南壮一郎の名言

南壮一郎のプロフィール

南壮一郎、みなみ・そういちろう。日本の経営者。会員制転職サイト「ビズリーチ」社長。6歳から13歳までカナダで過ごす。タフツ大学数量経済学部、同大学国際関係学部をそれぞれ卒業。モルガン・スタンレー証券勤務を経て「S-1スポーツ」、「ビズリーチ」、高級チケット販売サイト「ルクサ」などの会社を設立。プロ野球球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」の設立にも参画した。著書に『絶対ブレない「軸」のつくり方』『ともに戦える「仲間」のつくり方』ほか。

南壮一郎の名言 一覧

稼がれている方は、自分が知らないことに対して貪欲で、聞かないことの方が恥ずかしいと思うタイプが多い。


高収入のビジネスマンの方とお会いした後で感じることは、皆さん、レスポンスが早いこと。


高収入のビジネスマンの方と接していて感じるのは、会社の外にも意識を向けていて、危機意識というか、気づきの意識が高いということ。


海外では、日本の考え方を相手に理解してもらう必要があるが、それには、自分も相手の文化を理解する姿勢を見せなくてはならない。


当社は社長の給料が最も高いわけじゃないんです。一番給料を多くもらうのは一番社業に貢献している人でいいじゃないですか。


起業は、いかにいろんな人を巻き込んでやるかが大切。


本質的に正しいことをやることで社会を変える、それが私にとっての仕事のスタート。


起業はリスクを取らずにやればいいんですよ。これはウチがやった新しい起業モデルだと思いますが、最初はボランティアで始めました。


人生の時間の大半を費やす仕事を楽しめれば、人生はとっても楽しい。


スポーツでも仕事でも同じですが、99%の苦しいことがあるからこそ、1%の楽しみがあるのです。


大事なのは、自分のスタイルを貫くことではなく、相手に合わせること。相手あってのビジネスです。


多くの人にビジョンを話せば、いつか必ず賛同者や支援者が現われます。


多くの人は失敗を怖がって、行動していません。行動しなければ結果はついてきませんし、成長することもできません。


何事も経験、何事も慣れです。大きな商談の場やプレゼンをする機会が少なければ、当然、慣れていないので緊張してしまうでしょう。でも、何度となく場数を踏み、いろんな経験を積めば、緊張せずに済みます。


ビジネスでの突破力は、失敗を恐れず、自分がしたいことを行動に移せるかどうか。これに尽きます。


初めは緊張して失敗したっていい。失敗した経験があるからこそ、その経験を糧に成功できるのではないでしょうか。


私がやっている社長も役割のひとつでしかない。その役割の半分は戦略立案、4分の1はリクルーティング、残りの4分の1は資金管理と広告塔。


管理職候補を採用するとき、入社後のフォローも重要だ。どんなに面接を徹底しても、現社員からのプレッシャーや、過度の期待で辞める人が一定数いる。それを防ぐには、経営者自らが採用段階からその後のサポートまで深くコミットすることが重要だ。


管理職候補を採用するときに大事なことは自社に溶け込んで、どういう貢献をしてくれるのかを見極めることだ。チェックポイントとしては、まず本人がやりたいことは何か、やれないことは何かを具体的に聞き出すこと。次に、「なぜ、今までやりたいことができなかったのですか」と対話をするような感覚でヒアリングすることだ。管理職を採用する以上、新卒とは違って、本人の思いや価値観をいかに引き出すか、ヒアリングカが決定的に重要になる。そのうえで見極めたいのは、「乗った馬から下りないような覚悟があるか」。最後までやり切る覚悟がある人かどうかを見抜くことだ。外から会社に入ると、異質な人間と思われ、周りからの圧力を受ける。それに耐えられるタフネスを持ち合わせた人なのかどうかをチェックするのは非常に重要だ。


