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執行草舟の名言

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執行草舟のプロフィール

執行草舟、しぎょう・そうしゅう。日本の経営者、生命論研究者、著述家、歌人。「日本生物科学」「日本菌学研究所」社長。東京都出身。立教大学法学部卒業。「日本生物科学」「日本菌学研究所」社長、執行草舟コレクション主宰、戸嶋靖昌記念館館長などを務めた。

執行草舟の名言 一覧

私は武士道で生きていますから、自分の意志で正しく死ぬために生きるのが人生だと思っています。どう生きるのかは、どう死ぬかを考え続けること。これが私の哲学です。


「今」に全力を尽くす。私はそれが生命の本質だと思います。未来を考えたり、展望を持つ人は、生命が生きていない。私は経営者ですが、経営計画をつくったり、社員に指示をしたこともありません。毎日、目の前にきたものに全力で体当たりをしろと。そうすれば必ず会社の利益は上がります。


禅と武士道の共通点は、一命を投げ捨てて、何者かのために生きることです。一番尊い自分の命を投げ捨てることが前提にあると思います。


自己を否定して否定して否定していけば、必ず生命の本質にふれる。その本質が歴史的な大業をなせる原動力になる。


道元が書いた『正法眼蔵』には、「生も一時のくらい(位)なり、死も一時のくらいなり」という一文があります。生きることと死ぬことは混じり合っている。死ぬ時になって死を考えるようでは駄目です。毎日死を考えていると、死を考えないで済む人間になる。私はそういう人間になりたいと思って、死ぬ日まで、死に向かって体当たりしながら生きるだけです。


あえて「毒」を食らわなければいけない。その方法が、昔の人の本を読むことです。古典には悪いものは悪い、馬鹿は馬鹿とはっきり書いてありますから。つまり、生命の本質がちゃんと書いてあるのです。生命というのは、決して楽しいものではありません。どちらかと言えば悲しいものです。そういう「毒」の部分を感じないと生命の根源がわからない。


期待は人間から卑しいものを引き出します。私はロシアの小説家・ドストエフスキーの作品を死ぬほど読みましたが、彼の文学は否定の否定の否定を通り越して、その先を見ていく。すると軽い意味の希望ではなく、本当の憧れ、つまり真の生命感がつかめます。


人体を研究すれば、悪いものが良いものを生み出すことがあるということが本当にわかります悪いものを排除していく思想も最近は行きすぎて、問題だと思います。いじめだってそうですよね。いじめがいいとはいいませんが、嫌なことがあってはじめて喜びが出てくるわけです。つらいことを乗り越えないと、仲のいい友達もできないのではないかと、私は思います。


宗教というのは、ご利益(りやく)を願ったら文明的に言って悪いものに変化してしまいます。宗教の本質は生命論ですから。与えられた生命に感謝するのは、親に感謝するのと同じです。宗教とは、親の親のまた親の親のことです。原始キリスト教がなぜあれだけ世界的な宗教になったかというと、草創期にはご利益がいっさいなかったからです。私が禅を好きなのも、ご利益のことを言わないからなんですね。神仏には感謝を捧げること以外にありません。そして、現世のことは何もかもすべて自己責任だと私は思っています。


禅の開祖といわれる達磨の「面壁九年(九年間壁に面して坐禅し、悟りを開いたという故事)」ではありませんが、禅僧たちが自己を否定し続けている姿を見ると、見ている人間の生命力が上がってくるのです。それが、宗教の本当の役目なのではないでしょうか。実をいうと、私も武士道や禅を経営に使ってほしくはありません。ただ結果論として否定の哲学によって養われた胆力が、経営や、危急存亡の時にさえ役に立つことはあります。


不合理がすべて「毒」ですよね。精神的に割に合わないことや体につらいこと、そして、屈辱を受けることなどが「毒」です。本当はこれをバンバン与えないと強くならない。昔は、父親が頑固で怖いほど、子供がいい子に育つといわれていました。不合理な父親と、優しい母親。「毒」と「許し」の相関関係ですね。私の父は不合理で、厳しくて、何をやってもつぶされました。その分、母親が優しかった。陰と陽というのか、私はそういう環境を自分の最大の幸運と思い、両親に強い恩を感じています。


執行草舟の経歴・略歴

執行草舟、しぎょう・そうしゅう。日本の経営者、生命論研究者、著述家、歌人。「日本生物科学」「日本菌学研究所」社長。東京都出身。立教大学法学部卒業。「日本生物科学」「日本菌学研究所」社長、執行草舟コレクション主宰、戸嶋靖昌記念館館長などを務めた。

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