坂本孝の名言

坂本孝のプロフィール

坂本孝、さかもと・たかし。日本の経営者。「俺のイタリアン」などを展開する「俺の株式会社」、古書店チェーン「ブックオフ」創業者。山梨県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、父が経営する精麦会社に入社。その後独立し、オーディオショップを設立するも失敗。中古ピアノ販売、化粧品販売などを経て、50歳でブックオフを設立。同社を大きく成長させた後、会長を辞しバリュークリエイト(のちの俺の株式会社)を設立。未経験の外食産業に参入し「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」などの繁盛店をつくった。

坂本孝の名言 一覧

会社に大事にされていない従業員が、お客様を大切にできるはずがない。

坂本孝の名言|会社に大事にされていない従業員が、お客様を大切にできるはずがない

大きな成功をつかむには、失敗しないとダメ。負け戦を知らないと、人間は大きくなれない。

坂本孝の名言|負け戦を知らないと、人間は大きくなれない

いときも悪いときも試練が襲って来る。謙虚に生きていきたい。

坂本孝の名言|いときも悪いときも試練が襲って来る

365日四六時中考えて、物まねじゃないことをする。それがベンチャースピリッツ。

坂本孝の名言|365日四六時中考えて、物まねじゃないことをする

目に見えない絶対的な法則がありましてね。死ぬほど努力をした人に神様は必ずご褒美をくれるんです。

坂本孝の名言|死ぬほど努力をした人に神様は必ずご褒美をくれる

一番大切なのは人を育てること、人が育った分だけ店が出せる。慌てずゆっくり落ち着いて。

坂本孝の名言|慌てずゆっくり落ち着いて

失敗する人は考えすぎだ。行動しなければ成功しないのは当たり前。理屈はともかく、「やる!」と決めることこそが重要。

坂本孝の名言|失敗する人は考えすぎだ

諦めずに正しいことを続けていれば、必ず花開く。

坂本孝の名言|諦めずに正しいことを続けていれば、必ず花開く

新しいジャンルで成功を勝ち取ろうとすると、ゼロから無心で臨むことが求められる。

坂本孝の名言|新しいジャンルで成功を勝ち取ろうとすると、ゼロから無心で臨むことが求められる

任せることで、責任感が生まれる。

坂本孝の名言|任せることで、責任感が生まれる

師匠なしでは、大きな人物にはなれない。

坂本孝の名言|師匠なしでは、大きな人物にはなれない

新事業のスタートには困難がつきものですが、失敗を経験していたら乗り越えられると思う。少々のことではびくともしなくなりますから。

坂本孝の名言|失敗を経験していたら乗り越えられる

「仲間のために、人のために汗をかく」。これを真っ当としている会社は間違いなく良い数字を出している。

坂本孝の名言|良い会社の特徴

失敗があったからこそ、次の成功へのビジネスモデルが創れる。失敗は絶対に必要で、その辛酸を舐めたことが成功へと繋がる。

坂本孝の名言|辛酸を舐めたことが成功へと繋がる

病気でも経営でも、自分の持っている強い意思と信念をどこまで貫いていくかが本当に大切。

坂本孝の名言|自分の持っている強い意思と信念をどこまで貫いていくかが本当に大切

この飲食店不況の中でも元気な店はある。

坂本孝の名言|この飲食店不況の中でも元気な店はある。

競合が絶対に出ないようにしています。仮に競合が出たら「フランチャイズとして一緒にやりましょう」と説くのです。

坂本孝の名言|競合が出ないようにする

人と人との心が繋がれば、それだけ幸せにできる人の数が増える。

坂本孝の名言|人と人との心が繋がれば、それだけ幸せにできる人の数が増える。

企業家に国境は関係ないし、起業の志を持つ者同士なら互いを尊敬できる。

坂本孝の名言|企業家に国境なし

自分の心が変わると、会社が変わってくる。

坂本孝の名言|自分の心が変わると、会社が変わってくる。

挫折は絶対不可欠であり、その辛酸をなめたことが今の成功に繋がっている。

坂本孝の名言|辛酸をなめたことが今の成功に繋がっている

世の中を変える人は、その業界の中心にいる人ではなく遠くから見ている「よそ者」「若者」「ばか者」、この3つのタイプの人です。

坂本孝の名言|世の中を変える人

新しい発想は、むしろ業界を知らないからこそ出来るのです。

坂本孝の名言|新しい発想は、むしろ業界を知らないからこそ出来るのです。

世界に土俵を構えると決めた以上、日本一になるのは当然のことです。

坂本孝の名言|世界に土俵を構えると決めた以上、日本一になるのは当然のことです。

他社に出来ない特徴をいくつか持ち、競争に巻き込まれないようにすることも、ひとつの戦略です。これが、「俺の株式会社」の創業の一番の基礎にあると思います。

坂本孝の名言|競争に巻き込まれないようにすることも戦略

僕は自分を72歳の若者だと思ってる。

坂本孝の名言|僕は自分を72歳の若者だと思ってる

人件費をジャブジャブ使って他の会社が付いてこれない、徹底的な差別化をします。そうしたら、あとはやりたい放題ですよ。

坂本孝の名言|他の会社が付いてこれない、徹底的な差別化をする

飲食業界で昔の栄光を語るような人が来てもしょうがない。従来とは全然違う発想を持てる人の方がいい。

坂本孝の名言|従来とは全然違う発想を持てる人の方がいい

社員は経営者じゃないですよ。まずは自分からやらなきゃ。

坂本孝の名言|社員は経営者じゃないですよ。まずは自分からやらなきゃ。

どんなにいいことを知っていても、実際に真似したり実践する人は少ない。

坂本孝の名言|どんなにいいことを知っていても、実際に真似したり実践する人は少ない。

幸せではない人を幸せにすることができれば、そこにビジネスチャンスがある。これが私のアイデア発想法の基本です。

坂本孝の名言|幸せではない人を幸せにすることができれば、そこにビジネスチャンスがある

すでに誰かがやったことを真似たり、既存の領域で闘ってもビジネスでは勝てません。

坂本孝の名言|すでに誰かがやったことを真似たり、既存の領域で闘ってもビジネスでは勝てません

競合が真似するならすればいい。その頃には自分たちは次のステップに進んでいるから。

坂本孝の名言|競合が真似するならすればいい

勝つためには、もっと大きな舞台で、そして時代の先端で勝負しなければならない。

坂本孝の名言|勝つためには、もっと大きな舞台で、そして時代の先端で勝負しなければならない

ちょっと成功したくらいで有頂天になる「小成功病」こそが最も危険なのです。

坂本孝の名言|「小成功病」こそが最も危険

顧客のニーズに合った商品を提供しようとする努力を怠れば、顧客から見放されてしまう。

坂本孝の名言|顧客のニーズに合った商品を提供しようとする努力を怠れば、顧客から見放されてしまう

失敗はどんどんするといい、というのが私の考えです。なぜなら、失敗のなかにこそ成功の芽が潜んでいるからです。

坂本孝の名言|失敗はどんどんするといい

私はいま73歳ですが、まだまだリタイアするつもりはありません。生涯現役を貫いて、これからも新しいことに挑戦していきます。

坂本孝の名言|生涯現役で新しいことに挑戦する

既存のアイデアや常識を破壊した先に、ビジネスチャンスがある。

坂本孝の名言|既存のアイデアや常識を破壊した先に、ビジネスチャンスがある。

自分のための会社ではなく、働く人が幸せになる会社を創らなければならない。

坂本孝の名言|自分のための会社ではなく、働く人が幸せになる会社を創らなければならない。

失敗から学んだ教訓は、「すでに誰かがやっていることを真似ても勝てない」ということ。

坂本孝の名言|すでに誰かがやっていることを真似ても勝てない

私の人生は順風満帆だったわけではありません。数々のビジネスに挑戦し、失敗を経験してきました。私のキャリアはせいぜい「2勝10敗」だと思っています。今は13戦目を戦っている途中です。

