佐藤公平の名言

佐藤公平のプロフィール

佐藤公平、さとう・こうへい。パチンコホールを展開するダイナムの社長。東京都出身。東京農工大学卒業後、米国テネシー工科大学修士課程修了。アドバンテスト、コダックなどを経てダイナムに入社。その後、社長に就任した経営者。そのほか、パチンコ・チェーンストア協会副代表幹事などを務めた。

佐藤公平の名言 一覧

継続は力なりです。一気に起死回生できる手などというのはあり得ない。それがやっぱりサービス業の本質だと思います。


全従業員に「継続は力だよ」と繰り返し言っています。継続することが力。逆に言うと、継続しなかったら力にならない。


当社はサービス業ですから、従業員のレベルが会社のレベルに直結します。だから、採用や教育というのは、もう最大のテーマだと思います。


一過性で何かいいアイデアで当てたとしても続かなかったら意味がありません。こつこつ継続していくことが強い。


企業が将来ずっと、社会に役立つものとして残っていくためには、個社だけ頑張ってもダメで、業界が変わり、業界のイメージから変わってもらわないといけない。


大木もあれば草木もある。動物に昆虫、大小さまざまな生き物がそれぞれに努力すれば生きる場所を見つけられます。そんな天然の森に倣って、メーカー、店舗、お客様が共生できる業界づくりに貢献していきたい。そして、パチンコホールを未経験者でも安心してきていただける身近なものにしていきたい。そう思っています。


ホール経営の大きなコストを占めるパチンコ機械の値段がなぜ高くて、しかも卸値がほぼ一律なのかといえば、メーカーの力が強いからです。家電メーカーとスーパーなど流通業の関係もかつてそうでした。しかし、お客様が求めるものを提供し、新しいお客様を開拓していくためには、共存共栄の関係へと変ええてゆく必要があります。


パチンコ未経験者を掘り起こすため、信頼の森ではパチンコが嫌われる2大要素、「タバコの煙」と「騒音」を解決しようと考えました。煙草に関しては喫煙ルームを設置して完全分煙。ホールにはウィルスや細菌を99%無力化する空気清浄システムを設定しています。騒音に関しては機械の発する音量や振動をできるだけ抑制しています。


アメリカで生まれ日本でも流通や外食産業が導入しているチェーンストア理論は、消費者の立場を第一に据えて商品やサービスを提供する考え方です。ダイナムは業界で初めてチェーンストア経営を導入し、店舗の標準化や郊外への店舗展開など、徹底したローコスト化努力でお客様に利益を還元してきました。


善人ぶりたいわけではないが、地域の一員として認めてもらうため、各店舗の店長の判断で、従業員を地域の清掃活動や、花火大会の手伝いなどに参加させています。


この業界は新卒の女性の離職率が高いんです。特に店舗勤務だと、社内のコミュニケーションはなかなか取れないので、孤立してしまいます。そこで最近はメンターという形で、女性の先輩を1対1でつけています。その人に良い相談役になってもらっています。それでかなり離職が止まってきています。


見ていますと、例えばストアマネジャーやスーパーバイザーまでは要領がいい人でもなれるんです。でもそれ止まりなんですね。営業部長になるには、やはりこつこつと努力し続ける人がなれる、という感じがしますね。


先輩から後輩に、日々の仕事の中での教育が大事だということで、部下を教育して結果を出すことも評価項目に入れました。部下の結果がよくなったかどうかも、その上司の評価の対象だということです。


チェーンストア経営について、幹部社員にはしっかり教育しています。教育といっても難しいものではなくて、先輩企業や成功企業に学ぼう、ということです。ダイエーやセブンイレブン、イオンや最近ではユニクロなどですね。社員同士、切碓琢磨しながらの勉強です。


当社はお店を標準化しているので、それによって無駄を減らせたり、非効率さを減らせます。従業員の給料をカットするのではなく、仕事をシンプルにして、1店舗あたりの労働時間数を減らすなど、経費削減はまだまだ可能です。


当社はパチンコを地域のインフラにしたいというビジョンを掲げています。スーパーやコンビニのように地域に根差した、なくてはならない存在を目指しています。パチンコを誰もが気軽に楽しめる日常の娯楽へと変革するのが当社の使命だと考えています。


いま香港には兄の佐藤洋治(ダイナムジャパンホールディングス取締役会議長)が転居して定住しています。それで、香港におけるいろいろな人脈が持てるようになりました。


どこも同じですが、どうしても目先の利益、お店にどうお客を呼ぶかが優先されがちです。ですが、それだけでは企業の発展はありません。業界の将来をどうしていくかを考えなければいけない。


私利私欲のためではなく、社会に役に立つ企業となること、社会に必要とされる企業になることが大事だと考えています。そのためには消費者の側に立って、消費者に対する利便性、サービスを提供することです。それをベースにして会社を組み立てていくのが基本です。この軸はブレないように、しっかり守っていこう、という思いでやってきましたし、今後もここだけはブレないようにしたいと思っています。


ダイナムが1社で業界を変えようといっても簡単にはいきません。そこで、ダイナムとしてできるのは、業界における影響力を高めていくことです。そのために店数を増やしていくことが一つであり、それと並行して、手本となる企業になることです。ああなるほど、こういうホールかと、他社に真似してもらえればと思います。そういう企業を目指す努力をしていくしかないと思っています。


東日本大震災では、震災後早い段階で現地を回りました。当社の被害も甚大で店舗だけでなく、自らの生活も維持できない従業員もいました。そこで全社を挙げて早期の営業再開を図りました。阪神淡路大震災で「今のつらいことを一瞬でも忘れられる」「店の明かりに勇気づけられた」という反応をいただいていたからです。「営業を自粛しろ」とバッシングの声も大きかったのですが、営業再開すると「寂しかったから、人が集まる場所があって安心する」など、好意的なお言葉を多数いただきました。


佐藤公平の経歴・略歴

佐藤公平、さとう・こうへい。パチンコホールを展開するダイナムの社長。東京都出身。東京農工大学卒業後、米国テネシー工科大学修士課程修了。アドバンテスト、コダックなどを経てダイナムに入社。その後、社長に就任した経営者。そのほか、パチンコ・チェーンストア協会副代表幹事などを務めた。

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