佐藤綾子(心理学者)の名言

佐藤綾子(心理学者)のプロフィール

佐藤綾子、さとう・あやこ。日本の心理学者。長野県出身。信州大学教育学部卒業、ニューヨーク大学大学院パフォーマンス研究学科修士課程卒業、上智大学大学院博士課程満期修了。国際パフォーマンス学会専務理事・理事長、実践女子大学教授、社団法人パフォーマンス教育協会理事長、日本大学芸術学部研究所教授などを務めた。著書に『自分をどう表現するか』『一瞬の表情で人を見抜く法』『なぜあの人は尊敬されるのか』他多数。

佐藤綾子(心理学者)の名言 一覧

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自己表現とは、優れた中身を知らせる「仕上げ」の作業。

佐藤綾子の名言|自己表現とは、優れた中身を知らせる「仕上げ」の作業


たくさんの言葉をずらりと並べるのは、実はどこに焦点があるのかを不明にさせるための、ひとつのトリック。フォーカスをぼかすために他のことをたくさん言うのです。

佐藤綾子の名言|フォーカスをぼかす手口


優れた経営者は、「オプティミズム(楽観主義)」と「先天的才能」と「無制限の努力」という3つの力を持っている。

佐藤綾子の名言|優れた経営者は3つの力を持っている


理念なき言葉の繰り返しは無意味。

佐藤綾子の名言|理念なき言葉の繰り返しは無意味。


聞き手の欲求不満を探し出すのが、スピーチのコツ。

佐藤綾子の名言|聞き手の欲求不満を探し出すのが、スピーチのコツ


リーダーが周りの人々あるいは自分の部下たちに話をする時、最終目的に「社会とどうつながるか。社会にどう貢献するか」という高い目的意識を示すと、下の者は胸を張ってついて行きやすくなる。

佐藤綾子の名言|高い目的意識を示すと、下の者は胸を張ってついて行きやすくなる


非言語表現は、言葉の持つ力を覆すほどの効果がある。

佐藤綾子の名言|非言語表現は、言葉の持つ力を覆すほどの効果がある



「客観的に物事をとらえて、聞き手に分かるようロジカルに話せるか」。これは私の38年間にわたるビジネスリーダー研修でも常に第一にしていることです。

佐藤綾子の名言|ビジネスリーダー研修で常に第一にしていること


トップに立つ人ほど、感情コントロールの訓練が必要です。トップはつい「自分はエライ」という強い自意識を持ちがちですが、その傲慢な感情をコントロールしないと、正確な情報を聴き取ることはできません。

佐藤綾子の名言|トップに立つ人ほど、感情コントロールの訓練が必要


顔の表情や声の調子、姿勢などの「非言語表現」に目を凝らして、総合的に言葉を読み取り、上手に質問して真意を訊き出す。これが大切です。非言語には、真実が表れやすいからです。

佐藤綾子の名言|相手の非言語表現には真実があらわれやすい


優れた経営者など、多くの成功者は「傾聴力」を持っています。「聞いて、聴いて、訊く」作業は、あらゆるビジネスの土台です。人とのさりげない会話の中でも、ビジネスシーンのプレゼンテーションでも、相手の話をよく聞いて、本当の気持ちまで深く正確に聴き取れる人、そして問題を解決するためにきちんと訊ける人。そういう人は人間関係でも仕事でも成功します。

佐藤綾子の名言|成功者は傾聴力がある


言葉で強い調子のことを言うならば、動作にも焦りの表現は禁物です。落ち着いた口調で、落ち着いた顔で、弁明する方が効果的。

佐藤綾子の名言|動作にも焦りの表現は禁物


怒りの表現には喜びの表現と全く同じように「返報性」がある。相手から怒りが発信されると、見ているほうも怒りが増幅されてしまうのです。

佐藤綾子の名言|相手から怒りが発信されると、見ているほうも怒りが増幅されてしまう


「その人を読み取れ。しかも、短時間で」これが人脈づくりの鉄則です。

佐藤綾子の名言|人脈作りの鉄則


私たちの心の中に、「いまビジネスが上り坂であり、面白くてしょうがない」というポジティブな気持ちがあれば、それはまず「背骨」に出ます。背骨は一本の真っ直ぐな骨ではなく、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個などのつながりです。人脈と同じように、骨も脊椎の「骨脈」なのです。気を抜くと、この骨脈はぐにゃりと曲がります。「会社がうまくいっていない」「今年いっぱいで定年だ」などと考えていれば、自然と背骨が曲がります。

