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土屋賢二の名言

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土屋賢二のプロフィール

土屋賢二、つちや・けんじ。日本の哲学者、エッセイスト。「お茶の水大学」教授。岡山県出身。東京大学文学部哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学助手、お茶の水大学講師・助教授・教授・文教育学部学部長・名誉教授などを務めた。

土屋賢二の名言 一覧

口げんかになったら男は女に絶対に敵いません。僕たち哲学者は言ってみれば議論の専門家ですが、例外なく妻にやり込められている。


自分にとって役立つ情報か面白い話だと思えば、人は熱心に話を聞くものですが、面白いかつまらないか、役に立つか立たないかなど、自分にとっての利益不利益を瞬時に選別しています。そして、それが態度に表れます。


夫婦だからわかり合える、わかり合わなければならない。これは夫のほうが抱きがちな心情ですが、幻想は捨てましょう。夫婦といえども、元は他人なのだからわかり合えなくて当然と思ったほうが気楽です。少なくとも、話せば話すほど不満が募るという関係は避けられるはずです。


よく「話せばわかる」と言いますが、それは幻想にすぎません。本来、人は話せば話すほど互いの立場や考えの違いが明確になっていくものです。良好なコミュニケーションは、その違いの認知を前提として成立していくものです。


純粋に議論させても女は強いんです。長年、大学で学生を教えてきた経験から言ってもそうですし、小さい頃から女は違う。それでいながら多分、女の人は論理の力なんて大したことがないと思っている。そこがすごい。男にしたら「論理で言い負かせば自分の勝ち」、でも女は「勝ったから何?」で、その先の利益を求めるでしょう。「謝ってすむなら警察はいらない」とか言ってバッグや靴を買わせたりして。どうやっても、男は女に勝てません。


結婚生活や夫婦関係に、過剰な期待を持ちすぎないようにすることを勧めます。動物のオスは本来、繁殖の役割を終えれば用のない存在です。人間の場合、女性は中年を過ぎて子供を産めなくなっても、孫の世話をするなど、まだ子孫の生存のために役立ちますが、男のほうは、お金を稼いで家に入れるくらいしか役割はなくなります。昆虫の世界で、オスのハチは、女王バチとの交尾を済ませると死んでしまいます。男も本質的にオスのハチのようなものです。カマキリのオスも交尾のあと、メスに食い殺されると言われます。それに比べれば、人間のオスは殺されないだけ恵まれています。私たち夫は、男らしく自分の置かれた境遇を受け入れるしかありません。それが、男に生まれた者の運命です。文句ひとつ言わず、淡々と運命に従っているハチやカマキリを見習いたいものです。


私は、夫婦は若い頃から、いくらか距離を置くほうがいいと思います。何でも一緒にしていると、二人は仲良し夫婦だと男は思い込みますが、それは錯覚で、おそらく妻は失望の連続だと思います。距離を置いて、妻が未知の部分を持っているほうがいいと思います。自分をあけすけに話さず、謎の部分を残すのです。少し離れたところから眺めていれば、夫の欠点は見えにくくなるし、勝手な解釈で、いいイメージを持ってくれるという期待も持てます。


土屋賢二の経歴・略歴

土屋賢二、つちや・けんじ。日本の哲学者、エッセイスト。「お茶の水大学」教授。岡山県出身。東京大学文学部哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学助手、お茶の水大学講師・助教授・教授・文教育学部学部長・名誉教授などを務めた。

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