元谷芙美子の名言

元谷芙美子のプロフィール

元谷芙美子、もとや・ふみこ。日本の経営者。「アパホテル」社長。福井県出身。高校卒業後、福井信用金庫に入庫。元谷外志雄と結婚。夫が創業した信金開発(のちのアパグループ)に入社。取締役などを経てアパホテル社長に就任。早稲田大学大学院博士課程修了。

元谷芙美子の名言 一覧

今のようなネット時代は、スピードこそが価値を生みます。時間がとにかく大切。「タイム・イズ・マネー」じゃなくて、「タイム・イズ・ライフ」「時は命なり」と号令をかけています。


ビジネスで大事なことは、スピード、笑顔、誠実信用、そして安全性。


気の抜けない命懸けの仕事に日々緊張しますが、楽しく、生きているという実感があります。休みはありません。仕事が遊びで、遊びが仕事。境界なんていらないのです。


金融の勉強は必須。人間で言えば、金融は血液。お金の流れを把握して、裏付けとなる資金をチェックしながらでないと、ビジネスでは成功できない。


殻を破るには、先見力を身に付ける必要があります。今という時代をどう認識するのか。目と頭を使って勉強して、確立した考えを持っていれば、先は見えます。


大事なことは、世界から日本を見るという視点。


チャンスを逃がすわけにはいきません。もっともっと前に前に出て行きます。


経済環境が良くても全ての企業が潤うわけではありません。消費者の支持を得てヒット・流行するのは、独自の理念・オリジナリティーあるサービスでしょう。


私たちの場合、「新都市型ホテル」というコンセプトを掲げていて、必要なサービスはしっかり提供する一方、不必要なものは極力なくしています。


オンとオフはありません。私は三度の飯より仕事が好きで、仕事を遊びにし、遊びを仕事にしています。


大学での勉強はとても有意義でしたが、同時に机上だけでは分からないこともたくさんあることが分かり、今まで以上に現場の楽しさ、大切さを知ることができました。


規模を追求してもゴールはありません。もともとビッグカンパニーではなくグッドカンパニーを目指してきました。お客様にとっても従業員にも社会にとっても、いい会社でありたい。


未来に対する人生計画を持つこと。何歳で何をするのか、いつまでにするのか。私たちは必ず期限を付けて実践してきました。もちろん辛いこともあります。でも、それで人は伸びることができるのです。


情報は溢れていますが、ニセモノも多い。いい情報は見極めなければなりません。情報力を磨くには、いろいろな人に会ったり、様々な国に出かけたり、幅広く情報収集をすることが重要。そして自分が得た情報が本物かどうか選別してみるのです。


アパグループのことをイケイケというイメージで見る方も多いと思いますが、大変慎重で、撤退する勇気を重視しています。撤退には大きなお金が必要で、実は一番難しい。過去には、東京に本社を構えたのに再度金沢まで戻ったこともありますし、名古屋の支店開設時には事務所のオープン予定日に撤退したこともあります。


アパグループの投資姿勢は逆張りだと思われるでしょうが、私たちからすれば順張りです。むしろ皆さんの考え方や常識のほうが堅い。自分の殻を破るのは自分しかいません。勉強を重ね、すごい学歴をお持ちの方は多いですが、それを飾りにしていてはいけません。


私、自分をホテル業界最大の「ゆるキャラ」だと思っています。皆さんにトップとしての顔を見せて、安心してホテルに来ていただくことを目指してきましたが、トップのキャラの確立は今後、さらに重要になっていくと考えています。


新入社員の中には、内定段階では髪の毛が茶色い子もいます。でも入社までに、黒くするように指導します。そこから始まって、箸の持ち方にいたるまで、気づいたら注意します。親から叱られたことのない子は驚きますが、諦めずに愛情を持って教えてあげたいですね。


女性だということで苦労したことはありません。日本は、女性に優しい国です。女性という理由でメディアも私のことを取り上げてくださるわけですから。それに甘えてはいけませんし、何かあった時は毅然とした対応をしなければいけませんが、とても恵まれた22年間だと思います。


ホテルの仕事と主婦の仕事は重なる部分が多いですから、女性のほうが向いているかもしれませんね。料理やおもてなしも、女性のほうが男性よりもきめ細やかな心配りができるのではないでしょうか。


100歳まで生きることができたら、ホテル学校をつくりたい。ホテルのスタッフを育てる大学はありますが、ホテルの経営者を育てる大学はありません。ホテルの経営は特殊なところがあるので、私がやってきたことを教えることができたらいいと思います。


私たちは、不動産を景気が大底のときからキャッシュで買ってきました。最近では6、7年前が一番の底で、そのときから皇居の周りの土地を60か所ほど買いました。そこに今、ホテルやマンションを毎月のように建築しています。もちろんサイクルで見れば、オリンピックの後には必ずオーバーホテル現象になります。そうなったら、ダメになったホテルをさらに買えばいい。


バブル経済のとき、世界と日本では、不動産の評価方法が異なりました。世界で用いられる、不動産が将来生み出す純利益の現在価値の総和を求める収益還元法で評価したら、日本は世界の4、5倍も割高になっていました。日本の不動産神話はおかしいと気付いて、一気に撤退しました。それを人よりも早くやったから売り抜けることができたのです。


不動産はタイミング。プロは要る、要らないで判断せず、タイミングを買う。その理由は、経済かサイクルで動いているから。バブルだろうと、リーマンショックだろうと、上がれば下がるし、下がれば上がる。景気が変動する中で、どこで買うか、誰から買うかが大事。


会社はこれまで1人のリストラもせず、1度の赤字もありません。今までに払った税金は1200億円以上。できる節税をしたうえで収益を上げて1円でも多くの税を納めることを心掛けてきました。雇用をつくり出し、需要を創造し、納税の義務を果たす――これらを同時に継続するのが、オーナーとしての社会貢献だと思います。


無駄に部屋を広くしたり、ホテルマンが部屋についてきて細々説明をしたり、チョコレートが置いてあったりとか、そんなものはもう、消費者には不要なんじゃないかしら。むしろ大事なのは、ベッド脇のコントローラーで照明や冷暖房などを全て簡単に操作できるとか、自動精算といった使いやすさであり機能性ですよ。


アパホテルでは折り鶴を浴衣の上に置いてありますが、海外でも同じです。これはおもてなしの気持ちを伝えるために、私が始めたものです。欧米のホテルでは、お客様とスタッフはご主人と召使の「奉仕」の関係です。でもアパホテルは、「お客様とスタッフは対等」という理念があります。アメリカでも、スタッフは宿泊していただけるお客様に誇りをもっておもてなしをしています。


アパは広島に大きなホテルを開きましたが、オバマ(大統領)さんがいらして野球も強かったから、たくさんお客様がいらした。3年くらい前に起工式をした時は「こんなの造って誰が来るんだ」って言われたんですけどね(笑)。


元谷芙美子の経歴・略歴

元谷芙美子、もとや・ふみこ。日本の経営者。「アパホテル」社長。福井県出身。高校卒業後、福井信用金庫に入庫。元谷外志雄と結婚。夫が創業した信金開発(のちのアパグループ)に入社。取締役などを経てアパホテル社長に就任。早稲田大学大学院博士課程修了。

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