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吉岡隆治の名言

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吉岡隆治のプロフィール

吉岡隆治、よしおか・りゅうじ。日本の経営者。「第一織物」社長。福井県出身。繊維会社勤務を経て、家業の第一織物に入社。社長を務め、同社を大きく成長させた。

吉岡隆治の名言 一覧

ワッと売れたものはワッと消える。トレンドとはそういうもの。


トレンドに関係なく本物だけが残る。完成度が低く、コピーできるものが入れ替わり、消えていく。いつまでも世の中に残るスタンダードを作りたい。


今までなかったものを作り出せば、きっと誰かがその良さを分かってくれる。好きになって使ってくれる。


自分と生まれた土地に誇りを持ち、オープンマインドで接すれば、世界中OKです。人は相手がいい人だと思ったら、自分の大切な人を紹介してくれるもの。そこから輪が広がり、ビジネスは後から付いてくる。


本当に親しくなって初めてビジネスができる。1年のうち半分は海外出張という生活を続けてきましたが、まずは商売を抜きにして、人との出会いを求めてのものでした。


老舗ブランドは自分たちが何を求め、何をしたいのか、明確な方向性を持ち、世界観、価値観にかなうものだけを使う。


発売当初は「こんなもの誰が使うんだ」と散々な評判だった。でも大人気になったので、言った本人が後で謝りに来た。


電話とメールは仕事ではない、作業だ。人と会わなければ仕事にならない。フェイスブックやネットからは本当に大切なことは出てこない。本当に大事なことは人間そのものの中にある。私たちは感性に訴えることを仕事としている。感性は会議やメールでは伝わらない。


現地のエージェントを探し、彼らを通して直接、現地で商売をする。それが私たちのビジネスモデルです。日本に住んでいる日本人だけでは、いくら優秀で、どれだけ言葉ができても、現地の人のようにはいきません。その国で生活し、文化に通じ、社会を肌で知っている人と一緒に輪を広げていくのです。


私たちが作るテキスタイル(生地)はハイテクのマシンで織ります。しかし、それを操作するのは人間です。あらゆることに目を配り、心を砕いて、手作りの風合いを大切にした丹念な職人の仕事を貫いています。高機能のハイテクではなく、高感性のローテクが心を動かします。


合繊生地は巨費を投じて最新鋭の設備を導入すれば、すぐに高品質な製品を実現できる。その最先端を行く中国と機能性で戦ったら、必ず負ける。人の感覚に訴えかける、つまり「高感性」が我々の武器だ。


例えば、生地中の糸の密度が100本から101本に上がったことを優位性だと言うこと自体が愚かだ。機能性を打ち出していくような商品は、生産の速さから価格まで考えて、日本に残る道理はない。


ものづくりは人づくりです。世代を受け継ぎながら日本のものづくりを続けていきたいのです。一つの会社だけが残ることなどありえません。織物なら、糸をよる、色を染めるなど、様々な担い手が必要です。織る仕事も一つの会社だけでは成立しません。一番に考えることは絶対に産地を残さなければダメということです。それを自分の使命のように感じています。65歳を機に最前線から少し引く予定でしたが、今また東京に出てきて、いろんな人と出会いたいと考えています。


私たちの会社は、すぐに売れるものは作っていません。今、一番売れているのは5年前に作った商品です。高密度織物は見た目に比べて重みがありますが、それはポリエステルでありながら麻のように見えて、とても軽い。出来上がったときは海外のエージェントも含め、総スカンでした。誰も見たことのないオリジナルだからです。知らないものに対し、ときに人は拒絶反応を示すものです。発売3年目から日本で反応が出て、ヨーロッパに波及しました。よいものだと認められるのに時間はかかりましたが、今では生産が追いつきません。それはこれ以上ないレベルにまで完成度を求め、価値と価格のバランスを取っているからでしょう。完成度やバランスを決めるのは私たち自身。私たちの誇りが決定するのです。


コミュニケーションに語学は大切なツールですが、それだけで国際人になれるわけではないと思います。日本人なら日本に誇りを持っていなければ、世界のどこに行っても相手にされません。イタリアでは、どんな田舎に行っても、おばあちゃんたちが自分の土地を自慢します。「あんた、よく来たね。これ美味しいよ」と、家族自慢、お国自慢です。そこで打ち解け、互いに心を開きます。世界のどこでもそうです。これはとても大切で、日本人に欠けがちなことです。


機能の良さだけでは使ってもらえません。もっと風合いの良いもの、見た目が美しいもの、肌触りを重視したものが欲しいと、いろいろな声がありました。糸をよる回数や強さ、タテとヨコの糸の組み合わせ、織り方、織りの密度、織る際に糸を張る強さなど、一つ一つの事柄と地道に向き合い、愚直に試行錯誤を重ねました。3年越しでポリエステルのテキスタイル(生地)が出来上がりました。一振りするだけで乾いたようになりながら、やわらかな着心地を実現できたのです。フランスやイタリアの高級ブランドがコートに採用してくれました。


吉岡隆治の経歴・略歴

吉岡隆治、よしおか・りゅうじ。日本の経営者。「第一織物」社長。福井県出身。繊維会社勤務を経て、家業の第一織物に入社。社長を務め、同社を大きく成長させた。

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