似鳥昭雄の名言

似鳥昭雄のプロフィール

似鳥昭雄、にとり・あきお。日本の経営者。家具・生活雑貨のニトリの創業者。樺太(サハリン)出身。北海学園大学経済学部卒業後、広告代理店に入社するも、営業成績が悪く半年でクビになる。その後、23歳で似鳥家具店(のちのニトリ)を創業。同社を東証一部上場企業に育て上げた経営者。

似鳥昭雄の名言 一覧

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私はまだ20代という気持ちでやっている。死ぬまで現役でいたい。

似鳥昭雄の名言|私はまだ20代という気持ちでやっている。死ぬまで現役でいたい


だらしない、寝坊をする、人前で話せない……。私は短所の多い人間です。でも短所があってこそ長所は見つかります。もし接客ができないという短所がなければ、私が仕入れの面白さに気付くことはなかった。だから「短所あるを喜び、長所なきを悲しめ」といつも思っています。

似鳥昭雄の名言|短所あるを喜び、長所なきを悲しめ


とにかく人のやらないことをやれというのがうちの方針です。他社のいい商品を真似するのも悪くないですけれど、目指すのはこの世にないものを作ることです。

似鳥昭雄の名言|とにかく人のやらないことをやれ


お客様に「儲かったな」と思っていただけなければ、また店に来てもらうことはできない。

似鳥昭雄の名言|お客様に「儲かったな」と思っていただけなければ、また店に来てもらうことはできない。


挑戦しようと思うから、必死になる。自分の力でどうにもならないから、誰かの力を借りようとする。

似鳥昭雄の名言|挑戦しようと思うから、必死になる


ライバルたちと私の差は、現場を見ていたかどうかということだけ。

似鳥昭雄の名言|ライバルたちと私の差は、現場を見ていたかどうかということだけ。


私は劣等感の塊でその代表だから、努力しかない。私ができるのは、人は育ててやれば誰でもできるようになるのだということ。

似鳥昭雄の名言|努力しかない



常に若い世代のお客様を取り込んでいかないと、時代に乗り遅れる。百貨店はもう老化している。

似鳥昭雄の名言|常に若い世代のお客様を取り込んでいかないと、時代に乗り遅れる


私は常に逆の発想。土地も株も上がっている時に買うのではなく、底の時に買わないとダメ。底についたことを見極める目が大事。

似鳥昭雄の名言|私は常に逆の発想


人は誰でも苦手なものがあるし、また得意なものは本人も分からないんですよ。上司も分からない。やってみなければ分からない。未知のものなんです。だから、いろいろやらせてみる。

