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吉田尚記の名言

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吉田尚記のプロフィール

吉田尚記、よしだ・ひさのり。日本のアナウンサー。東京出身。慶應義塾大学文学部卒業後、ニッポン放送に入社。アナウンサーとして活躍。

吉田尚記の名言 一覧

科学的な視点から幸せに生きるための知恵や技術を捉え直したら、誰でも取り扱える幸せのコツがきっと見つかるはず。


会話するのに、話題なんてなくていい。必要なのは「質問」です。質問しかしなくても会話は続くし、自分も相手も精神的にすごくラクです。


コミュニケーションは技術ですから、持って生まれたセンスや才能に関係なく、練習すれば誰でも必ず上達します。


会話での質問は内容よりも答えやすいか否か、その一点が肝心。


自分がしゃべることより人と会話を滞りなくつなげて、場を和やかに保っていくということが重要。


コミュニケーションは、自己主張でも自己表現でもありません。結局コミュニケーションの目的は、「人と仲良くしたい」ということに尽きると思う。相手を言い負かして優位に立つことでもなく、自分を理解させることでもなく、ただその時間を楽しく過ごしたい。そこが最終目的地じゃないでしょうか。


人間は、自分の話をたくさん聞いてくれた人に心を開く生き物です。極端な話、「相手がほとんどしゃべっていた」という状況でも構いません。


あんまり一括りにするのは良くないかもしれないけど、いまの若い人達は積極的にやりたいと思える仕事が見つからない、あるいは自分がやりたいことをやるための手段が分からないから、就職活動とかで壁にぶち当たるわけですよね。


僕はインターネットって巨大なインデックス、目次だと思うんですよ。例えば、まとめサイトを見ている人は多いですけど、あれって物事の表面的な部分をさらってるだけじゃないですか。目次だけをぱらぱら見ていたって退屈でしょうし、ちゃんとその先に行っているのかなっていう。


僕自身、結婚して子供もそれなりに成長したときに「あ、ここからは自分にとっての幸せが何か、もう一回ちゃんと考えなきゃいけない」って自覚した瞬間があって。自分がどう生きたいのか、何をしたいのかってことと向き合わないと、この先しんどいな、って思ったんです。


思い込みを取っ払う。そのために有効なのが「科学」だと僕はずっと思っていて。科学って新しい事実が発見されたら「これまでの説は間違いでした」ってすぐに白旗を上げる。その繰り返しで発展してきましたよね?


「しかし」「だが」などの逆接の接続詞は、相手の話への「違う」「嫌い」というネガティブな意思表示。自分が話したことを否定されてまで、続きを話したい人はいませんよね。ビジネス上の会話では、使わないのが原則。逆接の接続詞を使っていいのは、よほど親しい間柄の人だけです。


仕事上の会話は戦いではなく、相手との共同作業。まずは会話の目的を「何がなんでも成果につなげる」といったものから、「相手と一緒に有意義な時間を過ごし、好印象を与える」ことに切り替えてください。それが結果的に相手の言いたいことを引き出し、ひいては成果につながります。


「部下から尊敬されたい」と思うと、弱点を指摘されたときに「自分は尊敬されていないんだ」と心が折れてしまう。でも「自分をあえて低く設定する」という戦術を取れば、そこにパスが飛んで来たらラッキーと思えるようになります。少なくとも「これで周囲の人を楽しませることができた」と思えば、心も軽くなるはず。


上司が部下に弱点や欠点を突っ込まれても許す。むしろラッキーだと喜んでください。本人がそれを良しとすれば、周囲が「この人はツッコんでいいんだ」と合意して、皆が気楽に話しかけてくれるようになりますし、場の雰囲気を楽しくできます。何より、自分がラクになる。


質問は具体的であるほど、相手が答えやすくなります。「質問はできるだけ具体的に」というのは、会話を続けるテクニックとして知っておくといいですよ。


コミュニケーションが怖くなる最大の原因は、うまくいかなかったときに「俺はなんてダメなんだ」と自分を全否定してしまうこと。でも、コミュニケーションもサッカーや野球と同じゲームと考えれば、試合に負けたからといって、自分の人格まで否定されることはありません。ゲームなので負けることもありますが、会話はチームプレーだと考えれば、たとえ気まずくなったとしても、自分一人のせいではなくなる。精神的にもかなりラクになります。


コミュニケーションは「ゲーム」だと考えればいい。このゲームのルールは、「敵味方に分かれた対戦型ゲームではなく、参加者全員による協力プレーである」「敵は気まずさである」ということ。目の前にいる人は対戦相手ではなく、一緒にプレーするチームメイトだと考えてください。「相手を言い負かそう」とか「面白いことを言って笑わせてやろう」と考える必要はありません。相手と協力して気まずさという敵を回避し、互いに気持ちよくなればこのゲームは勝ちです。


僕はラジオのアナウンサーなので、毎日人と会って話をしなくてはいけない。だから、どうすればいいかを必死に考え続け、いろいろな方法を試した結果、「コミュ障はテクニックで克服できる」という結論にたどり着いた。人間関係がうまくいかずメンタルの悩みを抱えている人も、コミュニケーションの技術を身につけることで改善できます。


上司や部下との関係がうまくいかなかったり、なんとなく職場で浮いているように感じたとしても、それは自分の性格や周囲との相性の問題ではなく、コミュニケーションの問題。


まずはミスを端的に説明し、すぐに謝る。その潔さは最低限必要。その際、用意しておくべきはミスに対する対応策。頭を下げたままでも、次なる手を考えていることを伝える。普通の上司であれば怒るよりも、ことを収める手立ての方が重要。その後、説教される可能性は低くなるでしょう。


