国吉拡の名言

国吉拡のプロフィール

国吉拡、くによし・ひろむ。日本のコンサルタント。コンサルティング会社ブリングアップ社長。沖縄出身。大学卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。新人賞を獲得するなどセールスマンとして常にトップの成績を残す。25歳で営業課長に就任し、同社の売上を拡大した。コンサルティング部門に移り企業のコンサルティングを行ったのち、独立しコンサルティング会社を設立。セールス、部下教育などを主に教えている。主な著書に『だから、あなたの部下は動かない!』『何かが足りない!あなたの営業』『ヤル気のない部下をクビにして何が悪い!!』『リーダー』『会社を変えたい 企業幹部 鉄のルール』『日本一頭が悪いカリスマ経営コンサルタントが語る部下が育つ魔法の言葉100』など。

国吉拡の名言 一覧

モチベーションの低い人は、圧倒的に「行動力が弱い」というのも特徴です。悩みの大半は、行動すれば解決できます。行動を起こさずに悩んでばかりいるから、いつまで経っても現状から抜け出せないのです。


組織や上司を急に変えることはできません。でも、自分を変えることはすぐにでもできます。ないものねだりをせず、現状を受け入れ、自分のできることに目を向ける。そうして、小さくても結果を出していけば、モチベーションアップにつながります。


営業の仕事に限らず、もともと会社というのは「矛盾の宝庫」です。いくら自分の考えや希望が正当だとしても、それがそのまま受け入れられることなどあり得ないと思っていたほうがいいでしょう。


適性を考える以前に、やり方や考え方が間違っていないか、自分を省みてみましょう。


営業の仕事では、断わられても仕方がない面はあります。しかし、行動しなければ結果は生まれません。そして、行動した結果の失敗なら、そこからヒントを得ることができますし、次回はより具体的に成功をイメージできるようになります。


当面の目標を立てたら、まずは1カ月間、やり続けることです。1カ月続けたら、意識が変わります。そして100日続けたら、必ず結果が出ます。さらに300日続けたら、自然とやる気が湧いてくる体質に変わるでしょう。つまり、「継続は力なり」ならぬ、「継続は変化なり」なのです。


よく「自分は営業に向いていない」という人がいますが、そうした人が別の部署に異動して活躍できるかというと、そんなケースはめったにありません。なぜなら営業の仕事は、健全な思考をもち、健康体であるならば、誰でも平均レベルの成績は挙げられるものだからです。問題は適性云々にあるのではなく、自分の内面に関するものなのです。「向いている」「向いていない」は、平均点を取ってからの問題。「できない」という自分から逃げているようでは、未来はありません。


人は口を開けば心を開きます。相手が顧客なら、財布を開いてくれる可能性も大きく高まります。一見、遠回りのように見えますが、相手に話させるというのは、最も効果的な伝える技術なのです。


営業とは狩りと同じだというのが私の信念です。


何かを相手に伝えるには、その目的を明確にすることが大切だとよくいわれます。営業の場面ではとりわけそうなのですが、この当然のことができていない営業マンが、実は非常に多いと感じます。


商談は確認に始まり、確認に終わるのが基本です。簡単なことですが、これを徹底することで、顧客と歩調を合わせながら、商談の内容をより深めていくことができるのです。


もし自分が選んでほしいと思っていた案を相手が選んだ場合は、「私もそう思っていました!」と強く同意を示すべきです。ここでお互いの価値観が同じだということを確認すれば、あなたと顧客の間には、縄とびを一緒に跳んでいるような共感が生まれます。その共感があるのとないのとでは、同じことを話しても心への響き方がまったく違ってくるのです。


商談の時間が短いと、つい焦って自分ばかり話してしまうという失敗もよく見かけます。しかし、こちらが話すよりも相手に話してもらった方が、結果的にはより効果的に伝えることができるのです。理想的には話すと聞くが3:7の割合のインタビュー形式で進めていくとよいでしょう。


営業マンがすべきことは、「時間の主導権を握る」ことです。商談で一番つらいのは、話が盛り上がってきたところで次の訪問客がやってくるなどして、途中で切り上げられてしまうことです。それを防ぐために、「いまは1時ですが、2時までお時間をいただけますか?」と確認してから話を始めるべきでしょう。小さなことですが、この一言で営業マンが時間の主導権を握ることができます。


飛び込み営業の場合、訪問先のドアを開けて挨拶した途端、「いらないよ」とそっけなく断られてしまうことも多いものです。そういう場合に有効なのは、明るい声と表情で「3分だけ時間をください」とお願いするやり方です。私の体験からいうと、そうお願いしても断る人は1割くらいで、ほとんどの人が「それくらいいいか」と、とりあえず話を聞いてくれます。これも経験則ですが「3分だけ」といって話しはじめれば、だいたい10分程度は話を聞いてもらえるものです。そこから成約に結び付くことも、決して少なくありません。