佐藤綾子の名言|人の現在状況は背骨に出る



約30ある「表情筋」は、気持ちが活気に満ちているときにはよく動くのです。私の実験室でのデータによれば、二者間の対話中での表情筋は、平均的には1分間のうち28秒動いています。しかし、落ち目であったり、体が疲れていたり、前途になんの希望もないと、無表情――専門的には「ニュートラル」と呼びます――のままの時間はどんどん長くなり、1分間のうち40秒もまったく動かないこともあります。こんな人の名刺を有り難くいただいて長話をして、なんの役に立つでしょう。

佐藤綾子の名言|相手が上手くいっているかいっていないかは表情筋の動きで読める


通勤の往復で通りかかるガラス戸などに映る自分の姿勢や顔を見ることも、ぜひ習慣化してください。英語には、「習慣は第二の天性」というおもしろいことわざがあります。顔の表情や身体動作、姿勢などに気をつかうことは、習慣化すれば誰にでもできることです。しかも一切の資本いらず、一円の出費もかからないのです。失敗しない初対面からの人脈づくりは、この習慣化にかかっています。

佐藤綾子の名言|相手が受ける印象を意識して、自分の姿勢や表情をチェックすることが大切


ビジネス・パーソンのすべての表現には、なんらかの「意図性」が隠されています。人間は自分の意図によって、見せたいところを拡大し印象づけながら、人に会っているからです。それなのに、最も重要な情報発信媒体である「その人」を見抜かずして、どうして人脈ができるでしょうか。

佐藤綾子の名言|相手の意図を読み取ることの大切さ


初対面で、その人が「本当に人脈に値するかどうか」、そこを見抜くことこそが、この厳しい時代の勝ち残り作戦の第一です。

佐藤綾子の名言|相手が本当に人脈に値するかどうかを考えることが大切


リーダーシップがあり、人の上に立つ人、つまり経営者などは、相手に対する距離のとり方が普通の人より大きい。

佐藤綾子の名言・格言|経営者は相手との立ち位置が遠い


経営者には、ジムや筋トレなどで身体を鍛えている人が多いですが、やはり不屈のリーダー像として頑丈な身体には大きなインパクトがあります。パフォーマンス学での「身体表現」の要素が姿勢(ポスチャー)と、動作(ジェスチャー)から成るキネシクス(身体動作学)です。トップこそ、身体を鍛えましょう。健康のために、そして強いインパクト発信のために。

佐藤綾子の名言|トップこそ、身体を鍛えましょう


「自分の見せ方」の基本を覚えておけば、仕事の実力をつけていくと同時にどんな仕事も必ず取ることができる。

佐藤綾子の名言|自分の見せ方も重要


たくさんしゃべる多弁の人を、私たちは優れたスピーカーだと勘違いしがちですが、実は多弁は雄弁とは全く次元の違うもので、フォーカスをぼやかしたり、本人に自信がなかったり、様々な事情で、単にワード数が増えると心得ましょう。

佐藤綾子の名言|多弁は雄弁とは全く次元の違うもの


もしも英語に直訳して意味不明になるような文章ならば、どこかで誰かが責任逃れをしていて、その結果起きたことについては誰も責任を取らないという事態が発生する。だからビジネスの場では、ちゃんと主語と述語を明示し、「ひとつよろしく」は言わない方が賢明。

佐藤綾子の名言|英語に直訳して意味不明になる文章に注意する


内向的で言われたことしかやらない「マニュアル人間」が多い社会では、やはりトップが理念を明示して、その仕事のおもしろさや楽しさを自らが示しながら、皆を合同作業に巻き込んでいくことが一番です。

佐藤綾子の名言|マニュアル人間が多い会社を変えるには


高い「理念」があるのがエグゼクティブです。しかし、その理念を長々と話しても、部下に強いインパクトは伝わりません。むしろ「短くても強い名言クギ(刺さる言葉)」を社内外で公表していくことが、いまの社会に必要です。