似鳥昭雄の名言|得意なものは本人も分からない


会社の特長を出していかないと戦いに勝つことはできない。我々は商品の品質・機能・安さ、あらゆる面でお客様に満足していただけるよう努力するだけ。

似鳥昭雄の名言|会社の特長を出していかないと戦いに勝つことはできない


壮大なビジョンから逆算して計画を立てないといけない。今立っているところから考えても、何も改革にはならない。モグラ叩きくらいの改善は改善とは呼べない。

似鳥昭雄の名言|今立っているところから考えても、何も改革にはならない


私も、欠点は山のようにあるし、長所は分からない。長所を探すのがビジネスの世界だし、世の中に出ての勝負になる。

似鳥昭雄の名言|長所を探すのがビジネスの世界


ロマンとビジョンをしっかり立て、きちんと育てれば誰でも成功へ向かって伸びていく。

似鳥昭雄の名言|きちんと育てれば誰でも成功へ向かって伸びていく


いまのような変化の激しい時代は、今までやってきたことを全部否定するぐらいの気持ちで改革していかないといけない。

似鳥昭雄の名言|今までやってきたことを全部否定するぐらいの気持ちで改革していかないといけない



まず商品が一番。お客様が買うか買わないかを決めるのは商品次第。いろいろな要素がありますが、まずはいい商品でなければならない。

似鳥昭雄の名言|まずはいい商品でなければならない


逆境こそが人、そして組織を鍛える。厳しいときこそ人は知恵を出す。

似鳥昭雄の名言|逆境こそが人、そして組織を鍛える


どんな迫害を受けようと、お客さんに喜んでもらえればいいという思いでやってきた。

似鳥昭雄の名言|どんな迫害を受けようと、お客さんに喜んでもらえればいい


ロマンとビジョンがあるから、意欲も出て諦めない執念も出てくる。ロマンとビジョンがない人は、途中で諦め、障害を認めてしまいがち。

似鳥昭雄の名言|ロマンとビジョンがあるから、意欲も出て諦めない執念も出てくる


売上とか儲けから入るのをまず否定し、人々が満足し、来てよかったと思ってもらうロマンと志を持とう。

似鳥昭雄の名言|儲けから入るのを否定する


市場の掘り起こしは、いくらでも、ナンボでも出来る。だから、まだその仕事は完成していないし、今は途中です。

似鳥昭雄の名言|市場の掘り起こしは、いくらでも、ナンボでも出来る


単価アップできたのは、値上げしたのではなく、中の上のクラスの商品開発をし、それをお客様に提案していったから。

似鳥昭雄の名言|値上げをしないで単価アップするには


過去は捨て去り、現状を否定する人が問題を発見できる。問題点を自ら見つけ出し、今までのやり方をガラッと変えていける。

似鳥昭雄の名言|過去は捨て去り、現状を否定する人が問題を発見できる


過去は過去だと考えて、いま現在の会社において素直に物事を吸収していくことが大事。

似鳥昭雄の名言|過去は過去だと考えて、いま現在の会社において素直に物事を吸収していくことが大事


同じシステムでやっているからダメなのであって、沸騰点に達したら全部をやり直し、人も仕組みも体質を全て入れ替えることが大事。

似鳥昭雄の名言|沸騰点に達したら全部をやり直し、人も仕組みも体質を全て入れ替えることが大事


やった結果、ダメだったら捨てていけばいい。たとえ失敗しても、何事も一度トライして学んでいけばいい。

似鳥昭雄の名言|やった結果、ダメだったら捨てていけばいい


私がやってきたことはどんどん否定してもらって、会社を成長させていってほしい。
【覚え書き|次期社長へのコメント】

似鳥昭雄の名言|私がやってきたことはどんどん否定してもらって、会社を成長させていってほしい。


わたしは障害を障害と認めず、一つのチャンスだと捉え、この壁を破れば一段と進化できると思ってやってきた。

似鳥昭雄の名言|障害をチャンスと捉える


時代遅れにならない店をつくるには、常に変化をさせていく必要がある。

似鳥昭雄の名言|時代遅れにならない店をつくるには、常に変化をさせていく必要がある


柔軟でなければならない。今までのやり方に固執する人はダメ。

似鳥昭雄の名言|今までのやり方に固執する人はダメ


継続や改善ではダメです。世間がアッと驚くようなことをやる必要がある。

似鳥昭雄の名言|継続や改善ではダメ


創意工夫とか、改善改革とか、考えるということを習慣化していかないと、社内競争にも勝ち残れない。

似鳥昭雄の名言|考えるということを習慣化していかないと社内競争にも勝ち残れない


社長が常に挑戦的な目標を掲げ、それを実現するために部下が必死になって付いていくのが理想。

似鳥昭雄の名言|社長が常に挑戦的な目標を掲げ、それを実現するために部下が必死になって付いていくのが理想


私がやってきたことを真似したり、続けたりしてはいけない。
【覚え書き|後継者に語った言葉】

似鳥昭雄の名言|私がやってきたことを真似したり、続けたりしてはいけない


円高・円安、好景気・不景気とこれまでも環境が激変してきました。波瀾万丈の方が、社員を鍛える絶好の場となる。

似鳥昭雄の名言|波瀾万丈の方が、社員を鍛える絶好の場


流れを先取りして、人より5年先にやらないといけない。

似鳥昭雄の名言|流れを先取りして、人より5年先にやらないといけない。


私は景気が良くなる予測は一度もしたことがありません。景気が悪くなった時に何をするかだけです。

似鳥昭雄の名言|景気が悪くなった時に何をするかだけ


米国でも「アキホーム」を出店していますが、当面は絶対に成功しないでしょうね。でも失敗した経験は後に生かせる。

似鳥昭雄の名言|失敗した経験は後に生かせる


前任者を否定して、新しいことをするのが社長。同じことを継続するようでは、社長に値しません。

似鳥昭雄の名言|前任者を否定して、新しいことをするのが社長


どうしたら競争に勝てるか? 先を見ることですよ。

似鳥昭雄の名言|どうしたら競争に勝てるか? 先を見ることですよ。


お客様のニーズを取り入れ、試行錯誤しているうちに結果的にそうなっちゃった。
【覚え書き|ニトリのビジネスモデルについての発言】

似鳥昭雄の名言|お客様のニーズを取り入れ、試行錯誤しているうちに結果的にそうなっちゃった


自分の頭がよくないことを知っているから、そのヒントを得るために、誰よりも現場をよく見ようとすることができる。

似鳥昭雄の名言|自分の頭がよくないことを知っているから、そのヒントを得るために、誰よりも現場をよく見ようとすることができる。


私は成功の見込みが5割を切っていようとも、それが顧客の幸せにつながるならやるべきだと考えている。それは志があるからだ。

似鳥昭雄の名言|成功の見込みが5割を切っていようとも、顧客の幸せにつながるならやるべきだ


私の人生は成功の歴史ではない。失敗にまみれながらも、諦めなかった挑戦の歴史だ。

似鳥昭雄の名言|諦めなかった挑戦の歴史


私は普段から、自分を着飾ることもごまかすこともしない。そんなことをしても、必ずボロが出るからだ。嘘はつけないし、つかない。

似鳥昭雄の名言|私は普段から、自分を着飾ることもごまかすこともしない


やってみなければ分からない。障害を憂慮するのではなく、やると決めてから障害を取り除けばいい。

似鳥昭雄の名言|やってみなければ分からない


大事なことはロマンとビジョン。便利な生活のために働くという志を持てば、どこに行っても通用します。

似鳥昭雄の名言|大事なことはロマンとビジョン


仕事は、思いつきで行動するよりもきちんと手順を踏んで考えていくことが大事です。

似鳥昭雄の名言|仕事はきちんと手順を踏むことが大事


自分のためだけにする努力よりも人の幸せのためにする努力の方がやる気が出る。

似鳥昭雄の名言|人の幸せのためにする努力の方がやる気が出る


競争が進歩を生むのですから、日本に外国企業が進出してくるのは私としては良いことだと思います。

似鳥昭雄の名言|競争が進歩を生む



お客様のことを考えて商売をすれば、お客様はきちんと応えてくれる。

似鳥昭雄の名言|お客様のことを考えて商売をすれば、お客様はきちんと応えてくれる。


ロマンとは人のために何かをすること、したがってロマンチストとは人のために何かをしたいと思い、またそれを実行できる人のことです。

似鳥昭雄の名言|ロマンとは、ロマンチストとは


以前は楽をするのが好きでしたが、誰かのためにと高い目標に向かって皆で努力する達成感を知ったあとは、たとえ休みがなくても仕事が楽しいのです。

似鳥昭雄の名言|仕事を楽しくするには


成功の秘訣は、顧客のためなら喜んで損をする覚悟にあり。

似鳥昭雄の名言|成功の秘訣は、顧客のためなら喜んで損をする覚悟にあり。


まわりと同じことをやっていてはダメ。

似鳥昭雄の名言|まわりと同じことをやっていてはダメ。


願望と実態は天と地ほどの差がある。

似鳥昭雄の名言|願望と実態は天と地ほどの差がある。


私は常にまわりと逆を行くように意識していました。景気が良いときは比較的抑え気味で、景気が悪いときはスピードをゆるめずに進むのです。

似鳥昭雄の名言|まわりとは逆を行くという選択


初めは少ない特徴でも2つ3つと増やしていく。これが抜きん出ると世界一になれる。その代わり業態で最も影響力のある特徴を持つ必要がある。

似鳥昭雄の名言|抜きんでた特徴を持つことが大切


私は自分達で調査したものでしか判断しません。評論家やアナリストの意見や指摘は参考にする程度です。

似鳥昭雄の名言|自分達で調査したものでしか判断しないことが大切


本当にお客様のためになっていれば必ず利益が後からついてくる。私たちはブーメラン効果といっています。

似鳥昭雄の名言|本当にお客様のためになっていれば必ず利益が後からついてくる


企業家はロマンとビジョンを持つことです。ロマンとは世のため人のため、ビジョンは10年先20年先の目標立てです。これを全従業員と共有し達成することが大切。

似鳥昭雄の名言|企業家はロマンとビジョンを持つことが大切


人生の目標を持つ前は自分の暮らしだけで精一杯だったのですが、持ったことでそれまでの消極的な考え方が180度変わりました。そうすると、休みなく働いていても全然辛くないのです。

似鳥昭雄の名言|人生の目標を持つことが大切


人のために何かをすることがロマンだと思います。私の場合は「日本人のために豊かな暮らしを提供したい」ということですね。このロマンを持ったことで、私の人生は大きく変わりました。

