俣野成敏の名言

俣野成敏のプロフィール

俣野成敏、またの・なるとし。日本の経営者。福岡県出身。大学卒業後、シチズン時計に入社。会社の赤字転落によって30歳でリストラ候補となる。一念発起して社内ベンチャー制度に応募し、小売業未経験でメーカー直販の在庫処分店を開業。同事業を年商14億円の無借金企業へと成長させる。その功績が認められ33歳で現役最年少役員に抜擢された。その後、40歳で最年少上級顧問に就任。同社を退職したのち複数の事業を経営している。著書に『プロフェッショナルサラリーマン リストラ予備軍から最年少役員に這い上がった男の仕事術』など。

俣野成敏の名言 一覧

得意不得意を見極めるには、どんな仕事も一度は「一生懸命やってみる」ことが必要。

俣野成敏の名言|得意不得意を見極めるには、どんな仕事も一度は「一生懸命やってみる」ことが必要

本当にやりたい仕事ができていれば、オンとオフは融合していく。

俣野成敏の名言|本当にやりたい仕事ができていれば、オンとオフは融合していく

不本意な職場の時のほうが、自分の「得意」が表にでてきやすい。

俣野成敏の名言|不本意な職場の時のほうが、自分の「得意」が表にでてきやすい

どんな学びが自分にとって有効なのかは、やってみなければわからない。いろいろやればそれが自分に効果のある、なしがわかる。

俣野成敏の名言|いろいろやればそれが自分に効果のある、なしがわかる

自分でテーマや目標を決めて、クリアしていくしかない。自分で自分の表彰台を作り、上を目指すしか道はない。

俣野成敏の名言|自分で自分の表彰台を作り、上を目指すしか道はない

意識の高い人に囲まれ、自分はまだまだだと知ることは、とても大切。

俣野成敏の名言|自分はまだまだだと知ることは、とても大切

ハズレを知るからこそアタリが見えてくる。そして、アタリだったことを深掘りして学んでいけばいい。

俣野成敏の名言|ハズレを知るからこそアタリが見えてくる

私がそうでしたが、自主的に学ばない人間はリストラ予備軍になりかねない。

俣野成敏の名言|自主的に学ばない人間はリストラ予備軍になりかねない

「このままではまずい」と気づいた時、モノの見方が変わり、今まで安全、安心と思っていたものこそリスクと知った。それが今につながっている。

俣野成敏の名言|「このままではまずい」と気づいた時、モノの見方が変わった

効率的にチームの成果を上げるには、「いかに速くこなすか」から、「何をやらなくていいか」への発想の転換が必要。

俣野成敏の名言|「いかに速くこなすか」から、「何をやらなくていいか」への発想の転換が必要

ムダなことを「いかに有益にするか」という発想も、時間管理には必要な考え方。

俣野成敏の名言|ムダなことを「いかに有益にするか」

大切なのは、ただ単にムダと思える仕事を減らすのではなく、減らす以上の時間の使い道を考えること。

俣野成敏の名言|減らす以上の時間の使い道を考える

個人的感情ではなく、「どう喜んでもらうか」「世の中にどう貢献するか」と考えると、楽しい気持ちになってくるものです。

俣野成敏の名言|「どう喜んでもらうか」「世の中にどう貢献するか」と考える

大事なことは、自分が緊張する場に身を置くこと。会社に何年もいると、そこが居心地のいい、ラクな場所になります。それでは自分を成長させることはできないでしょう。

俣野成敏の名言|大事なことは、緊張する場に身を置くこと

30歳で将来の危機を予め実感できたからこその成功できた。お金も時間も人間関係も、すべて周りに流されることなく考えられるようになった。自分の強み以外は触らないことを徹底するように。