坂本孝の名言|私のキャリアはせいぜい「2勝10敗」

失敗したらどうしようとか、失敗した場合の引き際をどうしよう、などと心配する必要はありません。成功するまでやり抜くだけの話です。初心を貫徹する覚悟で臨むことが大切です。

坂本孝の名言|成功するまでやり抜くだけの話

常に新しい土俵の芽を探し、そこに51%の勝算があれば猛烈に突っ込んでいく。そしてその領域での競争優位性を確立する。これが私のやり方です。

坂本孝の名言|51%の勝算があれば猛烈に突っ込んでいく

努力を続けていくと、手を差し伸べてくれる人が必ず現われます。

坂本孝の名言|努力を続けていくと、手を差し伸べてくれる人が必ず現われます。

私が最終的に目指すのは、単なる事業の拡大ではありません。一緒に働く人が、自分の仕事に誇りを持ち、待遇面でも精神面でも幸せを感じながら働くことができる。そんな場所を創ることです。

坂本孝の名言|一緒に働く人が、自分の仕事に誇りを持ち、待遇面でも精神面でも幸せを感じながら働くことができる場所を

素人だからこそ、業界の前例や慣習に囚われず、新しい発想ができる。

坂本孝の名言|素人だからこそ新しい発想ができる

同じ風景に慣れてしまってはダメ。異質なものの中に、自分の身を置くべき。

坂本孝の名言|同じ風景に慣れてしまってはダメ。異質なものの中に、自分の身を置くべき

普通の会社なら、前例がなければOKは出せないでしょうが、私たちの場合は前例がないから良しとした。そこが成功のカギだったのでしょう。

坂本孝の名言|前例がないから良い

自分の足で出かけていくことで、予期せぬことにたくさん出合える。

坂本孝の名言|自分の足で出かけていくことで、予期せぬことにたくさん出合える

いま流行っているものには、必ずどこかに前兆が現れます。その前兆を探し続けることで、勝機を掴むための勘も磨かれるのです。

坂本孝の名言|前兆を探し続けることが大切

ビジネスの時流をつかむには自分なりのアンテナを持つことです。そのためには、自分の足で歩かなきゃいけない。世の中に起こっている様々な現象を直接見て、触れなくてはダメです。私も時間があれば町に出て、あちこち歩き回っています。

坂本孝の名言|ビジネスの時流をつかむには

天性の勘なんてものはない。勘は訓練して磨くものです。

坂本孝の名言|天性の勘なんてものはない。勘は訓練して磨くものです

私たちの会社は当初、客単価2500円の串焼き屋を10店舗ほど経営していたのですが、結局は同業他社と同じことをやっているに過ぎなかった。同じことをやっているうちは、大手の居酒屋チェーンには勝てないんです。だったら、大手にはできないことをやってやろうと考えた。つまり、他には誰もやっていない、ビジネスの「すき間」を探したんです。

坂本孝の名言|同じことをやっているうちは、大手の居酒屋チェーンには勝てない

飲食業界はスピード感が命ですから、見切りの早さも経営には不可欠。「もう少し頑張れば、回復できるかもしれない」と考えて、決断をずるずる引き延ばせば、事態は余計に悪化するだけです。

坂本孝の名言|見切りの早さも経営には不可欠

会社勤めをしていると、いつも同じ人と同じ店で同じ酒を飲んでいる、ということになりがちです。でも、それでは景色が変わらない。違いについて考えることもないから、進歩もしない。だから酒を飲むにしても、毎回違う顔ぶれで、入ったことのない店に行くほうがいいんですよ。

坂本孝の名言|いつもと違うことをやることが大切

統計的な数字やデータも判断をするためのバックグラウンドにはなりますが、経営における重要なジャッジをするような場面では、統計学よりも人間の勘のほうが当てになると考えています。

坂本孝の名言|重要なジャッジをするような場面では、統計学よりも人間の勘のほうが当てになる

飲食業界に革命を起こしたいので、力を貸してくれませんか。私はこれから、この業界で非常識なことをやりたいのだから、素人のほうがいいんです。
【覚書き|右腕である安田道男常務をヘッドハントしたときを振り返っての発言。安田氏は当時飲食業界未経験だった】

坂本孝の名言|この業界で非常識なことをやりたいのだから、素人のほうがいい

一般のビジネスパーソンでも、自分の企画やアイデアに酔ってしまう人が多い。「絶対にいける」と思い込んでしまうんですね。しかし一方で、どんなリスクがあるのかを考え、それをはねのけるにはどうすればよいかを考えることも必要。そうすれば、勘の精度も上がっていくし、自分の勘に自信を持てるようになるはずです。

坂本孝の名言|自分の企画やアイデアに酔わないことが大切

私だって勘が外れることはあります。例えば、銀座五丁目に出した高級フレンチレストランは、オープンから2週間で畳んでしまいました。予想よりも客数が伸びないというのが理由です。これが粗利や価格設定に問題があるというなら修正がききますが、ウチのような商売は客数がすべて。もともと「客数が見込めない場合は、3カ月で閉めよう」と決めていたので、その期間が早まっただけのことです。つまり、予めリスクを考えておいたので、勘が外れたとしても、すぐに軌道修正できたわけです。

坂本孝の名言|あらかじめリスクを考えておいて、ダメなら即撤退

新業態を始めるにあたってリスクも考えました。最初はうまくいっても、いつか飽きられてしまうかもしれない、とかね。しかし、私はいつも、稲盛和夫さんの「楽天的に発想し、悲観的に構想し、楽天的に実行する」という言葉を心の支えにしています。構想の段階では悲観的にリスクを考えておくべきだが、発想と実行は前向きにイケイケでやりなさいと。ですから、閃いて、やると決めたからには、あとは自信を持って実行したまでです。

坂本孝の名言|やると決めたからには、あとは自信を持って実行する

ビジネスのすき間を探すには、やはり勘が必要でしょうね。私たちの場合は、自分たちの足で繁盛している飲食店を100軒ほど回ってみた。その結果、業績がいいのは、ミシュランで星が付くような一流店か、立ち飲み店のいずれかであることがわかりました。だったら、その両方を取り入れた業態にすればいいじゃないかと考えたわけです。これなら他の誰もやっていないし、前例がない。

坂本孝の名言|繁盛店の傾向を分析して

銀座にユニクロの新店舗ができた時は、開店前の行列に並びに行きました。商品を買いに行ったのではなく、並んでいるお客さんたちの会話を聞きに行ったのです。実は、あの行列に並んでいる人の中には、地方から偵察に来た衣料品店の経営者が多い。すると同業者同士で、「ユニクロのシャシは、○○というメーカーの繊維を使っているみたいですよ」「そうらしいですね、私も今日はその最新技術を見に来たんです」と専門的な話題で盛り上がっている。そういう話は、飲食業界の人たちと会っている時には絶対に聞けないわけですから、またとない勉強の機会でしょ? こうやって街に出て、自分のアンテナを張って、ビジネスの芽を探す努力をすることは非常に重要です。

