冨田和成の名言

冨田和成のプロフィール

冨田和成、とみた・かずまさ。日本の経営者。金融メディア「ZUUオンライン」などを展開する「ZUU」社長。神奈川県出身。一橋大学経済学部卒業後、野村證券に入社。同社プライベートバンク部門を経て独立。ZUUを設立。

冨田和成の名言 一覧

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お金持ちになる人は、常に未来に向けて時間もお金も投資し続けようと考える。


富裕層の多くは寿命から逆算して生活設計をしている。企業経営と同じで、個人も中長期の計画がないと目指す方向を見失ってしまう。


富裕層の特徴の一つに、負けても「大負けしない」ということがある。痛手が小さいうちなら、敗者復活しやすい。だから、投資する際はリスク管理に細心の注意を払う。


スタートする前の段階で「ゴール」「道のり」「手段」をはっきりさせておけば、途中で壁にぶち当たっても慌てることなく前に進むことができる。


対時間、対労力を考えた時に、より大きな収益が上げられる仕組みはないか。この問いを持てるかどうかが普通の人と大富豪との分かれ目。



収入が増えないと嘆く人に共通しているのは、お金に対して受け身の立場でいること。


資格の取得には時間とお金がかかります。これは紛れもない「投資」。だからこそ、そこで得られる効果はしっかり精査されるべき。


ビジネスシーンでのファッションは自分の好みを優先することより、相手に与えたい印象から逆算して決めることがとても大切。


睡眠時間はアウトプットや仕事の効率に直結する。お金持ちは睡眠の質と量にはこだわる。


富裕層は人づきあいにも時間対効果を意識しています。総じて学ぶ意識が高く、幅広い人から新しい価値観を得たいと思っています。


お金持ちはタイムイズマネーの考え方で貫かれていて、すべてにおいて時間対効果にシビアです。だから生産性が最も上がる朝の時間帯を有効に活用しています。


大富豪にとって子女教育は非常に大きな課題であり、そこにかけるお金も高額になる傾向がある。特に子女教育に熱心なのはオーナー経営者たちで、子女教育の成果はそのまま事業継承や、相続に直結する。



大富豪は効率より効果を重んじます。職務スキルを選択する時のコツは、この最終的な「効果」から逆算することです。例えば語学についていえば、自分が外国語を学ぶより、通訳を1人雇う方が早い場合もある、ということ。


自宅選びといえば「賃貸か分譲か」は常に論争の的になります。若い経営者のほとんどは賃貸です。今後、家族が増える可能性もありますし、いつ海外にビジネス拠点を移すかも分かりません。将来が不確定なら賃貸を選ぶ方が合理的といえます。


ビジネスファッションでは外見と中身が一致していることも大切です。優秀なのに安いヨレヨレのスーツばかり着て第一印象で損をしている人や、中身が伴っていないのに服装でごまかそうとする人。この両極の中間でうまくバランスを取っている人は多くない気がします。


1円を粗末に扱わないことも大切でしょうが、そこに注力するくらいならもっと効果のある節約手段を考えるか、もしくはもっとお金を稼ぐ方法を考える方が合理的。


大半の大富豪は「消費よりも倹約」の精神を持ちつつ、「消費より投資」というマインドをさらに強く持っています。過度な倹約は将来リターンが期待できる支出まで控えてしまう恐れがあるからです。


人を雇うことは、他人の時間を買って、その時給より大きな収益を上げてもらうことでお金が増えていく「仕組み」そのものです。最近ではクラウドソーシングの普及によって、時間単位で、誰でも簡単に人を雇うことができる時代になりました。


大富豪になる人が念頭に置いているのは、「いかに自分の時間を売らないで済むか」。時間が買えるのであれば積極的に買いますし、その実現のためには自分の時間を売らなくてもお金が生まれる「仕組み」をいかに作れるかが勝負です「寝ている間にもお金が生み出せるのかどうか」と表現すれば分かりやすいでしょう。


時給で稼ぐ行為にはデメリットが3つあります。最大のデメリットは商品が自分の時間である限り、売り上げに上限があることです。もう一つのデメリットは時間を売り過ぎると機会損失の恐れがあること。最後のデメリットは、時間売りのマーケットは得てして買い手市場なので単価が安いこと。


常に雇い主の庇護下にいて自分が提供する役務の対価としてお金をもらう。それが当たり前だと思っていると、大半の人はいざお金を稼ごうと思っても時給を上げることか、仕事を掛け持ちすることしか思い付かないのが実態。


一見ムダなことの中にも大切なものはあるし、その逆もあります。見極めるには、PDCAを回し続けるしかありません。明確な目標を立て、優先順位をつけ、やることを絞り込み、結果が出れば「ムダではなかった」とわかる。この積み重ねが実力と自信を育てます。


重要な仕事ほど、やり遂げた際のインパクトも喜びも大きく、その機会をできるだけ多く与えることが部下のモチベーションを高め、成長につながります。結果的に、チーム全体で高い成果を出せるようになるのです。


