名言DB

9,553 人 / 112,978 名言

印南敦史の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

印南敦史のプロフィール

印南敦史、いんなん・あつし。日本の書評家、編集者。東京出身。広告代理店勤務、音楽ライター、音楽雑誌編集長などを経て独立。アンビエンスを設立。著書に『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』『遅読家のための読書術』。

印南敦史の名言 一覧

「できない」ことは「できる可能性がある」ことでもあるのだから、そこまで悲観することはないのではないか。次回頑張ればいいのではないか。


「目次」は、その本の地図。全体の構造や流れを把握することができるため、熟読すべき場所の「見当」がつけられます。


「手法」は学べるが、自分らしさを出さなければ聞き手に強い印象は残せない。最終的には、テクニックより「その人らしさ」がモノをいう。


全ページ読んで理解しようとするから、読むのが遅くなり、読書が苦痛になる。プレッシャーから自分を解放するのが先決。


「読んでみたら面白くなかった」「印象に残らなかった」。そんな本と出合っても、ガッカリしないでください。合コンで、「全員素敵!」と思えないのと同じように、すべての本と仲良くなれなくても当たり前。たくさん機会を持ち、その中で少数の愛読書を見つければよいのです。とはいえ、最初から好みのタイプの本ばかり選んでいては、読書の幅が狭まってしまいます。


私は、本の序盤と終盤に注目すべきだと考えています。ビジネス書や新書といった実用書は、序盤でテーマや主張を提示し、終盤で事例や根拠を踏まえ、テーマや主張を再確認する構成だからです。これで、本の要点を掴むことができます。


まずは、本の「はじめに(序文)」と「目次」を熟読してください。「はじめに」には、その本の目的や要約が書かれています。どんな文体で書かれ、なにを目指して進む本なのか。全体の「ノリ」もつかめます。


「本を速く読める人」と「遅くしか読めない人」がいるのではありません。「熟読の呪縛から自由な人」と「それにまだとらわれている人」がいるだけなのです。


大切なのは、本を読んだ結果として、知識や発見が1%でも残ること。100%を目指して欲張らない。そして一冊の本を深く読むのではなく、たくさんの本から1%を集めて、大きな知識をつくっていく。そうすれば読書は一気に効率化できます。


読む場所の工夫も大事なポイントです。私は用もないのに、山手線に乗って読書をすることがあります。雑踏や視界に入る人々は、集中力の妨げではなく、むしろ本の内容とリンクした要素に変わるからです。たとえば、「この章を読んでいたとき、向かいに座っていたカップルがケンカをしていた」といった出来事が呼び水となり、内容を思い出すことができます。さらには、インパクトのある場所で読書する効果を実感しているので、今後もいろんな場所で読書してみようと思います。


音楽を聴くときに、「すべての旋律を聞き分けよう」とか「1回で覚えよう」と肩肘張る人は多くないはず。読書も同じで、勢い込む必要はないのです。実際、1冊の本を1週間熟読しても、1か月後には内容の数%しか頭に残っていないはず。だとしたら、1週間で10冊の本を読んだほうが、様々な学びがあってお得です。そこでお勧めなのが、音楽を聴くように読書を楽しむ、「フロー・リーディング」。知識を頭に溜め込む読書ではなく、読み進める中で、1%でも内容が頭に残ればよしとする読書法です。


私が定期的に行なっているのは、文庫本の「ジャケ買い」です。表紙のデザインが気に入ったら内容を問わず買うのです。未知のジャンルに触れるきっかけになるので、好みの範囲が広がり、さらに多くの本を楽しめるようになるでしょう。図書館を利用するという手もあります。複数冊借りたうち、1冊でも楽しめたら収穫があったと思えるはずです。無料の電子図書館「青空文庫」のアプリを利用するのも良いでしょう。著作権の切れた名作が無数に公開されています。夏目漱石や芥川龍之介などといった文豪の小説から、思想家の名文まで読み放題です。まだ自分が知らない素晴らしい本が、世の中にはたくさんあります。ぜひそれらの中から、自分だけの愛読書を探し出してください。


