住谷栄之資の名言

住谷栄之資のプロフィール

住谷栄之資、すみたに・えいのすけ。日本の経営者。テーマパーク「キッザニア東京」などを運営するキッズシティージャパン社長。和歌山出身。慶應義塾大学商学部卒業後、藤田観光へ入社。香川県直島開発プロジェクトを担当したのち、入社5年目で学生時代の先輩とともに株式会社WDIを創業。ケンタッキー・フライド・チキンのフランチャイジー、トニーローマ、スパゴ、カプリチョーザなどのライセンス獲得など飲食事業を幅広く展開。同社社長を務めたのち、60歳で退職。友人の紹介でメキシコのキッザニアの存在を知り、キッズシティージャパンを設立し、同テーマパークのライセンスを取得し、日本で開業。人気を博した。大学生時代、水球全日本代表選手に選ばれた。

住谷栄之資の名言 一覧

パンをつくる場合、パンのつくりかただけを知っても足りない。


ビジネスの話し合いでは、まずは相手との人間関係を深める必要があるでしょう。相手に信用されるための努力をすべきだと思います。


キッザニアのときだけでなく、これまでの海外勤務を振り返ってみても、やはり、自分を素直に表現するのは重要です。加えて、グローバル化の視点からも、「生のコミュニケーション」は大事なんです。その意味でも、いま、私は若い社員と心を通わせる努力をしています。


失敗やトラブルがあって気持ちが落ち込みそうになったときは、「今日からスタート」「いまからスタート」と自分に言い聞かせて、気持ちを切り替えるようにしています。過去は変えられませんから。


ビジネスで成功するために大切なのは、人間の感情や心理というものをよく知ることだと思うんです。モノやサービスが売れるのも、結局、人の気持ちが動くからなのですから。


いくら技術や知識があっても、体力がなくてはビジネスには勝てません。だから私は、最低週二日は水泳やスカッシュなどで汗を流すようにしています。


毎日同じ新聞を読み、同じテレビを観て、同じような人と会っている。それでは、凡庸な発想しか出てきません。


若いころから、外国人と仕事を通じて丁々発止でやり合ってきた経験が大きいと思います。最初は英語もろくに話せませんでしたし、いろいろと大変でした。


誰にも邪魔されないところで、一人静かに自分を振り返り、次の戦略を練る。これは昔からずっと続けている習慣です。そういう時間の大切さも、いつかキッザニアで子供たちに教えていけたら面白いかもしれません。


私は毎朝30分間、布団の中で、「あの決断は本当に良かったのか」「部下を叱ったときの自分の精神状態はどうだったか」などと、昨日の自分を棚卸します。会社全体の戦略や方向性を考えるのも、実はこの時間が多いんです。日中は会議やアポイントの連続で、一人になれることは滅多にありませんから。


お勧めしたいのは、自分の人脈やスキルといった「財産」を定期的に棚卸してみることです。たとえば人脈なら、「あの人の先にはどんな人がいるかな?」というところまで見直してみる。そうすると、意外と自分が多くの財産を持っていたり、それを十分に活用できていなかったり、といったことに気づくと思います。


精神面のタフさは仕事の中で鍛えられる面が大きいです。レストランの仕事というのは、お客様と常に接していますし、日々いろいろなことが起きるわけです。まさに、心の揺さぶりだらけの毎日でしたよ。


「それで自分はどうしたいんだ?」と常に自分に問いかける習慣をつけることが重要です。いまの若い人は、状況説明やできない理由の説明は上手いのですが、「結局どうしたいの?」と聞くと、途端に口ごもってしまうことが実に多い。それは、自分の意見がないからに他なりません。要するに、自分が意見を言うと、結果に対して責任をとらなければならなくなってしまうのが嫌なのです。


人間の感情や心理をより深く理解するためには、「心のゆさぶり」が起きるような経験をたくさんして、様々な感情を自分で経験するしかありません。仕事なら真剣に本気でやってみる。そうすると、喜怒哀楽いろいろな感情が湧き起こってきて、感情の揺れ幅はどんどん広がっていくはずです。


発想の幅を広げるのに、べつに海外に行かなくてもいいんです。心や感情が大きく揺さぶられるような体験ができれば。いまの職場で、上司におもいっきり自分の意見をぶつけてみるとか、そういうことだっていいんです。


旅行で現地の人とちょっと親しくなるくらいでは、発想の幅は大して広がりません。やはり仕事を通して、建前ではなく本音と本音でぶつかるような経験をしないと駄目でしょう。


アメリカ人は身体が大きく、一緒に食事をしてもものすごい量を食べるので、それだけで圧倒されてしまったこともありました。でも、だんだん慣れてくると、中身は同じ人間なんだということが肌でわかってきます。