「喋りは自己表現であって、何かを伝えよう」なんて考えないほうがいい。ただ会話をつなげていけば、何かが伝わるし、何かが生まれるんです。


喋るのに苦手意識がある人は、2点だけ乗り越えてください。一つは、自分の弱点をいじられたとき、テンションを下げないこと。もう一つは、自分から話しかける一歩目の勇気を持つこと。そこさえクリアすれば誰でもうまく話せます。


「間違った情報」も効果的です。昔「いいとも」で、タモリさんが犬好きのゲストに「今、シベリアンハスキー流行ってるんだって?」と問いかけ、「それ昔の話ですね。今は……」とそこから盛り上がっていました。人は間違った情報を訂正するとき、一番喋ってくれるんです。でも作為が臭っちゃうんで、わざと間違えるのはやめましょう。


驚くことと面白がることも、人の話を促します。褒めるのもいいのですが、これは意外に難しい。驚くほうが簡単です。「えっ!?」なんて究極の相槌。話がどんどん加速します。


会話をつなげるためには、相手に質問していけばいいんです。「あなたにとって経営とは?」なんて難しいことを聞く必要はありません。「昨日何食べました?」など答えやすい、具体的な質問をする。何を質問していいかわからない人は時間軸に沿って聞きましょう。「こんな投資をした」という話から「その前は何を検討していたんですか?」「結果どうなったんですか?」と。


ネットだけで完結していること、そこがゴールみたいに妄信していることの危険性にも気づいたほうがいいと思うんです。ひと言で言うなら「ネットを見ていて気分がよくなったことはありますか?」ということ。ネットで評判の映画を見に行ったり、紹介されていたお店でご飯を食べたりして気持ちよくなることはあっても、ネットを見ているだけで気持ちよくなることって絶対にないはずなので。


社会の常識って個人の幸せのためにあるわけじゃない。社会を運営していくためにあるわけで。大昔に宗教と官僚制が生まれて、社会ができて、なんだかんだで人類は崩壊せずにここまで来た。でも、社会の要請と個人の幸せは違うってこと、個々人が幸せになれる方法をそれぞれ探す段階に来ているってことに、もうそろそろみんな気づいていますよね。


雑談と言えば天気の話、と思っている人は多いでしょう。それは正しいのですが、切り札の数は多い方が、何かと便利です。私のおススメは、「きどにたちかけせし衣食住」。季節(き)、道楽(ど)、ニュース(に)、旅(た)、知人(ち)、家族(か)、健康(け)、世間(せ)、仕事(し)、衣類、食、住まいに関する話題を出せば、話に詰まることはないという先人の知恵です。


「えっ!?」という相づちは、相手の話への驚きを表します。自分の話に驚いてくれた人には、もっと話したくなりますよね。これがうまいのが、タモリさんです。ご一緒させていただいた番組でも、ゲストの話に適切に「えっ!? そうなの?」と返し、会話を盛り上げていました。使わない方がいいのは、「なるほど」。相手の話を理解した、というニュアンスは伝わりますが、話を終わらせてしまう働きがあるので、注意してください。


背伸びするよりは、率直に聞いたほうが話の核心をつくこともあって、周囲から好感を持たれる場合もあります。何も知らないヤツと思われても問題ありません。だって仕事ができないと思われるのは、ハードルが下がって、できたときに喜ばれますから。僕はむしろ、プレゼンで「できないんじゃないか?」と思われたほうが、後々、得な気がしますよ。


そもそも就職活動っていうのは「いままでにあった仕事に欠員が出るから補充します」というのが前提ですから。どんどん技術も社会の状況も進んでいくなかで、いつまでも昔の仕事にしがみついていたって就職先は見つからない。だから、若い人達が本当に魅力的だと思える新しい仕事、もしくはそれをつくり出すための方法を考えるって言うのが一番ポジティブなやり方なんじゃないですかね。


僕がアナウンサーをやっているのは、人前でしゃべって目立ちたいからだし、イベントの司会とかをやるのが超楽しいし、その機会を得るためにどんどん自分で新しいことや面白いことを探して発信しているんです。そういうTO DOのためならいくらでもモチベーションは湧いてくるし、ネットで「○○ではない」なんてつぶやいているヒマはないと思う。


以前とあるIT関連企業の若い人と話をしたときに「なにが楽しくてアナウンサーをやってるんですか? 儲からないですよね」って言われて、びっくりしたんですよ。なんなんだろう、「儲かる」とか「いいね!」にしかゴールがないこの強烈な想像力のなさはって。じゃあ上手くお金を稼げた後にどうするかっていうことを考えていない。お金を稼いでどうしたいのかっていうことを考えないと。


今ってアイドルもそう。ストーリーのないアイドルは絶対にブレイクしないし、ストーリーに齟齬があると途端にお客さんが離れる。目標に向かって頑張っている彼女たち、っていうのがファンはグッとくるんです。そこに惹かれるのは人間の生理なのか。死刑囚が一番認めたくないことは「自分の人生に意味がないかもしれないと思うこと」だそうなんです。死刑になることよりも、そのことに「意味がなかったかもしれない」と思うことのほうが恐ろしく感じられる。人ってどうしても人生に意味や物語を欲しがる生き物なのかもしれない。


吉田尚記の経歴・略歴

吉田尚記、よしだ・ひさのり。日本のアナウンサー。東京出身。慶應義塾大学文学部卒業後、ニッポン放送に入社。アナウンサーとして活躍。