時間をかけずに効果的に相手に用件を伝えるには、商談の冒頭で訪問目的をはっきり伝えるとよいでしょう。「今日は商品説明のためにお伺いしました」と先に伝えておけば、お互いに商談の目的を共有できますから、話のピントがずれることはありません。二度目や三度目の訪問ならば、「先日のお話では、こういう点が問題でした」と、前回の商談の確認から始めるのも大切です。そして、商談の終わりには「本日のお話の内容を確認させていただきます」と重要事項を確認する。これで要点をしっかりと伝えることができます。


質問形式の商談になれたら、相手に選択肢を提示するやり方を実践しましょう。ある提案をするときに「これがお勧めですよ」と売り込むのではなく、「いま、こういう提案を考えています。A案とB案があるのですが、どちらがいいと思われますか?」と相手に選んでもらうのです。そうすることで、「なぜA案がよいと思われたんですか?」「B案はどこが足りないんでしょう?」といった形で自然にやり取りができるようになります。一緒に提案の質を高めていくのです。


自分が話すことに慣れてしまっている営業マンは、相手に話をさせるのが苦手なものです。慣れないうちは、あらかじめ質問事項を用意しておき、順番に質問していくやり方でもいいでしょう。質問が詰問にならないよう細心の注意が必要ですが、相手と積極的にやり取りすることを意識すれば、商談にも心地よいリズムが生まれてきます。


草食系営業マンは、一度断られるとそれだけで逃げ帰りたくなってしまうのでしょうが、そこで踏みとどまって伝えるひと言が、思わぬ道を開くことがあると知るべきです。


忙しい顧客であれば、30分、あるいは15分くらいしか商談時間をもらえない場合もあるでしょう。そうした場合に対応するために、同じ内容を1時間、30分、15分といった、異なる長さで伝えられるように準備しておくことも必要です。それには、何が商談の肝なのかを改めて整理すると同時に、普段からの訓練が必要になります。商談は営業にとって真剣勝負の場なのですから、そこで力を発揮するための労を惜しんではいけません。


とりあえず訪問、とりあえず挨拶という目的のない「表敬訪問」は、いまの時代、ほとんど無意味です。優れた顧客ほど、メールで済む要件はメールで済まそうとするものです。わざわざ訪問するからには、今日は何のために話をしに行くのかを、改めて整理することが絶対条件です。


我が社にも、若い営業マンが飛び込み営業にやってくることがよくあります。私は営業コンサルタントという仕事柄、時間が許せば自分の方から声をかけて話を聞くことも多いのですが、挨拶だけで帰ろうとする営業マンがいかに多いことか。キーマンである社長が目の前にいるのに何の提案もしないのでは、いったい何のために来たのかと思います。


報告・連絡・相談をマメに行なう人は、仕事に対して誠実で熱心だという印象を周囲に与える。その姿勢で周囲を味方につければ、仕事をよりスムーズに進めることができるでしょう。


仕事のスピードが速い人は、問題が起きてからの「報・連・相」だけでなく、さらに一歩進んで、問題が起きる前に兆候に気づき、事前に報告や相談をしているもの。「まだクレームはありませんが、このままでは問題になりそうなんです」と事前に上司に伝えておくことで、実際に問題が発生したときに、すぐさま上司のアドバイスやサポートを受けることができる。たとえ問題が発生しなくても、「あいつは危機管理ができる」と、仕事に対する真摯な姿勢が評価されるはずです。


悪い報告をすれば、上司に怒鳴られることもあるでしょう。しかし、怒鳴られる原因の9割は、失敗の原因を他人のせいにしてしまうことにある。「お客が誤解してこうなった」と説明したとしても、上司からいわせれば、「君が誤解を招く説明をしたからだろう」ということになり、墓穴を掘りかねない。まずは、謙虚な気持ちで原因と結果をきちんと説明し、そのうえで、上司から対応策を引き出す。当たり前ですが忘れがちなポイントだ。


得意先を怒らせてしまったり、納期が遅れそう、といった悪い報告や連絡は、後回しにしたいのが人情。しかし、こうした悪い報告こそ優先して行ない、上司の判断を仰いで、早いうちに手を打てる人が、仕事が速く、将来も成功する人だ。


直属の上司への「報・連・相」は当然だが、部署が違っても、尊敬する先輩や上司にはどんどん相談するといいでしょう。「この人ならどう判断するだろうか」とその人の判断基準を参考にすることで、自分の判断力も養われます。これが仕事のスピードを上げる一番の近道です。


