原田隆史の名言

原田隆史のプロフィール

原田隆史、はらだ・たかし。日本の教育者。大阪府出身。奈良教育大学卒業後、大阪市の公立中学校教諭を20年間務める。その後、天理大学人間学部講師、大阪東京教師塾の主宰。大阪市立松虫中学校教諭時代、独自の教育法で同校の立て直しに尽力し、陸上部を7年間13回の日本一に導く。2007年大阪世界陸上で大阪市世界陸上推進室広報アドバイザーを務めた。主な著書に『カリスマ体育教師の常勝教育』『本気の教育でなければ子どもは変わらない』『大人が変わる生活指導』『原田隆史の体育授業実践法シリーズ』『折れない心を育てる 自画自賛力』など。

原田隆史の名言 一覧

家族、仲間、社会など、自分以外の存在に貢献することは非常に高いモチベーションの源になる。


何かを始めたとき、三日坊主を防ぐには「敗者復活OK」という思考を持つといいでしょう。挫折してしまう人は、一度の失敗で「やっぱり自分は駄目だ」と考えます。だから、継続を諦めてしまう。でも実は、一度も挫折せずに続けている人なんてほとんどいないんです。続けられる人は何が違うかといえば、「また始めればいいや」と、もう一度始めるんです。そうして敗者復活を繰り返すうちに習慣になって、継続できるようになるのです。


人は何歳からでも変われる。無限の可能性を持っている。ただ、自分から動かなければ何も変わらない。


自分を褒めると、またいいことをしたいと、やる気が満ちてくる。


成功するための第一歩は周囲に認められること。時間を守る、掃除をする、挨拶する。これら基本的な3つのことを続けて習慣にしていけば、周囲はその人を応援したいと思うようになる。そうすると自分の意欲もわいていくものです。


目標を設定しても達成できない。あるいは目標達成のために何をしたらよいかわからないという方が多いと思います。それは、そもそも目標の立て方に問題があるからです。


視覚から入る目の前の環境は、心を大きく左右します。部屋や机などが散らかっていれば、人の心は必ずすさんでくるものです。逆に、身の回りをきれいにすれば、それだけですさみが取れてきます。教室の掃除はいい加減で、いつもホコリや消しゴムのカスが散乱している。校庭にもゴミが目につく……、そんな中にいれば、生徒が荒れてくるのも無理はありません。


ものごとを習慣化する際に一番重要なことは、「なぜ自分はこれをやるのか」、その目的と目標をはっきりさせることです。漠然と早起きしようと思うだけでは、まず続きません。たとえば、「語学の能力で社会の役に立ちたい」という目的があり、それが「英検資格を取得する」という目標につながり、「だから1日5時間の勉強が必要だ」「そのためには、朝2時間を勉強にあてよう」といった理由と流れがあってはじめて、自分が納得し、継続する意欲が湧いてくるのです。


イメージトレーニングをするとき、より鮮明なイメージを思い描くためには、成功体験を文書化しておくといいでしょう。「日付」や「出来事」のほか、「そのときに見えた映像」や「聞こえた音」「体の変化」などを言葉にするといい。少し早起きして、プラスのイメージトレーニングをすると、一日一日の過ごし方が明らかにプラスに変わってくるはずです。


身の回りをきれいにすれば、仕事に取り組む姿勢も変わってきます。これは実際の話ですが、成績が振るわなかった証券会社の営業職の女性が、毎朝、会社の前の道を掃除しはじめて、飛躍的に成績を伸ばしたことがありました。公共の場を掃除すると、世の中に役立っている喜びが感じられて気持ちが明るくなる。それが営業の際の話し方や表情にも反映され、成績が伸びていったというわけです。


講演の前には、過去の講演や研修の成功事例を思い出して、イメージトレーニングをしています。そうすることで自信がみなぎり、より元気になれるのです。


私は指導の際、オリジナルのシートを使って、1日1日のタイムスケジュールを前日の夜寝るまでにつくるように教えています。そして、朝からそれに真剣に取り組み、夜には振り返ることが大切です。ただその際、できなかったことがあっても、落ち込まず、「もう一度やり直せるならどうするか」と前向きに反省することが大切です。こうして、「未来を決め、いまに生き、過去を流す」行動を続けることで、次第に仕事や生き方が向上していくのです。


あなたが朝を活用しようと思った目的・目標は何なのか。それを明確にすれば、多少の早起きなど苦にならなくなるはずです。


中学校の陸上部では、「靴を揃える」「お手伝いをする」といった小さな生活習慣を徹底させました。そして、できた日には、日誌に○をつけるよう指導しました。○の数が増えるにつれて、生徒はどんどん自信をつけていき、やがては全国大会優勝という大目標に挑む自身の土台になったのです。