佐藤綾子の名言|エグゼクティブは短く強い言葉を


いまの若者たちは、「自分をどう表現するか」ということに大きな関心がありますから、これまた何か自分の能力を開花するために、いい仕事をしたいと思うのです。

佐藤綾子の名言|若者の仕事への心理


何をやってもマイペースな自己満足型の人に注意するときは、本人のペースを認めたうえで、短くポイントだけ伝えましょう。自己満足しているだけに、あまり鋭く細かく修正点を指摘したりすると、急に反発しかねません。自分のやり方がよいと思っているので、あまり注意されると、陰で悪口を言ったりもします。

佐藤綾子の名言|自己満足タイプの部下への対処法


劣等感が強いタイプに注意するときは、素晴らしい点を見つけて十分褒めてあげて、そのうえで「そして、これも直してね」と言いましょう。「しかし、これは直してね」と言ってはいけません。「しかし」という逆説語だけで圧迫感を感じるので、「Yes, but」ではなく、「Yes, and」でいきましょう。

佐藤綾子の名言|劣等感が強いタイプの部下には「Yes, and」で


打たれ弱いタイプに「君のやり方はまずい」と正面から言ったり、あまりに大きな案件を期限付きで指示したりすると、それを重荷に感じてストレスとなり、つぶれてしまいます。やんわりと言葉をかけましょう。

佐藤綾子の名言|打たれ弱いタイプの部下にはやんわりと


「何を指示したいか」という内容が定まったところで、まずやるべきことは、「相手がどんな性格か」をきちんと見抜くこと。見抜いたうえで、相手のタイプに有効なクギをタイミングよく刺していくことが大事です。

佐藤綾子の名言|相手によって言い方を変えることが大切


「ひとつよろしく」だの「うまくやっておいて」だの言っていたのでは、肝心の指示のダメ押し、つまり「とどめのクギ」はスッポ抜けるばかりです。肝心なことは、命令や指示を出す側が、相手にちゃんと「約束を守らせる言い方」を最初から工夫することです。

佐藤綾子の名言|指示を出すときは「約束を守らせる言い方」を


最近はメンタルな面で「打たれ弱い」部下も増えていて、部下の精神的傾向や性格にまで配慮しながら指示をしないと、組織がうまく回っていきません。

佐藤綾子の名言|部下の精神的傾向や性格にまで配慮しながら指示をしないと、組織がうまく回らない


できもしないのに、「あ、それくらい簡単ですよ」と即答して引き受けるような自信過剰な人に注意するときは、本人の鼻を折らず、他社の優秀な例などを挙げて「婉曲クギ刺し」が有効です。

佐藤綾子の名言|自信過剰な部下に注意するときは婉曲的に


「姿勢」は人に与える第一印象を形成する大きな材料。人は「姿勢」から、さまざまなメッセージを発信しています。相手が自分の目の前にまで来なくても、離れたところでわかってしまう。これは大変恐ろしいことです。

佐藤綾子の名言|姿勢は重要


聞いて9割、話して1割。

佐藤綾子の名言|聞いて9割、話して1割。


「人は否定的感情が心にいっぱいな時、相手の話を聞くことができない」というのは、心理学の原則です。疲れた、悲しい、落ち込んでいるといった心の状態だと、相当いい話を聞いてもちっとも内容が耳に入ってこない。

佐藤綾子の名言|人は否定的感情が心にいっぱいな時、相手の話を聞くことができない


傾聴力のポイントは3つです。

  1. 相手の感情をきちんと聞き分け、さらにその感情をきちんと受け止めて、言葉の裏の真意を読み取る、徹底した「感情移入の力」。
  2. 自分の感情に振り回されずに、相手の話に全神経を集中する「感情コントロールの力」。
  3. 聞いた話の中から必要なことを聞き分けて、適切な質問を投げかけていく「質問力」。

佐藤綾子の名言|傾聴力の3つのポイント


人は原則的に、「相手が聞きたいことを話す」という癖があるのです。そんな原則の中で、相手の気持ちをより正確に読み取っていく。これが「傾聴力」です。

佐藤綾子の名言|人間の「相手が聞きたいことを話す」という癖を前提に聴く


誰の心にもコンプレックスがある。劣等感や優越感から自由になれる人はいません。皆がこの2つを持っている。

佐藤綾子の名言|誰の心にもコンプレックスがある


医師が患者に対する場合のように専門知識レベルが違う相手に向かうと、つい上から目線で一方的な高圧的発言をしがちです。ところがそれだと、聞き手の方からアイデアが出てこなくなります。社員を仲間にしてフレンドリーな言い方をして、そこから発想を得た方が得です。