坂本孝の名言|街に出て、自分のアンテナを張って、ビジネスの芽を探す努力をすることは非常に重要

コンビニは新しい情報に触れるにはいい場所です。店員さんに「最近入った新商品を教えてください」と言って、いつも10種類くらいまとめ買いするんです。それで、会社に帰って食べてみて、ほかの社員にも食べてもらって感想を聞く。「へえ、おにぎりの具にゴボウマヨネーズなんてあるんだ。でも、正直そんなに美味しくないなあ(笑)。だけど、棚を見たら結構売れているみたいだったな。何でだろう?」とかね。また考えるきっかけが生まれる。

坂本孝の名言|新しい商品を試してみて考えるきっかけを作る

当社では、会議の時に指定席を設けません。多くの会社では、上座に会長と社長が座って、専務、常務と順番が決まっているでしょうが、そんなルールは壊してしまえばいい。出席者が毎回好きな席に座れば、それだけで見える景色は変わります。同じ景色に慣れてしまえば、勘は鈍る。常に「異質なもの」の中に自分の身を置くよう心がけるべきです。

坂本孝の名言|同じ景色に慣れてしまえば、勘は鈍る

皆さんは、通勤電車に乗る時、いつも同じ車両に乗りますか? 確かに、降りた時に乗り換えがしやすいとか、いろいろ理由はあるのでしょうが、たまには別の車両に乗ってみてほしいのです。見える景色が変わりますから。すると、「車両を変えただけなのに、何が違うんだろう?」と考えるきっかけになる。ちょっとした違いに気づける感覚というのは、勘を構成する大事な要素ですよ。だから、いつも同じ景色の中に身を置いてはいけないのです。

坂本孝の名言|いつも同じ景色の中に身を置いてはいけない

私がラーメン屋に入ったら、店内を見渡して、こう考えます。「全部で15席か。客単価が平均千円として、1回転したら1万5千円。この混雑具合だと、1日に20回転はするだろうから、30万円の売上か。この立地でこの広さだと、家賃は月に5万円程度。どうやら夫婦2人でやっているようだから、従業員への給与もないし、売上から経費を差し引いても随分儲かっているな」そんなことを、常に頭の中で考えているんです。飲食に関係することだけじゃないですよ。電車に乗って、年配の男性2人が会話しているのを見たら、「あの2人は同窓会の帰りかな。それとも、1人は医者で、もう1人に持病があるから、自分の知り合いの腕のいい医師のところへ連れて行くところかな」と想像したり、向かいの席に女性が座っていたら「この人は銀行に勤めていそうだな。いや、服装をよく見ると、銀行の雰囲気には合わないかな」と思いを巡らせたり。いつも周囲をよく見て、その人やものの背景に何があるのかを、あれこれ考えるんです。これが勘を養うための訓練になる。何を見ても、ボケっとしているようでは、勘は身につかないでしょうね。

坂本孝の名言|勘を養うための訓練

勘は、ケーススタディを積み重ねることで養われます。本来勘というのは、百円玉を投げて、表か裏かを当てるようなもので、当たる確率は50%しかないわけです。しかし、その人の経験値が高ければ、過去の実績や実例にもとづいて、「今回はこっちを選択したほうがいい」といった判断ができる。つまり、勘が冴えてくるわけです。

坂本孝の名言|勘とは

いくら仕事が忙しくても、日頃からなるべくたくさんの人と接して、人を見る力を養ってほしい。

坂本孝の名言|日頃からなるべくたくさんの人と接して、人を見る力を養ってほしい

自分の失敗からは学べないもの。人間は、自分のことは客観的に見られないものですから。でも、他人のことならよくわかる。だから他人の失敗から学んだほうがいい。

坂本孝の名言|他人の失敗から学んだほうがいい

うちのマネをしているだけですから、ライバルではありません。
【覚え書き|競合中古本チェーンに対しての発言】

坂本孝の名言|うちのマネをしているだけですから、ライバルではありません

改革を起こせる素養があるのは馬鹿者・よそ者・若者。

坂本孝の名言|改革を起こせる素養があるのは馬鹿者・よそ者・若者

お客さまの利便性と価値を高めれば必ずお客さまは足を運んでくれる。この信念があれば景気に左右されることはない。

坂本孝の名言|お客さまの利便性と価値を高めれば必ずお客さまは足を運んでくれる

ビジネスのヒントは業種、業界に関係なく潜んでいる。

坂本孝の名言|ビジネスのヒントは業種、業界に関係なく潜んでいる

経済合理性がある時代の先端の業態は成長の可能性を秘めている。

坂本孝の名言|経済合理性がある時代の先端の業態は成長の可能性を秘めている

起業家というのは無から有を産むことに喜びを感じるという宿命を背負っている。

坂本孝の名言|起業家というのは無から有を産むことに喜びを感じるという宿命を背負っている

起業家というのは、人・金・情報をうまく活用するだけではなく、猪突猛進で進む特性が少なからずある。だからこそ人材がどんどん育つ。

坂本孝の名言|猪突猛進で進む

「従業員と共に幸せになれる会社をつくること」が、私の起業家としての志。

坂本孝の名言|「従業員と共に幸せになれる会社をつくること」が、私の起業家としての志

たとえ体調を崩したとしても、療養生活に入るのではなく、仕事を続けることが私にとっては最高の健康法だと思っています。「病は気から」という言葉があります。一昨年の大けがのときも、私は病室で仕事を続けました。奇跡的に回復したのは、主治医の先生によれば、「本人の気力のたまもの」だそうです。
【覚書き|73歳時の発言】

坂本孝の名言|仕事を続けることが私にとっては最高の健康法

身近にいる料理人達を、奥さんまで含めて幸せにすること。これが僕の夢です。

坂本孝の名言|身近にいる料理人達を、奥さんまで含めて幸せにすること。これが僕の夢です。

ブックオフを離れた後、このまま引退しようかと思った時期もあった。そうしたら稲盛(和夫)さんが日本航空の会長になっちゃった。年下のお前が何してるって稲盛さんに言われたら奮起せずにはいられない。

坂本孝の名言|年下のお前が何してるって稲盛さんに言われたら奮起せずにはいられない

うまくいったことはあまり記憶にない。だけど失敗はものすごく覚えている。要するに僕の今までの事業成績は2勝10敗で、今13戦目を戦いつつあるということ。

坂本孝の名言|僕の今までの事業成績は2勝10敗

僕はイタリア料理とかフランス料理って嫌いなんですよ(笑)。自分で食べるのは、すし、そば、天ぷら。「俺のフレンチ」にたどり着いたのは、お客さんが求めているものを考え尽くしたからなんです。

坂本孝の名言|お客さんが求めているものを考え尽くす

真似には相当な技術がいります。例えば、ある店の美味い蕎麦と同じものを、別の店のそば職人が作ろうとしてもなかなかできない。フランチャイズもそう。加盟店に「本部の優秀店舗がやっていることを真似ろ」と言っても、優秀な加盟店なら一生懸命真似ようと努力し続けるが、そうでない店は勝手なやり方をした揚げ句、ほかに行っちゃうんです。

坂本孝の名言|真似には相当な技術がいる

人は誰でも「俺が、俺が」になりがち。人より余計にお金が欲しいし、いい服を着ていい車に乗りたい。だけど、社長業には「周りの人を第一に考えなきゃいけない」という鉄則があります。そこに気付いて、「ああ、そうだよな。運命共同体の社員も自分と一緒に満足して幸せにならなきゃいけない」と思えるかどうかが肝要なんです。

