名言DB

9412 人 / 110637 名言

前川洋一郎の名言

twitter Facebook はてブ

前川洋一郎のプロフィール

前川洋一郎、まえかわ・よういちろう。日本の経営学者。大阪出身。神戸大学経営学部卒業後、松下電器産業(のちのパナソニック)に入社。経営企画室長、eネット事業本部長、IT教育研究所長、取締役などを経て退社し、高知工科大学大学院基盤工学専攻修了。博士号取得。その後、高知工科大学大学院 起業家コース教授、松下電器産業終身客員、関西外国語大学 国際言語学部教授、大阪商業大学大学院特別教授、流通大学講師などを務めた。

前川洋一郎の名言 一覧

創業の成功失敗は創業者だけの問題だ。承継の成功失敗は先代、後継、いやまわりのすべてに影響がある。承継の失敗は戦略でもカバーしきれない。命運を決めるといっても過言ではない。承継が成功してこそ、老舗の道を歩むことができるのである。


承継は早すぎても遅すぎてもだめである。熟柿が落ちる、ひよこが卵から出てくるようにしなければならない。第一は内外の利害関係者の納得であり、家族親戚への目配りである。私心を排し、公心で考えぬいた「理由」がなければならない。第二は先代の心身の健康と余力のあるうち、そして後継者の成長状況、なかでも後継者の決意が煮詰まっているかである。第三は相続対策である。ぬかりなく早目に手を打っておくべきである。この三つがそろった段階がベストタイミングである。


企業の不老長寿には承継が最大の戦略と言われる。また「守成は創業より難し」といわれるほどに承継が大事であり、承継は駅伝競走の始まりである。


適材を育て適機に承継しないと、繁盛すればするほどあとの舵取りが難しくなる。


ある老舗トップが、「私たちは好きで老舗経営にしがみついているのではないです。しかし駅伝経営の走者となった運命から逃れることはできません」と述懐していた。しかも老舗の駅伝競走は10区間10人で終わらない、永続すればするほど続く、ゴールのない駅伝で、競走が終わるのは閉店、廃業の時である。だから当事者である老舗トップのストレスは観客(顧客)や周辺の関係者(ステークホルダー)には想像だにできないものである。


特に大切なのは、人としての倫理、そして企業としての理念の双方が、会社の隅々まで一人ひとりの心の中に染み込んでいることだ。そうなれば、社員の品性・知性・感性が磨かれ、人格も人相もよくなってくるばかりでなく、企業の社格と社相、すなわち企業価値も向上する。


企業は「売上利益」か「社会貢献」かの二者択一を迫られると、ホンネは前者が優先で、後者はタテマエにすぎない場合が多いだろう。しかし企業は、人々の生活を豊かにすることが目的であるなどの社会的使命があれば、本業を通じて社会貢献をしていることにもなりうる。公の心を大きく持って企業経営に臨めば、ホンネとタテマエの二者択一は解消されるのだ。


企業の不祥事例を見てもよく分かるように、ワンマン、カリスマ型はもはや危険すぎる。ボトムァップ、おみこし型はスピードに欠けるし、見逃し三振の責をとらない無責任がはびこる。これらの現象は、いずれも社内の声、社外の眼、トップの頭の3つのパワーバランスが崩れているのだ。


会社はこの世に生まれたからには、経営者が交代しても永続することが何よりも大切である。そのために経営者は交代時期を想定し、候補者をしぼり、育成していく。ただ、経営者一人ではなかなか交代がスムーズにいかないことがある。そのとき、周囲の環境をつくり、後継者をサポートして、交代を進めさせる役回り、つなぎ役、演出家の役回りの黒子役が必要となる。家庭では、母親か奥さんがこの役回りを内助の功として務めている。企業では「番頭」がその役である。


経営規模が大きくなると、創業者一人では経営ができなくなる。また、業種の多様化、販路の拡大、技術の高度化、経理・人事の職種の分化に対応して、二人目の経営者が必要となってくる。企業経営のリスク、ピンチに対して、「ダメなものはダメ」と忠告する「やかまし屋」「嫌われ者」が必要となる。さらに会社の血液でもある資金について、断固として資金繰りを守る「金庫番」がいるかいないかで、会社の安全度は変わる。


企業の事件はあらゆる利害関係者、すなわち創業家、役員、組合、OB、取引先、仕入先、顧客、業界、官公庁、マスコミ、地域社会などから「お灸」を据えられ、「お小言」を呈され、正しい方向へとナビゲートされていくのである。