佐藤綾子の名言|フレンドリーな言い方をして、そこから発想を得た方が得


ジャパネットたかたは庶民の欲求不満に応えて、商品開発を行い、当たっています。テレビでも、オーディオセットでもあまりにボタンがたくさんあると高齢者にアピールできない。創業者の高田明社長は実にそこをよく捉えていました。高齢者向けの商品では、「皆さん、いいですか。このオーディオは、扱うのはこの2つのボタンだけ。簡単でしょう。簡単ですね。すごいでしょう」とアピール法を変えています。トップや部下やクライアントの欲求不満を捉えて、その欲求が満たされるように新しい商機や製品をぶつけていくのがベストです。

佐藤綾子の名言|欲求不満を捉えて、その欲求が満たされるように新しい商機や製品をぶつけていくのがベスト


まずは、自分の予定した話の中から、絶対これを主張したいと思う選りすぐりの理念を持つ単語をピックアップしましょう。これを繰り返して伝えていくのです。そうすれば、自然に聞いた人々の心の中に、高揚感と共にその言葉が入っていきます。

佐藤綾子の名言|スピーチの効果を高めるには


「どのようなフレーズを繰り返し強調するのか」これはとても大切です。ジャパネットたかた・高田明社長のテレビでのプレゼンをデータ分析すると、この技法がいつも巧みに使われていることがわかります。「このブルーレイは、使い方が簡単で安い」という長所をアピールしようと思ったある日、彼はたった数分の間に「簡単で安い!」を6回連呼していました。テレビコマーシャルでは使える時間が限られているので、「何を繰り返すか」が入念に計算されています。このように聞いて耳に入りやすく、すぐに覚えてしまう言葉で相手の心にグイと食い入っていくスピーチ技法を、パフォーマンス学では「サウンドバイト(音の噛みつき)」と呼んでいます。

佐藤綾子の名言|サウンドバイトを活用したプレゼンを


会社でも根本精神がくるくる変わったら、社員はどこに照準を合わせたらいいかわからなくなります。根本は同じ。その上で、どれだけ流行を追っていけるか。これがトップの発信のポイントであり、腕の見せ所だと思われます。

佐藤綾子の名言|根本は同じ。その上で、どれだけ流行を追っていけるか。


組織が大きくなればなるほど、組織の一番下のメンバーが聞いても「なるほど、そうだ頑張ろう!」と思えるように、トップは自分の所信を前もって練り上げるのはもちろんとして、その演出方法までしっかり準備したいところ。

佐藤綾子の名言|自分の所信を前もって練り上げることが大切


信頼の両輪は「論理」と「共感」です。相手が納得する論理性が第一ですが、それだけでは足りない。「この人なら大丈夫」という共感があってこそ、信頼につながる。

佐藤綾子の名言|信頼の両輪は「論理」と「共感」


自己表現=パフォーマンスを、「目立つため」「中身のなさをごまかすため」の行為と捉える人がいますが、誤解です。中身が伴わなければ、やがて化けの皮は剥がれる。大事なのは中身。しかし、それが周囲に理解されなければ活躍できません。持てる力が信頼を得られないのは、もったいない。

佐藤綾子の名言|持てる力が信頼を得られないのは、もったいない


リーダーの引き際は実に難しいものがあります。これまで、引き際が本当に見事な経営者リーダーは何人もいました。そして、その人たちは辞めてからも引き際の立派さゆえに、多くの人の心をとらえています。ところが、引き際を間違えると「結局あの人はリーダーの器ではなかったのだ」ということに遡って判断されます。

