國貞文隆の名言

國貞文隆のプロフィール

國貞文隆、くにさだ・ふみたか。日本のジャーナリスト・経済評論家。山口県出身。学習院大学経済学部卒業後、東洋経済新報社に入社。同社記者を経て、米系出版社コンデナスト・ジャパンに入社。男性向けファッション雑誌「GQ JAPAN」の編集者としてビジネス特集などを担当したのち独立。著書に『なぜあの人は「時間」を味方につけることができたのか』『カリスマ社長の大失敗』『社長の勉強法』『慶應の人脈力』『やはり、肉好きな男は出世する』ほか。

國貞文隆の名言 一覧

仕事というのは取り掛かるときに大きな労力を必要としますが、見える化してあれば自分が得意な分野から先に片づけて、エンジンをかけることも可能です。


難しい案件などは、行き詰まってしまい、ついつい放置してしまうこともあるでしょう。自分の中に溜め込むのではなく、中途半端な状態でもいいから、どんどん人に相談することが大事です。まったく違った視点からの着想を得ることができ、解決への糸口となるかもしれません。


大慌て予防にもリスト化は効果を発揮します。何から手を付けるか決断できずに呆然とするくらいなら、頭の中を整理し、リストの上から順番に仕事を片付けていけばよいのです。


情報収集というのは、やたらめったら情報を集めればいいというものではありません。あれもこれもと情報を集めていても、それが自分の仕事とまったく関係がなかったり、関係が薄いものであれば、無駄になってしまいます。サラリーマンにおける情報収集というのは、自分の仕事に生かすためにするものです。つまり、自分の仕事において何が必要かということを明確にする必要があります。


集めた情報について人としゃべることも有効です。人としゃべると頭の中で散らかっていた情報の断片が整理されたり、違う視点を得ることができ、結果として思わぬアイデアが出てくる。


待ち合わせ時間の5分前には現場に到着すること、絶対遅刻しないということが大切です。三菱の岩崎家当主と面会した際、私は10分前に着いたのですが、相手方はすでに到着して待っていました。優秀な人は絶対に遅れない。相手のメンツを潰さないためにも、心しておきたいことです。


意外に思う人もいるでしょうが、実は社長の中にもグズは多い。基本的にはグズと言ってもいいかもしれない。デキる経営者は自分の性分を理解しているから、自分がグズでいられないような外部要因を設定するのです。例えば休みの日、気を抜いていれば一日寝て過ごすこともあるかもしれない。そんなときは、朝から予定を入れてしまうのです。後回しを避けるためには、まず締め切りを設けること、リストにして見える化することが重要になってきます。


社長たちは休日、だらだら遅くまで寝ているわけではありません。休日であっても早起きする人が多い。確かに自分の時間という観点でいえば、金曜の夜よりも土曜の朝のほうが大事なわけです。遅くまで酒に付き合うよりも、休日の朝に読みたい本を読んだほうがためになります。


仕事上手な人は、息抜きを非常に大事にしています。


ある社長は通勤中にエッセイ集を読むのだそうです。小説と違い、エッセイは短時間で読み終えることができるという利点があります。そしてエッセイの内容そのものではなく、著者の視点を学ぶことで、それを一日の仕事に生かすとのことでした。これには私も感心させられたのを覚えている。


日本の朝のニュースは見ないほうがいいでしょう。朝の時点で放送されるニュースは昨日のものだからです。日本の朝刊は海外ニュースに弱い。夕刊であれば市場の動きも入ってきますが、情報化社会では後れをとってしまいます。つまり、朝の海外のニュースにこそ目を向けるべきなのです。スマホが相当浸透している現在ですから、ビジネスマンはブルームバーグのニュースを聞けばいいでしょう。無料で視聴できるにもかかわらず上質なニュースソースとなります。


朝の勉強会で社外とのつながりをつくっておくことは、社長にとって非常に重要な意味を持ちます。社長と同じ目線を持つ話し相手は同じ会社の中には存在しません。例えば経営者サイドということで専務に相談したとしても、専務には専務としての立場と目線があります。つまり、他社の社長でなければ同じ立場で話すことができないのです。朝の勉強会に出席すれば、相談できる仲間が必ずいるというわけだ。


