増田昌子(セットデザイナー)の名言

増田昌子(セットデザイナー)のプロフィール

増田昌子、ますだ・まさこ。日本の映画・ドラマセットデザイナー。東京都出身。ハリウッドで大ヒット映画のセットを多数担当。

増田昌子(セットデザイナー)の名言 一覧

ハリウッドで生き残るための鉄則は、「Don’t take No for No!(NOをNOと取るな!)」です。どんな仕事でも、ある程度の図太さは武器になるでしょう。人や世間が「無理だ」と言っても、本当に無理かどうかを決めるのは、自分自身だと思います。


アメリカの元同僚が、転職時の面接で「ハリウッドで働いていたなら、もう何があっても大丈夫ですね」と言われたそうです。そのとおり、ハリウッドで働いた者は、簡単なことで諦めたり、折れたりすることはまずないと、私も実感しています。


ターニング・ポイントとなったのは、駆け出しの頃に仕事をもらった『ジュラシック・パーク』。私の担当は、ジュラシック・パークの象徴「ビジターセンター」内の大階段だったのですが、当時はまだパソコンは使われておらず、階段のカーブや中二階との連結など、どう実現するかはすべて手計算でした。高校で習った三角関数やら円周率を駆使し、手すりのデザインもあわせて試行錯誤。あまりに面倒なので、最終的に、まだ勉強中だったパソコンを使い、背水の陣で仕上げました。私の設計図をもとに、コンストラクション(建造)担当の人たちが階段を創り上げ、それにペインターの人たちが色を塗って、完成です。不安だった私は、完成した階段を見て、「エンジニアもいないのに、できちゃった!」と感心しました。もちろん皆、経験はあったし、元建築士のデザイナーもいましたが、そのときは、全員が専門家でもないのに立派なセットが出来上がることが、とても面白かったのです。完成試写会では、スタジオで見てもリアルだった樹脂製の恐竜たちも本物さながらに動き回っており、それは感動しました。その後、挫折しそうなことも多々ありましたが、『ジュラシック・パーク』で味わった興奮と感動が、私を前に進ませました。


私の職業は、映画のセットデザイナー。映画のセットを創る仕事です。美術監督の指揮のもと、中世の街並みから宇宙船の内部まで、実際には見たことのない場所でも、ストーリーに合った世界観を創り上げます。華やかそうな仕事と思われることも多いですが、実際のところはかなりタフで、ドロドロした面もある仕事です。「3か月の予定」と言われ、遠い州に仮住まいの家を借りて働き出せば、1年経っても終わらない、なんてザラ。もとより、待っていれば常に仕事がもらえる安定した職業からはほど遠く、限られた仕事に無数のハゲタカが群がり、奪い合うような状況が永遠に続く仕事です(笑)。それでも私は、20代で単身アメリカに渡り「ハリウッドで映画の仕事をしたい!」と宣言して、大勢の業界人から「やめておけ! どれだけ厳しい業界かわかっているのか!?」と言われても諦めなかったことを、後悔していません。


増田昌子(セットデザイナー)の経歴・略歴

増田昌子、ますだ・まさこ。日本の映画・ドラマセットデザイナー。東京都出身。ハリウッドで大ヒット映画のセットを多数担当。

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