管理職候補を採用するときの失敗パターンは、自社に必要なスキルに注目し、ピンポイントで採用してしまうケース。たとえば英語が堪能だとか、ブラジルに進出したいので現地でビジネスを経験したことがある人がほしいなど。もっと細かいところでは、「アメリカで商標登録をした経験がある法務に通じた人がほしい」という超ピンポイントの依頼もあった。確かにビジネスの変化が激しいので、今必要な人材をすぐにでもほしいという気持ちはわかるが、それだけで決めてしまうと危ない。


企業からの問い合わせの中で多いのは、自社に管理職候補者がいないので管理職経験者を中途採用したいというものと、過去に採用したが、うまくいかなかったのでどうしたらよいかというものである。失敗例で多いのは、人材紹介会社に依頼し、経歴や職歴など見た目の印象で即決してしまうパターン。人材紹介会社は採用が決まるごとにお金が入るフィー(手数料)ビジネスなので、どうしても求職者のスペックのよさを強調する。しかし、どんなに素晴らしい経歴の持ち主でも、よく吟味しないで採用すると、社風に合わないということで辞めることになる。


話し方とは、自分自身の鏡なのだと思っています。自分の気持ちがすべて話し方に出てしまいます。ですので、仕事を楽しんでいない人がいくら話し方のテクニックを学んだとしても、相手には伝わらないでしょう。仕事をつまらないと思っている人が、楽しそうに自信を持ってビジネスの話ができるわけがありません。


うまく話そうということばかり気にしていたら何もできません。体当たりでぶつかってみて、失敗したらその原因を考えて、修正していく。経験を積むことで話し方を工夫する。そうしていけば、自ずと話し方もうまくなると思います。


私はメジャーリーグの球団オーナーになるという夢があります。その夢を実現するため、以前、メジャーリーグの全球団に手紙を送ったことがあります。すると一通返事があり、ある球団のジェネラルマネージャーが会って話を聞いてくれました。そうやってひとつひとつ、不可能だと思うことでもトライし、経験を積んでいけばいいのです。


プレゼンがあるのにしっかり準備をしていなければ、話せる自信がなくなり、結果、不安になり、緊張してしまう。だから、きちんと準備をしておくこと。どんな質問をされても答えられるぐらいの自信を持てるまで準備する。すると、緊張しなくなりました。自信があれば緊張はしません。いろいろな引き出しを持っておき、その都度、会話の中で必要な引き出しから話を取り出せばいいのですから。


話をするときに緊張してしまうのは、大きく分けて2つ原因があると思っています。ひとつは準備不足。もうひとつの原因は、場数が足りないことです。


私の話す言葉やその意味が相手にわからなければ、信頼する、しない以前の問題で、興味を失ってしまいます。自分本位で誰彼となく同じように話せばいいのではなく、相手に応じて言葉を変えることが重要なのです。


相手によって話す言葉を変えて、伝わりやすいようにしなくてはいけない。転職サイトの事業内容を話すにしても、話す相手が人材業界に詳しい人なのか、IT業界に詳しい人なのか、社員に話すのか、何も知らない人に話すのかでは、言葉選びの段階から変えなくてはなりません。


私は自分が手がけている事業に信念を持って取り組んでいます。それを正直に包み隠さず、きちんと話せばいい。仮に実績がなくても、年齢が若くても、社会に役立つビジネスであるという理念を理解してもらえれば、どんなビジネスでもうまくいくと思います。


三木谷(浩史・楽天創業者)さんに教えてもらったのは、「ビジネスに大義名分があるか」ということでした。この事業があれば多くの人の役に立てる。社会の問題を解決できる。そういうビジネスでないかぎり発展しないと。


ブレずに理念を語ること。これは、実績がなくてもできます。「ビズリーチ」の場合は、ブラックボックス化している転職市場を可視化することで、企業には採用力を、求職者には自立したキャリアデザインの選択肢を与えたいという明確なビジョンがあります。私は会社の代表としてこのビジョンを発信し続けています。「このコンセプトはいいね!」「それは面白そうだね!」と思ってもらえれば、いろいろな人が集まってきて、ビジョンを実行できる土台が揃ってくるのだと思います。


