城繁幸の名言

城繁幸のプロフィール

城繁幸、じょう・しげゆき。日本の人事コンサルタント。山口県出身。東京大学法学部卒業後、富士通に入社。同社人事部門で、新人人事制度導入直後から同制度に携わる。その後独立し、人事コンサルタントとして企業に対しコンサルティングを行っている。主な著書に『内側から見た富士通成果主義の崩壊』『若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来』『日本型成果主義の可能性』『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか アウトサイダーの時代』『伸びる会社の人財力』など。

城繁幸の名言 一覧

それ以上出世を望むのは難しいとわかったら、働き方のシフトを図ること。例えば、責任が重く煩わしい調整業務が多い管理職よりも、一社員として得意な現場仕事に従事する方が楽しいと発想を転換できれば、「居心地」も良くなるのではないでしょうか。

城繁幸の名言|発想を転換できれば、「居心地」も良くなる

一番必要なのは現状認識。富士通の人事システムの中にいても、この先、いいことはないだろうと、当時の僕にはわかった。だから会社を飛び出した。

城繁幸の名言|一番必要なのは現状認識

現状に不満があるなら、自分の力で現状を変える努力をする。それも自分を高める一つの生き方だと僕は思います。

城繁幸の名言|現状を変える努力をする

いろいろな業界の人たちを見ていて感じることですが、40代になってから自分の人生の方向性を変えるのは厳しいかもしれない。それを考えると、30代は自分で人生の舵を取る最後のチャンスといえる。

城繁幸の名言|30代は自分で人生の舵を取る最後のチャンス

人事部は、幹部候補に選んだ人物に対して、早い段階からハードミッションを与えます。若手のうちに厳しい仕事を課して成長を促すとともに、「生き残った者にポストを与える」という仕組みが、最も効率の良い人材選別法だと考えられているからです。

城繁幸の名言|最も効率の良い人材選別法

仕事に生かせる要素があるならば、臆することなく「閥」の中に食い込み、コミュニケーションを図ればいい。学閥の本質的な機能は互助。何かの時にサポートを受けられる可能性が高まります。

城繁幸の名言|仕事に生かせる要素があるならば、臆することなく「閥」の中に食い込めばいい

転職するかどうかは別として、「転職したい」と思ったときには、いつでも一歩を踏み出せるだけの能力とスキルを、日頃から磨いておくことが大切。

城繁幸の名言|いつでも転職できるように能力とスキルを磨いておく

「面倒くさいから、ルーチンワークだけでいいや」と思った人は、そこで成長もストップします。常に先を見据えて状況に柔軟に対応できる人だけが、生き残る。

城繁幸の名言|常に先を見据えて状況に柔軟に対応できる人だけが、生き残る

自身が望むキャリアを実現するためには、チャンスに備えて日頃から爪を研いでおくとともに、チャンスが到来したときに、積極的にアピールすることが大切。

城繁幸の名言|チャンスが到来したときに、積極的にアピールすることが大切

古いものが滅びるときは、新しいものに目を向けたほうがいい。確かに終身雇用はなくなりつつあるが、次にもっと新しくよいものが控えていると考えることです。

城繁幸の名言|新しいものに目を向けることの大切さ

若いうちは上司から指示された仕事だけをこなせばいい、という考え方は間違いです。新人に対する上司の不満で最も多い回答は、「主体的に動かないこと」です。指示待ちでは、評価は下がる一方です。

城繁幸の名言|若いうちから主体的に仕事をすることが大切

会社は誰でもできる仕事をしている社員のクビを切り、代えのきかない仕事をしている社員を残します。代えのきかない仕事とは、明文化できないアナログ部分の蓄積が必要な仕事です。

城繁幸の名言|クビになりやすい人、なりにくい人

リストラの危機はすぐそこまで迫っています。いまから何ができるのかをよく考えて、あらゆる対策を立てて欲しい。

城繁幸の名言|前々からリストラに対する対策を立てておくことの重要性

向上心も会社で生き残る大切な条件です。受け身で学ぶ人は、「部長や課長に必要な知識やスキルは、そのポストに就いてから身につければいい」と考えがちです。しかし、これは年功序列の下でこそ成立した考え方で、もはや通用しません。たとえば部長や課長になりたいなら、決算書の読み方やマネジメントについて先に学んでおかなければ、そのポストへの道も開けません。当然、受け身の人間ほど評価は低く、リストラの対象になりやすいので注意が必要です。