印南敦史の経歴・略歴

印南敦史、いんなん・あつし。日本の書評家、編集者。東京出身。広告代理店勤務、音楽ライター、音楽雑誌編集長などを経て独立。アンビエンスを設立。著書に『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』『遅読家のための読書術』。

他の記事も読んでみる

児玉光雄

最もよくないのは妥協だ。妥協した時点で停滞が始まる。


中島聡(ソフトウェアエンジニア)

あんまり完璧なものを求めすぎてしまうと、いつまでも頭のいい会議をするだけみたいになって、ずっと発表できないままですから、時と場合に応じた「妥協」が必要なんです。その調整や取捨選択は、エンジニアとしての腕の見せどころなんですね。


栗原幹雄

絵を描くと、アイデアがより鮮明になり、他のアイデアもどんどん浮かんできます。たとえば、店舗の外観の絵をみていると、「こんなメニューを出したら喜ばれそうだ」「食器はこんな形がいいな」と出てくるわけです。もちろん、新たに出てきたアイデアも絵で描く。気がつけば、すぐに実現できるレベルまでアイデアを具体化できるはずです。


外山滋比古

要は、株式投資は上質なばくちであると思ってやれば、すごくひどい目には遭わない。のめり込み過ぎて全財産をつぎ込んだり、銘柄を一つだけ選んでそれだけに投資したりといったことをしなければね。


白川義員

要するにフィルムであろうと印刷であろうと、つまらない写真を一発で凄い写真にするウルトラCなどないということ。小手先の技術だけで凄い写真が出来るわけがない。


小笹芳央

情報は使ってこそ価値がある。集めるのは手段に過ぎない。


大竹真一郎

男性はあまり医者に行かない人が多いですが、もっと気楽に検査をして体調管理をしてください。そこでもし異常が見つかって、治せるものであれば症状もよくなりますから。


伊藤真(弁護士)

本や参考書を読んだら、その直後にポイントを頭の中で反芻したり、ぶつぶつ口に出してみたり、人に話してみるといいでしょう。私が塾生に勧めているのは、目次を使った復習です。テキストの目次を縮小コピーして常に持ち歩き、帰りの電車の中でも、目次を見ながらどんな内容だったかを復習するのです。


見目信樹

このような見通しの利かない経営環境では、この先の10年後、20年後を見据えて、グループが進んでいく際の、依るべき羅針盤となる中長期的な計画、すなわち当社グループの「あるべき姿」と「ありたい姿」を実現するための経営計画が必要と考え、策定に着手したところです。


藤巻幸夫(藤巻幸大)

チームに新しいメンバーを迎えたいときは、自分だけでは判断しない。必ずその人を客観的に見れる他のメンバーの判断を仰ぐこと。新メンバー候補が見つかったら、現チームの中心的な存在であるメンバーたちにもまず意見を求める。そこで多くのメンバーの反応が薄いようなら、ひとまずチームに招くのは見送ろう。目指すのは一人一人が互いを認め合って力を発揮していくチーム


村口和孝

ベンチャーキャピタリストとしては、この4つが最も充実した起業ベンチャーに投資すべきである。

  1. 未来に向かって困難を乗越える、経営陣の起業家精神
  2. 社会貢献する強力なマネージメントの仕組み、幹部人材およびファイナンスの構成
  3. 世界に実在する情報不完全な他人たる顧客に、競争状態かつ、未成熟市場環境の中、ピカッと光る未来商品を提供するイノベーション
  4. ボトルネックのない合理的な運営オペレーション

中村扇雀・3代目

芝居で得たものが人生に繋がるというのはまさにその通りだと思いますよ。今日僕が持ってきた『世阿弥のことば一○○選』はタイトル通り世阿弥の言葉を集めた本だけど、舞台上に限らず、人生全体に応用できる言葉がたくさんあります。たとえば「離見の見」は、演者が客観的な目線で、あらゆる方向から自身の演技を見る意識を指す言葉だけど、人として大切なことをも教えてくれています。人間って、生きている限り、自分の顔は鏡を通してしか見られない。直接見ることは絶対にできないんだよね。ということは、他人様が見ているの方がたぶん本当の姿である。つまり、みんなが「扇雀とはああいう人間だ」と考えている扇雀像こそ、本当の自分であるということに気づかないといけない。そんな意味も含んでいると思うんです。