ビジネスで大事なのは、何よりもビジョンだと考えています。東北楽天ゴールデンイーグルスのときは、「東北を元気にしたい」「プロ野球を面白くしたい」「プロ野球界にビジネスの感覚を持ち込みたい」という明確なビジョンがありました。初めは実績がないので、なかなか耳を傾けてくれない人もいました。でも、我々はこのようなビジョンを持って臨んでいる、ということを言い続けたのです。そこでブレたら、誰からも信用されなくなってしまうからです。


とくにビジネスでお会いする経営者の多くは忙しいわけです。私もベンチャー企業の社長という立場上、人手が足りないほどやりたいことが山ほどあって、時間が足りません。時間がないのに、目的もなく、ただダラダラと話をしていても、何の生産性もありません。目的をはっきりさせ、結論を先に言う。用件が済んだらそこで話を切り上げればいい。こういう話し方のルールを作っておけば、ビジネスマンとの信頼関係が結びやすくなるのではないでしょうか。


人に会うときは必ず、目的は何かを確認しています。お互いの目的がズレていたら、いくら会話をしても、双方にとって時間のムダになってしまうからです。なぜ今日、会って、私とあなたが話すのか。目的を初めに確認しておけば、相手も安心して話をしてくれるでしょう。


いま支払われている給料は、本当に自分の実力で稼いだものなのか、自分の市場価値に見合うものなのか、それとも年功や社歴が長いだけでもらっているのか、それを知るには転職活動をしてみるのが一番。転職活動を通じて、自分の現時点での市場価値がわかる。


もし、お金が一番の目的なら、起業はしませんでした。でも、楽天での仕事を通じて、「社会に影響を与える」「人の生活を便利に豊かにする」という、お金よりももっと面白いものを見つけてしまったんですよ。自分が熱くなれて、鳥肌が立つほど感動できるものがこれなんです。


世の中の人は皆、起業することに対して、肩に力を入れすぎだと思います。まずやってみればいい。「時間がない」と言う人もいるけど、草野球をやる時間があったら「草ベンチャー」をやればいいんです。


バイリンガルであればグローバルと思われがちですが僕はバイリンガルよりもバイカルチュラルであることが重要だと思います。どんな生活環境でも、自分の力をしっかり出せる人のことです。


アメリカには驚くほど様々な価値観の人がいるんです。肌の色も違えば宗教も違う。そんな人たちが一緒に生活しているんです。この多種多様な環境の中で、何も発言しなければ誰からも理解してもらえません。おかげで勉強も運動も地域活動も全力でやった結果、価値観が違う相手に対しても自分自身の意見をしっかり伝えることができるようになりました。


最初は、何でも自分がやればいいと思って首を突っ込んでいましたが、それは裏を返すと「他人を信用してない」ことだとわかったんです。任せるということが信頼や、ともにビジネスを創り上げる仲間を創るのに必要だと、本当に厳しい状況になって気づきました。


南壮一郎の経歴・略歴

南壮一郎、みなみ・そういちろう。日本の経営者。会員制転職サイト「ビズリーチ」社長。6歳から13歳までカナダで過ごす。タフツ大学数量経済学部、同大学国際関係学部をそれぞれ卒業。モルガン・スタンレー証券勤務を経て「S-1スポーツ」、「ビズリーチ」、高級チケット販売サイト「ルクサ」などの会社を設立。プロ野球球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」の設立にも参画した。著書に『絶対ブレない「軸」のつくり方』『ともに戦える「仲間」のつくり方』ほか。

他の記事も読んでみる

岩本隆

部下に対し、ときには誘い水として私から会社の悪口をいうこともありました。オフィシャルに会社への不満を尋ねても本音を明かしてくれませんが、同じ立場で先に不満を漏らすと、向こうも警戒心が緩んで本音で話してくれます。ただ、不満分子をあぶりだすことが目的ではありません。不満を探って会社に密告するのは、どう考えても倫理的に問題があります。会社への強い不満を知っても、外に漏らさないことが大切です。


孫正義

役員会や社内会議でよくありがちなのは、肩書が上の人の意見が通ってしまうことです。ある意見に対して、正しい、間違っているという判断ではなく、「これは社長の意見だから、あれは部長が言ったことだから」と通してしまうと、誰も意見を言わなくなる。


