裏社会や詐欺などについて専門に取材するフリーのルポライターとなる。また、漫画の原作者としても活動し『伝説の頭 翔』『クロサギ』『逃亡弁護士』などの原作を担当した。『クロサギ』は小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、テレビドラマ化された。主な著書に『サギの手口』『踏み倒しの手口』『現代やくざに学ぶ最強交渉・処世術』など。

夏原武の名言 一覧

詐欺師は、騙す相手のコンプレックスと選民意識をくすぐるのがうまい。例えば「太っているから痩せたい」という弱みにつけ込み、「あなただけ特別に」と甘言を並べて契約に持ち込もうとする。


客に嘘をつかない正直なやり方でも営業はできるし、必ず利益は出るはずなんです。若い世代を中心に、そういったまっとうな不動産業者も増えてきています。なので(『正直不動産』)連載開始以降、業界からは「よく書いてくれた」という声が多く、取材を申し込んでも断られることはほとんどありません。


詐欺師に騙されないようにするのは、実は簡単なことです。一晩おいて、冷静に考えればすぐに怪しいとわかる詐欺がほとんどです。また、現場を見に行くことも基本です。それが土地の売買であれば、現地を見に行く。投資の話であればもらった名刺の電話番号に電話したり、事務所を訪ねてみるのもいいでしょう。


おかしな話ですが、詐欺は信頼が命です。いかに人を説得して、信用してもらうかが勝負となります。そこで説得に利用されるのが、私が「三種の神器」と呼ぶ3つの仕掛けです。

  1. 既存の金融商品とどことなく似ていて、かつわかりやすいシステム。
  2. 芸能人などの派手な広告等。
  3. セレブ感たっぷりな会場などの舞台装置。

不景気になると詐欺が増えるのは、将来に不安を感じる人が増えるためです。手元の虎の子を何とか手を付けずに、なんとか手を付けずに増やしていきたいと切実になり、「元本保証、高利回り」という常識で考えればありえない手段で運用しようと考えます。中途半端な知識を持っていることもかえって危険を招きます。


バブル時代から20年の月日が流れようとしていますが、ここ5から6年でまた投資系の詐欺の話を耳にする機会が増えてきました。怪しい儲け話に乗ってしまう人には共通点があります。まず小金を持っていること。普通の詐欺師は本当の大金持ちと貧乏人は相手にしません。多少の余裕資金はあるが、この超低金利のご時世に、普通預金で運用しているのはバカバカしいと思っているなら要注意です。さらにいえば、将来に不安があるか、何かしらコンプレックスを持っていることです。


住宅購入は普通の人が何千万円もの借金を一瞬で背負う大変なこと。なので少しでも安く、得にと考えてしまいがちですが、そこに落とし穴ができる。まずは損得でなくしっかりと勉強してから不動産屋に行くことです。業者は、勉強してきた客には「面倒臭いな」と思いつつもちゃんと対応しますから、痛い目には遭わない。不動産業界のことを書いた薄い本1冊でもいいので読んでから行くこと。もちろんこの漫画(『正直不動産』)でもいい(笑)。


不動産業界には黒(違法)と白(合法)の間にグレーな部分が多く存在します。たとえば不動産の営業マンは告知義務違反になることを除けば、言うと不利になることは言いません。「聞かれなかったから」で通す癖がある。それは違法ではないけれど、正直なビジネスとも言えない。またこの電子化時代にいまだに紙の業界ですから、一部の情報を隠してコピーしたものを客に渡すなんてことも茶飯事。


正規の金融機関の話と、詐欺師が持ってくる話には決定的な違いがある。銀行や証券会社は法令遵守のために、パンフレットなどを作成する際、素人が読んでも到底理解できないような難解な文章を細かい字で延々とつづる。一方で、詐欺師の用意するパンフレットは、「元本保証」「利回り20%」といった具合に単純明快なものが多い。有名タレントや政治家が大きく取り上げられているパンフレットも怪しい。


「瑕疵(かし)担保責任」「専属専任媒介契約」など専門用語も難解ですが、分からなければ、その場でとことん聞く。客は素人なんですから、ちゃんと説明してくれない業者から買う必要はありません。業者は嘘電話などあの手この手で契約を急がせますが、納得いかない限り決断はしないこと。コピーをもらって帰って司法書士など専門家に相談するとか、ネットを活用して自分でも調べることです。ローンの頭金は最大限用意し、返済も、当初はつらいでしょうが元金均等の方が安全だと思います。


ワンルームマンション投資やサブリース契約については、業者は「誰でも簡単に儲かる」と言うんですが、僕は一歩引いて考えるべきだと思ってます。不動産は第一に人がそこに住んで生活していく場であり、お金を生む場ではない。また30年間も家賃を保証するというけれど、契約書をよくよく読めばそれが絶対確実でないのは分かるはず。長生き時代だというので老後の安心のためについそういう言葉に目が行くんでしょうが、「そんなに儲かるのなら業者が自分で運営すればいい」と考えれば、冷静になれるはず。最近は空き家問題で「負動産」ともいうように、不動産はいずれ子供たちの負担になっていくことも考えたいですね。


夏原武の経歴・略歴

夏原武、なつはら・たけし。日本のルポライター、漫画原作者。千葉県出身。大学中退後、10年近くすさんだ生活を送る。その後、ビデオ専門雑誌編集者を経て、裏社会や詐欺などについて専門に取材するフリーのルポライターとなる。また、漫画の原作者としても活動し『伝説の頭 翔』『クロサギ』『逃亡弁護士』などの原作を担当した。『クロサギ』は小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、テレビドラマ化された。主な著書に『サギの手口』『踏み倒しの手口』『現代やくざに学ぶ最強交渉・処世術』など。

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