似鳥昭雄の名言|ロマンを持つことで人生は大きく変わる


常に刺激を受け、新しい発想を得ることが成長に不可欠。

似鳥昭雄の名言|常に刺激を受け、新しい発想を得ることが成長に不可欠。


密度を高めて仕事すれば、遊びの時間も自ずと生まれる。

似鳥昭雄の名言|密度を高めて仕事すれば、遊びの時間も自ずと生まれる。


27期連続増収増益できた秘訣は、徹底した品質主義です。

似鳥昭雄の名言|27期連続増収増益できた秘訣は、徹底した品質主義です。


最初の30年で商品づくり、人づくり、そして仕組みづくりをやってきた。

似鳥昭雄の名言|最初の30年で商品づくり、人づくり、そして仕組みづくりをやってきた


何が向いているのか、長所を探さないで終わってしまう人がほとんど。自分は駄目なんだと劣等感をもって一生が終わってしまう。これではいけない、挑戦が大事。

似鳥昭雄の名言|挑戦が大事


同じ家具であれば、3割以上の品質機能が上がること。商品の価格と品質機能、この差があればあるほどいいんです。英語でいえば、バリューがあるということになります。

似鳥昭雄の名言|商品の価格と品質機能、この差があればあるほどいい


逆境があるから、免疫もできます。逆境に対抗できるように、体力も筋肉質になって強くなっていく。いい時代が続くと、そのままの体質になって、それこそ脂肪が付いてダブダブになる。

似鳥昭雄の名言|逆境があるから、免疫もできる


会長になりましたから、細々した決裁事項から解放された。自分の好きなモノづくりとか、海外案件とか、そういうことに専念できる。

似鳥昭雄の名言|会長だからできること


これは昔からですが、人材育成が課題。継続成長に人材育成は欠かせない。

似鳥昭雄の名言|継続成長に人材育成は欠かせない


小売業というイメージがあると思うんですが、当社は製造物流小売業ですから、ものづくりと物流がポイント。お客様が欲しいと思える商品開発と物流で7割が決まる。

似鳥昭雄の名言|お客様が欲しいと思える商品開発と物流で7割が決まる


毎年、全商品の半分を変え、この世にないものをつくっていく。

似鳥昭雄の名言|毎年、全商品の半分を変え、この世にないものをつくっていく


私は社員への投資は惜しみません。社員が働きやすい環境をつくるのもトップの大事な役目です。

似鳥昭雄の名言|社員が働きやすい環境をつくるのもトップの大事な役目


一生懸命仕事に取り組むことで自然に元気が出ますから、その意味では最大の健康法は仕事なのかもしれません。

似鳥昭雄の名言|最大の健康法は仕事


一番大事なのは志、ビジョン。それがないと続かない。

似鳥昭雄の名言|一番大事なのは志、ビジョン。それがないと続かない。


環境は常に変化していますから、過去の成功は忘れ、新しい方法に切り替えていかなくてはいけません。

似鳥昭雄の名言|過去の成功は忘れ、新しい方法に切り替えていかなくてはいけない


重視するのは成功するまで諦めない執念深さです。様々なことを学び、失敗を恐れず、前向きに乗り超えていける人はどんどん伸びていきます。

似鳥昭雄の名言|失敗を乗り越えて伸びる人の特徴


当社では「頑張る」という言葉も使いません。「頑張る」なら、具体的に何をどう頑張るのかを示してもらわなくては言われた方も納得できません。

似鳥昭雄の名言|言葉は具体的に


従来と同じ方法では解決できないことが多いですし、基本は現状否定の姿勢で臨んでいます。

似鳥昭雄の名言|基本は現状否定の姿勢で


ロマンを持っていると何歳になっても人生の密度が変わらず濃いのです。ニトリの社員には80歳までの年間計画を書かせています。

似鳥昭雄の名言|ロマンを持っていると何歳になっても人生の密度が変わらず濃い


ビジネスに限らずとも、思い付いたことを実行するのとしないのとでは天と地の差がある。そこで成功するかどうかの道が分かれる。

似鳥昭雄の名言|成功するかどうかの分かれ道


若い頃は商売を楽しむ余裕もありませんでしたが、いまが一番楽しいんです。60代が一番楽しいかなと思っていたけれど、70代になってみていまが一番楽しいから、80代はもっと楽しいかもしれない。

似鳥昭雄の名言|80代はもっと楽しいかもしれない


受け身、守りの人は絶対にダメ。私が欲しい人材は、実績がありながらも、積極的にこれまでのやり方を変えていこうという人。過去の成功と、現在のシステムを変えて新しいことができる人が必要です。

似鳥昭雄の名言|受け身、守りの人は絶対にダメ


定期採用だけでは必要な人材を採れないし、スカウトしないで成功した企業もありません。だから私は「これは」という人に出会ったら、食事に誘い、一本釣りをするのです。

似鳥昭雄の名言|「これは」という人に出会ったら、食事に誘い、一本釣りをする


もちろん、間違える場合もあります。その場合は撤退。うちの場合、撤退は本当に素早い。景気かいいときは自重、悪くなったときに投資するのがうちの創業以来のやり方ですから。

似鳥昭雄の名言|撤退は素早く


実際の売れ行きを観察しながら判断しています。データを見て、そこから問題を発見して、そして原因と対策を繰り返していきます。

似鳥昭雄の名言|データを見て、そこから問題を発見して、そして原因と対策を繰り返す


当時は(渥美俊一)先生に半ば無理やり(ビジョンを)描かされたようなもんですけど、不思議なもので、寝ても覚めても「100店舗・売上げ1000億円」って言ってると、自分でもその気になってくるんですよ。

似鳥昭雄の名言|寝ても覚めても言っていると、その気になってくる


アメリカの家具店の視察に行ったとき、豊かさの価値観が変わってね。日本でもこの豊かさを実現したいと思ったんです。そして本格的に経営の勉強をはじめたんです。

似鳥昭雄の名言|日本でもアメリカのような豊かさを実現したいと思った


坪当たりの年間売上高は闇雲に高ければいいわけではない。競合を刺激しない適正な水準がある。

似鳥昭雄の名言|坪当たりの年間売上高は闇雲に高ければいいわけではない


経営者が勉強するのは先例を学んで時間を節約するためですが、重要なことは時間をかけて実践しないとわからない。

似鳥昭雄の名言|重要なことは時間をかけて実践しないとわからない


普通の人は難易度の高い順に5つ並んでいると、5番、4番、3番と簡単な方から手をつけます。でも、大事なのは1番、2番。

似鳥昭雄の名言|難易度の高い方から手を付ける


チョロチョロとどこかを接ぎ木して変えてもダメだ。もはやガラッとイチからすべて変えるくらいの改革が必要だ。

似鳥昭雄の名言|変えるなら大きく


リスクを自ら取り込む。リスクがないと社員は成長しない。

似鳥昭雄の名言|リスクがないと社員は成長しない


不景気の一番の利点は、社員が成長できることです。経済が上向きのときは、人間は成長しません。でも不況になれば、何とかしようと努力します。むしろ一番困るのは、好景気が長続きすることです。社員が成長しませんから。不況、大いに結構です。