俣野成敏の名言|将来の危機を予め実感できたからこその成功できた

社内ベンチャー事業募集に手をあげたのは、会社が責任をとるサラリーマンのうちにビジネスに挑戦するほうが「リスクが低い」と考えるように、思考を変えたから。

俣野成敏の名言|社内ベンチャー募集に応募する利点

適性は自分よりも周りの人のほうがよくわかっているものです。

俣野成敏の名言|適性は自分よりも周りの人のほうがよくわかっているものです。

仕事で成果を出せば、あなたの影響力が高まります。そのため発言権が強くなって、意向を聞いてもらいやすくなります。

俣野成敏の名言|発言権を強めるには結果を出すことが大切

会社にとって社員は最大のリソースですから、社員同士が話をして、ナレッジを共有することは非常に有益。

俣野成敏の名言|社員同士が話をして、ナレッジを共有することは非常に有益

今では価値がないのに、惰性で続けている仕事をやめる。こうした作業は、探してみると結構ある。とくに部署異動の引き継ぎの際に明らかになることが多いもの。

俣野成敏の名言|惰性で続けている仕事をやめる

不本意な異動だといきなり腐らずに、まずは社外、部外に、評判を高める根回しからはじめてみましょう。部外で高まった評判は、いずれ会社の上層部の人たちの耳元にも届くはずですから。

俣野成敏の名言|まずは社外、部外に、評判を高める根回しからはじめてみる

出世のコツは、社内で誰もやっていない分野で「自分の旗」を立てること。そうすれば専門的な知識や人脈、機会が自然と手元に集まり、社内で優位に立てます。

俣野成敏の名言|出世のコツ

ビジネスマンが成長するのは、より多くの仕事、より大きな仕事に挑戦したときです。

俣野成敏の名言|ビジネスマンが成長するのは

プロフェッショナルサラリーマンとは、自分で仕事をつくって、回して、稼ぐことができる社員のことです。それ以外のサラリーマンは、どんなに役職が上でも、どんなに社歴が長くてもアマチュアサラリーマンです。

俣野成敏の名言|プロフェッショナルサラリーマンとは

世の中の変化に伴って、いまの市場がなくなる可能性もあります。そうなったとき、いくら「私はこの仕事がこなせる」と胸を張ったところで、言われた仕事をこなすだけでは、結局、廃業を余儀なくされるのです。

俣野成敏の名言|言われた仕事をこなすだけでは廃業を余儀なくされる

私は大学卒業後、東証一部上場企業に入社したものの、30歳のときにリストラ候補になりました。そのとき、転職を考えたのですが、私にはこれといった専門性がありませんでした。海外駐在員になったりもしましたが、ゼネラリストとしていろいろな部署を転々としていたのです。そのような典型的な何でも来いの文系型サラリーマンの市場価値は高くないのです。

俣野成敏の名言|ゼネラリストの市場価値は高くない

プロフェッショナルサラリーマンとアマチュアサラリーマンの決定的な差異は、上司から仕事を仕入れる側か、仕事を自ら創出して社員たちに提供する側かという立ち位置の違いに表れます。アマチュアがいくら「私は仕事ができます」といっても、それは上司がつくった仕事を仕入れて、それを回転させているにすぎません。上司から仕事をもらっているうちは、まだプロフェッショナルとは呼べないのです。

俣野成敏の名言|仕事ができるの定義が変わった

最悪のコンディションのときでも、アウトプットはいつも通りのレベルが保てるようになれば、プロフェッショナルになったと言えるのではないでしょうか。

俣野成敏の名言|プロフェッショナルは最悪のコンディションでもいつも通りのレベルが保てる人

プロフェッショナルになることで、会社の業績低下やリストラの噂に一喜一憂する必要はなくなります。何よりも、毎日が充実して、仕事が面白くなります。

俣野成敏の名言|プロフェッショナルになることの利点

厳しい社会情勢の中で、起業して成功する人はごくわずかです。そもそも、起業して成功するのは、会社員時代から優秀だった人なのです。だからまずはプロフェッショナルサラリーマンになれば、そのまま会社で働き続けるか、起業するか、あるいは企業内で前例のない働き方をするかといった様々な選択肢を手にすることができるのです。

