中野信子の名言

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中野信子のプロフィール

中野信子、なかの・のぶこ。日本の医学博士、脳科学者、認知科学者。東京出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了。フランス原子力庁サクレー研究所研究員、東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授などを務めた。著書に『東大卒の女性脳科学者が、金持ち脳のなり方、全部教えます。』『科学がつきとめた「運のいい人」』『成功する人の妄想の技術』『世界で通用する人がいつもやっていること』ほか。


中野信子の名言 一覧

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本を読んだり、人と会って知識や知恵を吸収する。運を引き寄せるため、まずは勝負に勝つ実力をつけること。

中野信子の名言|運を引き寄せるため、まずは勝負に勝つ実力をつけること


敵対するグループの関係を修復するもっとも良い方法は、共同で乗り越えなければならない困難を与えること。

中野信子の名言|敵対するグループの関係を修復するもっとも良い方法


こんな実験があります。ある人の写真を2つのグループに見せました。ひとつのグループには「この人はBaker(ベイカー)さんです」、もうひとつのグループには「この人はBaker(パン屋)です」と紹介しました。後によく覚えていたのはパン屋として紹介したグループでした。これは同じ単語でも、固有名詞の意味記憶で覚えるより、パンの匂いや味などの経験と結びつくエピソード起憶で覚えたほうが記憶に入りやすいことを示しています。つまり記憶箱の入り口を広げるには、物事をエピソードとしてとらえて、そのときの感情と一緒に覚えればいいのです。

中野信子の名言|記憶したいときは意味記憶ではなくエピソード記憶で


脳は酸素要求量が多く、栄養もたくさん使います。体としては、なるべく脳の働きを抑えて酸素や栄養などのリソースを節約したい。そこで年齢を重ねるにつれて節約モードになります。節約モードに入ると、たとえば何かを経験しても、「これは重要なことではない」と注意を向けなくなり、記憶しようとしなくなります。

中野信子の名言|年齢を重ねるにつれ脳は節約モードになる


年齢を重ねても、記憶力そのものが落ちるわけではありません。記憶の容量を箱になぞらえると、何歳になっても箱の大きさは変わりません。ただ、加齢とともに入り口のところが狭くなり、情報が記憶の箱に入りづらくなります。つまり年を取ると記憶を引き出せなくなるというより、最初から覚えないようになるのです。

中野信子の名言|年齢を重ねても、記憶力そのものが落ちるわけではない


男性の脳と女性の脳は構造的に違います。たとえば言語のコミュニケーションに関係する上側頭回は、女性のほうが大きいという傾向があります。上側頭回が発達していると、人とコミュニケーションを取ることで満足を得られます。つまり女性は、意味のないことでもおしゃべりしていることが癒やしになるのです。一方、男性は感情を引きずりやすく、むしろ孤独になることで癒やしを得ます。

中野信子の名言|女性はコミュニケーションが癒やしになり、男性は孤独が癒やしになる


朝早くすっきり目覚めるには、夜更かしせずに早めに寝ることが大事です。その鍵を握るのは、睡眠物質メラトニン。これが多いと眠りにつきやすくなりますが、メラトニンは朝に光刺激を受けて15時間後から増えてきます。早起きのためには、まず前日の朝にきちんと光を浴びて、メラトニンを増やすサイクルをつくることが大切。それが夜の眠たさを誘い、いい睡眠を得ることができ、翌朝の気持ちいい目覚めにつながっていきます。

中野信子の名言|いい睡眠をとるには



朝に目覚めるときにはノルアドレナリンという物質が出ています。ノルアドレナリンは戦うための物質で、血糖値や心拍などを上げて、闘争できるように体を整えてくれます。これが出ているときは、やる気も高い。だから朝は、ちょっとたまっている嫌な仕事を片づけるのにぴったりです。ノルアドレナリンの効果があるのは、目覚めてから3時間くらいまで。その間にハードルの高い仕事にチャレンジしてください。