似鳥昭雄の名言|不景気の最大のメリットは社員が成長すること


人材を育てるコツがあります。それは「高速配転教育」です。1年半ごとに部署をどんどん変えていくのです。入社以来、数年間同じ上司のもとについているなどということは、我が社ではありえません。次々に部署異動して新しいことを勉強してもらうのです。本人にとっては恐ろしいと思いますよ。やっと慣れたと思ったら、すぐに別の業務に就かされる。それが延々と続くわけですから。

似鳥昭雄の名言|ニトリの人材育成法


人間は現状を否定することからのみ成長することができます。取り柄ができてしまうと、どうしても守りに入ってしまいがちですが、それでは進歩発展していきません。昔は優秀だった人が、いまでは錆びついてしまって使い物にならないということはよくありますから。

似鳥昭雄の名言|現状否定からのみ成長できる


創造して破壊して、破壊して創造する。そのプロセスが大切なのです。

似鳥昭雄の名言|創造と破壊のプロセスが大切


人生において師を持つことは大切です。それも厳しければ厳しいほどいいのです。親父代わりとも呼ぶべき恐ろしい大師匠、渥美俊一先生の出会いがなかったら、現在のニトリはありません。
【覚書き|ニトリの創業期に渥美俊一氏からチェーンストア理論を厳しく指導されたことを振り返っての発言】

似鳥昭雄の名言|師は厳しければ厳しいほどいい


頭が切れてパーッと先回りできる人間はいるけれど、そういう人間は実は先々成長しません。「ウサギとカメ」のウサギと一緒で、途中で満足して飽きてしまったりするからです。

似鳥昭雄の名言|頭が切れる人は先々成長しない


品質には徹底的にこだわっています。いくら安価でも、安かろう悪かろうでは話になりません。そんなことでは一度はニトリ製品を買ってくれても、二度目の購入はありません。

似鳥昭雄の名言|安くても品質には徹底的にこだわる


僕が社員によく言うことは、「会社のため、社長のため、そういうことは考えなくていい。自分のためにやってください」ということです。人間の一番高度な欲求は自己実現です。それが働くうえでの一番のモチベーションになります。単に給与や役職がもらえるということでは弱いのです。仕事を通じて社会に貢献できるという達成感こそが、最高の褒美なのです。

似鳥昭雄の名言|自分のために仕事をやれ


年功序列などは論外です。20から30代を改革に捧げてきた人も、40代から50代では歩みが止まるかもしれない。歩みが止まった瞬間、うちでは降格が始まります。当然給料も下がっていきます。厳しいかもしれませんが、これくらいでないと志は成し遂げられません。

似鳥昭雄の名言|歩みが止まった社員は降格する


人づくりに関して、僕は創業当初から、とにかく優秀な人材が欲しかったのです。人材を育てるには30年、少なくとも20年はかかりますが、そもそも学びに適した人材を登用しないことには話になりません。そのためには、新卒採用はもちろんのこと、中途採用も積極的に行ってきました。人材をスカウトせずに成功した企業はないからです。

似鳥昭雄の名言|人材をスカウトせずに成功した企業はない


僕の一生の目標は、アメリカ研修で決定しました。当時日本人の給与所得は、アメリカに並びつつあるのに、生活レベルはどうしてこうも違うのだろうと衝撃を受けました。理由は、日用品全般の価格の低さにありました。日米の給与は一緒でも、アメリカの物価は日本の三分の一でした。日本人の給料を3倍にすることは僕にはできません。しかし、価格を三分の一に引き下げることはできる。そうすれば結果的に日本人の生活はいまの3倍は豊かになるはずです。

似鳥昭雄の名言|日本人の生活を豊かにする決意


人間、「褒めて欲しい、褒めて欲しい」と願っているうちが華で、褒められるようになったらおしまいです。いい気になって我流で進むようになったら、必ず失敗します。

似鳥昭雄の名言|褒められるようになったら人間おしまい


コンサルタントは決して顧客を褒めてはいけないんです。「ここも、あそこも問題だ」と、ズバズバ弱点を突いて、こちらの知らないことを教えてくれる存在でなければいけません。

似鳥昭雄の名言|良いコンサルタントは顧客を褒めない


同僚には「社長のために命をかける」というヤツもいました。でも、僕はそんな気はぜんぜんありませんでした。だから、最初から何もしなかったんです。契約が取れなくてクビになりましたが(笑)。そのときに、もし「お客さんのために」とか、「社会のために」と言ってくれたらヤル気も出たと思うけど、「社長のため」では、全然気合が入りませんでした。
【覚書き|大学卒業後に就職した看板広告会社の営業時代を振り返っての発言】

似鳥昭雄の名言|「社長のため」では社員は働かない


テレビCMなどで当社は「お、ねだん以上。ニトリ」というキャッチコピーを使わせてもらっています。扱っている商品のひとつひとつが、品質・機能のすべてにおいてお値段以上の価値がある。つまり、価格は安いけれど品質はチープではないという意味です。そしてそのことについて、お客様が「お、」と小さな驚きを感じてくださる。「なぜニトリは売れるのですか?」という質問を最近よくいただきますが、答えはこのことに尽きると思います。

似鳥昭雄の名言・格言|売れる秘訣は「お、ねだん以上。ニトリ」


売れる商品を企画する社員には共通点があります。彼らは国内外の小売業や飲食業の店を常にウォッチしておき、そこで見つけてきた問題点やヒントを商品開発に生かしています。机上でマーケティング・データをもてあそぶのではなく、現場・現物・現実に接して発送するのです。そのうえで、観察力・分析力・判断力に優れた人が売れる商品をつくっています。

似鳥昭雄の名言・格言|売れる商品や企画を出す社員の共通点


現場中心でものごとを考える。その姿勢を徹底させるため、当社では毎年数百人の社員をアメリカ西海岸へ視察研修に活かせています。現地では実際に小売店や飲食店を訪れサービスを体験させます。加えて朝と晩には座学の講義を行い、翌日に向けて宿題も出します。

似鳥昭雄の名言・格言|海外に社員を研修に出す


商品の企画は、社長の私と社員たちとで議論しながら練り上げます。基本的には担当部署の社員たちがアイデアを出し合い、討論しながら次々と企画づくりを進めます。その中で私は、全体のプロデューサー役として大きな方向性を打ち出すほか、討論の場へも積極的に参加するようにしています。ただし、個々の商品を発売するか否かの決断は、商品企画部門の責任者に任せます。私が逐一、口出ししているわけではありません。

似鳥昭雄の名言・格言|商品企画に社長もかかわり、発売の判断は責任者に任せる


いまさら海外研修に出して何が学べるのか、という声も決まれますが、とんでもない。いくらでも学ぶべきところは見つかります。大事なのは「学び続ける」ということです。だからこそ当社は、上場企業平均の4.5倍もの教育投資を行っているのです。