朝の勉強会に参加するなら、テーマはあえて中国古典をおすすめしたい。社長の勉強会であれば経営戦略を学ぶべきではないかと思う方も多いでしょうが、それではまだまだ浅い。特に大企業であれば様々な人材がいる中で、それをどうやって動かせば最大の効率をあげることができるのか、ということが重要になってきます。そして中国古典は人間学の宝庫なのです。中国古典には人間学だけでなく、帝王学も入っています。渋澤健さんの主宰する中国古典の勉強会に経済同友会のお歴々が参加しているというのもなるほどと納得がいくことでしょう。


朝に勉強会を行う社長も増えています。こうした勉強会は出席率が非常に高いのが特徴です。夜であれば「仕事が長引いてしまって」と言うこともできるが、朝の勉強会の前に仕事をしている人はさすがにいないわけで、朝の勉強会は欠席の言い訳がきかないのです。


私は300人以上の経営者・社長を取材してきましたが、そのすべてが朝型だったというわけではありません。午前中にまったく仕事をしない社長もいました。朝起きなければいけないという切迫感に駆られるだけでは意味がありません。重要なのは、自分の仕事に合わせて、アウトプットを最大にするためにきっちり準備運動をする、ということ。特に社長は100%の状態で社員と接しなければならない。二日酔いの顔を見せてしまう社長では、その会社の今後も危ぶまれるというものです。


朝時間は仕事への準備運動という意味合いもあります。IIJの鈴木幸一社長は、朝の3時に起きます。半身浴をして、本を読みながらボーッとする。それからコーヒーを飲み、新聞を読み、どんどん脳を活性化させて出社するのです。


朝は頭か冴えているし、ポジティブに考えることができます。夜だと考えるうちに思考がネガティブになり、泥沼から抜け出せなくなってしまい、時間ばかりがどんどん過ぎてしまいます。「夜明けの来ない夜はない」ではないですが、一度寝てしまえば頭がリセットされます。寝ている間に頭の中が整理されて明るくなれる。


社長にとって、考える時間を持つことが一番大事と言っても過言ではありません。しかし、普通に過ごしていれば、考えるための時間をどこにも確保できない。だから朝時間は重要なのです。夜まで仕事のある社長には、一人で静かに考える時間は朝しかない。多くの社長はそれに自覚的で、だからこそ朝時間を活用しています。


社長にとって、考える時間を持つことが一番大事と言っても過言ではありません。しかし、普通に過ごしていれば、考えるための時間をどこにも確保できない。だから朝時間は重要なのです。夜まで仕事のある社長には、一人で静かに考える時間は朝しかない。多くの社長はそれに自覚的で、だからこそ朝時間を活用しています。


レベルの高い経営者はものごとの捉え方、解釈の仕方が上手い。


経営者としてレベルが高ければ高くなるほど否定的なコメントはしません。逆に低くなればなるほどネガティブなコメントをしまくります。


企業家で成功する人が凡百の経営者と大きく異なる点は、ビジネスで無理だなと思ったときに、そこを突破しようとする意志です。それが生き残るための本当の実力で、そこからが経営者として一流になれるかどうかのスタートです。


ベンチャー企業家は淘汰され、いくつもの企業が生まれ、死んでいくのがベンチャーの世界です。したたかに生き残っていくには運と自己変革が必要です。失敗しても何度でも立ち上がらなければなりません。そのためにも折れない心を鍛えようとして、トライアスロンなど自己鍛錬を兼ねたスポーツをやる社長が多い。それを乗り越えることで、また自分に自信を取り戻すことができるのでしょう。


國貞文隆の経歴・略歴

國貞文隆、くにさだ・ふみたか。日本のジャーナリスト・経済評論家。山口県出身。学習院大学経済学部卒業後、東洋経済新報社に入社。同社記者を経て、米系出版社コンデナスト・ジャパンに入社。男性向けファッション雑誌「GQ JAPAN」の編集者としてビジネス特集などを担当したのち独立。著書に『なぜあの人は「時間」を味方につけることができたのか』『カリスマ社長の大失敗』『社長の勉強法』『慶應の人脈力』『やはり、肉好きな男は出世する』ほか。

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