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古川享の名言

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古川享のプロフィール

古川享、ふるかわ・すすむ。日本マイクロソフト会長、慶応義塾大学教授

古川享の名言 一覧

オーナーシップと言っているのですが、最終的な判断は担当者が下す。その意味で一番偉いのは担当者と言っていい。つまり、その瞬間にピラミッド構造は完全に崩れて、同じ目の高さで決断がされるんです。縦の構造の中、延々と会議をして決断をしていくのとはスピード感がまったく違います。電子メールやグループウェアなど組織を結合的に管理できるものを使うことによって、会社の組織がピラミッド構造を保ちながらも、効率の良い風通しが良いものになっていくわけです。


提案メールに対する応答は同時に返ってきます。大切なのは、帰ってきたメールは全部同じ目の高さ、同じ一票であるということです。普通だと、トップの人が発言すれば自分には出る幕はないと考えて、腰が引けてしまいます。うちではビル・ゲイツ会長に対して「その考えは間違っていると思います。」と直接言えます。現に「そうか、間違いかもしれないな」という返事が会長から返ってくる。


ビル・ゲイツ会長に何かを提案するため、企画書を作り、上司にハンコを押してもらっているようでは駄目なんです。重要な案件があったら同時に何人もの人にメールを出す。たとえ新入社員であっても、これは会社の生命線にかかわる情報だと分かり、この人まで耳に入れてもらう必要があると判断したら、ダーンとメールがそのレベルまで届く仕掛けになっています。その際、間に立っている人を一人としてスキップしてはいけないというルールがあります。


マイクロソフトでは一人の人間が8人を超えないように管理監督をしています。適正な評価をするためには8人が限度だからです。部下の目標に対する評価をはじめ、家族構成、保健管理、会社に対する要望や不満などをくみ上げていくためには、それが限界なんですね。ですからマイクロソフトは8人ごとに細かくグループ分けされたとてつもないピラミッド構造の会社であるということもできるんです。


幸せの訴求ポイントがモノ中心ではなくなったこと、一人一人の幸せの価値観が違ってきているというこの二つを考えあわせていかなければならないのですが、ソフトウェアを中心に考えていくと、その答えは出しやすいんです。パソコンでいえば、ソフトウェアが目に見えない一人一人の価値観を実現してくれます。ソフトウェアに盛り込まれているコンテンツそのものが幸せをもたらしてくれるんです。


テレビを例に挙げれば、誰もが同じチャンネルで同じコンテンツを見るのではなく、ひとりひとりの主義・嗜好に合わせてチャンネルとコンテンツを選択する。それによって一人一人の幸せが実現されるんです。見たい時に見たい番組が見られるということは、時間の束縛から解放されることになります。そこに新しいビジネスチャンスが生まれると言っていい。


これまでNHKが有料で民放は無料と思ってきましたが、それは間違いで、じつは我々の消費財のコストに民間放送の広告宣伝費が上乗せされているに過ぎないんですね。ただ、これからはコンピュータの発達によって、その放送が売り上げにどれだけ貢献したかということも見えるようになってきますから、お金を払うメカニズムが変わってくるでしょう。メディアのパラダイムが大きく変わった瞬間、新しいビジネスモデルも生まれてくる。


古川享の経歴・略歴

古川享、ふるかわ・すすむ。日本マイクロソフト会長、慶応義塾大学教授

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