坂本孝の名言|社長業の鉄則

業種や時代を問わず、経営に必要なのは、「出会い」と「気づき」です。大きな何かを見逃していた過去の自分が、あるときそれに出会い、「そうなんだ!」「もうちょっと早く学べればよかった」と気づくわけです。

坂本孝の名言|経営者に必要な2つのこと

今、世の中で一番必要なのは「GNN」と「TTP」。GNNは「義理、人情、浪花節」で、TTPは「徹底してパクる」(笑)。これがある会社は絶対に伸びます。僕は「飲食の京セラ」になりたいし、ブックオフの頃も「古本屋の京セラ」でありたいと思っていたので、今も京セラや稲盛さんの真似をしています。

坂本孝の名言|世の中で一番必要なのは「GNN」と「TTP」

日本が世界に負けてはいけないものは料理人の腕だと思います。世界という舞台に羽ばたいて皆さんの腕を証明する。そうなりますと、やはり料理人が奮い立ちます。小学生がプロ野球の選手やパイロットだけではなく、良いシェフになりたいという夢を語るようになるのが目標です。

坂本孝の名言|高い目標を掲げ奮い立たせる

焼き鳥屋で失敗したのは誰でも簡単に出来て他店との差別化が出来なかったのが原因です。やはり他店が出来ない特徴をいくつか持つことが大切。それでこそ10年間は向かうところ敵なしと言えます。

坂本孝の名言|他店が出来ない特徴をいくつか持つことが大切

戦略を練ることと、理念を共有することが私の仕事です。店の開店や資金調達は周りの仲間が全部こなしてくれますので、私は戦略立案と理念共有だけに絞れます。

坂本孝の名言|トップが戦略立案と理念共有に専念できる状況をつくる

僕は、企画書を何枚も作るのが大嫌いで「自分の直感でやろう」「走りながら考えれば良い」と、計画はほとんど立てていません。

坂本孝の名言|企画書よりも実行

業界を知らないからこそ出来る。

坂本孝の名言|業界を知らないからこそ出来る

企業として理念を共有することが重要になります。人のため、仲間のために汗を流すのです。これを何回も繰り返し言うと、次第に伝わっていきます。互いに理念を共有し、お酒を飲み明かし、同じ屋根の下で同じ釜の飯を食うということです。

坂本孝の名言|企業理念を共有するには

これまでの飲食業界では、良いビジネスモデルが出てくると皆こぞって真似をするのが通例でした。つまり、簡単に真似できるモデルではあまり特徴にはならないのです。

坂本孝の名言|簡単に真似できるモデルではあまり特徴にはならない

師匠を探し出す努力を何よりも大事にしてほしい。どうしようもない先輩も多くいることは否定しません。でも、先輩が10人いれば自分の師匠になり得る魅力的な人が1人はいるはずです。「この人ではないか」と感じたら自分から近寄って、仕事のノウハウにとどまらず、その人の全人格から何かを学んでほしい。

坂本孝の名言|師匠を探し出す努力を

新事業展開の鉄則は、「飛び石は打つな」です。でも、私は新しい事業に挑戦する時、「前の事業の人脈やノウハウを使わない」と決めています。成功の余韻に浸る、失敗を引きずる。どちらであっても、前へ進めないから。

坂本孝の名言|成功の余韻に浸る、失敗を引きずる。どちらであっても、前へ進めない

従業員が「大切にされていない」と思う瞬間は、会社との距離を感じた時。ある日突然、会社の情報を知らされて、「そんな話、聞いてない」と驚く。これでは会社を信頼できないし、「自分はただの使用人か」と思って当然。だから、当社には上層部だけが知っている情報はほとんどない。

坂本孝の名言|従業員の信頼を得るには

ビジネスで大切なことは、人を集めて、とにかく走り出すことです。誰もやったことのないことに挑戦するのですから、走りながら考えて、それをまた実践して、進むべき方向を見つけていくしかありません。それにみんなの知恵を集めて考えれば、道は必ず開けます。

坂本孝の名言|ビジネスで大切なことは、とにかく走り出すこと

相手を説得するためには、まずは自分が心を開き、自分のことをさらけ出さなければなりません。自分がどんな人間で、どんな失敗をしてきたのかを相手に知ってもらうことが大切です。とくに失敗談は相手との距離をぐんと縮めます。講演会などで私が借金で苦労した話をすると、3千人の聴衆がうなずきながらじっと聴いてくれます。同じ体験をした人が大勢いるから響くのでしょう。

坂本孝の名言|失敗談は相手との距離をぐんと縮める

私が実践して効果的だと感じているのは、ストーリーを語ることです。計画を実行することで、参画した人がどのように幸せになるのか、また世の中がどう変わるのか。「この指止まれ」と仲間を集めるなら、このビジネスを実現させた先にはみんなの幸せがあるというサクセスストーリーを示し、それを共有することが大切です。ストーリーを語らずして、自分より優秀な仲間を集めることは難しいでしょうね。

坂本孝の名言|先に待つサクセスストーリーを語らずして、自分より優秀な仲間を集めることは難しい

自分と違う特性や能力をもつビジネスパートナーを見つけるには、まずは自分のことをわかっていなければならないのは言うまでもありません。自分は何が得意なのか、また何が苦手なのか。それらを理解したうえで、自分に足りない部分を補ってくれる相手とチームを組むのが理想です。自分の得意分野や苦手分野については、これまでの成功や失敗の経験を振り返ればおのずとわかってきます。

坂本孝の名言|ビジネスパートナーを探す前にすべきこと

重要なことは、自分よりも優秀な人を少なくとも2人集めること。できれば自分とは性格や能力、得意分野が異なる人と組むのがいいでしょう。特性の違う3人ががっちりスクラムを組んでシナジーを発揮すれば、ビジネスはうまくいきます。

坂本孝の名言|ビジネスパートナーの条件

どんなに素晴らしいアイデアでも、自分ひとりの力では限界があります。力を貸してくれる仲間をどれだけ集められるかが、アイデアを実現するためのカギだと言えます。

坂本孝の名言|力を貸してくれる仲間をどれだけ集められるかがカギ

社会に貢献しないビジネスは長続きしません。なぜなら、自分の欲を満たすためのビジネスは、いつか欲望が途絶えてしまえば終わりだからです。人のため社会のためだと思えばこそ、困難も乗り越えられますし、世の中をもっと良くしたいという欲も出てきます。

坂本孝の名言|社会に貢献しないビジネスは長続きしない

私の心強い右腕は、元証券マンの安田道男さんと、飲食業20年の経験をもつ森野忠則さんです。私たち3人は、過去の経験や人生観、物事に対する感性がまったく違います。違うからこそ、面白い。お互いの意見を交換し合い、知恵を統合することで、新しい価値を生み出すことができるのです。

坂本孝の名言|違うからこそ、面白い

少数派が多数派になったとき、相場は大抵、終わりを迎えます。昔、日経平均株価が3万5千円の高値をつけたときも、たくさんの人が初心者向けの株の本を買い求めに書店にやって来ました。大衆は一番後からついてくるものです。

坂本孝の名言|大衆は一番後からついてくるもの

流行りの店や行きつけの店での定点観測や、毎日の生活パターンを意識的に変えることで、気づきが増え、時代の先が見えるようになります。

坂本孝の名言|時代の先が見えるようになるには

ビジネスのスキマを見つけるにはどうすればいいのか。世の中で起きている変化に対して、好奇心を持って首を突っ込んでみることでしょうね。人だかりができていれば中をのぞき込んでみたり、飲食店の前に行列ができていれば、自分も列に並んで食べてみたり。話題の店がオープンするときには、私も必ず行って、開店前の人の列に並ぶようにしています。世の中では何が流行っていて、どういう人たちが集まっているのか。世の中の先端で何が起こっているかを、知ろうとする姿勢が大事です。