似鳥昭雄の名言・格言|大事なのは学び続けること


逃げ場として「感性」「多様性」という言葉を使うこともありますが、私はそれを社内で一切許しません。数字の裏付けがある具体的な話をしなければいけません。それを徹底しています。

似鳥昭雄の名言・格言|数字の裏付けがある具体的な話を徹底させる


日本流の接客を見ていておかしいなと思うのは、偏見や神話に基づく間違った知識を押し付けているということです。たとえば、ソファは少し硬めの方がいいですよとよく言われますが、医学的根拠はありません。話している当人は騙しているつもりはないでしょうが、結果として買う側の立場を考えない接客になっているのです。

似鳥昭雄の名言・格言|偏見や神話に基づく間違った知識を押し付けていないか再検証する


接客が上手いから売れるというのは本末転倒です。小売業では挨拶、親切、整理整頓などを本社がうるさく指導することがよくありますが、逆にいうと、店員の挨拶がよくないと売れないのでしょうか。私はそうは思いません。もし、店員の態度がよくなかったとしても、商品の品質が良くて十分に安ければ9割の人が買うでしょう。なぜならお客様は商品を買いに来るのです。店員の礼儀礼節や説明を買いに来るのではありません。接客態度が優れているのは好ましいことですが、それはあくまでもプラスアルファの部分だということを忘れてはいけないと思います。

似鳥昭雄の名言・格言|接客よりも、商品の品質と値段が先


高価な品であるとか、説明が必要な商品はありますが、大部分の商品は接客するよりも店頭の値札や説明書きに語らせる方が、お客様に買い物を楽しんでもらえるのです。基本はセルフサービス。そして、どうしても説明を聞きたいという場合にだけ、お客様が店員に声をかけるという形が理想なのです。

似鳥昭雄の名言・格言|基本はセルフサービス


家具屋さんでもどこでもいい、店内に入ったら店員が飛んできて、ずっとついて歩くとしたら鬱陶しくないですか。お客としてはそう思うのが自然でしょう。それは世界中どこでも同じです。アメリカはそうだが日本は違う。北海道はそうだが関西は違う。文化が違うから接客の仕方も違うんだという人がいますが、本当にそうでしょうか。みんな人間なんだから感じ方もベースの部分では同じだと考える方が自然です。

似鳥昭雄の名言・格言|お客様はみんな人間だから感じ方もベースの部分は同じ


本質的ではないことに振り回されているのが、日本の小売業です。小売業=接客という図式が当たり前のように信じられていますが、私たちはそれを、科学と論理によって実現しようとしているのです。

似鳥昭雄の名言・格言|日本の小売業は本質的ではないことに振り回されている


そもそも、売れる営業や、成績のいい販売員に着目することに、どれだけ意味があるのでしょう。それが企業にとって本質的なことかどうかを考えなければいけません。僕はナンセンスだと思います。なぜなら、その人の神業的な技術によって、1店や2店なら繁盛店にすることができるでしょう。しかし、その技術を標準化し、チェーン化することは不可能です。会社を伸ばすためには本質的なことではないのです。

似鳥昭雄の名言・格言|個人の技術に頼らない商売を


夫婦関係と同じように、ビジネスでも見返りを求めません。儲けようとすると、お客さんは逃げていきます。喜んでもらえればいいのです。

似鳥昭雄の名言・格言|ビジネスで見返りは求めない


たとえば街のレストランでも、流行っている店、美味しい店があります。でもそれはたいてい、10年前とか20年前から同じシステムでやっている。だから安い値段で美味しい料理を出すことができるのです。場所や形はすぐに真似できても、仕組みを真似るにはやはり10年かかると思います。

似鳥昭雄の名言・格言|場所や形はすぐに真似できても、仕組みを真似るには10年かかる


問題は、日本では競争が少ないことです。米国のように競争が激しいと価格が下がり、品質や機能が向上します。続々と新しい商品が出てくるわけです。
【覚書き|家具インテリア市場の状況、価格やデザインについて語った言葉】

似鳥昭雄の名言・格言|競争が少ないことは問題


儲けようと考えていたら、お客さんは逃げていきます。店側が儲けてやろうと身構えていたら、そんなところには近づきませんよね。逆に買い物をしているお客さんの方が、儲かったと思うようでなければいけません。だから、まずは心の中から、儲けたいという思いを取り除かなければいけないんです。

似鳥昭雄の名言・格言|自分が儲けようと思うより、お客さんが儲かったと思うようにする


日本人の住生活が豊かになるなら、たとえイケアに負けても構いません。日本の消費者を豊かにすること。これが、我々の会社が存在する目的です。目的が達成するなら、うちがつぶれてもいいと思っています。
【覚書き|イケアはスウェーデン発祥の世界的家具チェーン】

似鳥昭雄の名言・格言|日本人の住生活が豊かになるなら、イケアに負けても構わない


これだけの値下げができるのは、もともと素人だった私たちが工場経営から船の手配や貿易実務まで、仕事を全部手がけているからです。聞いただけで気が遠くなるでしょう?

似鳥昭雄の名言・格言|仕事を全部手がけることでコストダウンする


ニトリは月次ではなく、週次決算を基本にしています。月次では前月や前年と比較するときに、月の日数や曜日の配列で条件が異なってしまい、正確な比較ができません。だから週次でやっているのですが、うちの役員クラスは、月曜日に出る決算の数字や状態を見て、どこに問題があり、来年のこの週はどう改善するか、つまり問題の発見と分析と改善についてレポートしなければなりません。

似鳥昭雄の名言・格言|週次決算をする理由


正確な日時や金額など、数字の入っていない会話は、ビジネスの会話ではありません。それは遊びです。上司が「あの件はどうなっているか」と質問すれば、部下は必ず、「何月何日までに値段はいくらで、こういう状態で入荷します」と答えなければいけません。なぜなら、それが人を成長させる唯一の道だと思うからです。だから、うちの役員・社員はどこへ行っても数字や論理で表現しなければなりません。

似鳥昭雄の名言・格言|日時や金額、数字が入っていない会話はビジネスの会話ではない


将来を見通すには、現時点の調査結果を原理原則に照らして予測する必要があります。具体的には、日本の住宅価格の動向とバブル崩壊との関係をグラフ化し、それをアメリカの事例に当てはめる。人間が絡んでいる出来事であれば、国を問わず必ず同じようなパターンで進行します。経験則をバカにしてはいけません。

似鳥昭雄の名言・格言|過去のパターンをグラフ化して将来を予測する


今回は損得抜きでカネを使おう。たしかに原材料費や燃料費は上がっているが、統計によると、サラリーマンの収入はここ何年も下がり続けている。別に「値下げしてほしい」と言われているわけじゃないが、数字を見れば明白だ。お客さんは値上げではなく、値下げを望んでいる。だったら、こういうときこそ恩返しをするべきだ。うちが赤字になってもいいじゃないか。
【覚書き|2008年の役員会で、値下げ企画を反対する役員たちを説得した言葉】