佐藤綾子の名言|引き際を間違えると「結局あの人はリーダーの器ではなかったのだ」と判断される


会社の経営者や組織のトップでも、人前でスピーチをするならば、ぜひ次の4ポイントを守ってください。スピーチに圧倒的な力が宿ります。

  1. 出だしのユーモア
  2. たっぷりの声量
  3. 颯爽とした姿勢
  4. 最初に大きな微笑みを浮かべ、最後までキープ

佐藤綾子の名言|スピーチに圧倒的な力を与える4つのポイント



人間の頭はどこまで記憶できるか。アメリカの心理学者の研究によると「7つまでは記憶できる」という説もありますが、一般的には3つくらいのほうが人に聞いてもらえます。短時間でポイントを6点も7点も次々に話されると、それぞれの印象が薄くなります。そのため、「三本絞り」は、短いプレゼンの必勝法のひとつなのです。

佐藤綾子の名言|短いプレゼンの基本


社内会議などでも話がなかなか終わらない人がいますが、おのおのの持ち時間をきちんと守るのは、チームプレゼン必勝の最低条件と言えます。

佐藤綾子の名言|チームプレゼンの最低条件


信憑性は、にわかには身につけがたいので、ビジネスマンが信憑性の力をつけようと思ったら、日頃の実績を積み、決して嘘を言わない。これが一番大事なところです。

佐藤綾子の名言|信憑性をつけるには


プレゼンは、練習すればするほど進化します。場数を踏んだ人のほうが。プレゼンがうまいのは、一回ごとの真剣勝負がリハーサル効果を上げるためです。

佐藤綾子の名言|プレゼンは、練習すればするほど進化する


プレゼンで少しだけ自分自身の話をすると、相手が心の鍵を開きます。これを、パフォーマンス心理学では「自己開示」と呼びます。プレゼンの中にちよょっと自分の物語を織り込むと聞き手が乗ってきます。ただし、自慢話にならないよう気をつけてください。

佐藤綾子の名言|プレゼンの中にちよょっと自分の物語を織り込むと聞き手が乗ってくる


笑顔は、言葉が伝わらなくても自分の意思が相手に伝わっていく、最強の「非言語表現」です。

佐藤綾子の名言|笑顔は最強の「非言語表現」


「あの人が言うから、本当だ」「あの人が言うからたいしたことではあるまい」。どちらも、会社や団体でもよく聞こえてきそうな発言です。語り手が醸し出す信憑性、つまり本当らしさや信用は、プレゼンの中では最も付け焼き刃が利かないことです。

佐藤綾子の名言|プレゼンで付け焼き刃が聞かない部分


人は年をとると感性が鈍るとともに、表情をつくる筋肉が硬くなり、笑わなくなってしまいます。仏頂面と決別するには、鏡を見て表情をつくること。歯磨きをするときに自分の顔を見て表情筋を鍛えてみてはどうでしょうか。

佐藤綾子の名言|仏頂面と決別するには


仏頂面で威圧的な人は最初の1秒で大損をしています。顔で称賛や驚きの表情を示すことができず、良い人間関係ができないからです。部下に「キミを頼りにしている」「頑張ってくれよ」と言ってもまったく響きません。

佐藤綾子の名言|仏頂面で威圧的な人は大損をしている


自分を信じてリラックスして聞いているからこそ修羅場で攻撃ポイントが見つかる。

佐藤綾子の名言|自分を信じてリラックスして聞いているからこそ修羅場で攻撃ポイントが見つかる


社内で部下や同僚と話すとき、最もコントロールが必要な感情が、自分の中の「怒り」や「責め」の気持ちです。例えば、「あいつがしていることは、ろくなことではないだろう。本当に困ったヤツだ」といった「責め」の気持ちがあれば、何を言われてもすべてネガティブにとらえて聞くので、相手が言っていることの正当性がわからなくなってしまいます。そのため、相手に対して「責め」の気持ちで話を聞くのは、判断ミスに繋がります。逆に、自分が猛烈に嬉しくて有頂天になって浮かれていると、部下が持ってきた深刻な話が耳に入りません。

佐藤綾子の名言|判断するときは感情を入れない


「明日、僕のプレゼンに質問が出ないといいけれど……」と思う日本人は多いものですが、質問をネガティブな行いだと思うのは誤解です。建設的な内容であれば多く質問が出たほうが、より的が絞られ、不明点は質疑応答の中で自然に解決され、よりいい仕事や企画に仕上がっていきます。相手の話をよく聴いて、質問は個条書きに絞って、短く、的確に訊くこと。そして、答えるほうも的を絞って答えることが肝心です。

