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塩沼亮潤の名言

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塩沼亮潤のプロフィール

塩沼亮潤、しおぬま・りょうじゅん。日本の僧(金峯山修験本宗)。「仙台慈眼寺」住職。宮城県出身。高校卒業後、総本山金峯山寺で出家。金峯山史上2人目となる千日回峰行を達成。仙台慈眼寺を建立し住職になった。著書に『人生の歩き方』『毎日が小さな修行』『忘れて捨てて許す生き方』『心を込めて生きる』。

塩沼亮潤の名言 一覧

同じことを繰り返して心の習慣にすると、だんだんと見えてくるものがある。


自分が嫌だなと思う存在は、逆に自分を磨いてくれます。そう心を上手く転換することで、過去の嫌なことがすべて良い経験になり、感謝の気持ちになります。そうやって生きていると不思議と自分の将来が良い方に運ばれていくのに気づく。


行者として私が目指すのは世界の人々の心を通い合わせること。近々ニューヨークに拠点を定め、様々な宗教や文化との交流を重ねる活動を始めます。外国語の勉強は大変ですが、これも修行。小僧の心で臨みます。


「なぜそんなに厳しい過酷な修行をするのですか」とよく問われますが、山での修行とは、自分自身の心を高めて、あらゆるとらわれから離れる人生の大学みたいなものです。


私たちはすべてが思い通りにならないという現実の中で生きております。なかでも、人間関係の悩みは一番ストレスがかかるものです。例えば、自分は何も思ってもいないのに、嫌なことをされたり、言われたり。日々悩んでいる人はたくさんいらっしゃるかと思います。でもこれは、すべての私たち人間に与えられた人生という修行でもあるんです。


企業社会で言えば「社長の肩書」も仮のものでしょう。地位や権力におこ守り、関わる人たちを軽んじたり無理を強いたりするのは愚かなこと。先を行く者は「親の目」で関わる人々に心を配り、時に厳しく、しかし慈悲の心を忘れずに接する。そして厳しい状況にあっても自らを律し、範を示す。そうした背中を見て育った者が、やがて志を継いでいく。


2500年前、釈迦は「同じことを同じように情熱を持って繰り返していると、悟る可能性がある」と仰いました。これは漫然と同じことを繰り返せということではなく、努力を怠らずに日々を重ねる大切さを説くものです。千日回峰行の初めの頃は体力に任せて山を強く蹴って先を急ぐ。すると足に痛みが出る。どうしたらよいかと考えながら行を続けるうちに、山にも思いやりをもって歩けばよいと分かる。こうしたことも「楽な道」ではなかなか気づけません。あえて厳しい行に挑み、山と五分と五分で向き合い、用心しながら努力を重ねる経験からこそ、知ることができる。


千日回峰行を満行した者は「大阿闇梨(だいあじゃり)」と呼ばれます。仏教の世界では高い位の「肩書」ですが、そこが終点ではありません。修行は人生を終える最後の一息まで続きます。千日回峰行は1000日間の行。その翌年には「食べず、飲まず、寝ず、横にならず」を9日間続ける「四無行」を満行しましたが、これも9日間の行。すべては通過点です。ひとつの行を終えたら、それは捨てる。ただ持ち続けるべきは「生涯小僧の心」のみ。


塩沼亮潤の経歴・略歴

塩沼亮潤、しおぬま・りょうじゅん。日本の僧(金峯山修験本宗)。「仙台慈眼寺」住職。宮城県出身。高校卒業後、総本山金峯山寺で出家。金峯山史上2人目となる千日回峰行を達成。仙台慈眼寺を建立し住職になった。著書に『人生の歩き方』『毎日が小さな修行』『忘れて捨てて許す生き方』『心を込めて生きる』。

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