坂本孝の名言|世の中の先端で何が起こっているかを、知ろうとする姿勢が大事

目新しいものを追うのではなく、今の業種業態のお客様満足度を高めることを一番に考えています。特にサービス、接客に力を入れることで2割の伸びしろを埋めることができる。

坂本孝の名言|お客様満足度を高めることを一番に考える

「人生で起こることに無駄なことはない。過去の失敗をどう活かすかが大切だ」と思えるようになれば、失敗は自分が次に飛躍するための糧であると捉えられるようになります。

坂本孝の名言|人生で起こることに無駄なことはない。過去の失敗をどう活かすかが大切だ

理念が個人のなかにしっかり根づいていると、もし失敗したとしても、そこから学ぶ力が強まります。仮に理念を持っていなければ、失敗に対して「自分はなんてついていないのだろう」「○○のせいで失敗した」などと、環境や他人のせいにしたり、わが身の不幸を嘆くことでしょう。ところが、理念という「メガネ」で世の中を見るだけで、景色がまったく違うものになります。

坂本孝の名言|理念という「メガネ」で世の中を見るだけで、景色がまったく違うものになる

当社には、前向きで明るい人が集まっています。それはやはり、会社の理念を皆で共有していることが大きいと思います。また、「人のために汗を流すこと」や「人のために尽くすこと」が、人として立派なことだという共通認識を持っていることも、皆のベクトルを合わせるうえで大いに役立っています。ですから、社員が仕事帰りに一杯やるときも、会社の悪口は出てきません。それよりも、「今度あいつを店長にするためにどうしようか」という話し合いをワリカンでやっているのです。

坂本孝の名言|前向きで明るい人が集まる会社にするには

採用の面接でも、「あなた自身ではなく、親友のことを褒めてください」とリクエストすることがあります。親友のことをどう褒めるかを観察することで、その人自身のことがよくわかると思います。

坂本孝の名言|採用面接で相手のことがよくわかる質問

どんな人たちが周りにいるのかを見れば、その人のことがわかります。当社の新卒2年目の女性社員の話ですが、彼女が中学や高校時代の友人と一緒に飲むというので、私も顔を出したことがあります。すると、彼女を囲んでいた人たちはみな前向きで、良い仲間なのです。良い仲間はツキを呼んできます。こんな素晴らしい仲間が周りにいるのなら、彼女は大丈夫だと安心しました。

坂本孝の名言|どんな人たちが周りにいるのかを見れば、その人のことがわる

オリンピックが東京で開催されるとはいえ、海外からのお客さま向けに日本食を提供する待ちの姿勢では、せっかくの日本食ブームを十分に生かしきれません。それよりも、海外に飛び出して勝負することを考えたほうが、10倍は大変ですが、100倍のリターンがあるはずです。もっと世界に目を向け、世界に飛び出していってもいいのではないでしょうか。

坂本孝の名言|待ちの姿勢ではいけない

世の中のトレンドはどうなっているのか、どこが狙い目なのか。ビジネスチャンスを察知するアンテナを張るべき場所は、やはり人と情報が集まる東京でしょう。自分は時代の流れと同じスピードで走っているのか。あるいは時代の少し先を見据えることができているのか。変化する時代を先取りし、誰も気づいていないスキマにビジネスチャンスを見つけるには、時代の半歩先を走る必要があります。このとき、東京から離れて地方に拠点を置いていることが、ハンディになることがあります。地方での緩やかな時間の流れに慣れてしまうと、東京でのスピードについていけなくなってしまうのです。

坂本孝の名言|東京に拠点を置く利点

私は自分に定年を設けていません。73歳の今まいた種の芽が、10年後に出るなら、自分で刈り取るつもりです。それくらいの想いと覚悟がなければ、生涯現役を貫くことはできません。

坂本孝の名言|生涯現役を貫く覚悟を

残念なことに、組織に属していると、60歳定年を前に守りを意識してしまい、せっかく判断力や権限があるにもかかわらず、何も決断しない人が多いようです。しかも、引退後は孫の世話と盆栽が楽しみだというのは、実にもったいない。日本にとって損失です。

坂本孝の名言|定年前に守りに入ってしまうのはもったいない

より多くのケーススタディに遭遇できるのは、大企業よりも中小企業です。一方で、ケーススタディの質は、大企業のほうが圧倒的に高いでしょう。規模の大きな案件や重大な案件は、資金力のある大きな組織に属してこそ、携わることができる可能性があるのは間違いありません。ケーススタディの質と量。どちらがより大事だということではありませんが、どちらかしか選べないのであれば、中小企業で場数を踏むほうが成長につながると思います。仕事は、量をこなすことで質へと転換されていきます。それに大企業に就職したからといって、皆が質の高い経験をできるわけでもありません。事業の中核を担うような仕事に恵まれる人は、ごく一部です。

坂本孝の名言|大企業よりも中小企業で場数を踏むほうが成長につながる

若い頃の失敗から得た教訓の数々が、40歳を過ぎてから生きてくる。だから40歳からが仕事は面白いのです。

坂本孝の名言|若い頃の失敗から得た教訓の数々が、40歳を過ぎてから生きてくる

40代になると、だんだん体の無理が利かなくなるため、若い頃のようにがむしゃらに突き進むことは難しくなります。その代わり、経験を積むにつれて養われていくのが、公平で客観的な物の見方や、正確な判断力などです。この段階でプレイヤーからマネジメントに移行し、部下の育成や経営の奥義をつかむことができれば、40代以降も50代、60代、70代まで伸び続けていけると思いますね。

坂本孝の名言|40代以降も伸び続けるには

数多くのケーススタディを経験することは、とくに経営に携わろうとする人にとって重要です。起業して社長になれば、最初のうちは何でも自分一人でやらなければなりません。求人広告から採用面接、営業活動まで、人任せにはできないのが中小企業の社長です。弁護士や税理士と話す場合でも、「この社長は何も知らないんだな」と馬鹿にされるようではいけません。労務問題や経理にも精通して、「この社長はすごいな。この部分は専門家の自分よりも詳しい」と舌を巻かせるくらいでないと。そのためには、中小企業で経験を積むのが最も効果的。中小企業のナンバー2やナンバー3になれば、経営に必要なケーススタディを網羅することができるはずです。

坂本孝の名言|経営に携わろうとする人にとって大切なこと

自分の能力を磨き、技術を身につけるのが20代だとすれば、その力を発揮するのが30代です。

坂本孝の名言|20代と30代の違い

アカデミーではシェフがよく育っています。一人前になるのに10年かかるといわれていますが、実際には20か月で副店長のレベルは軽く到達できます。皿洗いを3年間もさせられている状況では、優秀な人材でも心が折れてしまう。

坂本孝の名言|皿洗いを3年間もさせられている状況では、優秀な人材でも心が折れてしまう

交渉している相手が良い人物だと思うことが重要。相手に自分を好きになってもらうにではなく、自分から相手を好きにならなければ恋愛が成就しないのと同じです。

坂本孝の名言|自分から相手を好きになることが大切

双六に例えれば、振り出しに戻ったつもりで、事業家としてやり残したことはないかと考えた。そして行き着いたのが、才能を持った人たちの独立の道を切り開くということだった。それが飲食業です。日本では、努力をしたミシュラン星付きシェフですら恵まれていません。同じ40歳でも、年収は銀行の支店長の半分ほど。彼らを幸せにしてみせようと決意した。
【覚え書き|ブックオフの経営から退いたときを振り返っての発言】

