吉村元久の名言

吉村元久のプロフィール

吉村元久、よしむら・もとひさ。日本の経営者、企業再生家。「ヨシムラ・フード・ホールディングス」社長。北海道出身。一橋大学商学部卒業、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールでMBAを取得。大和証券資産証券部課長代理、モルガン・スタンレー証券事業法人部エグゼクティブ・ディレクターなどを経てエルパートナーズ(のちのヨシムラ・フード・ホールディングス)を設立。

吉村元久の名言 一覧

中小企業にはいい技術や製品があっても、細かい無駄が多かったりする。それを取り除き、コツコツいい商品を生み出している中小企業が評価される環境を整えるのが我々の仕事。


海外から集まった優秀な人達と接することで、それまで自分の座標軸でしかモノを見ることが出来なかったことが、大きく視野が広がり、価値観の違いを前提にしてコミュニケーションできるようになったことは、米国留学から得た最大の収穫だったと思います。


M&Aによる中小企業の育成は、参入障壁が高いビジネス。中小企業を買収して経営を改善していくのは、相応の経験とノウハウが要る。例えば大企業は人が多いからリストラはしやすいですが、中小企業では限られた人を生かしていかないといけない。従業員と信頼関係を築き上げ、手間暇をかけて収益を出し、そこで得た収益を次のM&Aに回していくのは難しいのです。


買収金額が安いというだけでは、企業は選びません。企業再生系の案件だと、買収価格は安くてもその後に大きくコストがかかる場合があります。買収後の利益が少額しか出ない企業でも、買った後にかかるコストが軽く買収価格に見合うと判断すれば買う価値はあると思います。あくまで買う金額とその後の経営改善にかかるコストの合計が、買収後の企業の収益に見合ったものかを重視しています。


大企業や投資ファンドもM&Aを重視しますが、当社の競合にはなりません。買う企業は中小の食品メーカーに絞ってますが、こうした企業は大企業やファンドの投資案件にはならないのです。当社の場合、買収した企業をどこかに売却するのではなく、長期で育てるというのもポイントです。この点で買収・再生ファンドとは大きく異なります。だからこそ、後継行難の企業が信頼して経営を任せてくれるという面もあるのです。競争相手がいない、参入障壁が高いビジネスだからこそ、収益を伸ばせる余地は大きいと思います。


中小企業に対するM&Aを積極的に行う企業であるという点も、注目の背景にあると思います。中小企業を対象としたM&A仲介を手掛ける日本M&Aセンターも株価好調ですが、「中小企業の後継者難」というのは投資テーマとして認知されているようです。少子高齢化が進む中、後継難に悩む中小企業は増えています。広い意味での高齢化社会関連と捉えられているのでしょう。経済構造が変わりつつあるからこそのビジネスです。


吉村元久の経歴・略歴

吉村元久、よしむら・もとひさ。日本の経営者、企業再生家。「ヨシムラ・フード・ホールディングス」社長。北海道出身。一橋大学商学部卒業、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールでMBAを取得。大和証券資産証券部課長代理、モルガン・スタンレー証券事業法人部エグゼクティブ・ディレクターなどを経てエルパートナーズ(のちのヨシムラ・フード・ホールディングス)を設立。

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