名言DB

9412 人 / 110637 名言

井出健義の名言

twitter Facebook はてブ

井出健義のプロフィール

井出健義、いで・たけよし。日本の経営者。「ヤナセ」社長。長野県出身。早稲田大学商学部卒業後、伊藤忠商事に入社。自動車アジア部長、自動車第一部長、自動車部門長、執行役員、欧州総支配人、伊藤忠欧州社長、伊藤忠ドイツ社長、伊藤忠常務執行役員、ヤナセ顧問、副社長などを経て社長に就任。

井出健義の名言 一覧

大事なのは商売の「へそ」です。では、小売りにおける「へそ」とは何かというと、お客さまに対する感謝の気持ちではないでしょうか。


社員を元気にするために、一番効くのは旗(目標)に掲げた数字を着実に達成し続けることです。社内では、最低でも経常利益率2%、営業利益率3%を出せと言ってきましたが、現在はそれらがクリアでき、社員も自信が付いてきました。


商売というものは、常識が8割、業界特性が2割でできている。


会社の収益は、店舗収益の総計ですから、身の丈に合った組織、費用構造で店舗が黒字化されていれば、会社の経営も健全になる。


お客さまリストのデータ整理を怠ると、情報の正確性、新鮮さが失われてしまう。


長い歴史があると、今の会社には時代に合わないもの、既に必要がないものも残っています。仕事全体を棚卸しして、棄てるものは棄てる、必要なものは取り入れる。


ヤナセに入社した2008年10月は、ちょうどリーマンショック直後で、販売台数が前年同月比35%、40%と激減しました。これから先どうなることかと、とても心配していたのですが、そんな時でも決算では最終的に赤字を免れました。その理由は、ヤナセの売り上げ利益の3分の2が部品サービス・修理・メンテナンス・保険・中古車という保有を対象とするバリューチェーン収益で占められていたからです。つまり、残り3分の1を占める新車販売が3割減っても全社の利益で見ると10%程度の影響にとどまるのです。この収益構造により、経費削減を徹底するなどして、決算を乗り切ることができました。


金融や商社のビジネスでは、時に大化けというのがあります。いわゆる一発当たるというものですが、小売りには大化けはありません。一人ひとりのお客さまと向かい合って、1台1台、自動車を売っていく。その積み重ねだけが営業実績をつくっていくということに気付かされました。


小売事業で最も重要なのは、「いかに社員に元気に働いてもらえるか」なんです。例えば夜20時頃、セールスがお客様のところから帰ってきて、そこから4~5本、お客様に電話を入れるとか、サービスアドバイザーが、お客様にサービス入庫の勧誘電話をかけるかといったところで商売は決まってしまうんです。


セールスやメカニックなど現場の人たちが使うためのEMT(営業マネジメントツール)というお客様の管理システムを導入しています。このシステムは、修理履歴などが入っているほか、保険の更新時期や車検の時期の案内といった、お客様に対して行うべきサービスの情報を教えてくれるものです。


リーマンショック後、純輸入車市場が25万台前後から16万台まで落ち込みました。そのとき、ヤナセの経営の方向性をはっきり決めようということで、初めて中長期ビジョンをつくったんです。それが「顧客目線の原点に戻り、魅力ある全天候型持続・成長可能企業になる」という言葉です。


我々が扱う商品は非常に嗜好性の強い商品ですから、お客様は気分がよくなければ買ってくれません。景気の気は気分の気ですから、円安・株高で世の中が前向きになることが大事なんです。


健康のために毎朝30分から40分間歩いています。歩きながら考えていると、頭はクリアで冷静ですし、様々なアイデアや仕事のヒントが「ピン」と出てくる。ですから、歩く時間は非常に貴重なのです。


今まではセールス個人の頑張りで販売していましたが、チームで協力し合いながら取り組むことが増えています。「お客様トライアングル」という言葉をよく社内で使いますが、1人のお客様を頂点にして、必ずセールスとサービスが付いて、常時お客様にコンタクトしなさいと。1人が異動などで担当が変わっても、もう1人がつながっていれば、お客様との関係を残すことができますから。


サービスが勝負を決します。我々が扱っているのはプレミアム商品ですから、勝負するのは価格以外のところです。例えば、ヤナセは提携先も含めると全国に300カ所以上の拠点を持っているので、何かあった時はブランドを問わず最寄りのヤナセの拠点に飛び込んでいただけるようにしています。また、店舗が閉まっている時も、夜間休日コールセンターが電話で対応するようにしています。


車は命を預ける商品ですので安心して車に乗れるということは、価格で示せない価値があります。こうして価格以外の部分でサービスすることが、中古車価格の維持にもつながるのです。今、オートオークション会場にはヤナセコーナーがいくつかあって、ヤナセ出品の車は引く手あまたです。ワンオーナーで丁寧に乗られていて、素性もはっきりした良い車と認識されているからです。


