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吉野佳秀の名言

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吉野佳秀のプロフィール

吉野佳秀、よしの・よしひで。日本の経営者。大規模プラント解体会社「ベステラ」社長。愛知県出身。高校卒業後、家業の「吉野商店」を継承。その後法人化し「ベステラ」を設立。新しい大型プラント解体工法を複数発明し、様々な大規模プラントを解体した。

吉野佳秀の名言 一覧

一番良いのは尻を叩くことです。「何が足りないんだ、いいからやれ」と応援する。大きな市場があるにもかかわらず、立ち止まっていてはもったいないでしょう。


できることをやるのは企業家ではありません。誰も信じないようなことを実現するから楽しいのであり、やりがいがある。売上げ1000億円を達成すると宣言した時も、みんな唖然としていました。しかし、経営者は大きな目標を口にしなければなりません。


ビジネスの世界では生き残るのではなく、勝ち残らなければいけない。自分が決めた目標に向かって、誰にも負けない努力をしなければならない。人知れぬ所で努力し続けてこそ、最後に神様が背中を押してくれて、初めて成功できる。


努力や工夫のないところに成功はない。


どんな隙間であろうと、何であろうと、見つけたらそれをとことんやり抜く強い意志が必要。


秘訣があるとしたら「根性」ですかね(笑)。私は途中で投げ出すのが嫌いです。自分で決めたことは必ず成し遂げます。


人知れぬ所で努力し続けてこそ、最後に神様が背中を押してくれ、初めて成功できる。


部下が精一杯仕事を出来るようにすることが社長の仕事。


経営者の言葉が社員にちゃんと伝わっているか、実感されているかどうか、経営者が伝える努力をしているかどうかが大切。


やるべきことをやらなければ、絶対に結果は得られない。


プロセスも楽しみのひとつ。


実際の工事を通して検証を繰り返し、新たな技術を確立できるのが他社にない強み。


解体するときは造ったときの逆をやればいいという思い込みに、私たちは「ノー!」と言うところからスタートした。


造った人には壊すことは難しい。


思い込みをなくし、世の中の仕組みを見直してみよう。


色々と勉強する中で分かったのは、本当に信じられる技術はきわめて仕組みが単純だということです。多くの方が安易に新しい技術に飛びつきますが、本物の技術には「同じ条件を与えれば、誰が何回やっても同じ結果が出る」という科学的に立証された再現性が無ければならない。


仕事をつくるというのはお客様に喜んでもらい、社会貢献すること。


ビジネスの世界では生き残るのではなく、勝ち残らなければならない。そのためにはただ努力するだけでは足りず、勝つための「武器」を持たなければならない。


大きな目標を実現させていくことは非常に楽しく、苦しい時代を考えると「道楽」であるとさえ感じます。


協力会社と我々は同じ船に乗っている。助け合わないと目標にたどり着かない。


58歳のとき、やり残したことが無いか考えたら、株式会社を作って上場したいとの思いに駆られた。


建設する人は、重力や災害といった自然の力と戦える建物を作らなければいけません。しかし、解体するとなれば戦う必要はない。今度はむしろ地球に助けていただけば良いのです。


斜陽産業の中でブランドを作って成功した経営者はたくさんいます。ジンズの田中仁社長やホットランドの佐瀬守男代表もそうでしょう。メガネに追加機能を付加したり、たこ焼とハイボールを組み合わせたり、工夫をされました。企業家は走りながら考え、手応えを感じても更にその上を考えるものではないですか。


何かができるから続けたというよりも、やらなければいけないから頑張ってきただけです。その一方、「どこまで頑張れるか、できるのか」という欲望は衰えません。


運で勝てたとしても、運で得たものはまた失う。運、不運はあざなえる縄のごとく、順に出てくるものだから。したがって、たとえコインの裏が出ても勝ち抜いていけるだけのものを自分で作らなければならない。


「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うことなかれ」。これは言志四録の私が好きな句ですが、「自分が決めた道なのだから、周りが暗闇であろうと文句を言うものではない」という意味です。自分が決めた目標に向かって突き進み、誰にも負けない努力をしなければ勝てません。


他社にない差別化できる独自の技術なり、サービスを持たなければ勝ち残れない。新しい成長路線を自分で発見し、ビジネスモデルをどう作るかです。


今回の上場で社員、特に古株は金持ちになりました。若い人が大金をつかむと仕事なんてする気が無くなり、辞める者がいるかもしれないと思っていましたが、1人もいませんでした。それが本当に嬉しい。どんな会社でも必ず上場した時に役員が抜けますが、専務は銀行に借金をして税金を払っている。トップがそうしているから、社員たちも生活を変えません。心から良い社員だと思っています。


