名言DB

9,524 人 / 112,423 名言

亀井忠夫の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

亀井忠夫のプロフィール

亀井忠夫、かめい・ただお。日本の経営者、建築家。「日建設計」社長。兵庫県出身。米ペンシルベニア大芸術学部大学院建築学科修士課程修了、早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修士課程修了。日建設計に入社。執行役員設計部門代表、常務執行役員、日建設計マネジメントソリューションズ社長などを経て日建設計社長に就任。東京スカイツリーの設計統括を担当した。

亀井忠夫の名言 一覧

これまで東京スカイツリーなどの話題作を設計した建築設計事務所として、見たことがないような空間を生み出したい。


建築設計者の武器は、最終的に出来上がる空間をイメージできること。これは、建築設計以外にも応用できるはずです。


私はアメリカでの留学や現地の組織設計事務所での勤務経験を通じて、物事を先入観で見ずに時代を越えた普遍的な価値をしっかりと判断する姿勢を身に付けました。帰国し、日建という大手設計会社に入社したのは様々なプロフェッショナルが多様性を保ち続け、チームとして良質な仕事を手掛ける伝統があったからこそです。


「社会環境デザインの先端を拓く」という意識は強く持ち続けていきます。社員の一人一人がこの考えを共有していますが、私自身もこの最終的な目的を考えながら、建築家としての信念は貫いていきます。


周囲の環境をしっかり考慮された建物は自然と残したくなるのではないでしょうか。日本は地震国として海外に比べて建物の寿命が短くなりがちとされてきましたが、近年は事情が変わりつつあります。


昔の建物を利活用しながら、経済的な価値もしっかり備えているような開発の仕方ができないか常に考えています。古い建物に宿った設計者の魂というのは引き継がれていきますから、それを残していくのは非常に大切なことです。もちろん、すべての建物を残せば良いというわけではありません。ただ、本当に価値がある建物を見極めつつ都市の財産として残すべきものは残すという見方が主流となれば、新しく建物を創る時にも芯のしっかりした建物をつくろうという気概が生まれてくる好循環が出てくると思います。


日建設計は近年、「ライフサイクルデザイン」という戦略を掲げています。設計だけでなく、川上である事業計画の立案や、建築後のメンテナンス、改修計画まで仕事の範囲を広ける取り組みです。


良いデザインを提供するだけが我々の仕事ではありません。社会が建築に求めるものは変わってきました。スクラップ・アンド・ビルドではなく、建物がストックとして捉えられるようになったうえ、人々が単なる空間ではなく、その場での新しい体験を欲するようになってきた。この状況で、建築設計のあり方も設計事務所という組織も大きく変わらなければなりません。


経営とクリエーティビティをしっかり両立させていくことが最も重要ですね。最終的に出来上がるハードとしての環境、空間づくりを大切にしていきたいです。時代が進むにつれ、設計に求められる役割は増えていきますが、単純なビジネスとして便利なだけの空間をつくるのでなく、原点に立って感動を与える空間を創りつづけていきます。


当社が目標として掲げる「社会環境デザインの先端を拓く」というのは、当社のそれぞれの分野の専門家たちが粘り強く対話を続けながら街が抱える課題を発見し、解決のための提案をしていくことにほかなりません。新たな都市計画の需要に応えながら「社会に本当に求められる建築」を突き詰め、実践していく常みが亜要となってきます。


虎ノ門のJTビルや秋葉原にあるYKKの本社ビルの設計などを手掛けました。これらの設計は顧客企業の要望に応え、伝統や扱っている商品まで考慮しています。発注者にご満足いただくのは当然として、何より街に暮らす人々が快適に過ごせるための配慮は欠かせません。過度なデザインを主張するのではなく、周囲の環境と調和し、利用者の立場に立った建築が求められています。


当社の強みの一つは、海外ではあまり例がない鉄道と建築物との複合開発です。当社の実績としては渋谷ヒカリエや東京駅八重洲口開発グランルーフや六本木の泉ガーデンが挙げられますね。公共交通と都市開発を一体化することで、より多くの人がスムーズに移動することができるようになり、高齢化が進む日本においてもこれらの取り組みは街の活性化につながります。東京はパリやニューヨークなど欧米の各都市と比べても鉄道網の整備が充実した公共交通先進都市として世界でもリードしているとされていますが、これらの長所をさらに発展させることが重要です。


海外の建造物と比較して、日本は「キメの細かな」建築を得意としていますが、これは写真だけで伝わるものではありません。実際に現地に立って実物に触れて、初めてその良さを体感できるものです。たとえばYKKの本社ビルに関しては、オフィスの中の空間を快適化するために、窓の外面全体にスクリーンのようなアルミ押出形材による繊細な簾を配し日射を遮りました。混沌とした街並みが魅力的な秋葉原ですが、同じような雰囲気のビルを作るよりも、清涼剤のようなスッキリとした佇まいの建物が良いと考えたのです。建物のすぐ目の前が道路となっているのですが、その狭いスペースにも植物を植え、緑の少ない秋葉原の街に映えるようにしています。この土地はもともと、大名である藤堂家の屋敷があったこともあり、ゆかりのある樹木を植えました。興味を持つ人も多く、受付まで訪ねてくる人には樹木のパンフレットを渡していますので、社会貢献に力を注ぐYKKの企業姿勢も一般の方に伝わります。