前川洋一郎の経歴・略歴

前川洋一郎、まえかわ・よういちろう。日本の経営学者。大阪出身。神戸大学経営学部卒業後、松下電器産業(のちのパナソニック)に入社。経営企画室長、eネット事業本部長、IT教育研究所長、取締役などを経て退社し、高知工科大学大学院基盤工学専攻修了。博士号取得。その後、高知工科大学大学院 起業家コース教授、松下電器産業終身客員、関西外国語大学 国際言語学部教授、大阪商業大学大学院特別教授、流通大学講師などを務めた。

他の記事も読んでみる

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

いかなる自然も芸術に劣らず。芸術の仕事は、すべて自然の物事を真似ることなり。


笹川友里

スタジオに入ると、急に緊張が高まってくることもあります。そんなときは、いったん目の前にあることを忘れてしまいます。肩や肘がこわばっていることが多いので、肩を回したりしてリラックスします。すると、周りが見えて来るんです。「スタッフさんたちは落ち着いている、いつもと同じで大丈夫だ……」と。自分のことでいっぱいいっぱいになっていたのが、状況を客観視できるようになります。


山田義仁

営業部門は生産部門に比べ保守的になりやすい。生産部門は日々改善活動に取り組んでいるので積極的に新しいことを取り入れようとするが、営業は過去のやり方を守ろうとする。


中村紘子

近年は国際的に活躍する日本人女性ピアニストも増え、私がデビューした1960年代とは隔世の感があります。大ピアニストのウラジミール・ホロヴィッツ氏は「東洋人と女にはピアノは弾けない」という”迷言”を残しましたが、そういう時代だったのです。もっとも、私の場合は各地での人とのつながりが支えになりました。駐日米国大使だったマイケル・アマコスト氏夫人のボニーさんは今も大親友で、米国でのツアーのたびに開いた彼女らとの「女子会旅行」は楽しい思い出です。


岡野雅行(岡野工業)

若いうちはもっと遊ぶべき。学校で教えてくれないことがいろいろわかるからね。大きな声じゃ言えないけど、俺も人生で大切なことは遊郭で教わった。遊びは時間やお金のムダだと言う人もいるけど、そんなことはない。人とのつきあい方とか、いまも仕事で役立ってるよ。


佐々木譲

地べたに足をつけて頑張ってる人が好きなんです。自分がそうだったから。組織に埋もれながらも、家族や仲間のために努力しているサラリーマンの気持ちはよくわかる。歴史に名を残した英雄より、歴史を支えた、名もなき人たちのドラマを追いかけたい。


野副州旦

「おまえが今度後継だ」と黒川(博昭)社長からいきなり言われて、青天の霹靂としか言いようがなかったですね。社長になってどうですかって聞かれても、私という人間は急に変わりません。コップ一杯に入る水の量が2倍になればいいけれど、一杯の水をフル活用してやっていく以外にないんでしょう。


チャールズ・ケタリング

999回失敗しても、1回うまくいけばいい。それが発明家だ。失敗は、うまくいくための練習だと考えている。


東村アキコ

最近どんどんセンシティブさがなくなって、何を言われても大丈夫な感じの図太いおばさんになってきました(笑)。全部の人に好かれなくてもいいかなと。読者の人にもいえることで、私のマンガが好きな人に、これからも好きでいてもらえれば、それでいいかなと思う。ただ、アシスタントに嫌われたら泣きます。


小山佳延

例えば、山登り、カメラ、社交ダンスというように、個人の趣味や嗜好など明確な旅の目的を提示した「テーマ旅行」を多品種そろえていることは、当社の強みです。テーマ旅行は今後の成長戦略の中心になっていくでしょう。


大橋洋治

全日空には、いざというとき、最後の最後には「なにくそ!」という粘りがある。「現在窮乏、将来有望」という言葉があります。これは、全日空の前身である日本ヘリコプター輸送の創業者、美土路昌一氏の言葉なのですが、まさに全日空をひと言で表していると思っています。


真栄田賢

「成功=苦しい」って思うと避けちゃうと思うんですよ。これをやると給料がこれだけ増えるとか、楽しいイメージを持つようにしています。


小出伸一

利益追求型モデルではなく、社会に貢献するために何をしなければいけないか、本気で議論する時間も設けています。


二宮尊徳(二宮金次郎)

世の中の人はみんな、聖人は無欲だと思っているが、そうではない。その実は大欲であって、正大なのだ。賢人がこれに次ぐもので、君子はそのまた次だ。凡夫のごときは、小欲のもっとも小なるものだ。


内田和成

従来の方程式で利益が出なくなったからこそ、多くの企業は新規事業の必要に迫られています。そうした現状を考えると、経営層は従来の評価手法の枠組みを超えて、柔軟な発想で新規事業の成否を判断すべきでしょう。