俣野成敏の名言|プロフェッショナルになれば様々な選択肢を手にすることができる

日本経済全体が伸びている時代は、誰がやってもそれなりに勝つことができたといえます。アマチュアの手を借りたいほど市場が拡大していたからです。それがいまや、大企業に入っても定年というゴールを迎えられる保証はどこにもないのです。ところが、時代が変わっても「企業はヒトで成り立っている」という事実は絶対に変わらない。サラリーマン受難の時代になることによって、プロフェッショナルの必要性はますます高まっているのです。

俣野成敏の名言|サラリーマン受難の時代には、プロフェッショナルの重要性がますます高まる

リストラ候補になる前の私は、上司の指示をこなしさえすれば定年まで会社にしがみついていけると思っていました。でも、リストラ勧告を受けて目が覚めたのです。これからのサラリーマンはプロフェッショナルでなければ生き残ることはできないと思います。

俣野成敏の名言|これからのサラリーマンはプロフェッショナルでなければ生き残れない

社内ベンチャー制度は聞こえはいいかもしれませんが、制度への応募は退職前提の片道切符でした。しかも、2年間という期限付き。挑戦してみてダメだったら、転職のネタくらいにはなるかもしれない、と思ったほどです。同じようにチャレンジする同世代はおらず、彼らは他社に活路を求めていったので、何かしら負けん気が出たこともあります。
【覚書き|リストラ候補になったのをきっかけに社内ベンチャー制度に応募したことを振り返っての発言】

俣野成敏の名言|チャレンジしてみることの大切さ

会社にいると、上司との人間関係など気持ちがすり減る機会は少なくありません。前向きな気持ちを保つのは難しいことです。でも、会社はスキルは教えてくれますが、マインドは個々人任せ。心の持ちようは会社外で習うしかないわけです。

俣野成敏の名言|心の持ちようは会社外で習うしかない

会社を辞めて独立するつもりで働くと、会社にいる間に吸収しようするため、力はどんどんついていきます。リストラされたくないから学ぶのではなく、いつでも辞められるために学ぶ。結果的にやめなくても、会社で必要とされる人材になっているはずですよ。

俣野成敏の名言|独立するつもりで働くと、力はどんどんついていく

そつなく、ミスのない働き方をしようと考えていたのが、それでは生き残れないと知り、社内ベンチャー事業の募集に手をあげました。以前の自分なら、間違いなくスルーしていた案件ですね。失敗したらリスクしかないと考えていましたから。

俣野成敏の名言|ミスのない働き方では生き残れないと知り、社内ベンチャー事業の募集に手をあげた

その体験でさらに意識が変わった。会社員という立場を守るより、ビジネスマンとしてどこに行っても稼げる自分を作ればいいんだと。リスクをとるからリターンが手に入ると知った。

【覚え書き|会社員時代、社内ベンチャーを成功させたときを振り返って】

俣野成敏の名言|リスクをとるからリターンが手に入る

組織では、どんな提案に対しても、2割は賛成、6割は日和見、2割は反対するものです。この反対する2割を説得しようとしてもイライラするだけ。日和見の6割についても、なんとか賛成に回らせようとするのは得策ではありません。重要なのは、自分たちを「勝ち馬」に見せることです。勝ち馬には乗りたがるものなのです。まずは情報を発信すること。すると、そのうちに「何か面白いことをやっているみたいだよ」という雰囲気が広まり、「協力できることがあればするよ」と言ってくれる人が現われてくるはずです。

俣野成敏の名言|反対者を説得するのではなく、情報発信をして協力者を増やす

会社の中で少しでも大きな仕事をしようとすれば、あちらこちから反対の声が挙がります。会社というのは部署ごとの部分最適の集合ですから、部署の枠を超える仕事をしようとすれば、逆風が吹くのは当然です。むしろ、逆風が吹いていないときは、「自分はチャレンジをしていない」と反省する必要があるかもしれません。