一番の基本は不正のない会社です。企業統治をきちんとやり、税金もきちんと払い、約束事をきちんと守る。誰が見ても、どこから見ても自分たちが誇りを持てるような会社を作っていくことです。


外注にはメリットとデメリットがありますが、何と言っても、工事の安全が最重要です。工事の安全を確保するために、現場の教育も必要です。同様に協力会社の社長の方々にも、同じように安全意識を持っていただかなければならないと、年に1・2回、協力会社の経営者を集めて安全大会を開いています。


リーマンショックで赤字に陥ったとき、会社のためには良かったと思いました。少し上手く行き過ぎていて、社員たちも調子づいていました。このまま行ってしまったら、会社が危ないと思っていた矢先のことでしたから。


まもなく還暦を迎えるということで、やり残したことを思い返してみたのです。還暦を迎えるのに、それは一回人間をやめるということですから、それまでに人生で遣り残したことはないだろうかと考えました。後になって、あれだけはやっておけばよかったと後悔したくないと思いました。
【覚え書き|58歳で上場を志し、74歳で上場を果たしたことについて】


ものを作る人たちは壊すことをやりたがりません。彼らは良いものを作り上げる願望が強いため、壊すのは本能的に嫌なのです。「作る」と「壊す」は全く別の次元の仕事だと思った方が良い。それがやっと世間にも分かりつつあると感じています。


電力会社と共同で考案した技術の特許を出すなど、私が関わっていない案件も見られるようになってきました。私は常々「新たな仕組みを考えろ」と言っておりますが、そのDNAが少しずつ若い世代に受け継がれつつあります。


私たち企業家の原点は商売人だと思っています。商売人は、儲かるかどうか理屈ではなく肌で感じる。レストランに入っても、その店が儲かっているか否か瞬時に判断できます。お昼の稼ぎ時に3回転するのか。20分ごとにお客が入れ替われば、2時間で6回転しますから大したものです。あとは商品の値段と原価、客単価なども見ています。


私たちの最終目標は、いい社員を育て上げ、社会の役に立つことです。私たちみたいなエンジニアリングを基本精神にする会社は、人材なくして成り立ちません。


二度と戻らない。そう決めて、故郷である名古屋を夜逃げ同然で飛び出しました。40歳の時のことです。その時の勇気が私の人生を変えたと思います。もし上京していなかったら、今のベステラはないでしょう。


もちろん安いのは良いことですが、お客様が求めているのは安さだけではありません。安全で間違いが無いことこそ良い仕事の条件です。だから我々の合言葉は「より早く、より安く、より安全に」。それは合理的な解体方法だからこそ可能であり、私たちの解体は「美しい」のです。


私の趣味のゴルフに例えると、グリーンから見てどれくらい飛ばせばいいか逆算して考えるのです。仕事もゴルフも結果が大事ですから、ゴールから見て何をしなければいけないか考えることです。


我々ベステラは考える会社であり続けなければいけない。国を見ても、資源を持つ国と持たない国があります。しかし、先進国には持たざる国が多い。これは資源より知能があった方が優位に立てることを意味しています。


社内勉強会のテーマは手を挙げた者に任せますので、戦国時代の武将から重力波まで多岐にわたります。面白かった議題としては、「本社の前のつけ麺屋を買収するとすればいくら出すか」というもの。繁盛店でしたが、350万円から1億円まで様々な意見がありました。しかし、重要なのはなぜその数字を選んだのかという理由。350万円だと言った社員は、経理部なので客の出入りを計って利益が出る値段にした。一方で、1億円と言った者はノウハウを得てフランチャイズで全国展開、何百億円の事業に育てると豪語しました。私は1億円の考え方の方が好きですね。


ただ単に解体するのではなく、解体の仕組みを作るのが我々の仕事。作った人には、このように壊せません。「より早くより安くより安全に」を合言葉にしています。


ある時、豊洲の大きな火力発電所のボイラーなどを解体していたのですが、隣にガス会社があったのです。周辺の再開発でガスタンクが不要になるとわかっていたので、なんとかこの大きな仕事を取りたいと毎日上からガスタンクを眺めていました。すると、ふとアイデアが湧いてきた。神様が私の背中をそっと押してくれたと思っています。
【覚え書き|りんご皮むき工法を思いついたきっかけについて】