私の経験でも、マネジャーの仕事の8割は部下に渡して大丈夫です。むしろ重要で難しい仕事ほど、部下に渡したほうがいい。そして自分は、チーム全体のPDCAがきちんと回っているかのモニタリングとそのサポートに徹します。


とくにマネジャーは、緊急度の高い領域に惑わされず、「重要かつ非緊急の領域」にかける時間の確保に努めるべきです。ここには、部下の育成や仕事の仕組み作りなど、中長期的なタスクが該当します。そしてこの領域にこそ、チームが抱える課題を解決する突破口があるのです。


緊急案件に追われる部下を上司が手伝えば、現場はラクです。でも、それは一時しのぎでしかありません。それよりも、「部下が緊急の仕事に追われない仕組み」を考え、この課題を早期解決すべく時間を使うほうが、結果的には部下を助け、チームの生産性も上がります。上に立つ者の役目は未来を作ることです。


億万長者は「通勤時間ほどムダなものはない」と考えています。持ち家があっても、平日だけは会社の近くのホテルに泊まる人もいますし、オフィスのあるビルの上のヴィラに住んでいる人もいます。


お金を本気で増やしたいなら余剰資金があろうとなかろうと、ローンなり担保なりを使って、リスクの許容範囲で「背伸び」をうまく使い、キャッシュがキャッシュを生む状況をいち早く作り出すことが重要。


実は、大富豪ほどローンに積極的。ローンを後ろ向きに考えるのは利息がかかるからです。しかし、借り入れたお金で利息を上回る収益が上げられるなら、ローンは「敵」から「味方」に変わります。


子供の教育に数千万円かかろうとも、資産をしっかり引き継ぎ、それを元にさらに大きくしてくれれば、長期的には利回りは何十倍、何百倍にもなります。子供への投資は、自分への投資でもあるのです。しかも、子供に対する投資なら回収期間はどんな投資よりも長くなります。少子化が進んでいるものの教育業界の市場がいまだに減速していないのは、親が子供にかけるお金の額が上がっていることを物語っているのです。


職務スキルといえば資格を思い付きますが、大富豪で資格マニアという人はまずいません。例えば、外国語。私は英語以外の外国語も身に付けた日本人の大富豪に出会ったことがありません。もちろん、語学力は素晴らしい能力ですし、仕事の効率も上げてくれますが、それにかけた時間と労力が結果につながるのかを彼らは逆算しているということです。


富裕層の多くはギャンブルも大好きなのだが、賭ける金額をあらかじめ決めている。たとえ負けていたとしても決して深追いせず、自分が決めたリミットの金額に達すると、引き上げてしまう。統合型リゾート(IR)整備推進法成立でギャンブル依存症が問題になったように、ギャンブルには自制心を失わせる魔力がある。富裕層はそれもわかっていて、自らに縛りをかけているのだ。


富裕層は「お金を払う」ことだけでなく、「労力や手間をかける」「時間を使う」といった日常の様々な行動も、投資という視点から決めている。特に時間の使い方にはシビアで、自分のオフィスや勤務先のそばにマンションを持っている富裕層の方を、私は何人も知っている。彼らにとって自宅の購入は、仕事場との間を往復する時間を買うための投資なのだ。


富裕層は「相手にどう見られるか」という視点でファッションを選ぶ。一番大切なのは信用力だ。それゆえ、落ち着いたファッションで身を固め、「財力があるのに、それをひけらかさない堅実な人だ」と思ってもらえるように心がける。つまり、富裕層にとってはファッションでさえ、自分の評価を高めるための一種の投資なのだ。


数多くの富裕層と公私ともに深く付き合ううちに、私は彼らに共通する点を見出した。それは「投資」という視点で、人生哲学から日々の暮らしまで、すべての物事を判断しているということだ。彼らは「洋服や靴を買う」「外食や旅行に行く」といった、あらゆる消費行動も投資と捉え、対価に見合う、もしくはそれを上回るリターンが得られるかどうかで判断する。億単位の商品でも価値を認めたら即決で買うが、逆に100円の商品でもムダと考えたら、びた一文出さない。


マイホーム派の主張としてよく聞く「ローンを払った方が将来資産になるので得だ」という意見はあまり正確ではありません。35年ローンで郊外に木造一戸建てを買ったとしても、ローンを完済した時の建物の資産価値はほぼゼロです。半額でも4分の1でもなく、ほぼゼロです。となると実際の価値は土地代になるわけですが、地方に限っていえば今後空き家が増える可能性が高いわけですから、地価が大きく上がるケースは考えづらいといえるのではないでしょうか。このように、もし家を買うのであれば、実際にそれを処分する時のことまで念頭に置く必要があります。


20代であればまだまだ修業の身。そこで大きな成長を遂げる人は、徹底して修業に集中できる環境を求めようとします。毎日、長時間電車に揺られている若い方がいたら、試しに会社の近くの物件を検索してみてはどうでしょうか。「この値段で、こんな都会に!?」と思える物件が意外と多いことに驚くと思います。


