名言DB

9,553 人 / 112,978 名言

四方修の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

四方修のプロフィール

四方修、しかた・おさむ。日本の官僚(警察)、経営者。京都府出身。京都大学法学部卒業後、警察庁入庁。審議官、愛知県警本部長、大阪府警本部長などを経て退官。その後、関西電力常勤顧問、関西空港専務、ジャパンメンテナンス社長、マイカル社長、一富士債権回収社長、日建会長などを務めた。

四方修の名言 一覧

世の中を見渡すと、問題を起こすのは、権力を盾に現場の思いを顧みない「上から目線」のリーダーです。一方で世の中をよくするには、強いリーダーシップが必要です。


どこで仕事をするにしても、私のモットーは「下から目線」でした。脚光を浴びない場所で働く人たちの声を聞くことを肝に銘じています。


教育勅語を「全体主義」と批判する人がいますが、中に「朋友相信じ、恭倹己を持し、博愛衆に及ぼし」という徳目があり、大事にしてきました。慎み深く行動し、周りの人を大切にしなさい、という意味です。これが全体主義でしょうか。


警察大学校を卒業し、同期たちと一緒に大阪府警察本部の警務課長室を訪れると、幹部は「大阪へ来た君たちは、見習い扱いはしない」と言いました。現場経験がなくてずっと苦労したという本部長と警務部長の方針でした。


経営者に転じても「下から目線」を大切にしてきました。マイカル(のちにイオンに吸収合併)で経営幹部の仕事に携わったときも、全国の店舗を回り、働く人の話を聞きました。すると現場から、新店舗の設計と内装を請け負い、当時の代表と親密だった内装会社の悪口が必ず出てくる。そして、新規出店などの際、資本関係すらないこの会社の社長の提案を、検証もせずに採用していたことがわかりました。私は経営会議で「少なくとも同社を連結対象にすべき」と主張し、最後は取引中止にしました。


「警察は自由がわかっていない」。わいせつ物の取り締まりに携わったとき、文化人に言われました。では自由とは何だろうと思い、ミルの『自由論』や古代ギリシャの哲学書などを読み、評論家と議論しました。私の考えは、何でも自由でいいはずはない、何でも平等でいいはずはない、です。自由なら何でもいいという人もいます。しかし、戦後の「外圧」で革命が起こり、道徳教育が形骸化し、物事を深く考えない社会になる様子を見てきた私は、そんな状況を大変憂慮しています。社会には自由だけでなく、恭倹己を持し、博愛衆に及ぼす強いリーダーが欠かせません。そして大切なのは、リーダーが「下から目線」を持つことです。


2年目には生野警察署の捜査一課課長を命じられ、刑事になりました。大阪府下でも一番厳しいと言われていた当時の生野警察署長から「生野署は検挙成績が悪い。君は若いから、頑張って検挙成績を上げるように」と命じられました。なぜ成績が悪いのか調べると、月に150件発生していた自転車泥棒の犯人が捕まらないためでした。しかし現場でいくら情報収集しても、尻尾が掴めません。ある日、釣り銭詐欺の男を現行犯逮捕し、取り調べをしました。2日間の取り調べの後、検挙するときに男が言いました。「長年留置場、拘置所、刑務所ばかりで過ごしてきた。刑事さんほど気持ちの温かい方から取り調べを受けたのは初めてです。土産を置いていきます」。彼は自転車泥棒のアジトである麻雀屋を教えてくれ、これが一斉検挙につながりました。


四方修の経歴・略歴

四方修、しかた・おさむ。日本の官僚(警察)、経営者。京都府出身。京都大学法学部卒業後、警察庁入庁。審議官、愛知県警本部長、大阪府警本部長などを経て退官。その後、関西電力常勤顧問、関西空港専務、ジャパンメンテナンス社長、マイカル社長、一富士債権回収社長、日建会長などを務めた。

他の記事も読んでみる

宮田孝一

自分自身を知ることも、充実したコミュニケーションには不可欠です。自分を理解できない人間が、相手を理解できるでしょうか。平たく言えば、「語れるような自分」があるかどうかが重要なのです。


谷口健太郎(経営者)

商社にいたときも出世にはあまり関心がなく、それより自分はどんな仕事をやるべきだろうと考えていました。そして、ディーコープを任せると言われ、経営者としての責任を負ったとき、自分は何のために生まれてきたのかと考えるようになりました。その答えは、青臭いかもしれませんが、「周囲の人を幸せにしたい」と本気で考えています。


了徳寺健二

「天才は美しい環境に育つ」という言葉があるように、人を育む環境は清潔で美しくなければならない。


エマヌエル・スウェーデンボルグ

愛は決して眠ることはできない。


松本大

僕自身は、仕事を「すぐやろう」と意識したことはないんです。すぐやる理由は単純で、そうしないと日々の仕事があふれてしまうから。


森下洋一

私は常々、リーダーとして組織を率いていく立場の人には「人間力」が必要だと言ってきました。私の考える「人間力」は基礎と柱から成り立ちます。それは、ちょうど家を建てるようなものだと私はとらえています。まず基礎となるのが、率いる集団の誰よりも高い志、誰よりも強い使命感です。この基礎がしっかりしていないと家は建ちません。そして、この基礎の上に、「人望」「人徳」「器量」という三つの柱を築いていくのです。


佐藤優

大変なときに救ってくれたのは大学時代の友人たちです。大学時代の仲間は利害関係ではない。私という人間の本質を知り、信頼してくれている。国家権力と対峙していようが、マスコミが何を伝えようが揺るがないんですね。


齋藤孝(教育学者)

大切なのは送信やプリントアウト前のチェック。読み直すだけでは確認漏れになりがちなので、あらかじめ「チェックリスト」を作っておけばいい。誤字・脱字はもちろん、「礼儀」「要件」「熱意」3要素は整っているか、日付や宛名に間違いはないか等々、どんな文書でも注意点はほぼ同じ。リストがあれば漏れを防げます。また、仕上げに音読し、流れやリズム感を確認するのも効果的。


川崎秀一

お客様がせっかく乗り気になっていても、時間が経つと冷めてしまうものです。ですからすぐに解決できない疑問や要望を受けたら、その場で「では、来週の水曜日までに答えをおもちします。ご都合はいかがですか?」とうかがう。つまり、次に訪問する約束を先に取りつけてしまうのです。そうすれば、お客様の気持ちをそらすことなく、また、期日をはっきりさせることで自分自身を追い込むこともできます。そして、期日までにきちんと答えをおもちする。約束を守ることが信頼を得る第一歩です。


稲盛和夫

もっと手を打っておくべきだったという人もたくさんおられますけれども、そのときには一生懸命考えてやっていたわけですから、想定外というのはあり得る。問題は、その想定外のことが起こった後、どういう手を打つのかという問題だと思う。


是枝伸彦

資金繰りに詰まると、時にはいろいろな悪知恵も働いたりするんです。でも、そうした時、イレギュラーなことをしてはいけない。一生懸命に地べたを這いつくばって努力していれば、必ず手を差し伸べてくれる人はいるんです。


平尾誠二

私の考えるチームワークは、1人ひとりがもつ爆発的な力をどう発揮させるかがポイント。無限の可能性を秘めた個人の配置を考え、使いどころを考え、編集するのがリーダーの役割。