坂本孝の名言|振り出しに戻ったつもりで次にやることを考える

店の売上げに責任を持つというリスクを負いながらも、料理人がいろいろなメニューに挑戦できるのは、失敗するリスクが存在するのと同時に、成功すれば大きなリターンが得られることを認識しているからです。当社ではリスクとリターンをセツトで捉えたうえで、最後には結果を出すよう社員に求めています。ゆえに当社の料理人は、失敗から学びながら、成功するまで挑戦し続けることができるのです。

坂本孝の名言|失敗から学びながら、成功するまで挑戦し続けることができる制度を

これまでは、料理人は店の売上げには関与しないのが一般的でした。損益には責任を持たない代わりに、メニューを自由に組み立てる権限もなかったのです。しかも、効率を重視する経営側からは、「新たなメニューは作らずに現状維持でいい」と指示される。また、原価率は20%と決められており、これを超えると料理人の給料から補てんする高級店もあったようです。このような環境では、料理人の腕を発揮できないばかりか、原価や味に妥協しなくてはならないことも多く、料理人の不満は募る一方だったようです。そんな彼らが当社でメニュー作成の裁量を与えられ、店の売上げに責任を持つようになったのです。彼らにとってはこの状態がおもしろいらしく、ミシュランの星つきクラスの料理人が大勢当社に集まってきました。これまで料理の提供に専念していた料理長が、「俺の~」では閉店後に自分のつくったメニューの売行きをチェックし、売行きによっては翌日からメニューを変えるなど対応しています。

坂本孝の名言|ミシュランの星つきクラスの料理人が大勢集まる理由

当社では、失敗云々よりも、社員には自分たちの好きに挑戦してもらうという方針です。たとえば、「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」では、メニューは料理長の裁量に任せられています。一流の料理人による一流の料理を、これまでにないおいしさとリーズナブルな価格で提供するのが「俺の~」のコンセプトであり、我々の圧倒的な競争優位性です。ですから、料理人は「原価をじゃぶじゃぶかけていい」ことになっています。ただし、ひとつだけ条件として、開店から3~4カ月以内に利益の出る店に転換することが料理人には求められています。つまり、何をやってもいいけれども、損益計算書に責任を持たなければならないということです。

坂本孝の名言|損益計算書に責任を持たせたうえで挑戦させる

最近は、新しいことに挑戦しようとしても、失敗を許容しない組織も多いようです。失敗は会社にとってリスクだと捉えるのか、それとも将来への投資だと捉えるのか。前者のような考え方をする組織では、残念ながら失敗のリスクを取った挑戦は難しいかもしれません。新たなことに挑戦するためには、乱暴な言い方かもしれませんが、そのような組織とは決別し、失敗を許容する会社へ転職するか、独立して自分で事業を興すのがいいでしょう。

坂本孝の名言|失敗を許容しない組織から出るという選択

51%でも勝算があれば、新しい土壌に果敢に挑戦すべきです。失敗するリスクはあるかもしれませんが、そのぶんライバルも少ないので、競争優位性を確立できれば一人勝ちです。たとえ失敗したとしても、失敗から学べることはたくさんあります。失敗の原因を探り、それを次の挑戦に活かして、成功するまで続ければいいのです。

坂本孝の名言|新しい土壌に果敢に挑戦すべき理由

失敗を恐れずに挑戦できるかどうかの違いは、人が一生懸命に仕事をするためのモチベーションにも関わってくるものだと思います。

坂本孝の名言|挑戦できるかどうかはモチベーションにも大きく関わる

中古ピアノ販売が成功したのは、ほかの誰もやらないことをやったからです。すでに多くの楽器店が参入していた新品ピアノのビジネスは、誰でも参入できるくらいだから勝算は高いかもしれませんが、そこで競争優位性を確立することは難しい。儲けの薄い商売になるのは目に見えています。あるいはそこそこ成功できたとしても、従来の土壌で勝負している限り、いつか競争優位性は失われていきます。

坂本孝の名言|他の誰もやらないことに挑戦を

景気の波に影響されるタクシー業界でも、本当に稼いでいる人は、売上げの落ち込みを不況のせいにして片づけません。どうすれば売上げを増やせるかを真剣に考え、自助努力しています。たとえば、新宿の歌舞伎町なら長めの距離で利用する客が多いだろうと考えて、歌舞伎町で待機する。歌舞伎町から銀座へ客を送り届けたあとも、また歌舞伎町に戻って次の客を待つ。そうやって客の心理を推測して行動する人は、ほかの運転手の2倍は稼いでいます。

坂本孝の名言|不景気でも考えれば稼ぎは増える

不況の影響により消費量は減ったとしても、お客様がまったくのゼロになるわけではありません。適切な商品を適切な価格で提供すれば、どんなときでもそれを欲する人はいるはずです。不況のせいにして、素直に自分を省みることがなければ、いつまで経っても失敗から学ぶことはできません。

坂本孝の名言|不況のせいにしてはいけない

過去の私も含めて、多くの人は失敗の原因を他人や環境のせいにしがちです。「私のせいではない。私はただ運が悪かっただけだ」と。そう思っているうちは、失敗から学ぶことはできません。「失敗の原因は自分にある」と考えることができて初めて、どうすれば成功に近づけるかを考えることができる。すなわち、失敗から学ぶための第一歩となるのです。

坂本孝の名言|他人のせいにしているうちは失敗から学ぶことはできない

最初のうちは、「これが宝」と思ったものがじつはただの石ころだった、ということもあります。かくいう私も、これまでのビジネス人生で「2勝10敗」と数多くの失敗を経験してきましたが、いま振り返ってみれば、最初の頃は自己流で失敗を重ねるだけで、本当の意味で失敗から学んではいませんでした。

坂本孝の名言|宝だと思ったものが石ころだったということもある

失敗を恐れる人は、失敗が宝の山であることを知りません。あるいは失敗したとしても、そこから何もつかまずにその場を立ち去ってしまうので、ただ「転んで痛かった」という苦い記憶しか残らないのです。失敗が宝の山かどうかということは、じつは失敗してみないとわからないものです。

坂本孝の名言|失敗が宝の山かどうかということは、じつは失敗してみないとわからないもの

失敗を恐れずに挑戦できる人は、失敗のなかに成功の要因があることを知っている人です。こういう人は、転んでもただでは起きません。起き上がるまでに周りの石を少なくとも3つくらいはつかみ、そのなかから本物の宝を見つけることができる。つまり、失敗から学ぶことができるということです。

坂本孝の名言|失敗を恐れずに挑戦できる人の特徴

失敗を恐れず挑戦できる人は、たとえ失敗しても、そのぶん成功に近づいていることがわかっているので、一度や二度の失敗で諦めることなく、成功するまで続けることができるのです。

坂本孝の名言|失敗しても成功に近づいている

もう駄目だと思う状況に追い込まれたときが仕事の始まり。最後まで頑張っていきたい。

坂本孝の名言|もう駄目だと思う状況に追い込まれたときが仕事の始まり

なぜ私が40代に失敗を勧めるかというと、40歳からは失敗よりも成功する可能性のほうが高くなるからです。それまでに積み重ねた失敗のなかには、成功の秘訣が詰まっています。だから40歳からが仕事は面白い。