経験の少ない若手社員なら、仕事の場面に応じた的確な判断を瞬時に下すことは難しい。だから、途中経過も含めて、細かく報告・連絡・相談することは、上司や先輩の知識やノウハウを借りて、自分の仕事の精度とスピードを上げていくことだと考えましょう。


「この件は前に相談したかも」と思っても、疑問や迷いがあるなら、たとえダブっても報告・連絡・相談すべきです。


モチベーションをもっとも手っ取り早くアップさせる方法は、モチベーションの高い人のそばにいること。しかしながら、必ずしも周囲に、そうした人がいるとはかぎりません。自分自身でモチベーションを維持していくことが必要です。そのためには、小さくてもいいからとにかく結果を出すことです。そのためには、繰り返しになりますが、明確な目標を定め、具体的な行動を取っていくことに尽きるのです。


目標が達成できたあかつきには、心のなかで「よっしゃ」とガッッポーズをしましょう。他人と比較するのではなく、過去の自分と比べて、それより少し成長したいまの自分を評価してあげるのです。


目標を設定したら、必ず期限を切ること。期限のある目標は実現できますが、期限のない目標はいつまでも夢物語のままです。たとえば、「今月はお客様を100件訪問する」と決めたら、一日当たり何件訪問すればいいのか、そのための時間をどうやって確保するかなど、目標を達成するための段取りを具体的に考えていきます。現時点で何が足りないかをひとつひとつ確認していくと、次にやるべきことが明らかになってきます。そのやるべきことをきちんとこなしていけば、自然と目標達成は近づいてくるでしょう。


行動力を強化させるためにはどうしたらいいのか。そのためには、明確な目標を設定したうえで、「期限を切る」ことをお勧めします。目標といえば、「今月の売上げ○百万円達成」などと、とかく「結果」を重視しがちです。でも目標は、必ずしも「結果」だけに限定する必要はありません。結果に至る「プロセス」でもかまわないのです。たとえば、「今月は100件訪問する」でもいいし、「今週は10件の新規開拓にチャレンジする」でもいい。営業の「結果」ではなく、その結果につながる、具体的で達成可能な「プロセス」を目標にするのです。最初から大きな目標を掲げてしまい、取りかかる前から「どうせできない」と諦めてしまっては、意味がありません。まずは「プロセス」に注目し、小さなところから目標を設定してみることが成功のポイントです。


私自身の経験をいえば、経営コンサルタント会社に入社して最初に与えられた仕事は、書類の封入作業でした。土日は会社が主催する研修の会場で食事の配膳、ベッドのシーツやカバーを取り替えるといった仕事もやりました。それでも、「こんなはずじゃなかった」と思ったことは一度もありませんでしたね。経営コンサルタントのように一見スマートにみえる仕事でも、その裏には地味で泥臭い作業の積み重ねがあるだろうとわかっていたからです。また、その泥臭い部分を経験することが、その仕事をより深く知ることだとも感じられて、かえってやる気が出たくらいです。


行動が結果につながれば、やる気は再生産されます。そして、小さな結果の積み上げがより大きな結果へとつながり、モチベーションの持続につながっていきます。


モチベーションの低い人には、共通する3つの口癖があります。ひとつめは「やったつもり」「話したつもり」など、「~つもり」。二つめは「でも~」という言い訳。みっつめは「お客さんが話を聞いてくれない」など、「~くれない」です。つまりは、上手くいかない理由を、お客や周囲のせいにしているんですね。自分のことを棚に上げ、外に原因を求めていると、いつまで経っても状況を改善できません。


いま、モチベーションが上がらないと嘆いている人も、入社したてのころは、もっと志が高かったはずです。事実、新入社員がやる気だけで、驚くような新規開拓に成功した例は数多くあります。ところが、新入社員のころはやる気に溢れていても、入社3年、5年と経つにつれ、仕事がマンネリ化し、徐々にモチベーションが低下していくケースがほとんどなのです。


営業の現場にいくと、決まって聞こえてくるのが、「最近、モチベーションが上がらなくて……」という声です。私の実感では、97%の営業マンがモチベーションの低下で悩んでいます。つまり、やる気のある営業マンは3%ほどしかいないということです。ということは、モチベーションを高く保つことさえできれば、それだけでトップ営業マンになれるかもしれないのです。