当社では、いろんな部分の見直しと改善を行っています。例えば、お客様のデータの大掃除。実際にあった話なんですが日本で一番有名な「スズキ イチロー」という顧客データを社内で検索したら、ちょうど彼の背番号と同じ51人が出てきたんです(笑)。冗談みたいな話ですが、昔の社会保険庁の年金記録と同じで、消し込みが不十分でした。それでお客様のデータベースを整理したら、アクティブと呼んでいる、1年に1回以上サービス入庫されているお客様が30万人以上、それ以外に当社と何らかの関係を持っている方が50万人以上いました。


井出健義の経歴・略歴

井出健義、いで・たけよし。日本の経営者。「ヤナセ」社長。長野県出身。早稲田大学商学部卒業後、伊藤忠商事に入社。自動車アジア部長、自動車第一部長、自動車部門長、執行役員、欧州総支配人、伊藤忠欧州社長、伊藤忠ドイツ社長、伊藤忠常務執行役員、ヤナセ顧問、副社長などを経て社長に就任。

他の記事も読んでみる

中村繁夫

月曜の定例会議はなるべく会社にいますが、それ以外は電話、スカイプ、メールをフルに活用すれば、十分にコミュニケーションは取れます。


鍵山秀三郎

実は私は採用面接に立ち会ったことがないのです。なぜかといいますと、私が採用面接に出てしまうと、どんなに気をつけていても、つまるところは自分の好きな人を入れることになるからです。「それのどこがいけないんだ」と言われるかもしれませんが、私にはそれが好ましくないと思えたから、とお答えするしかありません。


木山剛史

室蘭は10万人の人口がありながら、バッグ屋さんがほとんどなかったのです。当社の商品は1万円前後と、決して安いわけではありませんが、いいものであれば皆さんに納得して買ってもらえるのです。逆に競合店の多い大都市圏の方が採算面では厳しいかもしれません。
【覚え書き|北海道室蘭市に出店したことについて】


井上英明

新しく始めたことが共感を得られない場合もあります。しかし、その時はお客の反応を見ながら少しずつ調整していけばいい。


角和夫

入社3年目、運輸部にいた私は宝塚線の助役を命じられました。現場の乗務員などの人事評価を課長に伝える役回りです。ついこの間まで車掌や運転士の「見習い」をしていた20代半ばの若造が、いきなり40代、50代の先輩方を監督、指導するわけです。改まった席では本音を言ってくれませんから、こちらから仕事の相談を持ちかけておいて、さりげなく「先輩、一杯行きませんか」と誘うのです。仕事や上司への不満がないはずはなく、酔うほどに「会社が自分を評価してくれない」「誰それとはどうしても合わない」と本音が出ます。それをきっかけに「どうすれば働きがいのある職場に変えられるか」を考えました。


柳楽幸雄

当社には「三新活動」がベースにあります。いま売っている製品を別の市場に持っていけば「新用途」になり、新しい技術を付加すれば「新製品」になります。そして、その両方が重なれば「新需要」が生まれます。これが「三新」の意味です。


羽生善治

意識しているのは、一生懸命やることでしょうか。もちろん何を一生懸命やるのかという中身も大事なのですが、精神状態についていうと、一生懸命にやり尽くしたという事実が大きい。


寺尾玄

自由とは、自分の将来や未来を自分で決めること。そこには当然、責任やリスクが伴う。


山本崇雄

僕が「教えない授業」を行うのは、自立し、問題解決能力をつけることが、変化の激しい社会で生き抜く力につながると思うからです。


肥後克広

一番印象に残っているのは、番組でジンベエザメに食われたことですかね。あれは命を賭けた戦いでした。本当に動物ものが一番怖いですよ。彼らはお約束をわかってくれないので。


トーマス・カーライル

沈黙は口論よりも雄弁である。


望月圭一郎

当社は、お客様が求めているものに応えることができる「専門家のモール」になることを目指しています。ある分野だけに絞っても他社に負けないくらいの専門性を持つことで、商空間の中での特定分野だけのご依頼にも、全体のご依頼にも高いレベルでお応えできるようになるからです。


齋藤孝(教育学者)

A案かB案かで悩んでいるなら、A4のコピー用紙を横向きにして中央に縦線を引き、左側にA案、右側にB案の特徴をキーワードや概略図で書き込んでいきます。それによって視覚的に比較しやすくするわけですが、ポイントはこうして書き込むこと自体にあります。これによって情報が整理されるから、書き終わる頃にはほぼ結論が出ている場合が多いのです。


安藤哲也

「自分の人生は自分が決める」というオーナーシップを改めて自覚してほしい。「本当に思う通りに生きているか」と自分に問いかけるのです。副業、留学、趣味、ボランティア活動、育休……。少しでも興味を感じる対象に関わってみれば、人生の選択肢がきっと増える。地域のコミュニティーに入ったり、子供の学校のPTA会長に立候補したりしてもいい。


小林健(三菱商事)

信頼を得ることに奇策はない。目の前のことをいかに真摯にやっているかということを周りの人は見ている。