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加藤智治の名言

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加藤智治のプロフィール

加藤智治、かとう・ともはる。日本の経営者。「ゼビオ」社長。熊本県出身。東京大学大学院修了後、ドイチェ証券(のちのドイツ証券)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ユニゾンキャピタル、スシロー専務などを経てゼビオ社長に就任。また、アメフト選手として学生日本代表、アサヒビールシルバースターなどで活躍した。

加藤智治の名言 一覧

勝負にこだわるからこそ、負けることでも多くを学ぶ。


米国の企業トップの多くが体育会出身です。一方日本にはまだまだ少ない。アスリートの持つ勝敗から学ぶ経験や能力を上手くビジネスに転換できれば、スポーツ界は今後人材の宝庫になるはず。


カリスマリーダーが牽引する組織もあるが、私は一人ではできないことをチームで成し遂げるためのチームを作っていく。スポーツを通じて実感した、本物のチームから生まれる底力を発揮していきたい。


自販機を並べたようなお店では意味がない。人で付加価値を創出する。


弊社には現役選手として競技活動をしているアスリートも勤務しています。彼らは競技で培った経験や知識を生かして、専門性の高い接客をすることでお客様に新たな価値を提供していています。さらに引退後も店長や本部の幹部社員として活躍の場を広げています。


リアル店舗には必ず人がいて、その人が新たな価値を生み出すのだと思いますと人を通じたサービスの提供と専門知識をもとにしたコンサルティングにより、商品購入以外にも来店価値を広げていきたいと考えています。


スポーツをライフスタイルに取り入れる人が増えており、スポーツの楽しみ方は多様化し、拡大してきています。そのような市場の変化に対応するためには新たな顧客層を取り込む必要があると考えています。


会社が歩んできた歴史や現場で働く人たち、そして商品そのものへの敬意を持ち、それを言葉にして伝えることを大事にしてきました。


現場の従業員に「寿司がいかに素晴らしい食文化か」ということは、繰り返し伝えました。自分たちが扱っている商品が、オンリーワンの価値を持ち、大きな可能性を秘めていることを話したのです。そう話すと、現場の寿司職人やスタッフもモチベーションを高めてくれます。


私が考えるコミュニケーションの定義は、「相手に対して何らかの行動を期待する活動」です。相手に話を理解してもらうだけなら、それは単なる情報共有に過ぎません。こちらが相手に働きかけをした結果、こちらが期待したような行動をとってもらうこと、つまり相手に動いてもらうことがコミュニケーションの目的であるはずです。そう考えたとき、コミュニケーションには、ロジカルな要素とエモーショナルな要素の両方が必要になると思っています。


私が20代のころに勤めていた外資系コンサルティング会社では、ロジカル・シンキングを叩きこまれましたが、当時からロジックだけで人は動かないと薄々気づいていました。そして事業会社の経営に携わるようになって、そのことをハッキリ認識したのです。それは経営の現場で、エモーショナルなコミュニケーションに長けた人たちに会う機会が増えたからだと思います。


最初から話すことが得意な人なんていないんじゃないでしょうか。話すのが苦手という事実を受け入れて、もっと上手くなりたいと思える人は、きっと話し方のスキルも磨いていけるはずです。


コンサルタントとして初めて人前に立ってプレゼンをしたとき、緊張もあって上手くできませんでした。その原体験があるからこそ、いまでも人前で話すときは周到に事前の準備をするし、落ち着いて見える立ち姿やマイクの持ち方まで研究を重ねました。


本や雑誌の記事を読んで、いいと思う言葉があったら記憶する習慣を身につけるのも良いと思います。ただし、ノートに書き留めるだけではなく、実際に使わなくては自分のものになりません。私はそういう言葉に出会ったら、「来月の店長会議で使ってみよう」などと具体的な場面まで決めてしまいます。


伝えるメッセージは同じでも、伝える相手によって伝え方はまったく違います。相手の立場や役割に沿ったストーリーをつくらないと、聞いている方はピンときません。相手が自分の話を聞いてどう感じるかを事前にシミュレーションすることは、とても大事だと思います。


当社がいま掲げているテーマのひとつに内部統制の強化があります。内部統制とは、植物にとっての土壌です。土壌が悪いと、いくら種をまいて水をやっても実はなりません。経営において実とは売上や利益ですが、それを毎年継続して生むためには、土壌であるルールや規則を皆が理解し守っていくことが必要です。


ロジックのみで組み立てた話は、確かにわかりやすいけれど、面白くはありません。それでは相手に一目置かれるまでにはなれません。そこで私も、話に必ずストーリー性を持たせるようになりました。


その人に言われると、なぜか納得してしまう。そういう人の話は、内容は非常にロジカルなのに、それが理屈ではなく、ストーリーとして頭に入ってくるのです。聞いていて単純に話が面白いと思えるんです。


たまたまバイトで入って、そのまま社員になった人もいます。そんな人でも「いろいろな選択肢があったけれど、回転寿司を選んでよかったな」と自分の仕事を肯定できるような理屈とストーリーを用意し話すようにしています。