城繁幸の名言|目指すポストに必要な知識やスキルは、就任する前から身につけておくことが重要

マニュアル化できないアナログの蓄積が必要な仕事は得てして面倒なものだし、すぐに成果に結びつくわけでもないので、普通は誰もやりたがりません。しかし、だからこそ積極的に手を挙げる価値があります。そういう意味でも、ぜひ自分から難しい仕事にチャレンジすべきです。

城繁幸の名言|誰もやりたがらない仕事に手を挙げる重要性

リストラされたとき心がけてほしいのは、自分の可能性を狭めないことです。再就職のときに前の会社と同じ職種を希望する人が多いのですが、企業は必ずしも即戦力の補充のためだけに中途採用するわけではありません。たとえば、IT企業が顧客企業をよく知るために食品業界出身者を採用するように、異業種から新しい血を入れるというケースもあります。選択肢を限定せず、幅広くチャンスを活かすべきです。

城繁幸の名言|リストラされたときは選択肢を広くすることが重要

何を学ぶかは、自分のキャリアデザイン次第です。それすら見えていないという人には、読書をお勧めします。といっても、ノウハウ本ばかりでは駄目です。世の中を俯瞰できる経済書と、自分の専門分野に特化した専門書を、月10冊。半年続ければ、現在の自分の置かれた状況や、これから学ぶべきことが見えてくるはずです。

城繁幸の名言|キャリアデザインをする前にすべきこと

営業サポートのようにマニュアル化された仕事なら、アウトソースを活用できます。一方、関係部署と人脈を築いて無理を聞いてもらうノウハウを持った社員はどうでしょうか。こうしたノウハウは簡単に蓄積できないため、安易にクビは切れないはずです。

城繁幸の名言|安易にクビになりたくないならマニュアル化できない仕事をする

日本企業は大勢が大部屋の中で机を並べて働くスタイルなので、仕事の分担が厳密ではなく、グレーの部分が残っています。グレーの部分には誰も手をつけていない埋もれた仕事が眠っています。それを自分で見つけて積極的に手を挙げていくことで、ビジネスマンに求められる問題発見力も身につきます。

城繁幸の名言|社内で自分の仕事を見つけ出すには

3年後は誰にも読めない。スキルを組み合わせて付加価値を提供していく力をつけるべき。

城繁幸の名言|スキルを組み合わせて付加価値を提供していく力をつけるべき

常にその仕事が持つ意味を多角的に考える癖をつけることが大事。その仕事は機械に置き換え可能か。誰でもできるか。ほかのスキルと組み合わせて、プラスアルファの価値を出せないか。そうして置き換え不可能な人材になることが重要になってくる。

城繁幸の名言|仕事が持つ意味を多角的に考える癖をつけることが大事

サラリーマン時代、人事部で単純な給与計算や社会保険料の計算をしていた人は、IT化によって4割が削減された。一方で、例えば、労働組合との交渉ができる人は会社に残っている。人間にしかできない泥くさいこと、アナログなことをする人間を会社はクビにできない。

城繁幸の名言|泥くさいこと、アナログなことをする人間を会社はクビにできない

今後、働く個人が持つべきものの第一は、「明確なキャリアデザイン」だ。「何でもやります」はダメ。「こういうキャリアにしたいからこの仕事に手を挙げます」というビジョンが必要になる。

城繁幸の名言|明確なキャリアデザインが必要

実際に賃金の高い会社はいくらでもある。それに自分で努力して跳び移る。個人でできるデフレ対策は、勉強して、より賃金の高いポストに転職をすることにつきる。古い社会システムが沈みつつあるときは、それが唯一の方法だ。

城繁幸の名言|勉強して、より賃金の高いポストに転職することの重要性

若者の身の処し方としては、いまが低賃金だと嘆くより勉強して転職するのがいい。そうすればいくらでも賃金は上がる。会社は賃金を上げろ、政府は何をやっているのだと文句を言うのは、1980年代までのスタイル。社会システムの安定性が失われた90年以降は、それはナンセンスだ。

城繁幸の名言|賃金は自分で上げるしかない

重要なのは健康面。例えば、太っている人や内臓の数値が悪い人を落とす会社は珍しくありません。健康に難がある人に職務を遂行できないリスクを感じるからです。案外、転職を成功させる一番の近道は、体を鍛えることかもしれません。

