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井上ゆかり(経営者)の名言

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井上ゆかり(経営者)のプロフィール

井上ゆかり、いのうえ・ゆかり。日本の経営者。「日本ケロッグ」社長。大阪府出身。大阪大学経済学部経済学科卒業後、P&Gファーイースト・インク(P&Gジャパン)マーケティングマネージャー、P&G北米マーケティングディレクター、P&G北東アジアフェミニンケアゼネラルマネージャー、ジャーディン・ワインズアンドスピリッツ常務取締役、キャドバリー・ジャパン社長、日本ケロッグ社長などを務めた。

井上ゆかり(経営者)の名言 一覧

社長になって改めて思ったことは、社員の士気をいかに高めていくか、ということの大切さでした。ビジョンを作り、人々を鼓舞し、モチベートして、結果を出す。これこそまさに経営者の仕事です。


年一回、直接の部下ではない全マネージャーと一時間、一対一のミーティングを続けてきましたが、これをマネージャー以外にも拡げようと思っています。これは私自身の学びの場でもあるんです。会社や仕事に関して、同じ目線で語れるのは楽しいですしね。


日本人同士のコミュニケーションはラクなんです。アラインメントにも、エンゲージメントにも時間を費やさなくてよかった。でも、日本に戻ってからは、日本人の部下にもそれをやりました。やらないと自分が気持ち悪くて(笑)。やってみると、私も部下も、とても心地よく仕事ができたんです。


英語ができるだけで視野が広がるし、モノの見方が多面的になる。しかも、それだけではないと思っています。英語ができれば、仕事がもっともっと、楽しくなるんです。


経営の仕事は、日本クラフトフーズが、初めてです。新しい業務分野や見識を高めるといったことは必要ですが、戸惑いはあまりなかったです。P&Gでのブランドマネージャーの時代から、小さな会社を経営している気持ちでやっていましたから。ゼネラルマネージャー時代は、P/L(損益計算書)も見ていましたし。


ゼネラルマネージャーになったら、次は絶対に経営のプロの道だ、と思ったんです。請われて経営をお願いされるようになれたら、どれほど素晴らしいだろう、と。だから、このときゴールを決めたんです。経営をやってみたい。小さな会社でもいいから、外資系の社長になるんだ、と。


グローバルコミュニケーションとは英語をしゃべることだ、と思う方もいるでしょう。でも、相手をモチベートできないと、コミュニケーションにならないし、仕事は前にも進んでいきません。共通の目的を見出し、それに同意してもらって、自ら責任感を持ってもらって、モチベーションを上げて、「やるぞ」と思わせる。そういうコミュニケーションが求められるんです。


その仕事にどんな意味があるのか。会社に対してはどんな意味があり、あなたの部署にはどんな意味があって、あなた自身にはどんなベネフィットがあるのか。これをちゃんと説明できないといけない。しなかったときのデメリットも言えないといけない。これがグローバルでは、当たり前に求められるんです。そうでないと、「どうして私があなたの仕事をしないといけないのか」ということになる。


転機になったのは、あるトレーニングで企業再生の専門家に出会ったこと。彼は、ターンアラウンドのプロで、3年間で結果を出すと、また次の3年間に向かう、という経験を何クールもやってきた人でした。こんな仕事があるんだ、こういう生き方もあるんだ、と思いました。まさに経営のプロ。これはかっこいいな、と思って。私はマーケティングのプロになりたいと思って、プロになった。


アメリカに行くと、みんな自分のキャリアのことを、いつも考えています。そして、いろんなオポチュニティ(機会)をいつも模索している。アメリカ人にすれば、同じ会社にずっと働いていると、新しいオポチュニティに出会えなくなる、ということになるんです。チャレンジングな人ほど、いろんなオポチュニティに出会えて、会社をどんどん替わっていくというわけです。


R&D部門が社員の発案で金曜日を「英語デー」にしています。社内ではすべて英語でコミュニケーションする。日本人だけの小さな会議もです。これはとても効果的だと思っています。たとえば営業職などは、日本市場を対象にしていれば、日本語だけで仕事ができないわけではない。でも、英語ができれば、手に入る情報量が圧倒的に変わるんですね。世界各国が発信する情報が手に入るし、世界中の成功事例をインプットできる。世界の店頭で何が起こっているか、業態はどう変わりつつあるか、消費者ニーズはどんな変化を見せているか。それを知ることが、日本での仕事にプラスにならないわけがない。世界の市場の変化に対して、私たちがやらないといけないことは何か。どんどん、先に先に、ラーニングしていくことができる。これは大きな強みになります。


「外資系からキャリアを始めたんだから当然、英語はできたんでしょう?」。そんなふうに思われることもあるんですが、実はまったく違います。聞けないし、書けないし、しゃべれなかったんです。でも、使わないといけない状況に追い込まれたら、できるようになるんですね。自分でいわゆる「英語の勉強をした」という記憶はほとんどないです。基本、オン・ザ・ジョブ。それこそレポートも英語で書かないといけないし、外国人の上司へのプレゼンテーションもしないといけないし、会議だって英語でやらないといけない。やらざるを得ないと、できてくるものなんですね。だから私が思うのは、やっぱり仕事で使わないと英語は上手にならない、ということです。


井上ゆかり(経営者)の経歴・略歴

井上ゆかり、いのうえ・ゆかり。日本の経営者。「日本ケロッグ」社長。大阪府出身。大阪大学経済学部経済学科卒業後、P&Gファーイースト・インク(P&Gジャパン)マーケティングマネージャー、P&G北米マーケティングディレクター、P&G北東アジアフェミニンケアゼネラルマネージャー、ジャーディン・ワインズアンドスピリッツ常務取締役、キャドバリー・ジャパン社長、日本ケロッグ社長などを務めた。

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