自分で自分の幅を狭くしてしまっている人が多い気がします。失敗を恐れてチャレンジしない。商社マンも、昔は海外勤務希望が当たり前でしたが、最近の若手の中には希望しない人が結構いると聞きます。


私の場合、嘘はつかずに喜怒哀楽の表現もそのまま伝えます。「本当はこう思っているけれど、言うのはやめておこう」などということはないんです。どんな場面でもそうしています。本心を伝えないと、あとで必ず整合性が取れなくなるからです。それならば多少ズバズバと切り込んでいくくらいの方がいいと思います。


会話のテクニックは考えません。考えすぎて気もそぞろになり、対話が上手くいかないのでは、本末転倒ですから。


営業の際には、突然訪問するよりも、事前に「このような趣旨でお伺いします」と、相手にはっきり伝えた方がいいと思います。相手は、資料に目を通すなどして、事前に質問や回答を用意できます。そうすれば、商談も効率的に進むはずです。突然の訪問で、その意図もわからない相手から、唐突に商談を持ちかけられても、相手は身構えてしまうだけです。


人間は理論より感情で動きます。「この人は肌に合わないな」「嫌だな」と感じる相手より、「この人は約束を守る人だ」「信頼できそうな人だな」と感じる相手の方が、当然、仕事がやりやすい。信用を得たあとは自然と相手との距離が縮まります。信じて欲しいと言うだけでは駄目で、実行することがポイントです。


キッザニアの開業準備で一番大変だったのが、スポンサー探しでした。まず苦労したのが、なぜメキシコのテーマパークなのかということ。欧米の産業なら受け入れるが、メキシコではよくわからないという固定観念にとらわれた人が多かったのです。それに、運営するには広大な場所が必要でしたから、出店場所を探すのも一苦労でした。とにかくキッザニアの社会的意義や将来性を訴え続けました。


様々な事業を手掛けてきた私からすると、自分の思いを伝えられても、その先にある目的を達成できなければ意味がありません。そのためにはやはり、ベースとなる人間関係を構築したうえで、確固たる思いに基づいて話すことが大事だと思います。


いくら話しても伝わらなければ駄目です。しかし、相手や状況によって異なるため、会話の方法に正解はないと思います。すべてはケースバイケースです。ただ、そのなかでも共通して言えることとして「相手のことを念頭に置く」「思っていることを正直に話す」。このふたつはどんな場面でも大事です。


伝えるというのは、一方通行ではなくコミュニケーションですよね。コミュニケーションの狙いは、最終的に相手に本当に理解してもらうことです。自分勝手に考えず、相手の気持ちや立場などを慮る。これはいわば、ホスピタリティ(おもてなし)の視点でもあります。


私は「進化する科学技術、退化する人間力」という言葉を心に留めています。私たちの生活は、科学技術の進化によって便利になった一方で、それに慣れすぎてしまっているようにも思います。テレビのチャンネルはわざわざ替えにいかなくても、リモコンを使えばいい。洗濯物は手でゴシゴシ洗わなくても、洗濯機がやってくれる。でも、そうして自分で考えたり動いたりせずに身を任せてしまっていると、人間が本来持っている生きる力が退化してしまうような気がするのです。


医療も発達して、超高齢化社会を迎えています。しかし、できるだけ医療に頼らず健康に天寿を全うするにはどうすればいいのかを、自分で考えて向き合うことが、大切だと思います。


エレベーターやエスカレーターを利用したり、電車やバスで空席に座ったりするのも、特に考えずにやっていることではないでしょうか。私は自分で意識して、エレベーターやエスカレーターはなるべく使わず、電車やバスでは席が空いていても立っています。それだけでちょっとした運動になる。当たり前になっていることでも、自分でちゃんと考えてみることが必要だと思いますね。


子供が仕事を体験すると、親の仕事に興味を持つようになる。「今日はこんな感じの仕事をしたよ。お父さんは普段どんな仕事をしているの」と。そこから話題が生まれるのです。


住谷栄之資の経歴・略歴

住谷栄之資、すみたに・えいのすけ。日本の経営者。テーマパーク「キッザニア東京」などを運営するキッズシティージャパン社長。和歌山出身。慶應義塾大学商学部卒業後、藤田観光へ入社。香川県直島開発プロジェクトを担当したのち、入社5年目で学生時代の先輩とともに株式会社WDIを創業。ケンタッキー・フライド・チキンのフランチャイジー、トニーローマ、スパゴ、カプリチョーザなどのライセンス獲得など飲食事業を幅広く展開。同社社長を務めたのち、60歳で退職。友人の紹介でメキシコのキッザニアの存在を知り、キッズシティージャパンを設立し、同テーマパークのライセンスを取得し、日本で開業。人気を博した。大学生時代、水球全日本代表選手に選ばれた。

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