城繁幸の名言|案外、転職を成功させる一番の近道は、体を鍛えることかもしれない

仕事が高度で、売り上げが高い部署には、優秀な人材を投下し続ける。必然的にその部署の仕事のレベルは高くなるため、結果を出した者は高評価を受け、出世につながりやすい。

城繁幸の名言|売り上げが高い部署が出世につながりやすい理由

人脈作りのポイントは、独自の知識や専門性、発想のおもしろさなど、相手から「会いたい」と思われる人物に自分がなれるように、普段から努力を惜しまないこと。

城繁幸の名言|人脈作りのポイント

今いる会社の中だけで、人間関係が完結している人は転職後に苦しくなります。前の会社との関係が切れれば、情報が入ってこなくなるし、困ったときに助けてくれる人もいなくなる。平日の退社後や休日に会う人間の半分を、社外の人間にすることで、今のうちから社外人脈を築いておくべきですね。

城繁幸の名言|社外人脈を築いておくべき

自分が望むキャリアは、自身で磨いていかなくてはいけません。まず必要なのは、これまでのキャリアを棚卸しし、得意分野や興味関心を確認したうえで「この分野なら誰にも負けない」という専門性を早急に確立することです。そしてその専門性を横展開できる分野を見つけ、自らキャリアの幅を広げていきます。

城繁幸の名言|自分が望むキャリアは、自身で磨いていかなくてはいけない

転職に成功する人と失敗する人の違いの一つは「幅のある専門性」があるかないかです。たとえば人事畑出身の人を比べても、ずっと採用だけやってきたという人材は、専門性はあっても幅が狭すぎます。対して、「人事制度の設計や運営を中心にやってきたが、採用や教育訓練も一通り経験している」といった守備範囲の広い専門能力を持った人材は好まれます。

城繁幸の名言|転職に成功する人と失敗する人の違い

採用ミスの原因は人事部よりも、その事業部長や社長にあることが圧倒的に多い。本来、中途採用の選考基準は「今、何ができるか」と、「実際にどんな仕事を経験したか」。即戦力を求めるのですから当然です。学歴など二の次。大手企業出でも、会社名だけでは評価できません。ところが、事業部長や社長はそうじゃない。高学歴や一流企業出身者をありがたがる人が多いんです。そして「即戦力になるだろう」と決めつける。現場の長に言われたら、人事部は強く反論できません。結果、経歴だけよくて中身が伴わない人が採用されるわけです。とくにこの傾向が強いのは叩き上げのベンチャー企業。

城繁幸の名言|採用ミスの原因は人事部よりも、その事業部長や社長にあることが圧倒的に多い

会社や仕事に不満を言いながら生きている人は、結局は甘えているんです。新しい世界に飛び出していくつもりがないのなら、この環境で生きて行くんだと腹をくくればいい。自分から退路を断ってしまえば、仕事がつまらないなんて言っていられなくなるし、苦労の中にもやりがいを見つけられるもの。自分がその気にさえなれば、日々の仕事の中でも「脱ルーチン」はできるんです。

城繁幸の名言|この環境で生きて行くんだと腹をくくる

現在の閉塞感に耐えられないのなら、転職を考えるのも一つの手です。ただ、そのためには、自分の強みを磨いておく必要があります。そう言うと、「自分には専門性がない」と嘆く人が多いですが、複数の職歴をミックスして強みとすることもできます。たとえば私は人事として採用と労務管理、さらにはリストラにも携わるなど、一通りの経験を持っており、大きな強みになりました。その道一筋という人はもちろんそれでよいのですが、引き出しがいくつもある人の方が幅は広いものです。

城繁幸の名言|複数の職歴をミックスして強みとする

城繁幸の経歴・略歴

城繁幸、じょう・しげゆき。日本の人事コンサルタント。山口県出身。東京大学法学部卒業後、富士通に入社。同社人事部門で、新人人事制度導入直後から同制度に携わる。その後独立し、人事コンサルタントとして企業に対しコンサルティングを行っている。主な著書に『内側から見た富士通成果主義の崩壊』『若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来』『日本型成果主義の可能性』『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか アウトサイダーの時代』『伸びる会社の人財力』など。

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