俣野成敏の名言|反対されることは当然のこと

人事は上司や会社が決めるものだと思っている方が多いでしょうが、それは半分正しくて、半分は間違っています。人事というのは、要するにマッチングです。野球のドラフト制度と同じで、「この部署に人が欲しい」となったときに、「あ、あいつがいるな」と思い浮かべてもらえるかどうかで決まるのです。私が香港に異動になったときも、辞令が出たのは、飲み屋で上司に海外赴任の意向を聞かれた少しあとでした。

俣野成敏の名言|人事というのは、要するにマッチング

異動をネガティブに捉えるのではなく、上司や会社に、自分に何を期待しているのかを確認するべきです。その際に、「今度の異動先で成果を出したら、私が希望する仕事をさせてもらえますか?」と尋ねてみてもいいでしょう。

俣野成敏の名言|上司や会社が自分に何を期待しているのか確認する

イライラを解消するためには、「イライラノート」をつけることも有効です。社内起業をしたばかりで、なかなか思いどおりにいかなかった頃に始めた習慣です。ノートの左側に、何に対してイライラしたのかを書きます。イライラするということは、「こうすればいいのに、どうしてそうしてくれないんだ」と他人に対して思っているということですから、自分にはその人の改善点が見えているということです。その改善策を右側に言きます。改善策は、自分ができることではなくてかまいません。むしろ、自分もできないことがほとんどでしょう。それでも、「こうすればいい」ということがわかる「視野」を持っていることを「見える化」するだけで、イライラ解消に効果があります。

俣野成敏の名言|イライラの対象を見える化する効用

「指示された内容には入っていないけれども、指示の目的を考えればこれもやっておくといい」というプラスアルファをする。つまり、気を利かせる。そうすれば上司や会社の評価が上がり、時間を自由に使わせてくれるようになっていきます。

俣野成敏の名言|気を利かせることが大切

上司や会社の考える100点と自分の考える100点は違うことが多いということを忘れないでください。このことを覚えておかないと、「言われたことをやったのに評価してくれない!」とイライラが募ってしまいます。

俣野成敏の名言|なぜ「言われたことをやったのに評価されない」ということが起きるのか

自分でコントロールできる時間を増やすためには、仕事を与えるよりも自由に動いてもらったほうが価値が高い人材だと、上司や会社に思ってもらわなければなりません。そのためには、上司や会社の期待を超える成果を出すことです。

俣野成敏の名言|自分でコントロールできる時間を増やすには

会社に対してイライラする原因のひとつは、自分がコントロールできる時間が限られていることでしょう。会社の中でイキイキと楽しく働いている人は、自分の意思で動いている時間の割合が大きい。イライラしないようにするには、自分の意思で動く時間を増やすことが重要です。スケジュール帳を開いて、指示を受けて動いている時間と自分の意思で動いている時間を色分けしてみてください。そうして「見える化」することが第一歩です。

俣野成敏の名言|仕事でのイライラの原因

誰かが不得意な仕事を任されてはいませんか? そうだとしたら、必要以上に時間がかかってしまっても仕方がありません。人には得意不得意があって当たり前です。一生懸命やったのに「人並みにしかできない」という仕事もあれば、普通にやっているだけなのに「すごい」と評価される仕事もある。

俣野成敏の名言|人には得意不得意があって当たり前

私は、時々、休日を小学6年生の「娘のための日」にしています。行きたい場所や行き方をすべて彼女に考えてもらい、彼女の思う通りのスケジュールで過ごす。すると興味深いことが分かりました。そうやって過ごした休日の方が、親が計画した予定に沿って連れ回すよりも、何倍も楽しく感じ、強く記憶に残るようなのです。つまり、休日でも主体性を持って計画的に行動することで、「あっという問に夜になってしまった……」と後悔する事態は避けられる。

俣野成敏の名言|休日でも主体性を持って計画的に行動することで後悔する事態は避けられる

休日にボーッとしてしまうのは恐らく「オフだから計画を立てるまでもない」と考えているから。ならば、オンの時の要領でしっかり計画を立て、徹底して遊んでしまえばいいのではないでしょうか。