国吉拡の経歴・略歴

国吉拡、くによし・ひろむ。日本のコンサルタント。コンサルティング会社ブリングアップ社長。沖縄出身。大学卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。新人賞を獲得するなどセールスマンとして常にトップの成績を残す。25歳で営業課長に就任し、同社の売上を拡大した。コンサルティング部門に移り企業のコンサルティングを行ったのち、独立しコンサルティング会社を設立。セールス、部下教育などを主に教えている。主な著書に『だから、あなたの部下は動かない!』『何かが足りない!あなたの営業』『ヤル気のない部下をクビにして何が悪い!!』『リーダー』『会社を変えたい 企業幹部 鉄のルール』『日本一頭が悪いカリスマ経営コンサルタントが語る部下が育つ魔法の言葉100』など。

他の記事も読んでみる

織田大蔵

細かな点では専門家には専門家としての知識があるから、これを活用することだ。俺のところに弁護士の顧問や相談役がごろごろしているのはそのためだ。いい顧問とは、毒ネズミを食ったネコでないといけない。法律には表もあれば裏もある。千軍万馬の危ない橋を渡ってきた者でないと応用が利かない。


長内厚

効率を追求すると、明確なニーズ以外のものが見えなくなる問題があります。市場に潜在するニーズ、あるいは全く存在していない新しい価値は、効率の追求からは生まれません。


神宮司巧

位置情報の活用領域は、いまだ未知数。顕在化していないサービスや市場にも視野を広げ、あらゆる可能性を探っていきます。


裵英洙(医療機関再生コンサルタント)

夜中に目が覚めたとき過剰にナーバスになり、かえって目が冴え、さらに焦る、という悪循環に陥る人は少なくありません。そんなときは無理に眠ろうとせず、ぼんやりと目を閉じたまま横になりましょう。布団から出るにしても、「せっかくだからこの時間に仕事をしよう」などと思わず、ただボーッと過ごしましょう。「ボーッとする」こともまた、頭や心の疲れを取るためには欠かせない時間なのです。


藤本昌義

ニチメンと日商岩井が合併して双日が誕生し、文化の融合に時間がかかりましたが、会社は継続していくものなので、奇をてらったことをするのではなく、着実に右肩上がりの成長を続けてきた軌跡を途絶えさせることなく続けていくのが非常に重要だと思っています。


ジェイ・エイブラハム

学ぶコツは、いい質問をすること。たとえば私は面接の場で、自分の給料よりも相手の会社のビジネスモデルなどについて根掘り葉掘り質問しました。面接を学びの機会にしていたのです。


宗次徳二

一番難しいのは、店の雰囲気、それを支える「人」が持続しないこと。素晴らしかった店でも、油断するとあっと言う間に変わってしまいます。人は良くも悪くも変わる。


松井忠三

手帳に行動や考えを記録することは、経営者としての指針を見出す手助けともなります。私は、読んだ本とそこから気がついたことや覚えておきたいことを手帳に記します。年末を迎えると、それを「経営姿勢」としてまとめるのです。この経営姿勢を表わす言葉は毎年増え、これを常日頃、見直すようにしています。


小池百合子

人生を懸ける大一番のときがきたのに勝負に出ないというのでは、一体何のための人生でしょうか。


徐俊植

人間の生の価値とは、自己のあらゆる魂(精神)の力を高揚させ、より偉大な魂の力を獲得するための戦いの中から、苦難の真っただ中での戦いからこそ得られるものと信じます。


古森重隆

厳しい経済環境の中、経営努力をしていかないと、会社の経営を安定した成長軌道に乗せることはできません。


鈴峯紅也

私は以前、歴史ものの記事を執筆するにあたり、様々な史料を読みました。でも、歴史書は勝者が作るものですから、鵜呑みにはできないんです。


美崎栄一郎

会社員時代、私が洗剤の商品開発をしていた頃、実験に使う大量の洗剤を計量する仕事を与えられました。計量は、私には「やりたくないこと」で、自分はその時間を研究に使いたいと思っていました。その実験は、普段は別の製品を作っている現場の機械を借りて行なうので、私が計量しているあいだ、現場の担当者たちは手が空いていました。だったら、計量はこの人たちに任せればいいのではないか。彼らにとって、計量は「いつもやっていること」ですから、任せても大きな負担にはなりません。そう思って現場の担当者と交渉すると、最終的には引き受けてもらえました。最初は断わられたのですが、現場が欲しがっている道具を、私が上司に許可をとって研究の予算で買うことで、引き受けてもらうことができたのです。


鈴木敏文

お客様の心に訴えるような新しいものを開発した部門というのは衣料でも食品でも全部伸びている。ところが、ただ値を下げたというようなものはなかなか伸びていない。


佐藤康博

ソニーや東芝が小さな会社だった時にも、そこには必ず金融機関がいたわけです。失われた20年で、金融機関は果たすべき役割をきちんとやってこなかった。取るべきリスクをきちんと取り、顧客ニーズに応えられる存在に、今こそ変わるべきです。


ページの先頭へ