当社の「りんご皮むき工法」はクレーンも足場も不要なので安く早く出来ます。思いついた当時、かかる時間やお金は従来の方法の3分の1でした。丸みを帯びた鉄板を溶接して作られているタンクなので、従来は解体する際もそれらを一枚一枚外してクレーンで降ろしていました。ただ、この方法ではクレーンで重い鉄板を吊るため、風の影響を受けやすい。高い足場も必要となるため、作業をする人に危険が伴います。しかし、我々の工法では、重力を巧みに利用することで、切除した鉄が自動的に続けてタンクの中へ降りてくる。風に煽られることもなく安全です。地球と仲良くさせていただくことで、お金のかからない仲間が増えたと考えています。


今でも朝起きて必ず誰とどんな話をするか、どんな方と会うか考えて勉強しています。1日5分余計に本を読むだけでもいい。そこで知りえた言葉、生き方を自分のものにするのです。人間に与えられた時間は平等ですので、それをどう費やすか次第です。楽に生きればそれで終わる。しかし、知らないものを知ろうとする時間を作った人は必ず変わります。頑張ってください。


上場とは企業情報を公開することで資本を受け入れ、情報や出資が得られるわけです。10年以上かけてIPOしましたが、とんでもない新しい世界に入ったと思いました。情報や資金だけでなく、人材の集まりや信用の度合いが全く違う。市場が評価して認めてくれているわけですから、恵まれた環境をバックにまた戦えます。


私たちは常々「作った人には壊せない」と説いてきました。彼らは必ず足場を組み、クレーンを置いて壊そうとする。それは作った時の逆を辿っているのです。しかし、私たちはクレーンや足場を使わないことを是としています。その代り、私たちは今そこにある力をお借りします。例えば、重力という地球の力もその一つです。クレーンや足場を多用する解体は余計にお金がかかりますし、工期も長くなる。すると、高い所に人を長く上げ続けねばなりませんから、危険性も高まります。だから私たちは、「なるべく人を高所に上げない。足場を組まない。クレーンを使わない」と口を酸っぱくして言います。


社内勉強会を始めたのは、もう10年以上前からです。業務時間が終わってからも仕事の話ばかりしていましたから、「せっかくなら缶ビールの1本ぐらい飲んで、和気あいあいとやろう」ということになったわけです。最初は社外から様々な分野の方を呼んで、異業種交流会という形で開催していました。ただ、他の会社では飲むわけにいきませんから、「ベステラで開きましょう」と提案して、弊社内で始めたという次第です。


毎週火曜日に社内で「卵の会」という勉強会を開いています。たまに特許などの話をすることもありますが、基本的には何でもありの勉強会です。参加自体、強制ではありませんし、手を挙げれば誰でも好きなことを発表して良いことになっています。これまでにも、戦国武将、重力波、材木の切り方など、あらゆる分野が議題となってきました。担当者だけは決まっていますが、テーマが予め発表されることは無いため、発表者以外は事前準備ゼロ。あとはプレゼンを聴いた上、その場の思い付きで議論します。毎回、12~3人は参加しているのではないでしょうか。


発電所などのプラント施設は、日本国内だけでなく世界中にあります。私たちが手掛けるのは、火薬で爆破するような乱暴な壊し方ではなく、「早く、安く、安全で、知らぬ間に建物が無くなっている」と驚かれるような美しい解体ですから、必ず世界に通用するでしょう。私たちは、主要な特許は全て世界特許として出しています。日本企業が見向きもしなくても、海外勢は私たちの技術を評価してくれるかもしれませんからね。


上場は世間的な認知度・信用度を向上させる意味合いが大きかったですね。私たちの技術は、火力発電所の解体など大きな工事に力を発揮するものですから、取引先は必然的に大手企業となります。しかし、彼らに提携の話を持って行っても、「下請けの技術など使うわけにはいかない」と断られるのが常でした。わざわざ頭を下げてまで小さなベンチャー企業の技術を使うという発想はどこにも無かったのです。それならば私たちは、自らの力で特許を取り、会社を大きくしていく他ありません。あえて上場という道を選んだのは、このためです。


これからの挑戦としては、リサイクルや産業廃棄物の業界をまとめたいと考えています。これらに関する産業のことを静脈産業と言い、一方で製造業を動脈産業と言います。弊社は解体業ですから、どちらかと言えば静脈産業に入るかもしれません。まだ具体的には考えていませんが、この動脈と静脈の間に着手したいですね。


吉野佳秀の経歴・略歴

吉野佳秀、よしの・よしひで。日本の経営者。大規模プラント解体会社「ベステラ」社長。愛知県出身。高校卒業後、家業の「吉野商店」を継承。その後法人化し「ベステラ」を設立。新しい大型プラント解体工法を複数発明し、様々な大規模プラントを解体した。