俣野成敏の名言|オフを浪費しないためには

オンやオフの境を考えずに過ごしてみてはいかがでしょうか。私は、仕事で成果を上げ始めた頃から、オンオフの切り替えを意識しなくなりました。常にオンであり、常にオフであるというイメージです。オフに仕事をするのにも抵抗がなくなりました。

俣野成敏の名言|常にオンであり、常にオフであるというイメージで

組織の最大の利点は、人の弱点をカバーし合えるところにあります。ですから、全員が「一生懸命やればうまくできる」もしくは「普通にやって人並み以上にできる」仕事だけしていれば全体が回るように分担するのが理想です。

俣野成敏の名言|組織の最大の利点は、人の弱点をカバーし合えるところ

どうしてもやる気が出ないときは、環境を変えるのが一番いい方法だと思います。例えば、自分のデスクにいて、いまいち調子が出ないなと思ったら、私は社内を歩き回って、最近話していなかった同期や先輩の席に行き、声をかけていました。「いるかな、いなかったらまあいいや」というノリで行き、もし相手が席にいて、余裕がありそうだったら、「どうも。最近はどんな仕事を担当しているのですか」などと声をかけるのです。

俣野成敏の名言|どうしてもやる気が出ないときは、環境を変えるのが一番いい

「仕事時間」には、大きく分けて「問題を解決する時間」と「課題を創出する時間」の2種類があります。ビジネスパーソンにとって決定的に大事なのは後者です。自分が追究するテーマを決め、新しい価値を創造していくことが最も大切な仕事です。

俣野成敏の名言|自分が追究するテーマを決め、新しい価値を創造していくことが最も大切な仕事

30歳でリストラ候補になったときは、青天の霹靂でした。普通に働いていれば定年までいれるものと信じ込んでいましたから。それが赤字転落で、僕らの世代までリストラ対象になったんです。さすがにこの時ばかりは、会社に人生を握られている危うさを痛感しました。いつまでも頼ってはいられないぞ、と。

俣野成敏の名言|会社に人生を握られている危うさを痛感した

普通のサラリーマンが、すぐに社内ベンチャーを起こすのは難しいでしょう。でも、毎日の仕事に起業家目線で取り組むことはできるはず。例えば、自分の事業計画を立ててはどうでしょうか。会社から与えられる目標を上回る目標を立ててみる。営業なら売上ノルマを、経理なら改善提案を、といった具合に。その目標をクリアするために何をどうすればいいか考え、実行することで、本物の起業家に近づくはずです。

俣野成敏の名言|毎日の仕事に起業家目線で取り組んでみる

今では価値がないのに、惰性で続けているムダな仕事を見つけるには、「後工程に聞く」方法が有効です。他部署や取引先に「私たちがやっているあの仕事、役に立っていますか」とヒアリングし、微妙な反応だったら、それはすでに経年劣化した仕事です。

俣野成敏の名言|惰性で続けているムダな仕事を見つけるコツ

かつて私が生産管理部門に異動した際、仕事の一つとして製品在庫の集計作業がありました。しかし、自動化すべく情報システム部と連携した結果、手作業そのものが必要なくなりました。過去には当たり前に必要だったが今では不要な作業が、なんとなく続けられていたという好例。

俣野成敏の名言|他の部署と連携して作業を自動化する

通常業務の多くは、過去に経験してきたことの繰り返し。こうした作業は、「過去のひな形を使う」ことで効率化できます。あらゆる業務について「ムダな繰り返し作業になっていないか」という観点で見直しを図ることで、効率的な働き方を実現できる。

俣野成敏の名言|「過去のひな形を使う」ことで効率化する

空腹のときこそ最大のパワーが出る。逆に満腹のときには消化エネルギーを使うので休むしかない。満腹のライオンはごろんと寝転がって、目の前をシマウマが歩いていても見向きもしませんよね。ビジネスは私たちにとって狩りなのですから、頑張るためには無理はしない限りで空腹の状態が実はベストです。

