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六角精児の名言

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六角精児のプロフィール

六角精児、ろっかく・せいじ。日本の俳優。兵庫県生まれ、神奈川県育ち。高校生時代から演劇を開始。学習院大学を中退し、演劇の道に進む。舞台、映画、テレビドラマなどで活躍。

六角精児の名言 一覧

幸運をゲットする目的でやってきたわけではないですけど、種を蒔かなければ芽も出ないとも思う。


世の中には、効率を第一に考えて生きてらっしゃる方がいるからこそ、僕のようにムダを大切にする人間がいてもいいのかなと思う。


僕は脇役が多いけど、作品を面白くするために、自分の立ち位置を考えながら演じてます。これは主役にはない楽しさだと思いますね。


失敗を怖れ、「失敗をしないようにうまくやろう」なんて思っていると、結局は世の中がわかんないままで終わってしまう。


また失敗もするかもしれないけど、いろんな失敗をして、いろいろと痛めつけられて、それでしか身につかないことってあるんです、きっと。


失敗することで、自分のダメな部分に気づく。失敗することで、人の優しさが身にしみる。


今もお金に関しては、貯めようという意識はないですね。ある程度、取っておかなければいけないと思っているんですけど、お金は使ってなんぼじゃないですか。貯金も大事だろうけど、使うことで生まれてくるものもあると。


心に余裕がないところで物事を考えていると、なかなか周りが見えないですよね。仕事上の悩みにしても、後々になって気づくと、答えはすごく身近な場所に転がっていたりする。ところが、渦中では余裕がないから気づかない。


もし、20代に戻れたとしてもめちゃくちゃしてると思います。世の中には楽しいことがゴマンとありますし、誘惑には飛びこまないと(笑)。


僕は俳優として、人から見てもらえない時期が長かったから、「見てくれ」と出てしまうところがあった。やっと、そういう気持ちが別のものに変化してきた。そう考えると、人はいくつになっても経験に応じて変わっていくことができるんでしょうね。


役者なんていう仕事は、仕事そのものが一種のギャンブルだと思うんです。これから先、いかに演じ、いかに自分を表現していくのか、それを試しながら進んでいく。それこそ、毎日がギャンブルの連続みたいなもんですよ。


『電車男』のスペシャルバージョンみたいなのがあってね。オン・エアされたあと、街を歩いていたら、いきなり視線を感じたんですよ。多分、20パーセント近くの視聴率があったんじゃないでしょうか。僕は、視聴率でドラマの出来、不出来を判断したくはないんですけど、そのときは多くの人に観られていることを実感できて、とても嬉しかったんですよね。「ああ、こうやって世の中に知られていくんだな」って。


30代は借金や離婚など、人生の負の連鎖をいやというほど味わいました。落ちるときは、どこまでも落ちていくんだということを身をもって知りました。40歳を過ぎたばかりの頃が一番大変な時期だったかもしれません。でも、潮目が変わるというか、とりあえず公の借財、つまり消費者金融の借金がなくなったころから、不思議とドラマの仕事が入るようになっていったんですよ。


『相棒』のスピンオフ作品『鑑識・米沢守の事件簿』で初主演した経験も大きいですね。主役という立場の俳優さんが見ている風景、担っている役割を多少なりとも知ることができた。同じ小劇団で育ち、でも、もっと早くから大きな役を掴んだ人たちは、こういうプレッシャーの中にいたのか、と。それをわかった上で、自分も相手もやりやすい状態を作ろう。自分ばかりに重きを置かず、その芝居のためになることを考えたい。そう思えるようになりました。


僕の場合で言えば、ギャンブルが原因で離婚もしましたし、それはつらい経験でした。でも、そのつらさを乗り越えた時、同じような経験をした人の気持ちがわかるようになる。それは俳優としてプラスですよね。他にも、全国各地のギャンブル場に行くため、いろんな路線を利用するうち、電車が好きになり、いまは鉄道番組の仕事が来たりする。すると、「あら? こんな形で返ってきた」と思うわけです。だから、お金を使い、何かを体験することはムダではないし、使えば使った分、返ってくるものがあるんじゃないかと信じています。


ずいぶんとダメなことを繰り返し、そこで改めて感じたのは人のありがたさです。本当にたくさんの人に助けてもらいましたから。だから、僕は人のことを責めることができないんですよね。何か事件が起きて、あいつは困ったヤツだ、ひどいヤツだと噂されていても、周りの環境とか酷かったんだろうな、とか思ってしまう。身近な場所でのトラブルでもそう。僕は大概のことを許してしまいます。怒ったり、責めたりする前に、ダメな自分のことを思い浮かべてしまうから。「俺に人のことをとやかく言う資格はない」と。


正直に言って貧乏は嫌です。お金がないっていうのはさびしい。芝居をやめて、定期収入のある仕事に就いて、貯蓄をして、と。そういう人生を考えたこともありましたが、舞台に上がると、やっぱりダメですよね。お客さんがいて、喜んでくれている。それが伝わってくると、すべてのことを忘れてしまう。ここが芝居の難しいところです。お客さんが本当に面白いと思ってくれた瞬間、貧乏も何も吹き飛んで、「またやろう」と思ってしまう。そうい意味で、支えになるのはお客さんです。


(ドラマ『相棒』に誘ってくれたプロデューサーが)じつは学生の時、僕の舞台を見たことがあったそうなんです。もう20年以上前になると思いますが、札幌で扉座の旅公演を見てくれた。その劇場は100人ちょっとの小屋で、公演も3、4回やった程度。その中に彼がいた。よく「仕事は誰が見ているかわからない」と言いますけど、本当にどこで誰が見ているかわからない。まさに「オレは今後どうすりゃいいんだ?」と思っていた時期に、かつて舞台の上の僕を見てくれていた人が現れ「あの時の芝居を面白いと思ったので一緒に仕事をしよう」と声をかけてくれた。つくづく目の前の仕事に全力を尽くす大切さを感じました。やっぱり、下積みと呼ばれる時代、大変だなと感じる時期に、何かの種が蒔かれているものなんですよ。


六角精児の経歴・略歴

六角精児、ろっかく・せいじ。日本の俳優。兵庫県生まれ、神奈川県育ち。高校生時代から演劇を開始。学習院大学を中退し、演劇の道に進む。舞台、映画、テレビドラマなどで活躍。

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