佐藤綾子の名言|プレゼンで質問が出るのはいいこと


人はよい感情よりも、否定的感情を持ちやすく、心に否定的感情があるときには、相手の話が耳に入らない。そして、人は否定的感情こそ、人に聞いてほしい。これが人間の心理の原則だということが挙げられます。

佐藤綾子の名言|人はよい感情よりも、否定的感情を持ちやすい


日本人の場合は特に、「質問するのは、相手を非難していると取られるのではないか?」という恐れもあるため、質問すること自体が苦手です。そのため、「ここだけ一点、質問です」と前置きを言ってから質問を始めると、だいぶ気が楽になります。

佐藤綾子の名言|質問への苦手意識を克服するには


最初に、相手の言葉の真意までよく聴き取って仕事をしたかが問題です。それができていないせいで、忙しいわりには仕事が取れなかったり、うまく進まなかったりするわけです。

佐藤綾子の名言|仕事が上手く進まない理由


一生懸命やったけれど、努力して時間を使ったわりには成果が何も上がらなかった。疲れるだけで、何もいいことがなかった。そんなことは、私たちのビジネスシーンにもよく見られるものです。その大きな理由のひとつは、仕事を始めるにあたって、最初から「相手が何を欲しているか」という欲求をしっかりと聴き取っていないことです。

佐藤綾子の名言|仕事の成果が上がらないのは相手が何を欲しているかを聴き取っていないから


相手がずいぶん失礼なことを言ったり、微に入り細に入り、時にはネチネチと攻撃してくる場合があります。そんなときは「そうおっしゃるのも、ごもっともですね」とひとこと言ってみてください。本当に「ごもっとも」と思っていなくていいのです。「あなたの質問を受け入れましたよ」というサインを発信しましょう。そのことでほんの一瞬ですが、相手は肩すかしを食ったような気分と、自分の意見が受け入れられたという満足感を同時に味わうことになります。その時間が大事なのです。

佐藤綾子の名言|攻撃されたときの対処法


誰だって自分が攻撃されたら攻撃し返したいと思います。けれど反応したらダメなのです。心の中でムカッとしても結構。でも反応してはいけない。行動で反応した時に相手の挑発に乗って巻き込まれてしまいます。

佐藤綾子の名言|相手の挑発に巻き込まれないためには


人間が焦ったときに一番はっきり分かるのは、視線のうろつき。簡単に言えば、黒目が白目の中で左右に大きく動く「泳ぎ目」。そして、下唇を上の歯の下側に噛み込む「下唇の噛みしめ」、舌先を出して下唇をなめる「舌なめずり」です。

佐藤綾子の名言|人が焦ったときに出る仕草


単に利益追求だけでなく、人材教育や社会貢献にも力を尽くしていることが、結局は会社のブランド力を高めることにもなっている。社会性があること、つまり社会に対して何らかの貢献をしている仕事であることが、企業のモットーやビジョン、パンフレットなどに明示される時代になった証でしょう。その方がトップも仕事がしやすく、また社員も誇りを持って働くことができるのが、今の時代の特徴のひとつだと思われます。

佐藤綾子の名言|利益追求だけでなく、人材教育や社会貢献にも力を尽くしていることが、結局は会社のブランド力を高める


大事なのは、「楽観主義(オプティミズム)」と単なる能天気とは違うということです。能天気な人のことを「楽天家」と呼びますが、何の努力もしなくてもいつか自分は成功すると言っているのは単なる白昼夢で、これは正確な心理学分類ではオプティミストとは違います。楽天家は危機がくることを予測していないので、危機がくると一気に潰れます。楽観主義者は危機がきてもそれを乗り切る能力が自分にあることを信じている人です。

佐藤綾子の名言|楽観主義と脳天気は違う


佐藤綾子(心理学者)の経歴・略歴

佐藤綾子、さとう・あやこ。日本の心理学者。長野県出身。信州大学教育学部卒業、ニューヨーク大学大学院パフォーマンス研究学科修士課程卒業、上智大学大学院博士課程満期修了。国際パフォーマンス学会専務理事・理事長、実践女子大学教授、社団法人パフォーマンス教育協会理事長、日本大学芸術学部研究所教授などを務めた。著書に『自分をどう表現するか』『一瞬の表情で人を見抜く法』『なぜあの人は尊敬されるのか』他多数。


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