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名取芳彦の名言

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名取芳彦のプロフィール

名取芳彦、なとり・ほうげん。日本の僧(真言宗豊山派)。元結(もっとい)不動密蔵院住職。東京都出身。大正大学卒業後、英語教師を経て元結不動密蔵院住職に就任。真言宗豊山派布教研究所研究員。著書に『気にしない練習』『ためない練習』『感情的にならない生き方』。

名取芳彦の名言 一覧

大切なのは、相手に対して心を開くこと。こっちが鎧を着ていたら、相手だって警戒して鎧を着て備えるのは当たり前なんですよ。


注意したいのは他人のせいにしないこと。仏教で蓮の花を大切にするのは、泥中にしか咲かない蓮が茎も葉も花も泥色に染まらないからです。環境に染まらず(他人のせいにしないで)、きれいに咲く蓮を理想に生きていきなさいというのです。


考え方や方法論が人によって異なるのは当たり前。まして、時代も世代も違えばなおさら。年輩の皆さんも、いまの時代に合わせてもう少し多様性を受け入れる努力をしてもいいと思うのですが、いかがでしょうか。


人間関係を損得勘定で考えていると、自分の発言が相手に「得」を与えられるかどうかと考えることにも繋がります。自信を持ってコミュニケーションできなくなってしまう。そうなると心はどんどん閉じていき、一層信頼されにくくなる悪循環に陥る。


損得とはもともと経済用語であって、人生に当てはめてはいけない言葉です。ところが、特にビジネスの世界に生きている人というのは、無意識に損得を重視して生きているのが現実。気がついたら人生全般での判断基準や価値観が損得勘定の概念に侵食されているかもしれません。


仏教の掲げる得の中に、我慢して努力するという「精進」があります。最近の風潮では、ストレスがたまるから我慢しない方がいいと言われることもありますが、私たちは目標があれば我慢できます。逆に言えば、目標がなければ我慢はできません。子供におとなしくしなさいと言っても、彼らにしてみれば静かにして達成したい目標などないのですから気の毒です。


私はその時々で目標がありました。仏教の目標は「いつでも心穏やかでいる境地になること」。多くの経典や修業もその目標達成のためで、私もそのために毎日生きています。会社に行くのがつらいと思う人は、会社に行って働く目標がぼやけたり、失われてしまったりしているのかもしれません。生活費確保だけが目標になれば、人生=生活になります。それでは寂しいし、つらいでしょう。いま一度、働く目標を設定することをお勧めします。


仏教の世界に、優しさを表す「慈悲」という言葉があります。人はどういうときに他人に対して優しくできるかというと、仏教では、自分も相手も同じであるという「共通項」に気付くことだと説いています。私たちはそうした共通項の効果を、実は昔から上手に利用してきました。あまり親しくない人と会ったときに、とりあえず「今日は暑いですね」と水を向けてみるのは、まさしく共通項を示す行為です。


信頼されない人には決定的な共通点があります。それは、「何事も、損得勘定で生きている」ということ。損か得かを考えて動く人間は、当然ながら損になることには手を出さず、得になることしかやろうとしません。さらに言えば、自分が得をするためなら、平気で嘘をついたり、人を裏切ったりするようなことだってあり得ます。損得で動く人間の怖さというのは、まさにこの点にあります。


私も今年59歳になりますから、そろそろ寺の住職を倅に譲る時期に来ています。当然、これまでの私のやり方と息子のやり方では、異なる部分も多いでしょう。でも、息子なりに苦しみ、失敗を経ることで、ベストな道に辿り着くはずだと信じて、あまり口うるさいことを言わずに見守りたい。


先人の知恵というのは案外間違っていないものです。なぜなら、間違った考え方や方法論は、たいてい失敗体験によって淘汰されていくからです。つまり、いま手元に残っているノウハウは、成功体験に裏打ちされた確かなもの。言い換えれば、身をもって学んできたことだからこそ、じじいやばばあはついつい他人にそれを口酸っぱく伝えたくなるのでしょうね。


同期や先輩が昇進していけば、置いてきぼりにされたような気がして悶々とするかもしれません。なぜ偉くなれないかは、自分であれこれ考えるより、周囲の人を誘って居酒屋へ乗り込み、愚痴とため息を肴にして一杯飲みながら確かめるといいでしょう。誰でも「自分で思っている第一の自分」と「他人が思っている第二の自分」がいます。この2つには大きな開きがあります。ですから、客観的に見ている人に「なぜ偉くなれないのか」を聞いた方が正しい答えが得られます。


私自身も日常生活の中で、自分とは異なる考え方、とうてい相容れられない価値観や考え方に出くわすことが珍しくありません。仏教ではそんなとき、何かを「諦める」ことで心の平安を維持する考え方を説いています。そして、諦めるために必要なのは、事情を明らかにすること。「諦める」と「明らかにする」は同源であるというのが仏教的なアプローチ。「あきらめる」とはもともと「あからめる」なのです。たとえば、早く帰ろうとする後輩がいたとしても、「彼は新婚さんだから、早く帰って手料理が食べたいのも当たり前だな」とわかっていれば、腹も立たないでしょう。


名取芳彦の経歴・略歴

名取芳彦、なとり・ほうげん。日本の僧(真言宗豊山派)。元結(もっとい)不動密蔵院住職。東京都出身。大正大学卒業後、英語教師を経て元結不動密蔵院住職に就任。真言宗豊山派布教研究所研究員。著書に『気にしない練習』『ためない練習』『感情的にならない生き方』。

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