初対面の人と会話をする時、誠実な人だと思われたいなら終始丁寧な言葉遣いをするでしょう。逆に、距離を縮めたいならあえてフランクな話し方をするなど、目的に応じて言葉を使い分けているはずです。ファッションもコミュニケーションの手段の一つです。様々な引き出しを持っておいて、うまく使い分けることが肝心です。


支出を抑える極意があるとするならただ一つ。大きな支出だけをコントロールすることです。血眼になって1円単位でお金をためても効果は限定的です。20代の前半に家計簿を付けていた時期があります。その結果、出費の大部分は自分の目標にとって必要ではない交際費で使われていることに気付きました。そうやってフィルターを掛けていくと、参加しなくてもいい飲み会が意外と多いことに気付きます。そこで私は考え方を改め、無駄な宴席には出ないと決めました。そうしてたまったお金で本を買ったり、スーツを買ったり、自分の仕事につながる分野に投資したりしていくことにしました。営業をしていたおかげもあって、その成果はすぐに収入面で出ましたし、この時の判断は私の成長にとって大きなターニングポイントになったと思います。


株式投資は9連勝していても1つの大敗で全てが台無しになることがしばしば起こります。資産が少ないうちはリスクを取って高いリターンを狙う戦略もありますが、資産が増えた大富豪はわざわざ大勝負に出る必要がありません。むしろ「どれだけ確実に増えるか」という基準で、コツコツ10連勝、20連勝を目指します。これが大富豪の投資の特徴です。


インカムゲイン狙いで最も恐ろしいのは、企業の業績悪化で無配になることです。それを避けるには、なるべく景気に左右されない業界の銘柄や、財務基盤がしっかりした銘柄を選ぶことが求められます。私が証券マン時代に提案することがあったのが医薬品セクターです。「景気が悪いから薬を飲むのをやめよう」と思う人はまずいません。それでいて、配当利回りは年2~3%程度、市場環境によっては年4%以上になることもあります。インカムゲイン前提で銘柄を選ぶ大富豪はこうした業種を狙っています。


大富豪にとって株式投資の軸となるのは、より確実なインカムゲイン狙いです。「でも、株の配当って安くない?」と思われた方。正解です。国内企業の株式配当利回りは平均すると年1~2%程度で、他の金融商品と比べて高いわけではありません。仮に1000万円を投じても10年問で10~20%(100万~200万円)の収益しか上げられません。ただ、これは単利で運用した話。得られた配当金を再投資する「複利運用」を行うなど、運用次第で利回りは改善します。また、配当の他に、株主優待の存在も見逃せません。中には株主優待の利回りが年10%を超える銘柄もあります。


私はキャピタルゲイン狙いが悪いとは思いません。ただ、資産の大部分をキャピタルゲイン狙いにしてしまうのは、リスクが高いことは明らかです。実際、大富豪は「今さらキャピタルゲイン狙いに血眼になってもねえ」と、乱高下する株式市場を一歩引いた立場から見ている方が多いのです。もちろん、大富豪でも将来大きく値上がりしそうな銘柄があったら興味を持ちます。ただ、それを買う時はあくまでも失ってもいい額しか買いません。


チームでPDCAを回す仕組みを作るといいでしょう。当社では3日に一度「半週ミーティング」を開き、専用の進捗管理シートで全員の行動計画を共有しています。こうしたフレーム(枠組み)を日常に組み込んでしまえば、いちいち考えなくても無意識レベルでPDCAが回るようになります。「何も考えなくてもPDCAが回っている」、これが理想の状態です。


私は、PDCAの「A」を「ACTION(改善)」ではなく「ADJUST(調整)」と定義しています。改善のみならず、期日の伸長や計画の継続・中止など、様々な調整が必要だからです。ただし、的確な調整は、前段階に的確な検証があってこそ。検証がなければ調整もできず、結局なんの結果も出せずに、「P(計画)」や「D(実行)」にかけた時間や労力がムダになってしまいます。


「PDCAならすでに実践している」という企業は多いでしょう。しかし現実には、PLANの段階で5割の人がPDCAサイクルから脱落し、DOで3割が脱落。CHECKへたどり着く前に、8割が脱落しているというのが私の印象です。つまり、せっかく何かトライしても、効果の検証がされていない。多くの企業で、仕事が「やりっ放し」になっています。


社名の「ZUU」には「動物園のように、多くの国から多種多様な人が集まる組織」という意味も込めていて、そのとおり人が集まっているのに、シーンと働いていたらもったいないですよね。ミーティングも大笑いしながらワイワイやっていたりして、企業理念の一つである「お祭り騒ぎ」のとおりの光景が見られます。気軽なコミュニケーションは、チームの信頼関係を築くのに不可欠。打ち解けていない人との意思疎通は難しく、そのぶんPDCAが回しにくくなります。


冨田和成の経歴・略歴

冨田和成、とみた・かずまさ。日本の経営者。金融メディア「ZUUオンライン」などを展開する「ZUU」社長。神奈川県出身。一橋大学経済学部卒業後、野村證券に入社。同社プライベートバンク部門を経て独立。ZUUを設立。

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