この商売においては現場である店舗がすべてです。いわば組織の最前線で働いているのが店舗の社員なので、その重責を担っていることへの敬意を日ごろから口に出すように心がけています。


外部から入っていく立場としては、まず社長がこれまで培ってきた文化や組織として大事にしている価値観を尊重する。そのうえで、外の世界を知っている者ならではの客観的な視点から寿司というものを見て、寿司には大きな可能性があることを示し、それを最大限に引き出して事業拡大をつなげることが、私の役割だと考えました。


スポーツをすると謙虚になれる。スポーツには必ず勝敗が付きますし、フィジカルの接触もあるわけですから、フィジカルで圧倒的にかなわないと思うこともある。ある意味、動物的な感覚でもあるわけです。これは日常生活では味わえない。そういったことを体験すると、自然と謙虚になっていくんですよ。


小型店は顧客接点の入り口という意味合いもある。店舗に在庫がなくてもネットで買って自宅に届けることもできる。ECとリアルで、我々なりのオムニチャネルができれば、300坪でも十分成り立つだろう。


現在、逆ピラミッド構造を行動指針として改革を実施しています。現場のスポーツナビゲーター(従業員)が一番上にいて、それを支える本部があり、その下に経営陣がいるという考え方で式本部がいかに店舗をサポートするかといった意識改革を推進中です。お客様と日々接している現場のスポーツナビゲーターの声を聴き、現場で起きていることを把握し経営に生かすことが大切だと思っています。


当社は全従業員のことをスポーツナビゲーターと呼んでおり、お客様に「楽しさ」や「感動」といったスポーツが持つ価値をナビゲートしています。商品の価値はもちろん、その使用方法を提案し、スコアアップや試合に勝つなどの感動体験までサポートしています。さらに、スポーツナビゲーターの中には約400名の全国大会出場経験者がいてその目線からお客様一人ひとりに合わせたサービスを提案していることも我々の強みです。


勝ちには偶然の勝ちというものがあるのですが、負けには必ず理由があります。そして勝負は気持ちの準備も含めて、準備段階でほぼ決まっているので、負けは、勝つ準備をしていなかったことでもあるんです。だから準備に注力するようになる。次に、敗戦するということは準備に問題があったわけですから、その準備が正しかったのかを振り返るようになる。


アスリートの採用については、子会社のゼビオナビゲーターズネットワークで08年から続けており、CSR活動の側面はあるにしても、アスリートとしての経験や用具・競技の知識を接客や商品開発に生かすことができれば、よりお客様の要望に応えることができると考えています。また、現役選手にとってもセカンドキャリアの不安を抱えることなく選手生活を続けることができます。悔いを残さずに引退まで選手活動を続けることができるのです。


当社もEコマースを強化し、さらに店頭と連動させることでサービスレベルの向上に取り組んでいます。一方でスポーツ用品販売においては、リアル店舗にしか実現できない価値があると考えています。リアル店舗では来店していただくことで、購入する前に商品を体験でき、スポーツの楽しみを実際に感じ取ることができます。また、対面してご要望をお聞きすることでより的確な商品のアドバイスを提供できます。


私がアメフトから学んだことは目標を高く持つことが大切ということです。どういうことかというと、大学からアメフトを始めて、社会人になるとアサヒシルバースターでプレーし3年目に日本一になりました。決勝の相手は皆社員選手で練習場のグランドもしっかりとしたチームでしたが、シルバースターはアサヒビールの支援を受けてはいましたが、皆、別の仕事を持つ社会人の寄せ集めです。ですが、当時のキャプテンによってしっかりまとまっていたこともありますが、日本一になることを義務づけられたチームだったのです。だから、日本一になれた。一方、私の学生時代、東大が初めてプレーオフにまで進出したものの、関東大会準決勝で強豪の日本大学とぶつかり、結果は敗戦。その違いは、シルバースターでは「日本一」を義務付けられていましたが、東大の目標は「プレーオフ進出」だったのです。だから、目標を果たしたら安心してしまった。日本一は目標を高く持つ必要性を教えてくれたのです。


スポーツの世界で一定以上の成績を収めた人には間違いなく高い知性があります。知性がないと勝負に勝てないからです。それから自己管理能力に優れており、リーダーシップも必要な要素ですからチームをまとめ上げることもできます。例えば、当社にインカレや全日本選手権で活躍した元競歩の選手がいます。個人競技ですが、チーム活動でリーダーの資質が磨かれており、現在は店長として活躍しています。


加藤智治の経歴・略歴

加藤智治、かとう・ともはる。日本の経営者。「ゼビオ」社長。熊本県出身。東京大学大学院修了後、ドイチェ証券(のちのドイツ証券)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ユニゾンキャピタル、スシロー専務などを経てゼビオ社長に就任。また、アメフト選手として学生日本代表、アサヒビールシルバースターなどで活躍した。