坂本孝の名言|40歳からは失敗よりも成功する可能性のほうが高くなるから挑戦すべき

もしあなたが40代なら、もっと失敗しても大丈夫です。七転び八起きという言葉があるように、失敗したらまた起き上がればいいのですから。失敗したって殺されるわけではありませんし、その後も人生は続いていきます。

坂本孝の名言|失敗したって殺されるわけではありません

組むべき相手を見分けるには、私の場合、最初の3秒で受ける印象と、3分の会話で大体見分けられます。これまで約5000人を面接してきた経験から言えば、「正直な人」「目を見て話す人」「全身に清潔感のある人」この3つがポイントです。反対に、陰気な人、嘘をつく人は要注意です。

坂本孝の名言|ビジネスパートナーを選ぶときのポイント

普段からツイてる人とつき合うのが一番です。反対にツイてない人とつき合うと、自分までツキに見放されてしまいます。

坂本孝の名言|ツイてる人と付き合うことが大切

なかなか結果が出ないときは、次の点を見極める必要があります。結果が出ないのは、「自分の努力不足」が原因なのか、それとも「時代に合ってない」からなのか。努力が足りないなら、さらなる努力が必要です。一方で、ビジネス自体が時代にマッチしていない場合は、方向転換を考えるべきです。

坂本孝の名言|なかなか結果が出ないときの対処法

既存概念を破り、前例のないことに挑戦するのは、失敗の連続です。しかし、誰かの二番煎じをやるよりも、前例のないことに挑戦するほうが、宝が多いのも事実です。リスクがあるぶんリターンも大きい。ですから、51%の勝算があったら、やってみたらいいのです。

坂本孝の名言|二番煎じよりも、前例のないことに挑戦するほうが宝が多い

料理の世界には「3年間の皿洗いを耐えた者だけが一流の料理人になれる」という考え方があるようですが、当社では皿洗いで一流の料理人が育てられるとは考えていません。世界の舞台で勝つためには、2年で副料理長レベルの腕前を育てる仕組みを持たなければならない。

坂本孝の名言|世界の舞台で勝つためには、短期間で腕前を育てる仕組みを

ブックオフが成功した理由は、本に対する目利きがモノをいう従来の古本屋ビジネスではなく、「本がきれいか、きれいでないか」というブックオフ独自の価値基準を作り、新たな中古本市場を創出したことです。

坂本孝の名言|独自の価値基準を作り、新たな市場を創出することが大切

いずれニューヨークやミラノ、パリにも出店したいと考えています。これも自分の野望のためではなく、世界に通じる料理人を育てたい思いからです。

坂本孝の名言|世界に通じる料理人を育てたい

「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」に集まってくる一流の料理人と話をすると、彼らが置かれていた環境が必ずしも幸せではなかったことがわかります。飲食業界ではいま、品質の均質化や効率のためにセントラルキッチンの導入が進み、料理人が自分たちの腕を存分に発揮する機会が減っています。どんなに頑張って働いても、将来に明るい展望を描けないのです。このような状態を変えたいと思ったのが、私が飲食業を始めた原点です。

坂本孝の名言|料理人が将来に明るい展望を描けるレストランを

私がいまやっている「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」は、一流シェフが作る料理を低価格で提供する立ち飲みレストランです。これもいままでにないビジネスです。当社にはミシュランクラスのシェフが30人いて、飲食業界では圧倒的な競争優位性を誇っています。お陰で店の前には連日、お客様の長蛇の列ができています。

坂本孝の名言|いままでにないビジネスで、圧倒的な競争優位性をつくることが大切

新たな土俵の芽は、変化する世の中の先頭に立ち、誰も気づいていない可能性のスキマを敏感に察知することで見えてきます。

坂本孝の名言|誰も気づいていない可能性のスキマを探す

家業は精麦から畜産の配合飼料へ事業転換し、全農の下請けとして再スタートすることで窮地を脱しました。ところが経営が安定してくると、農協関係者の介入が増え、私たちの決定権が奪われていったのです。私は元来、自分の思うとおりにやらないと気が済まない性格です。会社の官僚化が進むことにいら立ちを感じ、私はついに独立して自分の道を進む決心をしました。

坂本孝の名言|自分の道を進む決心

企業としては「理念を共有すること」「同じ合言葉をもつこと」これだけは手を抜いてはいけません。そしてこの理念を皆に共有してもらうことが私の仕事です。店の回転や資金調達など細かいところはナンバー2、ナンバー3が全部運営してくれますので、私は戦略と夢の共有だけに絞っても会社は十分に回っています。

坂本孝の名言|トップが手を抜いてはいけない2つのこと

私はみなさんが幸せになるための会社をつくる。みなさんには株を差し上げます。会社は株主のものですから、誰の会社と聞かれたら「俺の株式会社」といってください。
【覚え書き|入社したシェフたちに言った言葉】

坂本孝の名言|誰の会社と聞かれたら「俺の株式会社」といってください

飲食業に本格的に参入すると決めたとき、不況の中でも利益をあげている店舗に注目し、その共通点を話し合いました。すると「ミシュランの星を取っていること」か「立ち飲みのスタイルであること」、この2点が共通点としてあげられました。一流の腕と立ち飲みを組み合わせたら流行すると予感がしました。

坂本孝の名言|不況でも利益をあげている店の共通点を洗い出し組み合わせる

「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」は材料費に費用がかかるため1人あたりの利益は少ないのですが、店舗を立ち飲みにすることによって回転が早くなります。したがって、普通1回転する時間で4回転すれば、単純に他の店舗より4倍お客様が入る。そうすると、1人あたりの利益は4分の1でいいことになります。したがって、このビジネスモデルはお客様が満足することはもちろん、利益をしっかりと得られる仕組みになっているのです。

坂本孝の名言|いい食材を使っても儲かる仕組みを作る

上場を目指すのは、世の中に無くてはならない会社だということを社会に認知・評価してもらうためです。ブックオフの上場も古本チェーンが社会に認知・評価してもらう意味で非常に大きかったですからね。

坂本孝の名言|上場するのは世の中に無くてはならない会社だと認知・評価してもらうため

せっかく良いものを持っている飲食店でも多店舗展開できないのは、マネジメントの問題です。自分が成長し、他人を育てるためにも、マネジメントが大切です。

坂本孝の名言|多店舗展開できない店に欠けているもの

1店舗だけなら、夫婦で愚直に頑張れば、ラーメン屋でもうどん屋でもやっていけます。問題は2号店を出して、他人にお金と実印を預けなければならない時です。ここで信頼して任せられないと、マネジメントができない。任せることからマネジメントが始まるのです。

坂本孝の名言|任せることからマネジメントが始まる

ブックオフのトップを退任した時、その後の人生をどう過ごすべきか。私もいろいろ考えました。創業者として持っていた株の売却でキャピタルゲインもあったので、例えばハワイで優雅に酒とバラとゴルフ三昧の日々を過ごすこともできました。しかしそれではすぐに飽きるだろうし、やり残したこともあると思ったのです。やり残したこととは、立派な企業家を数多く育てることです。起業することも大切ですし、たとえ企業で社員として働いていても、成長した人材が分社化で独立する「のれん分け」のような制度が必要だと思いました。

坂本孝の名言|残りの人生をどう過ごすか考えることが大切

飲食業に注目したのは人材の宝庫であると感じたからです。飲食業界は長年、労働条件が悪い環境でした。長時間労働の割に安い給料です。転職も多いのですが、他の業界に行くわけではなく、飲食業界の中で転職していることが多い。だから環境もそれほど変わらず、最初に抱いた夢を失う人もたくさんいます。でも彼らは一生懸命努力する姿勢もあるし、志や独立精神も高い。問題は、彼らを育てるマネジメントが不足していることでした。そこで私がブックオフで培ったマネジメントを活かせるのではないかと思ったのです。

