分林保弘の名言

分林保弘のプロフィール

分林保弘、わけばやし・やすひろ。日本の経営者。「日本M&Aセンター」社長・会長。京都府出身。立命館大学経営学部卒業後、日本オリベッティ(のちのNTTデータジェトロニクス)を経て日本M&Aセンターを設立。

分林保弘の名言 一覧

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仕事をする上で、リピーターを獲得することはとても大切。私は常々、「リピートのかからない商売はしない」と言っています。みんなが喜ぶ仕事をしていれば、必ずまた利用していただける。


今までのことを守ることばかり考えていたら廃れてしまう。革新へのチャレンジは重要。


全ての業種は大手4社に絞られる。


日本でも、会社を売るということをネガティブにとらえるのではなく、成功して売れる会社に育てたというように経営者の意識が変わってきた。


M&Aを仲介するにあたり、心掛けているのは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という三方よしです。これは近江商人の教えですが、実は私の母の実家が近江商人です。



M&Aでは、相手の会社が社員を大事にしてくれるかどうか、経営者が人間的に立派な方かどうかも大事な要素です。売り手オーナーは金額よりも、意外と、そういう部分を重視しているのです。そうした要素が成長していくうえで大事なことだと考えるからです。


我々の案件では、失敗するM&Aはほとんどありません。1つの案件につき、売り手と買い手の間を何度も行き来して慎重に進めているので、失敗事例は極めてまれです。当事者同士や素人の仲介で話を進めると、失敗しやすくなります。


M&Aでは経営者の人柄の問題が大きい。まれに、成功すれば自分の功績、失敗すれば相手や仲介者のせいにするといった経営者もいますが、こうした案件は手掛けないよう社員には言っています。買った側は、売り手の創業者や社員を大事にしなければ絶対にうまくいきません。


本業でつながりのない企業同士のM&Aはお勧めしません。本業でシェアの拡大が見込めるケースや、相乗効果が見込める相手を探します。例えば、技術力は高いが後継者がいない企業を、関連商品を扱う商社が買うことで販売力を付けるといったケースです。


年商1億円以下の零細企業の案件にも積極的に取り組もうと思っています。そのために約2年、数億円を掛けてネットマッチングのシステムを作りました。例えば、全国に数万件ある歯科医院のうち、毎日10~20件が開廃業しています。歯科医は開業するのに3千万円から4千万円掛かり、廃業するのに500万円から1千万円掛かるといわれています。開業を希望する人が、そのまま機材や患者も受け継げば費用は1千万円くらいですみ、廃業する側も処分する費用が浮くので、お互いにとってプラスになります。こうした案件を地方銀行、信用金庫、会計事務所など協力会社に呼び掛けてまとめています。


京都は伝統と革新の街です。私は京都御所の近くの室町で生まれました。父は能楽師、母はお茶の先生ですが、家の周りは呉服屋だらけ。そんな環境で育ちました。でもその一方で、京都には島津製作所やオムロン、京セラ、日本電産、ロームなど、最先端の電子機器メーカーも数多くあります。古いものと新しいものが混在しているのが京都です。


中小企業の経営者の悩みは日頃から接点のある会計事務所に持ち込まれることが多い。そこで会計事務所をネットワーク化。後継者問題はM&Aによる解決が可能だとクライアントに提案してもらい、日本M&Aセンターを紹介する仕組みをつくりあげました。今ではこのネットワークは地方銀行や信用金庫にも広がっていますし、当社の最大の武器となっています。



私自身、京都の街の影響を強く受けています。能楽師の息子ですが、新しいものが大好きです。学生時代、東京オリンピックで多くの外国人が来日したのを見て、海外へ行きたくて仕方がない。でも学生が海外に行くのは難しい時代です。そこでアメリカの大学の学長宛に、大学で能の公演をしたいと手紙を出しました。そうしたところ20ほどの大学から許可が出て、半年がかりの公演旅行を実現しました。実際に自分の目でアメリカを見たことで、アメリカで起きたことはいずれ日本でも起きることが感覚的に分かるようになりました。それが後にM&Aに結び付きました。


分林保弘の経歴・略歴

分林保弘、わけばやし・やすひろ。日本の経営者。「日本M&Aセンター」社長・会長。京都府出身。立命館大学経営学部卒業後、日本オリベッティ(のちのNTTデータジェトロニクス)を経て日本M&Aセンターを設立。

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