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前田裕二の名言

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前田裕二のプロフィール

前田裕二、まえだ・ゆうじ。日本の経営者。「SHOWROOM」社長。東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。UBS証券、ディー・エヌ・エーなどを経てSHOWROOMを設立。著書に『人生の勝算』。

前田裕二の名言 一覧

大事なのは、やさしさがあるかどうか。他者への想像力がある人と一緒に仕事をしたい。


僕は両親がいなかったし、貧乏で塾も行けなかった。でも、自分の身に降りかかったことは、けっして不幸ではなくて、高みにのぼるために必要なことだったと思いたい。逆に言うと、過去のネガティブな環境要因を正当化するためには、なんとしてでも高みにのぼらなくてはいけなかった。それはいまでも僕の軸になっています。


僕はライブ配信をSNSの次に来るものだと付置づけていて、テレビの延長線上ではない。ビジネスモデルも僕らは直接課金ですが、テレビは広告メインですので、異なります。だから既存のテレビともケンカにならない。むしろシナジーを生む関係になるはずです。


演者としては、一人のコアファンというより、濃いファンをどれだけ多く抱えられるかがポイント。人気の演者は深く応援してくれるようなファンを多くつけて、ひと月に1500万円売り上げる子も出てきています。


ユーザーはギフティングによって演者の夢がどんどん叶っていく過程を見ることができます。また、バーチャル空間で自分のアバターが前列に行って目立ちやすくなるという機能もあります。それを理由にギフティングしている方もいるかもしれません。


将来は起業するつもりだったので、自分が成長できることを一番に考えました。方向性は2つ。一つは成長中のベンチャー企業に入って、新入社員にも多くの仕事を割り当てざるをえない環境に身を置くこと。もう一つは投資銀行に人って、パフォーマンスが悪ければクビになる緊張感の中で働くこと。自分の成長という意味では、どちらでもよかったと思います。


30歳までに社内で目指していた目標を幸運にも25歳で達成しました。起業するにはいいタイミングでした。もう一つ、僕にギターをくれた親戚のお兄ちゃんが亡くなったことが大きかった。投資銀行の仕事は価値の創出というよりも、価値の移動をしている、という感覚でした。身近なひとの死をきっかけにして、もっと代替不可能性の高い、世界の幸せの総量を増やすような仕事をしたいという思いが強くなったんです。


最初にやったのは仲間集めです。僕はコードを書けないので、いまCTO(最高技術責任者)を務めている佐々木康伸を誘いました。あとほかの仕事もしているデザイナーに手伝ってもらって、3人でスタートです。最初はアイドルグループに特化していたので、ライブハウスに通って、いわゆる地下アイドルに営業です。保証されているギャラはないです。ユーザーからのギフティングの収益が分配される仕組みにしています。加えてファンが増えるというプロモーションのメリットも訴求していました。


「YY(中国最大のライブストリーミング・ソーシャルメディア)」を見たら、かつて自分がやっていた弾き語りと共通点を感じました。弾き語りではお客さんは僕との関係性にお金を払ってくれました。ライブ配信も同じ。女の子の歌がうまいからではなく、人と人の絆があるからギフト(演者にオンラインで課金する仕組み)を飛ばす。半分以上直感でしたが、これはすごいビジネスになる、日本でも市場はあると思ってライブストリーミングサービスを事業化しました。


南場(智子・ディー・エヌ・エー会長)に起業の相談をしたら、いま会社を立ち上げても、成功する確率は低いと言われました。南場はマッキンゼーの出身。「コンサルや投資銀行の仕事は虚業。そこで結果を出している人を集めて起業したけど、黒字になるまで4年かかった。起業するなら、実業に必要な力をうちで修業してからいいのでは」とアドバイスを受け、それもそうだと納得しました。

【覚え書き|投資銀行からディー・エヌ・エーに移ったことについて】


子供のころやんちゃをして兄貴を泣かせていたので、兄貴を喜ばせることが僕のモチベーションの一つになっていました。もともと大学に進学するつもりはなかったのですが、高3のときに「頭のいい大学に行けば兄貴の自慢になるかな」と思い直して受験することに。頭のいい大学と言っても、そこから5教科をやる余裕はない。私立で偏差値の高い大学と言えば早慶ですが、直感的に自分に合うのは早稲田かなと思って、選びました。


将来の方向性が2つあります。まずカテゴリーを横に広げること。いまはアイドルや声優などのサブカルが強いのですが、たとえば若手の政治家が自分の政策を語り、ギフティングで政治資金をつのる仕組みがあると面白い。あるいは起業家がビジネスアイデアを語って資金を集め、成功すれば利益を分配してもいい。ほかにも芸人さんやスポーツ選手とか、総合百貨店的にいろいろ広げていきたいです。もう一つは外です。時価総額が世界で50位以内に入る日本発の企業ってトヨタ以降、出ていません。そういった会社をつくることがいまオープンにしている僕の夢です。


AKBにとってもメリットが大きいのではとお伝えしました。いまAKBに足りない要素の一つに、「下からの突き上げ」があるのでは、と。SHOWROOMを活用して、下克上が起こる環境をつくり出せば、グループ全体がもっと活性化すると思ったんです。現状ではメディア露出が多い子たちが上位を占める傾向にあると思います。そうなると、下の子たちは「頑張ります」と言いつつ、何をどう頑張っていいのかわからない。でも、SHOWROOMなら自分の努力でファンをつくって、総選挙で票を伸ばすことができるじゃないですか。もっとも、秋元(康)さんに初めてお会いしたときにこうプレゼンしても、相手にされなかったですけど(笑)。面白いと言ってもらえたのは3回目。秋元さんがロスに行くという情報を聞いて、僕も現地に。知人のツテで何とか食事に同席させてもらい、そこで熱弁をふるったら、やっと振り向いてもらえました。


小学6年生のとき、親戚のおばさんの息子さんが僕にギターをくれました。それをきっかけに、練習して歌を歌えば堂々とお金をもらえるんじゃないかと思って、葛飾の路上に立ち始めました。でも、最初はまったく立ち止まってもらえなかった。完全に戦略ミスですね。僕がどれだけ「ゆず」の歌をうまく歌っても、「ゆず」よりうまく歌えない。それならオリジナル曲を歌ったほうがお金をもらえると思って、自分で作曲して歌いました。ところが、これが間違いでした。通行人が立ち止まるのは、自分が好きな曲や知っている曲が流れているとき。途中からそのことに気づいて、カバー曲に切り替えました。あと気づいたのは、お客さんはパフォーマンスに対してではなく、コミュニケーションで生まれるある種の「絆」にお金を払ってくれているということ。最初はそのことがわかっていなかった。


前田裕二の経歴・略歴

前田裕二、まえだ・ゆうじ。日本の経営者。「SHOWROOM」社長。東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。UBS証券、ディー・エヌ・エーなどを経てSHOWROOMを設立。著書に『人生の勝算』。

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