俣野成敏の名言|空腹のときこそ最大のパワーが出る

もともとダイエットには興味がなかったのですが、短期間で10kgの減量に成功した友人が「パフォーマンスが上がった」と言うので、試してみることにしました。さっそく、指導者の上野啓樹氏を紹介してもらって自分でもダイエットしてみると、明らかに疲れにくくなったと感じますし、朝はシャキッと起きられます。一番変わったのは午後になっても眠たくならなくなったこと。以前は、昼食後は一気に仕事のパフォーマンスが落ちていたのです。

俣野成敏の名言|ダイエットすると仕事のパフォーマンスが上がる

毎晩、寝る前にスケジュール帳を見て翌日の仕事の流れを確認します。すると朝が待ち遠しくなってパッと起きられるのです。遠足前の子供と一緒ですね(笑)。

俣野成敏の名言|寝る前にスケジュール帳を見て翌日の仕事の流れを確認する

ルールを厳格に守ろうとすると苦しくなるもの。何が身体に良いか悪いかがわかっていれば、時々原則を外れてもすぐ再調整できます。

俣野成敏の名言|何が身体に良いか悪いかがわかっていれば、時々原則を外れてもすぐ再調整できる

空腹時こそ最大のパワーが出るタイミングです。肉食動物は空腹時に狩りをし、満腹のときは寝転がっていますね。人間も同じで、空腹状態でこそバリバリ働き、満腹時は休んで消化に集中するのが自然なあり方なのです。

俣野成敏の名言|空腹時こそ最大のパワーが出るタイミング

社内で新規事業にとりかかったとき、成功したら役員に、失敗したら2年後に退職という条件でした。でも、もし失敗したとしても、その経験を売りにすれば、転職できる企業はあるはずだと考えた。

俣野成敏の名言|もし失敗したとしても、その経験を売りにすれば、転職できる企業はあるはずだ

仕事には、それを評価する相手が必ず存在します。仕事を指示した上司や、仕事を依頼したクライアントなどです。これらの評価者が期待するレベルに早く到達できる人が、「仕事が速い人」ということになります。

俣野成敏の名言|仕事の速い人とは

仕事が増えることを嫌がる人が多いようですが、仕事が与えられるということは、会社から期待されている証拠です。与えられた仕事をひとつこなしたら、次はもっと大きな仕事を任せられると考えればいいのです。仕事の規模が大きくなったからといって、いまよりも忙しくなるとは限りません。むしろ、仕事を選ぶ自由や人を雇う権限が与えられるし、極端な話、部署を選ぶ自由さえも与えられることもあります。つまり、忙しさから抜け出したいなら、出世するのが一番なのです。

俣野成敏の名言|忙しさから抜け出したいなら出世するのが一番

とくに歴史の長い会社や社員数の多い会社には、形式的に続いてはいるものの、なくても支障のない仕事があるものです。いまある仕事が本当に必要なのか、目的は何かを検証し、不要なら廃止することも大事ですそうやって業務のスリム化を図ることで、課題創出のために時間を使うことができますし、将来その会社に関わる人たちの時間を生み出すことにもつながります。

俣野成敏の名言|いまある仕事が本当に必要なのか点検することが大切

通常は、スケジュール帳には予定しか書き込まない人が多いと思いますが、予定の下に実際に使った時間も記録していきます。すると、なかなか予定どおりには進んでいないことがわかるはずです。自分が使った時間を問題解決型(クレーム処理、トラブル対応などの過去に対する活動)と課題創造型(新しい企画立案など未来に対する活動)に色分けしてみて、問題解決型の時間が極端に多いようなら注意が必要です。予定以上に問題解決型の仕事に割り込まれて、課題創造型の時間が奪われている可能性があるからです。そこには必ず原因があるはずです。その原因を解決しない限り、いつまでも問題解決型の仕事に追われることになります。