似鳥昭雄の名言・格言|お客さんに恩返しをする


うちのモットーは「一に安さ、二に安さ、三に安さ」です。お客さんにとって1円でも安くするためには、どんな困難であれ乗り越えてみせるという思いです。あくまでも世のため、人のため。儲けるとか売上とか、店舗数なんてことは考えません。どんな苦労もいとわずにやってきました。

似鳥昭雄の名言・格言|製品を1円でも安くするため、どんな困難でも乗り越えてみせる


08年5月以来、約1年で6回にわたり値下げをしていますが、粗利は下がっていないし、売上が伸びているから利益は出ます。すると、さらなる値下げ原資ができるのです。値下げをしても、お客さんが増えるからまた下げる。いい循環になってきたということです。

似鳥昭雄の名言・格言|値下げの原資をつくるという考え方


週次決算では、いくら儲かったかが問題ではありません。業績好調な中でも、機会損失などの失敗はあるはずなので、それを金額と状況に直して1年後のレポートをつくるのです。このようにして、私たちは毎週、1年で52週間成長していきます。そうしないと、必ず悪い状況に陥ってしまいます。

似鳥昭雄の名言・格言|業績好調なときも、どこかに失敗はある


いつも注意しているのは「ビジネスである限り、必ず数字を入れて会話をしなさい」ということです。私たちの仕事は論理と科学で成り立っているからです。

似鳥昭雄の名言・格言|仕事は論理と科学で成り立っている


私は必ず「現場・現物・現実」をもとに市場調査を行うようにしています。住宅関連だけでなく、衣食住のすべてを見、買い物をします。社員に行かせるだけではいけません。経験と鋭い感性を持ったトップに準じる立場の人が、アメリカならアメリカの現地を見る。そして10年先を見通さなければいけないのです。

似鳥昭雄の名言・格言|現地に行って市場調査する必要性


当社では社員が考えたり、行動したりする時、判断の基準はすべてビジョンからの逆算で動くんです。30年単位で計画をつくり、さらに細分化して綿密な計画をつくる。それを毎週、毎週、観察と分析をして判断し、問題点を見つけて、改善と改革案を出していく。これは当社の全社員が一人ひとりやっていくのです。

似鳥昭雄の名言|判断の基準はすべてビジョンからの逆算


ロマンとビジョンがあるから意欲が出る。壮大なことをやっていこうという意欲。そして、今までのやり方を否定し、根本から変えていく。途中で諦めないし、最後まで諦めない。諦めたら、ビジョンを達成できなくなる。

似鳥昭雄の名言|ロマンとビジョンがあるから意欲が出る


店数については、商品を海外のメーカーに発注するにはある程度の量が必要になります。店数を増やさないと大量発注はできない。店数を増やすことで、仕入れや商品を開発する力が増していく。

似鳥昭雄の名言|店数を増やすことで、仕入れや商品を開発する力が増していく


やはり店数。店数を増やしていくことが重要。社会貢献のバロメーターは店数と既存店の客数を増やすこと。そして客数を増やしていくためには、商品が魅力的でなければいけない。商品の魅力は、一番が安さ、次に品質。お値段以上の品質・機能にしていく。

似鳥昭雄の名言|社会貢献のバロメーターは店数と既存店の客数を増やすこと


家具市場はもう最盛期の3分の1くらいになりましたよね。ただ、3分の1になろうが、市場は何兆円かあるわけです。市場の減少に関係なく、私たちは計画通りにやって、シェアをとっていくということです。

似鳥昭雄の名言|市場の減少に関係なく、シェアをとっていく


給与だけでなく、社員への教育にもドンドンおカネをかけています。上場会社の社員への教育投資は、1人年間で5万円弱だとされていますが、ウチはその5倍以上、年間で26万円ほど投じています。人材が命であり、今後も教育投資におカネを惜しむつもりはありません。

似鳥昭雄の名言|社員への教育投資にお金を惜しまないことが大切


かつて初任給増を止めたことがありましたが、すぐに失敗だったと痛感しました。やはり20代を底上げしていかないと、社員が会社の未来に希望を持てなくなるのです。

似鳥昭雄の名言|20代の給料を底上げしていかないと、社員が会社の未来に希望を持てなくなる


業績が上がったらベア(給料のベースアップ)を行う、という発想はしていません。仮に厳しい状況下でも、先にベアを行って、あとは社員に頑張ってもらうという考え方が基本です。この「先に行う」という判断が、なかなかできないのが普通かもしれませんが、そこは社員への信頼がある。うちの社員だったらきっとやってくれるだろうと信じているのです。これまでその信頼関係で何十年とやってきました。ベアは先に行い、期待以上の成果が上がれば決算手当で報いる、というのが当社の仕組みです。

似鳥昭雄の名言|先にベアを行って、あとは社員に頑張ってもらうという考え方が基本


順調な時というのは油断があって、改革が出来ないんですよ。ところが、これだけ逆境が来ますと現状を否定して、新しいやり方、発想、技術を持って仕事に取り組まないと、なかなか増益にはならないです。ですから、逆境は最大の教育の場だと考えて社員の意識改革につとめたいと思います。

似鳥昭雄の名言|順調なときは改革ができないもの


私は「改善」と「改革」は違うと思っているんです。つまり、景気がいい時なら今までのやり方を工夫して改善していけばいいけど、改革は今までのやり方を捨てるということですね。しかし、改革、改革といっても好景気の時はなかなか進まないものです。フォローの風に乗って伸びますから。いったん不況や逆境になると、商品の改革、物流の改革、人事組織の改革、社員の意識の改革が必要となります。

似鳥昭雄の名言|「改善」と「改革」は違う


その時点でダメなものはダメだということを発表しますし、修正すべき時には業績予想を修正するというのが上場企業の在り方。

似鳥昭雄の名言|修正すべきときには修正する


逆境は最大の教育の場。逆境だからこそ、今まで全く縁のなかった場所や発想で一から商品開発に取り組むことが出来る。

似鳥昭雄の名言|逆境は最大の教育の場


変に休んだり、働かなかったりすると、人間、身体が鈍ってきたり、頭の回転が遅くなったりします。やはり、人は働かないと不健康になると思います。

似鳥昭雄の名言|人は働かないと不健康になる


問題を解決するためには、問題を数字と状態で具体的に捉えることが必要です。社員には、「仕事では数字のない会話をしないように」と言っています。

似鳥昭雄の名言|仕事では数字のない会話をしないように


我々は世界一を目標にしていますが、社員にも何かで一番になれと言っています。エリアで一番、日本で一番、世界で一番。少しずつ一番を増やしていけば、世界一だって達成できるはずです。我々はまず国内をしっかり押さえ、その次に欧米、アジアへと展開していきたいと考えています。

