唐沢寿明の名言
唐沢寿明のプロフィール
唐沢寿明、からさわ・としあき。日本の俳優。東京都出身。多くの映画、テレビドラマ、舞台で活躍。キネマ旬報ベストテン新人男優賞、エランドール賞新人賞、橋田賞、文化庁芸術選奨新人賞演劇部門を受賞。
唐沢寿明の名言 一覧
己を知るってことは、傷つくことでもあるので、そこから逃げたい気持ちもわかるんですよ。でも、早く知った方が楽になれますね。
仕事をする上で、己を知ること、自分を理解することは大事。そうすれば自分がやるべきことがわかる。
戦う前に言い訳をしないで、早く転んで傷つけばいい。泣くような思いをして、自分を知るほうがいい。いつも言い訳と人の悪口ばつかり言って生きていても前に進まないでしょう。
自分を知ったら、私は私だって思うから「あの人のようにはできないけど、僕はこうやる」と自分を解放して、自由に生きられて楽です。そうすれば、いいものはイイって心から認められる。
嫉妬するのは、勘違いしている人ですよ。己を知らないと、勘違いが起きてくるんじゃないかな。若い頃は、セリフのない役に対して「オレはこんなもんじゃない」って騒いでいる人が周りにもいましたよ。でも、目の前の役をバカにしてる人には、未来はないですよ。
スターはその人自体が貴重な価値を持ってるので、他人にはマネできないし、なれない。でも、スターは一握りしかいないんだから、多くの人は演技を頑張ったり、歌がすごく上手いとか、何かを持っていないと生き残っていけません。もちろん、僕の場合も何かをやらなければダメなタイプ(笑)。
自分に与えられた役をちゃんと真摯にやり続ければ、結果がどうであれ、俳優としての評価はあると信じていました。自分の役に対して、できうる限り、やり尽くせば、ダメだってことにはなりませんよ。
20代の頃はセリフのない役をやるのも楽しくてね。ただ立っているだけの役さえ、あるだけでありがたい話でした。第一、当時の僕には選択肢があるわけじゃないからね。あのときはドラマや映画の主役を自分ができるなんて夢にも思っていませんでしたから。自分は主役をやれる役者のはずだと思っていて、現実が「立っているだけの役」なら、悔しくなりますよ。だけど、選択肢がひとつしかない状況で、僕はその役を大いに楽しんでいましたね。
唐沢寿明の経歴・略歴
唐沢寿明、からさわ・としあき。日本の俳優。東京都出身。多くの映画、テレビドラマ、舞台で活躍。キネマ旬報ベストテン新人男優賞、エランドール賞新人賞、橋田賞、文化庁芸術選奨新人賞演劇部門を受賞。