俣野成敏の名言|本来やらなければならない仕事に時間を割り振るには

なかには上司に尋ねることをためらう人もいるようですが、学校の試験とは違って、自分が理解できるまで何度でも質問していいのがビジネスマンの特権です。学校の試験では、「問題がわかりにくいので解説してください」とは言えませんが、仕事でなら、「あなたの要求に応えたいので、足りない点を指摘してください」と説明を求めることができます。いわば「カンニングOK」なのです。締め切りの時点で100点に到達するように、上司とゴールイメージをすり合わせながら仕事を進めていくと良いと思います。

俣野成敏の名言|仕事と学校の試験との違い

締め切りの前であれば、たとえ50点の状態で見せても、「仕事ができない部下だ」との評価が下されることはありません。「残りの50点を埋めるにはどうすればいいですか」と直接上司に聞くことで、上司が求めるレベルに近づけることができます。

俣野成敏の名言|締め切り前に上司に意見を求めることが大切

仕事の目的と背景を確認する癖をつけるとよいでしょう。目的とは「何のために、誰のためにこの仕事をやるのか」、背景とは「なぜこの仕事をやるのか」ということです。この2つを押さえれば、あとはそのゴールに向かって最短距離で進むことができます。

俣野成敏の名言|仕事の目的と背景を確認する癖をつけることの大切さ

上司が質と量のどちらを重視するのかを知っておくことも大切です。仕事は量を追求すれば質が落ち、質を求めれば量が減る傾向にあります。上司の期待に沿った仕事をするには、上司が求めるバランスを知ることも必要です。

俣野成敏の名言|上司が質と量どちらを重視するのか知っておくことが大切

自分がそうなりたいと思う人、憧れの人物から学ぶのが一番。知識や教養を教えてもらえるのは表面的なメリットに過ぎません。もっと大きなメリットが、その人と自分の差に気づかされること。憧れの人物に近づくには何が足りないのか、その人に提供できる価値が自分にはあるのか……と。己を知って学びたい気持ちに火がつくのです。

俣野成敏の名言|憧れの人物から学ぶのが一番

30歳の頃、勤めていた会社が50年ぶりの赤字転落。社内に「早期退職」を勧める告示が出たのですが、2度目の対象が「30歳以上」だった。そこで生き方のスイッチが切り替わった。会社という沈まない船に乗っていたつもりが、その安堵感は沈み欠けた船に乗っている危機感に変わった。同時にものの考え方をガラリと変えた。まず定年までどうやって、のらりくらりと生きていくか、という発想を捨て、社内ベンチャー事業の募集に手をあげた。

俣野成敏の名言|危機感がものの考え方を変えた

定期的なミーティングはマストだと思っている人も多いですが、単なる決定事項の報告に終わっているケースが多々あります。ただの報告ならば、わざわざメンバーを集める必要はなく、電子掲示板などで情報共有すればすむ話です。そういう機能が社内になければ、資料の配付でもいいでしょう。インターネットが発達していない時代は、情報共有のための顔合わせは重要でしたが、今は必ずしもその必要はないのです。

俣野成敏の名言|定期的なミーティングをやるべきか見直してみる

部署の人間が残業しているのに、自分だけ帰るのは気が引けるという声を耳にします。こうした方々には、「思い切って慣れ合うのをやめよう」といったアドバイスをしたいと思います。たとえ、「チームの和を乱す」と陰口を叩かれようと、気にせず「お先に失礼します」と言って帰りましょう。残業が常態化した人たちに合わせていては、いつまで経っても仕事を効率的にこなすクセはつきません。もしも、今の残業体質の職場に少しでも違和感を抱いているのなら、「自分がこの状況を変える」くらいの気概を持って欲しいものです。

俣野成敏の名言|思い切って慣れ合うのをやめよう

ただ黙って上司の仕事を安請け合いしていると、上司の便利屋さんになるだけで、自分の仕事は終わりません。便利屋だと思われていると、本当に重要な仕事を振ってくれなくなる恐れもあります。新人のときには、任された仕事を確実にこなすことが必要でしたが、中間管理職ともなれば、「仕事を選ぶ」といったスタンスを取ることも大切です。難度が高く、「あいつにしかできない仕事」だけを振られる人材になってください。

