加納裕三の名言

加納裕三のプロフィール

加納裕三、かのう・ゆうぞう。日本のエンジニア、経営者。ビットコイン取引所などを展開する「bitFlyer」社長。東京大学大学院工学系研究科修了後、ゴールドマン・サックス証券を経て「bitFlyer」を設立。そのほか、日本ブロックチェーン協会代表理事を務めた。

加納裕三の名言 一覧

ベンチャーはお金も人もないところからスタートする。大事なのは情熱。


何かをやり遂げる時には理論ではなく、突き詰めて物事を考えて手を動かすことが何よりも大事。


アメリカ人は0から1を生むのが得意ですが、1を2や10にしていくのは日本人の得意領域。


世界から最高クラスの人材を集めなければ、いいものは生まれない。


「儲かる」、「すごい」といった抽象的なものではなく、数字で語り、定量的な評価ができることが重要。


単なるアイデアはすでに誰かが思いついている。それ以上に、期限通りに仕事を仕上げて納品する、やり遂げることが大事。


社内では大事な価値観として「PEN」という理念を掲げています。「P」は「Passion(情熱)」、「E」は「Execution(遂行)」、そして「N」は「Number(計数)」。


新たなテクノロジーは非難の対象になりやすいですが、逆に言えばそれだけ革新的だということ。よい部分を知っていただくように頑張っていきます。


仮想通貨は金(ゴールド)に似ているといわれます。金は国が保証しているわけではないし、何かの業績に連動しているわけでもない。人々の信用によって価値が動きます。それと同じだと思えば、イメージしやすいかと。


(大学院修了)当時は外資系の金融機関と戦略コンサルの人気が高かったんです。世界で活躍できるチャンスがあって、若い時期から責任のある仕事をやらせてもらえる点が魅力だった。私も外資系金融、特に投資銀行に可能性を感じて、ゴールドマン・サックスに行きました。


私は、新しいものを作って、それを評価していただくことに強い喜びを覚えます。当社は取引所のイメージも強いと思いますが、あくまでも「開発会社」です。新しいものを作りたい、ブロックチェーンという新しい技術を使って世の中を便利にしたいという思いがベースにあります。


新しいものが出てきたときに混乱が起きるのは仕方がないです。1970年代、各国の法定通貨に金の兌換(だかん)性がなくなったときも、「不兌換紙幣に価値があるのか」という議論か起きました。いまの仮想通貨への反応と同じです。でも、みんなが不兌換紙幣を使っているという事実を持って、いまは信用を獲得しています。ビットコインも、徐々にそのように変わっていけばいいなと。


当社は設立当初から「ビットコイン、ブロックチェーンは世界を変える」と考えていました。そこでブロックチェーンに関する基礎研究を行おうと考えましたが、収益がなければできません。そこで、仮想通貨の取引所を運営して収益を上げるとともに、ブロックチェーンの基礎研究を続けてきました。


新しいデータベースの仕組みに数字を書き込んで、「これはお金だ」といい続けたのがビットコイン。ただの文字データに価値があると考える人は少なかったので、最初は1ビットコイン1円ぐらいの価値しかありませんでした。でも、運営を続けていくうちに、「このシステムは落ちないしデータが消えない。すごいぞ」と知れ渡ってきて、本当にお金のような価値を持つようになってきたのです。


仮想通貨のビットコインに出合ったのは2010年でした。社内で話題になっていて、自分でも調べてみたところ、これは面白そうだなと。具体的には、社会システムとしての面白さ。非中央集権的な意思決定によって動く通貨というのは、これまでなかったですから。管理者がいないのです。それにもかかわらず、全体の意思決定や運用のプロセスが自動的に決まっていくのが斬新だなと。


独自に仮想通貨をやる企業が現れるのは、私たちにとってチャンスです。仮想通貨にはブロックチェーン技術が必要ですが、我々はその技術を提供できる。それが売り上げを伸ばすもう一つの方向性です。すでに3メガバンクの実証実験に我が社のブロックチェーン技術を提供しています。ブロックチェーンはデータベースの技術なので、仮想通貨以外にも活用できる。データの改ざんや消失はないので、年金のシステムに使えば「消えた年金問題」は起こりません。いま縦割りでバラバラで管理されている国のシステムを一元化するのにも最適です。


加納裕三の経歴・略歴

加納裕三、かのう・ゆうぞう。日本のエンジニア、経営者。ビットコイン取引所などを展開する「bitFlyer」社長。東京大学大学院工学系研究科修了後、ゴールドマン・サックス証券を経て「bitFlyer」を設立。そのほか、日本ブロックチェーン協会代表理事を務めた。

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