心をきれいに、強くするには小さな習慣を決めて毎日続けることです。たとえば、「ゴミ出しをする」「近所の清掃をする」「20分ウォーキングする」といったところでしょうか。小さな生活習慣でも、毎日続けていると、「自分もやればできる」という自己肯定感が高まり、自信がつくものです。そして、この小さな成功体験を積み重ねると、セルフイメージが改善されます。それが、大きなことを成し遂げるパワーにつながるのです。


私が中学校の陸上部で傑出した成績をあげることができたのは、生徒たちに心づくりを指導したからです。いくら優れた技術を学んでも、心が乱れていては身につかないし、長続きしないのです。スポーツでも仕事でもメンタル面を鍛えることがポイントです。


午前中は頭が冴えていますから、大事な仕事に充てるべきだとよく言われますよね。たしかにそのとおりなのですが、私は「心づくり」につながる行動も実践するべきだと考えています。心づくりとは、心をきれいに、強くするような行動をして、人間性を高めることです。


ちょっとしたルーティンワークの継続は、小さいけれど確かな心の充足感につながります。自分にもできるという自己肯定感を味わえるからです。


脳は現実に起きていることと、イメージを区別できないので、未来のイメージを繰り返せば繰り返すほど、イメージが現実になり、成功する確率が高まるといわれています。イメトレはまさにそれを応用したものです。


いまのようなコミュニケーション不足の時代こそ、自分で自分を高く評価して、やる気を高めていくことが必要です。自分褒めが上手にできるようになると、愚痴や弱音とは無縁の折れない心が形成されていきます。いつもプラス思考の自立型人間になるのです。


日誌をつけるポイントは、マイナスを反省するのではなく、自分で自分を褒めることです。日誌をいい意味での自画自賛ツールにするのです。仕事で上手くいったこと、いかに壁を乗り越えたか、上司からの励ましなどのメモの蓄積は、心の栄養となります。自己肯定感が高まり、自分の存在価値や居場所があることを再認識でき、スランプに陥っても振り返って読み返せば急速充電できます。


モヤモヤした感情をそのまま放置すると気分は滅入るばかりですが、文字化することで自分の弱点や無意識に遠ざけてしまっていたこと、その解決策までが見えてきます。


企業はいまだに賞罰といった外発的な動機づけだけで社員を動かそうとしています。常に優先すべきは心の利益です。それこそが不安や恐怖を振り払い、心から燃えてくる内発的なやる気の源となるのです。


目的や目標がなければ、日々の行動は「誰かにやらされること」になってしまいますが、目標があればそれは「自ら望むこと」になり、元気に活動できるようになります。


人は、未来に対して目的・目標や理想を設定すると、いまの自分とのギャップを目の当たりにせざるを得なくなり、焦り始めます。この焦りが脳の中で快感を司る脳内神経伝達物質のドーパミンを引き出し、やる気が湧いてくるのです。


私が企業の人材育成のために4段階の提案をしています。ビジネスマンが自分自身で「人生や仕事の目的、思い、志」を立て、「自分にとって価値のある目標」を設定し、「目標達成のための具体策をシナリオやストーリーとして鮮明に描き」、「日々習慣とすべきルーティンワークや、果たすべき行動」を具体化させるのです。


現代に蔓延する「やる気ない病」は、自分の目標や将来像、理想像を描く能力が不足している人ほどかかりやすいといえます。実際のところ、日本人のほとんどが感染しているといっても過言ではありません。


今日できたことや改善点を日記に残し、自分のやる気を維持する材料にする。これをやると1週間で自分が変わり始め、3週間で脳に新しい回路が作られます。このことは科学的にも実証されています。書くことでその内容が潜在意識に入り込み、自然にやる気が続くようになる仕組みなのです。


人格や心を磨くことが大事。どんなに能力が優れていても、人間的に嫌われる相手を高く評価できますか? 多くの人から好感を持たれ、応援したいと思わせるような人間性を磨くことが、成功体質になるための最低条件。


自分で決めて自分の意志で続けていける習慣ほど、自己肯定感は高まる。実際に社員教育の現場でも、私が最初に指導するのは、この自己規律の形成。それは難しい課題である必要はありません。小さなことでもいい。毎日続けていれば、できない人もできる人に変わっていく。


自分のパフォーマンスの上げ方がわかっていない人は、そのテクニックや作業量にこだわります。しかし、実際に成功した経営者やスポーツ選手が重視しているのは、「自分はできる」という経験を増やしていくことなんです。つまり、成功体質になるために必要なのは、何よりも自分はできるという自信を持つこと。


