佐野末四郎の名言

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佐野末四郎のプロフィール

佐野末四郎、さの・すえしろう。日本の技術者。「SANO MAGIC」社長。東京都出身。幼少期から船大工の父に造船技術を習う。工学院大学造船科卒業。オランダ王立造船所で大型ヨットを学ぶ。帰国後「SANO MAGIC」を設立。造船技術を使って木製の自転車を制作。国内外から高い評価を得た。


佐野末四郎の名言 一覧

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自転車屋になりたくて、自転車を作っているわけじゃないですよ。祖父や父から引き継いだ技術を親しみやすい形で見てもらいたかっただけ。オレは船大工です。


本当は船が作りたい。だって私小さい頃から祖父と父に船作りを教え込まれてきたんだから。自転車をつくって得た技術もたくさんある。いつかまたその技術を活かして大型の木造艇をつくってみたい。


技術だけでは職人にはなれませんから。船を造ろうと思ったら、数学、物理学、力学は特にしっかり勉強して、船を一から造るということをきちんと論理立てて考えられるようにならなくてはいけないんです。頭も鍛える必要があります。


(マホガニーで自転車をつくったのは)世界をあっと言わせることができると思ったから。自転車はカーボンファイバーなど固い素材を使ったほうが速く走ると考えられています。でも、僕がいままで学んだり、木造船造りでの経験したりしたことに照らし合わせると、どう考えても木で造った方が速いんです。実際、カーボンより軽いマホガニーの船を造った経験がありましたし。船でできたのなら、自転車でもできるはずです。それで造ろうと思ったんですよ。


職人ってのは、本来、12、3歳で丁稚に出て、16、7歳で一人前になってなきゃならない。祖父によく言われました。「16、7歳でいっぱしになってないと、将来、本物の職人にはなれないよ」って。私は祖父の影響を強く受けていましたから、いっぱしになってやろうと頑張りましたよ。中学、高校と、学校から帰って船のことを学び、学業も怠らず、常にトップの成績をとり続けました。


リーマンショックを境に船の注文がパタリと止まってしまって……。それなら、船大工の技術を多くの人に伝えるために自転車を作ってみようと思ったんです。最初は周りに不可能だって言われた。でも、船大工は1ミリ以下の世界でモノを作りあげる技術を長い間、身につけてきた。はじめから作れるっていう自信はありましたね。


佐野末四郎の経歴・略歴

佐野末四郎、さの・すえしろう。日本の技術者。「SANO MAGIC」社長。東京都出身。幼少期から船大工の父に造船技術を習う。工学院大学造船科卒業。オランダ王立造船所で大型ヨットを学ぶ。帰国後「SANO MAGIC」を設立。造船技術を使って木製の自転車を制作。国内外から高い評価を得た。

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