佐藤究の名言
佐藤究のプロフィール
佐藤究、さとう・きわむ。日本の小説家。福岡県出身。『サージウスの死神』で群像新人文学賞優秀作を獲得しデビュー。『QJKJQ』で江戸川乱歩賞、『Ank: a mirroring ape』で大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞を受賞。
佐藤究の名言 一覧
乱歩賞を受賞したとき、「賞は格闘技でいうとチャンピオンベルト。次作以降の防衛戦でも評価を受けたい」と言いました。チャンピオンになった後、みんなが見たいのは秒殺か死闘のどちらか。勝ち負けは別として。
学者は仮説を出すにも論文をつくらなければいけませんが、小説家はその必要はない。学者ができない分、できるだけ大きい仮説を打ち出すのが、小説家の社会的役割かなと思っています。
この小説の核となる説も僕の創作。とはいえ、最初は「そんな話、あるわけないだろう」と自分自身でも信じていません。それを「あるかもしれない」「確かにあった」というところまで持っていくために、資料をスクラップした自作の「ゲシュタルト・ブック」を使っています。よく海外ドラマで、停職中の刑事が事件の写真を部屋にべたべたと貼っていますが、あんなイメージです(笑)。
編集者からは、読者には難解だろうと言われましたが、僕はそうは思いません。考えてもみてください。ものを深く考えることを避けようとするいまの世の中にあって、ミステリーの読者はわざわざお金を払ってまで謎に取り組もうとする人達なんですよ。そういう皆さんが相手なのだから、何を書いてもわかろうとしてくれることでしょう。業界が思っている以上に、読者は頭がいいはずです。そして、僕は、そんな方たちが「あいつの書くものなら面白いに違いない」と信頼してくれるような作品を書きたいのです。
佐藤究の経歴・略歴
佐藤究、さとう・きわむ。日本の小説家。福岡県出身。『サージウスの死神』で群像新人文学賞優秀作を獲得しデビュー。『QJKJQ』で江戸川乱歩賞、『Ank: a mirroring ape』で大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞を受賞。
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