似鳥昭雄の名言|何かで一番になれ


我々は来客数を増やす為に、たとえ自分たちにとって損でも、お客様に満足していただけるサービスを提供してきました。つまり、損して得を取れです。

似鳥昭雄の名言|自分たちにとって損でも、お客様に満足していただけるサービスを


私の人生のテーマは「悔いのない人生」です。やらずに後悔するくらいなら、やってみて失敗した方が断然良い。むしろ失敗をたくさんして、それを糧に成長してやろうという発想をずっと持っています。

似鳥昭雄の名言|やらずに後悔するくらいなら、やってみて失敗した方が断然良い


全部商社に任せていると、物流も任せなければいけなくなる。自分のところでやることが、技術者を育てたりして成長ができる。

似鳥昭雄の名言|自分のところでやることが大切


順境のときは、あまり人は育たない。努力しなくても数字がいいというのは、人を育てるということでは適していない。逆に景気が悪いときが一番、役員、社員の教育のためになる。

似鳥昭雄の名言|努力しなくても数字がいいというのは、人を育てるということでは適していない


ほとんどの経営者は儲けること、売り上げを伸ばすことばかり考えてしまいます。自分の立場になってしまってはいけません。朝から晩まで「お客様にとって」という言葉が1日何回出るのか。1日最低10回は出ないといけません。そして言葉だけでなく、具体的に何をしていかないといけないのかを突き詰めて考えなければなりません。

似鳥昭雄の名言|自分の立場になってしまってはいけない


やはり「お客様にとって一番重要なものは何か」を真剣に考えたことに尽きると思います。お客様のクレームは何かしっかり見極める。それを解決するために私たちは時間とお金を惜しみなく使う。お客様が得をするために私たちが損をするしかないのです。

似鳥昭雄の名言|お客様が得をするために私たちが損をするしかない


地方から東京や大阪に進出するのは非常に恐いものです。私も津軽海峡を渡るのが最初はとても恐くて、北海道から3年も4年も出ることが出来ませんでした。しかし、社員に「『日本の人々に豊かな住まいを提供する』という目標はどうなったのですか。私たちはそのためにニトリに入社したのです」と背中を押されました。それでやはり「自分はどうなってもいい」という覚悟を持った時に動けました。自分のことを考えると保守的になってなかなかできないのです。ですから、地方の人は自分のためという意識を捨てて、社員のため、日本人のためだとという志を持ち、自分を追い込む勇気がないといけません。初めて東京に足を踏み入れた時は大きなプレッシャーでした。

似鳥昭雄の名言|大きな決断に対する恐怖心を克服するには


私たちは原材料が上がってきたときに逆に値下げしましたが、これは相当なインパクトがありました。これを可能とするためにも準備が必要です。不況に対する準備が差別化につながります。

似鳥昭雄の名言|不況に対する準備が差別化につながる


イケアは今5店舗ですが、日本ではこれから毎年増えて行くと思います。イケアに対してはライバルというよりも、ある面で日本の暮らしを豊かにするための同志という感じがあります。イケアが日本に進出することによって、選択の幅が広がるので日本人の生活の水準が全体として上がっていくことは喜ばしいことです。

似鳥昭雄の名言|イケアはライバルというより同志


日本はメーカーが価格を決めるので、品質・機能が良いと価格を上げざるを得ません。しかし、本来はお客様が求めている、買いやすい価格にすべきなのです。

似鳥昭雄の名言|お客様が求めている、買いやすい価格にすべき


仕事というものを突き詰めれば、お客さんの喜びを追求することであり、社員の喜びであり、株主も喜ぶという3つの喜びが実現できるかどうか。

似鳥昭雄の名言|仕事とはお客さんの喜びを追求すること


社内では、仕事は自分のためにやりなさいと言っています。会社のため、社長のためではなく、自分の技術を高めていくために仕事をやりなさいと。そうやっていけば、価値のある人間になる。そうしたら給料も上がるし、責任も上がるし、自分のやり甲斐もできます。

似鳥昭雄の名言|仕事は自分のためにやりなさい


変化はあったほうがいい。円高と円安、それに景気のいい悪い、とにかく波があったほうがいいんです。平らなときは人間は成長しない。安心してマンネリになってしまう。だけど、波があると、波に乗るのに必死になる。船が沈没しないように乗り切る技術を磨いていく。だんだん大きい波にも対応できる。

似鳥昭雄の名言|変化はあったほうがいい


良いと思ったものがあれば全て丸呑みして徹底的にマネをして、どうしても消化できなかったものだけ吐き出せばいい。出して足りなくなった分だけ、日本のものを入れてみればいい。

似鳥昭雄の名言|全て丸呑みして徹底的にマネしてみる


物事はすべて立体で、四次元で表さないと本質というのはわからない。一枚の絵を見たときに、その絵の奥行きはもちろん、その世界の空気や温度や時代背景までも観察する。

似鳥昭雄の名言|四次元で表さないと本質というのはわからない


どの年代の方が、どれだけ住んでいて、収入はどれぐらいなのか。商圏として考えるのは、徒歩なのか自転車なのか、あるいは車なのか。そして競合店舗はどうなっているか。あらゆる数字を調べて、ここに造れば一坪あたりどれぐらい売れるのか、大きさは何坪が適正なのか、あらゆる予測をしてから出店しています。

似鳥昭雄の名言|あらゆる数字を調べて、あらゆる予測をしてから出店する


ニトリの店舗開発は、失敗は10に1つぐらい。出店の成功確率に関しては日本でトップだと言われたことがあります。科学的データをもとにして、最後は私の勘で決めます。感性の「感」は信用しませんが、何十年もの経験と実績、失敗を踏まえた「勘」は当たる。

似鳥昭雄の名言|何十年もの経験と実績、失敗を踏まえた「勘」は当たる


先が見えない時代に明るい兆しを他社に先駆けて見つけ、自分たちだけ次の好況へ向けて新たな手を打つ。これが一番、確実に差を付けられる。

似鳥昭雄の名言|確実に他社に差をつけるには


私は景気が良すぎるのが一番危険だと思っています。社員が何も努力しなくても業績が良くなり、それが当たり前だと思ってしまうからです。その瞬間に社員の成長が止まってしまいます。

似鳥昭雄の名言|景気が良すぎるのが一番危険


企業にとっても逆境の方がいい。なぜなら、他の企業と差が付きやすいからです。たとえ利益が出なくても、不景気の時に次の成長の種を仕込んでおくのが、一番効率がいい。

似鳥昭雄の名言|不景気の時に次の成長の種を仕込んでおくのが、一番効率がいい


過去の成功はあくまでも過去のもので、現在や将来にはもう通用しない。だから後を継ぐ社長には、5~10年ごとに革命的なことを打ち出してほしい。

似鳥昭雄の名言|過去の成功はあくまでも過去のもので、現在や将来にはもう通用しない


社員には採用時から「会社や社長のために働くなんて考えなくていい」と言い続けています。自己実現のために会社があるのだから、その会社を利用して成長してほしい。どんどん挑戦して、たくさん失敗してもらいたい。