亀井忠夫の経歴・略歴

亀井忠夫、かめい・ただお。日本の経営者、建築家。「日建設計」社長。兵庫県出身。米ペンシルベニア大芸術学部大学院建築学科修士課程修了、早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修士課程修了。日建設計に入社。執行役員設計部門代表、常務執行役員、日建設計マネジメントソリューションズ社長などを経て日建設計社長に就任。東京スカイツリーの設計統括を担当した。

他の記事も読んでみる

プラユキ・ナラテボー

「布施」の原語は梵語の「ダーナ」で、「他者に施し与える」ことを意味する。日本では一般に、僧侶やお寺への金銭的な寄付という意味合いが強い言葉だが、原義では僧侶や寺に限らず誰に対して施し与えることも布施になる。畑の野菜につく虫を殺さないことも、虫たちへの立派な食の布施だ、とみなす僧もいる。


宇佐美進典

事業責任者と企業家の違いは、「人集め」。社内だと、メンバーを口説かなくても役員が調整すれば最初のチームは作れます。しかし、自らチームを作るという概念を持っていないと0から1を作る部分は上手くいかない。現在は事業責任者が社内でメンバーを口説いて、本人が望んだら異動させています。


大久保幸夫

会社にとって不要な人材というのは、そもそも一日にして出来上がるわけではありません。一度や二度の失敗でたまたま低い評価がついたくらいで切られることはあまりないものです。


大川隆法

どういう「考え方」を持つかによって「成果」が決まっていく面が大きい。まず考え方を正すことから始めなければいけない。


佐藤祐輔(経営者)

最初の2年はベンチャー企業の立ち上げのような激務で常にイライラしていた。経費のムダを見つけると大声で怒鳴るようなありさまで社員も辞めていった。そんな精神状態で思いつくアイデアなどひどいもの。考えるほど固定概念が邪魔をして浮かばなくなった。


大西洋

百貨店は小売業の王様だと言われていた時代が何十年も前にありました。当時の百貨店には何でも揃い、ちゃんとした接客があり、価値ある商品が並んでいると認識されていました。もう一度そこを目指せば、百貨店が必要とされる時代は必ず訪れると思っています。


井上貞治郎

私は過去の追憶にばかりふけっているのではない。会社の部屋に日本地図を広げて、タコの足のように八方へ伸びていく聯合紙器(レンゴー)の未来図を描くのに忙しいのだ。私の後進たちが、存分に活躍できる舞台を用意するのがこれからの仕事でもあろう。かつて若い栄吉を駆り立てた並はずれて大きい野心の炎は、いまでも79歳の老人の心に燃え続けている。
【覚書き|栄吉とは井上氏のもう一つの名前。10代末から20代前半まで大阪で石炭商をしていたときの呼び名】


似鳥昭雄

お客様のことを考えて商売をすれば、お客様はきちんと応えてくれる。


和田裕美

手を着けさえすれば、どんな仕事も必ず終わる。いかに着手させるが勝負。


立川志の春

サラリーマンであれ、経営者であれ、芸人であれ、明日の保証なんてない。


清水久三子

まず、考えるべきは、「そもそも資料を作る必要があるのか」ということです。それを検討する基準は二つあります。一つは、「口頭で済むのでは?」というポイント。会議の席で話されるすべての情報に資料が必須なわけではありません。わざわざ用意して読み上げるより、口頭で伝えてメモを取ってもらえば十分なケースも多々あるはずです。
二つ目のポイントは、「資料が必要な段階かどうか」という点。たとえば、自由に意見を交わし合うブレストの段階で、緻密にまとめ上げられた資料は必要ありません。こうした場面で役に立つのは、参考になりそうな雑誌の切り抜きやウェブページのプリントアウトなどです。それらの「生データ」をわざわざ転記して分析し、資料にまとめ上げてしまうと、情報が間違って加工されたり、自分のフィルターがかかって、ミスのもとにもなりかねません。


鈴木英男(日新製鋼)

若手社員はみんな真面目で、本当に一生懸命働いてくれるなあと感心しています。ただその一方で、これはスタッフの仕事についてですが「それって、仕事じゃなくて、作業じゃないの?」と感じることもよくありますね。与えられたものをただこなすのが「作業」。お客さんのためにという志をもってやるのが「仕事」です。「仕事」とは「ことを為すこと」、あるいは「しなくてはならない事」ですから。