俣野成敏の名言|安請け合いしていると、便利屋さんになるだけ

マニュアルを作ってその通りに仕事をしてもらうことで、最初から部下に任せることができます。マニュアルもイチから十まで全部作ろうとすると大変ですから、大まかな方針だけ決定したら、部下自身にマニュアルの作成作業をしてもらうのも一つの手です。仕事を途中で手放して続きを部下に任せるというスタンスは、部下育成にもつながります。そして、部下が成長することによって、ますます任せられる仕事が増えていくので、さらに時間的余裕が生まれる。自分はさらに難度の高い仕事のみに専念できるようになる。

俣野成敏の名言|仕事を途中で手放して続きを部下に任せる

一般的に、立場が上がれば上がるほど給料が上がり、その分高い成果が求められます。にもかかわらず、部下でもできるような作業に取り組むことは、会社全体の生産性を考えれば大きなマイナス。自分の給料を時給換算して「これは本当に自分でやるべき仕事だろうか」と考えるクセをつけ、すべきでないと判断したら誰かに任せてしまう。これだけでも負担は大きく減るはずです。

俣野成敏の名言|自分の給料を時給換算して「これは本当に自分でやるべき仕事だろうか」と考えるクセを

私も会社員時代には、3回ほど異動をしたことがあります。正直行きたい部署ではありませんでした。でも、ある人にこう言われました。「富士山は、登山道がいくつかあるけど、頂上は1つ。だから上を目指す人には、どんな部署から登りつめていこうと関係ない」と。そんな言葉を胸に、慣れない部署でも腐らず一生懸命やっているうちに、自分でも気づかなかった適性が見えてきました。

俣野成敏の名言|慣れない部署でも腐らず一生懸命やっているうちに、自分でも気づかなかった適性が見えてきた

社内ベンチャーを立ち上げたとき、起業家ですから、社内にオフィスを間借りするための家賃交渉もしなければいけない。今まで一方的に決められていた給与も、自分で自分を査定し交渉する。こうした、「分析」「決断」の繰り返しが、ただのサラリーマンだった僕を鍛えてくれました。親会社の決裁を待たずに独断で「ここぞ」という出店の話を決めてきた時は、さすがに大目玉を食らいましたがね(笑)。こうして普通のサラリーマンではできない経験を重ねる度に、目の前の視野が開けていきました。判断を会社に任せ、言われた仕事をこなす以上に成長していることを実感したのです。

俣野成敏の名言|「分析」「決断」の繰り返しが、ただのサラリーマンだった僕を鍛えてくれた

リストラ候補になったとき、社内ベンチャーに応募したんです。すぐに起業する自信はない。でも、いずれは会社に頼らなくてもいいくらいの力をつけたい。その妥協策として、まず会社の中で、起業家のつもりで働いてみようと考えたのです。僕が提案したのは「メーカー直営のアウトレット流通チェーン店」というビジネスモデルです。おかげでこの事業は成功し、僕は最年少で会社役員に昇格。でも、出世だけでは計り知れないほど、得たものは大きかったですね。

俣野成敏の名言|まずは社内ベンチャーで経験を積んでみる

俣野成敏の経歴・略歴

俣野成敏、またの・なるとし。日本の経営者。福岡県出身。大学卒業後、シチズン時計に入社。会社の赤字転落によって30歳でリストラ候補となる。一念発起して社内ベンチャー制度に応募し、小売業未経験でメーカー直販の在庫処分店を開業。同事業を年商14億円の無借金企業へと成長させる。その功績が認められ33歳で現役最年少役員に抜擢された。その後、40歳で最年少上級顧問に就任。同社を退職したのち複数の事業を経営している。著書に『プロフェッショナルサラリーマン リストラ予備軍から最年少役員に這い上がった男の仕事術』など。

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