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出澤剛の名言

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出澤剛のプロフィール

出澤剛、いでざわ・たけし。日本の経営者。「LINE」社長、「ライブドア」社長。長野県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日生命保険を経てオン・ザ・エッヂに入社。ライブドア上級執行役員メディア事業部長、社長、NHN Japan(のちのLINE)取締役ウェブサービス本部代表、COO(最高執行責任者)などを経てLINE社長に就任。

出澤剛の名言 一覧

金融もそうですが、当社はあらゆるものをコミュニケーションから考えます。スマートスピーカーで音楽を聴いたり、ニュースを聴いたり、いろいろな使い方があると思いますが、やはり人間にとって一番本質的なニーズはコミュニケーションだと思うので。


戦い方の一つはローカライズ(現地化)です。LINEのように市場のニーズに適合したサービスを提供し、育てていく。そのやり方はAIスピーカーでも有効だと思います。同じタイミングで製品を出し、ローカル企業の強みを生かしてチャレンジしていきます。


まさに「ダビデとゴリアテ」の戦いですね。我々は彼ら(グーグルなど)の10分の1、あるいは100分の1の経営資源で戦う立場です。ただ、そのような巨大な存在に対してどう向き合うかという点で、LINEを成功させることができたのは貴重な経験だったといえるでしょう。


重要だったのは、「スマートフォン革命」と呼んでもいい大きなうねりを我々がうまくとらえ、最適なサービスをつくることができたという点でしょうか。スマホが人々の生活を変える局面で、新しいコミュニケーションの形を提案できたのだと思います。


現在、日本においては月間のアクティブユーザーが約7100万人となり、グローバルでは約2億人の方々が利用しています。会社の価値の源泉はまさに皆さんに毎日LINEを使っていただくということですので、その点が一番重要だと考えています。


PCはテレビの延長線上にあり、ディスプレイが中心にある。だが、スマホは1人1台で人間の一部。つまり人間基点のサービス。従来型の発想ではなく、まったく新しいものとしてスマホ向けサービスをデザインする。金融事業もユーザー目線でリデザインし、ユーザーと金融の関係をより近づけていく。


「LINE」のメッセンジャーは今、主要4か国の日本、台湾、タイ、インドネシアで1億6500万人、国内でも7500万人の方がほぼ毎日使っています。こうしたユーザーさんのつながりは、我々の価値だと思っており、我々は、ユーザーさんのつながりを軸にして様々なサービスを作ってきました。


スマートフォンの登場で情報の取得の仕方が大きく変わりました。それを受け、ユーザーのニーズに合わせる形で「LINE」のコミュニケーション機能を付加価値として付け、サービスをユーザー本位に変えて提供してきました。これが「スマートポータル戦略」です。ゲームから始まり、ニュース、マンガ、音楽、金融へとつながってきたということです。


6月から始めた「10円ピンポン」というキャンペーンは、キャンペーンに参加して友達に10円を送ると、ローソンやマクドナルドの商品をもらえます。まずは使ってみてもらうことが大切なので、キャンペーンなどを通じて利用を促進していきます。


じつは当時のグループ3社(ネイバー、NHNジャパン、ライブドア)はみんな負け組だったんです。リソースをかけて大きな勝負をすべきだということになり、2010年に今後はスマートフォンしかやらないという決断を全グループでしました。その中で生まれたのがLINEです。


「LINE Pay」の発想はシンプルで、「LINE」で日々コミュニケーションを取る人は家族だったり、親しい友人だったり、関係性が深い相手なので「その人たちと送金などお金のやりとりができたらいいね」というところから始まりました。流通総額は順調に拡大しています。キャッシュレス社会が実現すればユーザーも便利ですし、日本でも決済革命を起こし、キャッシュレス社会を作っていきたいと思っています。


LINE開始当時、すでに米国発の「WhatsApp」がありましたし、日本の複数のベンチャー企業も同様のサービスを手掛けていました。我々としては、スタンプのようにきめ細かい機能をどんどん追加して、システムの安定性も特に重視したのです。早いタイミングで大々的にテレビCMを仕掛けるなどマーケティングに注力したことも、成長に弾みをつけました。


我々が開発にあたって重視したのは、「スマホに最適化されたコミュニケーションのツール」というコンセプトでした。それは親しい人同士でつながる「クローズド」なコミュニケーションであり、日常的な感情のやり取りができるツールであること。従来のメールのようなサービスとは、大きく違っていたと思います。そうしたコンセプトの上に改善を重ねてきました。


インターネット業界全体を見渡せば、このまま手をこまねいていれば、10年後、20年後には彼ら(グーグルなど)にのみ込まれてしまう可能性がある。気がつくと米国とか中国のインフラを使っているという状況になりかねません。そうならないように、今できる手をひとつひとつ打って、巨大プレーヤーとは違う戦い方をしなければならないですね。


優位性がひっくり返される恐れは、常にあると思います。コミュニケーションツールは(魅力的なほかのサービスが出てくるなどして)ユーザーにもう必要ないと思われてしまう可能性のある領域ですから、これはもう宿命のようなものです。ただ、実はユーザーがLINEを利用する頻度は直近でも高まっていますし、日常生活の中の人間関係を最も正確に捉える、ある意味「インフラ」になっている。我々がやるべきことは、その強みを生かして、サービスを改善し続けることに尽きます。


今後やるべきことは、大きく3つあります。まず1つ目は、皆さんに使っていただいているメッセンジャーとしての価値を高めることです。たとえば最近も、送信した内容を取り消せる機能を新たに追加しました。常にユーザーにとって心地よく、使いやすくしていくことが最も大切なことですね。2つ目は、LINEを入り口に色々なサービスを提供すること。ニュースやオンラインショッピングもそうですし、行政と連携したサービスもその一環です。3つ目は新しい領域に打って出ることで、特にスマホを使った決済とAIに注力します。


インターネットで世の中は大きく変わりましたが、金融はお金を扱うため規制も多く、巨額の資本や時間もかかるビジネスとあって新規参入も少なく、変化が少なかった。逆にいえば、ユーザーがインターネットの利便性をフルに享受できない業界でした。つまり、事業者目線、既存のルールを順守した形でのインターネットの活用に留まっていました。それが今、スマートフォンやブロックチェーン、AIなどの活用で、金融とテクノロジーが切っても切れないものになってきました。そうなると、我々には、インターネット側、テクノロジーを使った金融というものを考えられる強みがあります。非常に早い時期からスマートフォンのサービスをたくさん作ってきたので、日本、アジアで最高レベルのサービス提供力を持っています。そうして使い勝手の良い金融サービスをユーザー基点で作っていけるところに、我々の強みがあります。


出澤剛の経歴・略歴

出澤剛、いでざわ・たけし。日本の経営者。「LINE」社長、「ライブドア」社長。長野県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日生命保険を経てオン・ザ・エッヂに入社。ライブドア上級執行役員メディア事業部長、社長、NHN Japan(のちのLINE)取締役ウェブサービス本部代表、COO(最高執行責任者)などを経てLINE社長に就任。

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