レイ・クロック

我々が「QSC&V(品質・サービス・清潔さ・価値)」という言葉を言うたびにレンガを積み上げていたとしたら、おそらく太平洋を横断する橋ができていただろう。


平井伯昌

プライドをかけてやらなきゃダメだ。死ぬ気で行け。
【覚え書き|選手への激励】


伊集院静

ギャンブルには「押していかなければ、夢を食っているだけ」という言葉があります。他人の負けをあれこれ解説するより、自分の考えで賭け、それで負けて悔しいと思う人の方が次の可能性があるのです。


三浦知良

信念を持って、地道にトレーニングをして成長し続けること。プロは試合での結果を常に求められます。その結果のために、自分がどれだけの時間を費やしてトレーニングができているかが重要。


永田昌久

会社には毎日、現金が出たり入ったりして経営が成り立っている。貸借対照表やキャッシュフローの管理には絶えず経営トップが目を光らせていなければ。


前田晃伸

月次の数値達成という目先の目標にとらわれず、いいお客様をたくさん集めて、いい店を作ることこそが真の目標でなければいけない。そう考えて質を追求した納得のいく経営をしていこうと思ったんです。


松井忠三

モチベーションを失ってしまう人と、どんな状況におかれても失わない人の違いは、当事者意識の有無にあります。会社の状況が他人事ではなく、自分のことだと思えば、「自分が動かなくては」という気持ちになるでしょう。その意識がすべての源だと思います。


伊庭正康

私の場合は、打ち合わせ直後に帰りの電車で、依頼された成果物の原案だけでもメモを使ってまとめるようにしています。原案だけでもまとめておけば、あとで再開しやすいからです。何もしないで何日も放っておくと、もう一度打ち合わせの内容を思い出すところから始めなければならず、余計な時間がかかります。取引先によっては、手帳に書いた原案をスマホのカメラで撮影し、その日のうちに送ることもあります。こうして方向性だけでもコンセンサスをとっておけば、あとでやり直しになる確率が少なくなるからです。


田中健介(経営者)

上場は今のところ予定していません。我々は株価を高めることが目的ではありません。物言う株主に影響されて、資産を売却したり、余剰金を配当すると、長期的には企業が脆弱化してしまいます。我々は、余剰金や余剰不動産で磐石な基盤を形成し、確固たる哲学と実業で、人材が資本の会社をつくることが目標です。


畑村洋太郎

「本を読みながら線を引く」といいますが、それは違います。読んで大事だと思うから線を引くのです。つまり線を引いた個所は2回読んでいるということです。いったん読み終わったあと、赤線の部分だけを追いかければ、その本のエッセンスが短時間に頭に入ります。


劉強東

現時点では日本国内に住む中国人や中華系の方にサービスを提供したいと考えています。それ以上に重視しているのは、日本ブランドの商品を中国に持って行くことです。日本の商品を好む中国人は日に日に多くなっていますからね。今のお金を持っている中国の消費者は有名ブランド品だけでなく、ニッチなブランドを探し出したいと考えています。これは日本の中小企業にとってもチャンスです。


ヘレン・フォン・ライス

大学生時代、アルバイトとしてイケアの店舗で働き始めました。仕事が気に入ったのは、店長が私の意見を取り入れてくれたことがきっかけです。テキスタイルと呼ばれるカーテンの布などの売り場を担当していたのですが、荷物が多いお客様を見かけたら手が空いているスタッフが手伝ってはどうか、といった提案です。うまく役割分担したいという思いを、快く受け入れてもらえました。


中村貞裕

一人で仕事を抱え込まずに、その分野が得意な人に任せることが重要です。ホテルやマンションの仕事は、僕はブランディング・プロデューサーというポジションで携わらせていただきました。映画のプロデューサーと同じように、その空間に求められているイメージを実現するためには、誰のどの能力を生かすことができるのかということを考えて、その人をキャスティングするのです。


ページの先頭へ