坂本孝の名言|飲食業に注目した理由

40代は大変なことがたくさんあるでしょうが、そこで諦めたり腐ったりしてはいけません。40代が一番良い時期なのですから。体力や気力も十分だし、世の中のこともよくわかっている。ビジネスマンにとって、40代こそゴールデンエイジですよ。

坂本孝の名言|ビジネスマンにとって、40代こそゴールデンエイジ

人間にとって一番大事なのは「正直さ」。これが失敗から得た最大の教訓です。一度でもウソをつくと、そのうち「商売のため」「営業成績のため」と理由をつけて、どんどんウソをつくクセがつきます。バレていないつもりでも、他人にはすぐわかります。そして、信用を失います。そのことを私は、自分の体験からも、人の失敗談からも学びました。

坂本孝の名言|人間にとって一番大事なのは「正直さ」

私は父親の事業が何度も倒産しそうになるのを見て育ったので、リスクに対する感覚が一般の人と違うのかもしれません。私にとってリスクは、「仕事をするときの楽しみの一つ」くらいの感覚ですね。

坂本孝の名言|リスクは、「仕事をするときの楽しみの一つ」

以前は「10年ひと昔」でしたが、今は「3年ひと昔」。業界によってはもっと変化が速い。このスピードについていくには、常に自分をリフレッシュさせ、心身ともに若々しさを保つ努力が必要。

坂本孝の名言|常に自分をリフレッシュさせ、心身ともに若々しさを保つ努力が必要

いくつものビジネスを立ち上げては失敗し、40代までに成功したのは中古ピアノ販売業だけ。50代でようやくブックオフを成功させましたが、それを含めても「2勝10敗」。ただ、何度失敗しても、いつかツキが来ると信じて、鉱山を掘りまくっては金脈を探し続けてきた。

坂本孝の名言|何度失敗しても、いつかツキが来ると信じて、鉱山を掘りまくっては金脈を探し続けてきた

人を育てるという点では手ごたえ十分ですが、今の成功に慢心せず、今後も自らを戒めて、さらに人間力のある企業として成長させたい。

坂本孝の名言|今後も自らを戒めて、さらに人間力のある企業として成長させたい

前の会社(ブックオフ)で10年かかってもできなかった経営理念の浸透が1~2年でできた。伝播・伝達のスピードこそが、企業を短期間で本物にする。

坂本孝の名言|伝播・伝達のスピードこそが、企業を短期間で本物にする

私は、シェフという人種はそもそもわがままで、経営に関しては関心がないという先入観がありました。ところが一流のシェフはへたな経営者より、よほどセンスがあります。人間力というのでしょうか、理念さえ共有できればさらに大きな力を発揮する。

坂本孝の名言|一流のシェフはへたな経営者より、よほどセンスがある

景気のせいにするのではなくて、お客さまのトレンドを常にトップが注視するのは当然。異業種の動向にだってアンテナを張っておかなければならない。

坂本孝の名言|異業種の動向にだってアンテナを張っておかなければならない

外食産業を研究し、元気な店をピックアップしたところ、ミシュランの星を獲得した店舗と立ち飲み業態が不況の飲食業界にあって例外的に繁盛していた。そこで考えたのが、この2つをうまくコラボするということでした。

坂本孝の名言|不況でも例外的に繁盛している店を調べる

飲食は唯一、小が大に勝てる。たった5席の店で隣に500席のラーメン屋が開業したとしても知恵を駆使できる人材がいれば勝機は必ずある。

坂本孝の名言|飲食は唯一、小が大に勝てる

私の原動力は「人のために汗をかく」ことです。人は自分自身やお金儲けのためになると、「いいや途中で」と半分努力して半分儲かればいいと挫折してしまうのです。でも人のためになると思えば必ず実現しますし、最後までやり遂げようというエネルギーがわいてくるのです。

坂本孝の名言|人のために汗をかく理由

会社はお客様のことを考えなければなりませんが、そこで働く人全員が、この仲間と過ごして良かった、自分の人生最高に幸せだったと言える会社を作りたい。

坂本孝の名言|スタッフ全員が自分の人生最高に幸せだったと言える会社を作りたい

中古業界は新品業界の活性化無くして成り立ちません。新刊書店が一般消費者に本を売っていただけるおかげで我々中古ビジネスが成り立っています。

坂本孝の名言|中古業界は新品業界の活性化無くして成り立たない

パート・アルバイトを多く採用し、彼らの力で企業力をつけようと考えたのも一つのポイントです。無判断、反復採用ではなく、彼らの質を高めるトレーニングをしました。みんなで一緒に研究し、彼らの中から店長を作りました。パート・アルバイトを積極的に取り入れる。それがブックオフが他との競争に勝てるモデルの基礎だと私は思っています。

坂本孝の名言|ブックオフの強み

お金目的の人はお金がなくなれば離れていきますから、大金を提示して引っ張ることもしない。来てもらうには、将来の夢を語ればいいんです。明るい見通しを示さないと、心は動かせないんです。

坂本孝の名言|人材に来てもらうには、将来の夢を語ればいい

面接でのコミュニケーションの第一歩は、自分の言葉を使って、わが社の方向性を理解してもらうこと。面接する側ではあるけれど、面接されているのはこちらじゃないかと思いますね。

坂本孝の名言|面接する側ではあるけれど、面接されているのはこちら

社長が一人で喋って意見を押しつけちゃいけない。人間、思ってることを言うだけで楽になるから、こっちは聞くことに徹する。それで最後に「じゃあ、やってごらん」と背中を押せばいい。

坂本孝の名言|人間、思ってることを言うだけで楽になる

ブックオフを立ち上げた当初は、周囲から「気でも違ったのか」という目で見られました。大々的に中古書販売をやろうとすれば出版業界から非難を浴びるのは目に見えていたし、考えられるリスクはいくらでもありました。しかも50歳で新たに起業するなんて、当時の常識ではとんでもないこと。今でこそ中高年で起業する人も増えましたが、その頃、取材に来た記者から、「墓場に片足を突っ込んだような歳で」と失礼な言われ方をされたこともあったほどです(笑)。でも私は、「やる!」と決めた。そして、いったん決めたら、怒涛のごとく突っ走ったのです。

坂本孝の名言|いったん決めたら、怒涛のごとく突っ走った

やはり自分自身で実践をしている人の意見を聞くべき。本も同じです。巷には成功術について書かれた本があふれていますが、実際にリスクを取ってビジネスをやったことのない人が書いたことなど、聞いても意味がありません。ところが、そういう人の話や本を真に受けて、そのとおりにやってしまう人がいる。自分の力を信じないから、どうでもいい人の意見に振り回されるのです。

坂本孝の名言|自分自身で実践をしている人の意見を聞くべき

坂本孝の経歴・略歴

坂本孝、さかもと・たかし。日本の経営者。「俺のイタリアン」などを展開する「俺の株式会社」、古書店チェーン「ブックオフ」創業者。山梨県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、父が経営する精麦会社に入社。その後独立し、オーディオショップを設立するも失敗。中古ピアノ販売、化粧品販売などを経て、50歳でブックオフを設立。同社を大きく成長させた後、会長を辞しバリュークリエイト(のちの俺の株式会社)を設立。未経験の外食産業に参入し「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」などの繁盛店をつくった。

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