似鳥昭雄の名言|会社や社長のために働くなんて考えなくていい


当社は、一般的な上場企業の4~5倍の教育費をかけています。ただ、教育も投資だから、当然回収しないといけません。社員には投資額の2倍以上の成果を出してもらいます。

似鳥昭雄の名言|教育費も投資だから、当然回収しないといけない


ニトリではお客様からご好評をいただいている製品でも、その声に甘んじず毎年、改善を重ね続けています。数ある商品の中で、それを手に取りたくなる、そんな品質を常に磨き続けることが大切だと思います。

似鳥昭雄の名言|人気商品も毎年改善していく


私がやることを否定するくらい、革新的なアイデアを持ってきてくれる部下の方が有り難い。

似鳥昭雄の名言|求めている部下像


部下からの提案にも、必ず「なぜそうでなければならないのか」答えを求めます。厳し過ぎる時もあるかもしれませんが、リスクをとる上で必要なプロセスですし、人を育てるためには妥協できない。

似鳥昭雄の名言|人を育てるためには妥協できない


「アメリカで見た、あの豊かな暮らしを日本でも実現させたい」というロマンがあったから、まだ7店舗しかなかったのに、「30年かけて、100店舗・売上げ1000億円まで増やす」というビジョンも思い描けた。

似鳥昭雄の名言|ロマンがあったからビジョンも思い描けた


社員も私が示した方向性(志)に共感してくれている。だから、会社でもありのままでいる私に愛想を尽かすことなく、「本当に仕方ない人だなあ」と思いながらもついてきてくれる。そんな社員たちがいるということは、立派ではなくとも、経営者として間違ったことはしていないという証左だと勝手に思っている。

似鳥昭雄の名言|志に共感してもらうことが大切


先を読む、というのは、頭で考えることではない。ある変化が起こったときに、次に何が起こるかということは、人類の歴史をひもとけば明らかだ。自分の頭に頼ることができないとわかっている私だからこそ、現場での変化を素直に受け止め、歴史に学ぶことができる。

似鳥昭雄の名言|現場での変化を素直に受け止め、歴史に学ぶ


不況でも果敢に挑戦するためには、準備が必要になる。サブプライムローン、リーマン・ショックと続く大不況でも、ニトリが成長できたのは、先読みして準備をしていたからだ。

似鳥昭雄の名言|不況時に挑戦するため準備する


不況こそが挑戦のチャンスだ。他社が業績悪化により身動きが取れないときにこちらが動けば、放出された優秀な人材を獲得できる。ライバルが新規出店もままならないうちに、安くなった土地に新店舗を建てることもできる。

似鳥昭雄の名言|不況こそが挑戦のチャンス


私は決して強運の星のもとに生まれたわけではない。それでも幸運に恵まれたのは、苦境にあって、必死にあがいたからだ。たったひとつの成功のカギは、挑戦し続けることである。

似鳥昭雄の名言|たったひとつの成功のカギは、挑戦し続けること


セミナーで学んだ内容や取り組むべき課題は意識して人に話すようにしました。言えば実行せざるをえなくなります。初めての長期ビジョンは、まさに人に話したからこそ実現できました。

似鳥昭雄の名言|人に話したからこそ実現できた


新しい担当者は今までと同じことをするなと言っています。今までと同じことを繰り返すだけなら3か月単位で交代してもらいます。実際、3か月で交代して辞めていった人もいますが、3か月でできなかったら1年経っても、10年経ってもできません。当社の社員にはそれくらいの心構えで仕事に取り組んでほしいと思っています。

似鳥昭雄の名言|今までと同じことをするな


改善は30代の仕事。40代以上の幹部に求められる仕事は改革。私は今までやってきたことを全否定することが大事だと考えています。昨日までやっていたこと、前年までやっていたことを否定し、根本的に今までのやり方を変えることが大事なんです。ですから、白井社長にもどんどん私のやり方を否定してくれと言ってあります。

似鳥昭雄の名言|今までやってきたことを全否定することが大事


おかげさまで今は会社の評判が良くて、学生の人気就職ランキングでも流通業界でもトップクラスですから、むしろ採用面では嬉しい悩みが続いています。ロマンやビジョンを明確にして、それをきちんと実行に移してきたことが、皆さんに評価されているのだと思います。また、昔はお店も地方の郊外ばかりで都心部にはないんですか、と聞かれたりしましたけど、最近は都心部にも出店しているので、知名度が出てきたということもあるでしょうね。ですから、世の中が人手不足と言いますが、当社に人手不足は当てはまりません。

似鳥昭雄の名言|ロマンやビジョンを明確にして、それをきちんと実行に移してきたことが、皆さんに評価されている


お客様がどういう商品を買うのかといったら、当社で言う「お、ねだん以上。」の価値がある商品かどうかです。お客様の頭の中にこの商品ならこれくらいの値段かなという判断基準があって、例えば、5%とか10%安くても何も感じない。人類共通の経験法則です。だから同じ家具であれば3割以上、理想は半分の50%以上安いとか、3割以上品質・機能が上がることがバリューなんです。

似鳥昭雄の名言|3割以上品質・機能が上がることがバリュー


「ロマン」「ビジョン」「意欲」「執念」「好奇心」の5つが当社の経営哲学。ロマンとビジョンがあるから、「意欲」が出る。ビジョンは100倍以上のことを発想しますから、当然、意欲や情熱、熱意が出てくる。しかし、時には失敗して、途中で挫折しそうになったりします。だから諦めないで最後までやりぬくと。それが「執念」。そして、物事を進めていくには、知識や技能や経験が必要。ありとあらゆるものを見たり聞いたり、実行したり、経験したり、そういう「好奇心」を持とうということ。

似鳥昭雄の名言|ロマンとビジョンがあるから、「意欲」が出る


人任せにしないということも大切です。土地や建物を見るにしても、不動産屋任せにしないで、自社で調査して交渉する。もちろん、リスクはありますよ。ただ、間に人を入れると、競合他社との競争になって、価格が高くなってしまう。情報が他社に出たときはもう遅い。静かに、誰も知らないうちに交渉する。それを自前でやってきたから安く手に入れることができた。

似鳥昭雄の名言|静かに、誰も知らないうちに交渉する


似鳥昭雄の経歴・略歴

似鳥昭雄、にとり・あきお。日本の経営者。家具・生活雑貨のニトリの創業者。樺太(サハリン)出身。北海学園大学経済学部卒業後、広告代理店に入社するも、営業成績が悪く半年でクビになる。その後、23歳で似鳥家具店(のちのニトリ)を創業。同社を東証一部上場企業に育て上げた経営者。


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