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佐藤浩市の名言

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佐藤浩市のプロフィール

佐藤浩市、さとう・こういち。日本の俳優。東京都出身。多摩芸術学園映画学科在学中にNHK『続・続事件』でデビュー。その後、数々の映画、テレビドラマに出演。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめ多数の賞を受賞。

佐藤浩市の名言 一覧

八方手を尽くしてもその仕事に魅力がないのか、まだ試してないことがあるのか。仕事に行き詰まるたびに自分に問い続けるしか、現状打破はできないんじゃないですかね。


自分が楽しいと思わなければ、いい仕事ができないなんて意識ではプロ失格。「楽しくない」と思う現場だからって、投げ出してたら何にもならない。その仕事に対する取り組み方を自分で変えることが必要。


30何年俳優をやってきて思うのは、言われたことだけやっているやつから潰れていくんだよね……口に出しては言えないけど(笑)。


「そんなものつくったって誰も観ないよ、浩市さん」って言われるような作品でも、自分たちがどうしてもやりたいと思って、観たいと思う人が一人でもいてくれたら、つくる意味はある。


完全にオフの時間は本当に何も考えないようにしている。家でのんびり過ごすことが多いですね。


予定調和にしたくないから本気でぶつかってこい。中途半端な演技だったら受け付けねえぞ。
【覚え書き|撮影前に共演者に語った言葉】


ホン(脚本)を読んでも、まず書いてあることを疑う。これを三次元に起こした時に、自分は何を付け加えることができるのかと考えます。


僕もこの仕事に対して正直、「道半ば」としか言いようがないんですよ。


僕自身は勤め人の経験がありませんから、できるだけ警察や広報についての情報を集めて、後は想像するしかないですよね。これはどんな人物を演じるときでも、心がけていることです。


期待していたのとは、現場の事情が違ったとしても、角度を変えて探せば、別のやりがいが見えてくるかもしれない。そんな努力すら放棄して、ただ単に「こんなの楽しくない」「思っていたよりも面白くない」とグチるだけでは、その先にチャンスは巡ってこない。


役者は好きな仕事ですけど、だからと言って、毎日の現場がすべて楽しいわけではない。感覚的には、2年毎に区切ってみると、楽しいのはそのうちの1か月半くらい(笑)。たぶん、そんなもんだと思いますね。


受けてみたけれど、実際に現場に入ったら、当初こちらが思っていた方向に進んでいかない仕事は多々あります。そういう場合は、何か一つ、自分の中でこれをやろうと打ち込むポイントを見つけますね。徹底して照明の明るい場所で映ろうとか。


オフの何も考えない時間があるから良い演技ができるとは言い切れないけど、何かしらの好影響を与えていることは確かです。曖昧なオン・オフではなくて、100か0かみたいなメリハリのある時間が僕には必要なのでしょう。


集中力を維持するためにやっているのが、撮影現場でオン・オフのスイッチをこまめに切り替えること。ひとつのカットごとに役者のスイッチをオン・オフと切り替えています。


若い連中には現場での姿を見せるしかないですよね。我々が若い頃は当たり前のように先輩に怒鳴られましたけど、今は時代が違うし、俳優の仕事は伝承芸能じゃないから、自分から無理やり伝えて行こうとは思わない。ただ、向こうから興味を持って話を聞きに来てくれる人には、言えることは言います。


自分の中に嫌いなところを見つけるのは簡単だし、楽なんですよ。だったらいいところを見つけてやれよって思う。もちろん他人の中にもね。まあ僕もそう思えたのは……30過ぎぐらいからかなあ。若い時は自分ことが嫌いでしたから。気づくのが遅かったと思います。


いまは俳優の世界も一般論で語られてしまう。ただ逆に言うと、そういう閉塞感の中から、次の世代の子たちが、より自由なものを作りだしていくのかもしれないよね。本当は「俺自身が先頭に立って、全部を改革していく!」くらいのことを言った方が正しいんだろうけど。


組織にいないからこそ、組織というものを、組織にいる人間というものを客観的に見られる部分はあると思います。僕は長くて3か月の撮影期間でさよならできる人たちと仕事をしていますが、ずっと同じ人たちといる仕事というのはどういうことなのか……どっちにもしんどい部分と楽な部分があるだろうなと思ったりもする。


口ではまともなことを言いながら、俺はどれだけ嘘をついているんだろうと思う瞬間があったりする。だからといって自分を嫌いになるのは違うと思っていて。それは一番楽な方法なんですよ。嫌ったふりをすればいいだけだから。好きになれる自分を作ったほうがより建設的で前向きなんじゃないかなと思う。


僕は仕事では組織に属したことがない人間で。昔、(映画監督の)相米慎二に「お前、サラリーマンをなめてるかもしれないけど、サラリーマンが一番面倒くさいんだぞ!」って言われたことがあって。確かにそうだよなあと。僕はネクタイを締めたくなくてこの仕事を始めたわけですが、あっち側のことをまったく知らないのに演じるなんて、おこがましいよなと。それ以来、自分がやる職業については、浅いながらも勉強させていただくようになりました。だから一般の人より警察官や医者については詳しいですよ(笑)。


昔は自分で演技の図面を書いたら、その通りに進めたかったんですよ。映画とかドラマというのは順撮りというのはほとんどないわけで。そうすると、ある程度自分で図面を作っておかないと、あとでピースがはまらなくなるんです。でも最近は、図面を作ってはおくんだけれど、やっていくうちにちょっと違ったな、図面通りにならなかったなっていうことを受け入れるようになった。こう修正すればいい、OK! つながってる! と思えるようになったんですよね。その時に起きたことのほうを取り入れたほうが面白いな、と。


「30歳の時に思い描いた50歳」「40歳の時の60歳」「20歳の時の30歳」でもいいや、あんなに大人だと思っていた年齢に自分がなってみると「案外大人じゃねえな」って感じますよね。そういうことを感じながら歳を重ねていくものなんだと思う。ただ……俺が子供の頃には、かっこいいなっていう大人がいっぱいいたよね。いろんな人が、かっこよかったですよ。


佐藤浩市の経歴・略歴

佐藤浩市、さとう・こういち。日本の俳優。東京都出身。多摩芸術学園映画学科在学中にNHK『続・続事件』でデビュー。その後、数々の映画、テレビドラマに出演。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめ多数の賞を受賞。