目標の立て方を変えるだけで、視点は変わる。仕事がつまらないと言ってる人は、たいてい「年収アップしたい」とか「マンションがほしい」といったところに目標を設定している。その思いが満たされないから、つまらないと言ってるわけです。経済成長が続いていた時代なら機能した目標ですが、低成長のいまは、この部分を目標にしても達成しにくい。目標の軸を他者に設定すると、やる気が生まれる。人の役に立って喜びを感じる「自己効用感」と、人に認められる「承認欲求」。これらが満たされると、心理学的に人はやる気が出てきて、やりがいを感じる。


目標を掲げても、「どうやって」の部分が明らかでなければ、前に進めません。「HOW」の部分を細かく書き出すことで、何をすべきかがわかります。すると一気にやる気が高まります。そして、日々の行動ひとつひとつが変化します。書くことは、目標を実践へと導く役割も果たすのです。


夜寝る前に日誌を書くことで、睡眠中に脳がその情報を整理し、朝起きたときに「今からすべきこと」にフォーカスできます。過去を振り返り、未来にすべきことを理解すれば、「今」に集中できます。現在、多くの人が、過去の失敗や未来への不安に振り回され、モチベーションを喪失させています。書く習慣によって、その停滞感は確実に払拭できます。


ビジネスマンの方々に目標を聞くと、「売上げ1000万円達成」「5年後までに支店長に就任」などの具体的内容が挙がってくることがほとんどですが、これだけで本当に、やる気が上がるものでしょうか? 実はその先に、さらに重要なものがあるのです。目標を獲得することで得られる「目的」です。目標と目的を明確にしたとき、モチベーションは飛躍的に上がるのです。


プラス思考とは、結果に対して持つものではありません。すでに起こった出来事ではなく、これから行なうことをいかに自分の意志で、気持ちで喜んでできるか、という「プラスの気持ちの選択」の仕方なのです。だからこそ、目的・目標を達成することでどういう「気持ち」になるかを明確化することが必要です。そこを押さえておけば、少々の逆境や失敗に直面しても、「もしもう一度やり直せるならばどうする?」と、次の行動へと目を向ける気力とやる気を保てるでしょう。


心理学用語で「自動化」と言いますが、意識してやっていたことが無意識のうちにできるようになれば、負担を感じることなく高いパフォーマンスを発揮できるようになる。人間の行動は、意識下の3%と無意識下の97%で成り立っています。目標を達成するための行動が、習慣となって自動化すれば、眠っていた97%の潜在能力が引き出されるわけで、その状態を自ら作り出せることが成功体質の最大の強みなのです。


求められる人材とその教育のあり方が、世界的に大きく変化しています。従来の日本の学校教育は、知識の暗記を重視し、点数や偏差値、順位で人を評価してきました。しかし、知識や情報が即座に得られるIT時代の今は、知識の蓄積より、知識や情報をどう使いこなすかのほうが重要になります。つまり知の編集・編纂によって問題解決を図ったり、新しいものや仕組みを生み出す力がより重視されるのです。


どのような仕事に携わる人であれ、成果を出すにはモチベーションが不可欠です。私は国内外の企業や行政機関で、それを高めていくための指導に携わっています。その基本は、「書く」ということにあります。イチロー選手や本田圭佑選手、錦織圭選手が小学校時代の作文に「将来の夢」と達成までの道筋を具体的に書き記していたことは有名ですね。


一般に目標を立てるときは「自分」にとっての「形のある」目標が突出しがちです。「売り上げ20%アップ」などがそれに当たります。しかし、「自分・有形」の目標にはこれと対を成す「社会・他者」への「無形」の目標が存在します。たとえば「業界を元気にする」とか「同僚や部下の励みにする」といったものです。この2つが明確になれば、「自分・無形」「社会・他者・有形」のほうも、たとえば前者は「仕事に自信と誇りを持つ」、後者は「お客様の暮らしを楽しくする」という具合に見えてきます。目標を立てられずに悩んだり、目上の人から「夢がない」などと叱られた経験のある人は、その目上の人も含めて「自分・有形」の目標のみに目を向けていたのだと思います。そもそも、「自分・有形」の目標一本では、人間そう頑張り切れるものではありません。むしろ、家族・同僚やお客様の喜び、さらに仕事にやりがいを感じる感情が、人の頑張りを後押しするのです。


原田隆史の経歴・略歴

原田隆史、はらだ・たかし。日本の教育者。大阪府出身。奈良教育大学卒業後、大阪市の公立中学校教諭を20年間務める。その後、天理大学人間学部講師、大阪東京教師塾の主宰。大阪市立松虫中学校教諭時代、独自の教育法で同校の立て直しに尽力し、陸上部を7年間13回の日本一に導く。2007年大阪世界陸上で大阪市世界陸上推進室広報アドバイザーを務めた。主な著書に『カリスマ体育教師の常勝教育』『本気の教育でなければ子どもは変わらない』『大人が変わる生活指導』『原田隆史の体育授業実践法シリーズ』『折れない心を育てる 自画自賛力』など。

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