伊藤有壱の名言

伊藤有壱のプロフィール

伊藤有壱、いとう・ゆういち。日本のアニメーション作家。東京都出身。東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業。SFXプロダクション「白組」を経て「I.TOON(アイトゥーン)」を設立。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授、日本アニメーション協会理事などを務めた。代表作に『ニャッキ!』。

伊藤有壱の名言 一覧

馬鹿なことを楽しんで真剣にできることが、モノ作りの根っこに大切だと思う。


プロフェッショナルでありたい。常にそう思ってやってきました。プロとは自分にこだわらないこと。作家や芸術家は自分のために自分自身を表現する。一方、プロフェッショナルは自分以外の観客や世界に向けて表現する。世の中と関わるために全力を尽くすプロフェッショナルな姿勢に共感する。


インスピレーションは常にどんな所からでも受けることができると思う。日常の何気ない会話、風景、テレビのニュースにもたくさんヒントがあります。モノそのものをジッと見て、「なんでこんな形してるのかな」などと考える。動物も建物もみな形には意味がある。それを読み解いたり、真逆に眺めると新しい発想につながったりします。


30代前後って若さもあるし、同時に仕事に慣れていろいろできるようになる時期。まさに宝石みたいに輝いてる世代じゃないでしょうか。この最高の年代を自分の信じる道に向けて思う存分生かしてもらいたいと思います。


若い頃、あるフェスティバルに作品を出品したんです。150万円もかけ光が織りなすアニメーションを撮影。こんな馬鹿なこと考えるのは自分くらいだろうと思って会場に行ったら、僕以上の人がたくさん! とっても安心したというか(笑)。


密度を高めて完成度を高くすればするほど、肩の凝らない自然な作品になる。でもそこには無意識に見ている人に訴える「何か」が生まれる気がします。


CMは限られた時間の中に膨大な情報が要求されます。制作も短期間に集中してやる。だから人もたくさん関わるし、その連携がとても重要です。それは大変でもありますが、逆に楽しいことでもあります。それぞれの分野のプロや、能力の高い人たちが集まる場は心地いい。そして不思議なことにモノを作る人たちに悪い人はいないように思う。CM制作は大変だけど自分にとってはすごく刺激的な現場です。


独立当時、イギリスの作品『ウォレスとグルミット』が登場、世界中がクレイアニメーションに注目していた。興味はあったけど、ブームに安易に乗りたくないと、あえて避けてましたね。しかし、ふと、「クレイの色は溶かして混ぜ合わせると無限に作れる。クレイは3次元の絵の具なんだ」と気づいた。その瞬間、僕の頭の中で可能性がバッと広がった。進むべき道はこれだと。


伊藤有壱の経歴・略歴

伊藤有壱、いとう・ゆういち。日本のアニメーション作家。東京都出身。東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業。SFXプロダクション「白組」を経て「I.TOON(アイトゥーン)」を設立。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授、日本アニメーション協会理事などを務めた。代表作に『ニャッキ!』。

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