中野信子の名言|起床後3時間はハードルの高い仕事をするのに適している


女性は男性より、心を平穏にするセロトニンの量が少なく、損害回避傾向が高めです。損害回避傾向がよい方向に働くと、「後で困らないように前もって片づけよう」という計画性につながりますが、悪い方向に働くと、「もし失敗したらどうしよう」といった不安から逃れるために別のことを始めたりします。そのときは自分を納得させるため、何か意味ありげなタスクに取りかかることが多い。切羽詰まると急に部屋の掃除をしたりするのも、そのせいです。

中野信子の名言|損害回避傾向のいい面・悪い面


勝負する場所をムリに変える必要はありません。でも、環境を変える選択肢もあるんだということを頭に入れておくのは、気持ちのうえでとても大きいと思います

中野信子の名言|環境を変える選択肢もあるんだということを頭に入れておくのは、気持ちのうえでとても大きい


社会が厳しい状況になると、共同体を維持しようとする「向社会性」が高まる。それは一方で妬みが強くなる窮屈な世界でもある。そんな世界ではサイコパスや自己愛性人格障害のような、社会的規範やルールを無視した反社会的人物が非常に魅力的に見える。閉塞した感じを変えてくれるのではと。

中野信子の名言|社会が厳しい状況になると、社会的規範やルールを無視した反社会的人物が非常に魅力的に見える


本当の適性を知るには、自分を客観的に見つめる必要があります。それには自分がどんなときに喜びどんなときに怒ったかなどの感情の動きを日記につけたり、信頼できる人に客観的意見を言ってもらうのも有効です。

中野信子の名言|自分を客観的に見つめるには


オススメの方法は、勝負する場所を変えること。環境そのものを、自分が運を発揮できる場所に変えてしまうのです。もしあなたが運が悪いと感じているなら、環境を自分に適したものに変えてみてはいかがでしょう。

中野信子の名言|もしあなたが運が悪いと感じているなら、環境を自分に適したものに変えてみてはいかがでしょう


自己愛もサイコパスも自己演出が上手でプレゼン能力がとても高い。ですから、一見さわやかで魅力的。イケメンで如才がなく、口が達者な人は要注意です(笑)。実際にイケメンかどうかというより、世間一般が「さわやかなイケメン」と思う基準に合わせ過ぎている人ですね。さわやか過ぎるイケメンは、危険ですね。自然なイケメンならともかく、イケメンの仮面をかぶったような人。イケメン政治家とか、絶対投票しません(笑)。

中野信子の名言|イケメンで如才がなく、口が達者な人は要注意


「勝ち」が出ると、その後はその勝ちを活かして勝負できるので、次はより勝ちやすくなります。たとえば運良く大学受験に合格する。すると次の就職という勝負でも勝ちやすくなる。同じように、一度負けた人はその後も負けやすくなる。こうして勝ちと負けの差はどんどん開いていく。つまり運が良い人とは「勝ちグセがついている人」、そして運が悪い人とは「負けグセがついている人」ともいえるのです。

中野信子の名言|運が良い人とは「勝ちグセがついている人」、運が悪い人とは「負けグセがついている人」


集中力もいつかは切れます。そんなときの「作業のやめ方」にもコツがあるんです。それは「キリの悪いところ」でやめること。そうするとやめている状態が気持ち悪くなり、自然と作業に戻ってまた集中状態に入れるんです。これはツァイガルニク効果という心理作用で、テレビで視聴者を離さないように「続きはCMの後で!」とやるアレと同じですね。

中野信子の名言|「キリの悪いところ」でやめることが大切


目の前には、一刻も早くやらなくちゃいけないタスクがある。でも焦れば焦るほどほかのことに目がいき、一向に進まない……。よくあることですが、実はこれ、人としてごく健全な状態なんです。脳は、生き延びるため、子孫をきちんと残すために、ひとつのことに集中しにくい仕組みになっています。たとえば、近くに危険が迫っているときや、自分の子供が泣いているとき、もし何かに集中していると、その異常を察知できません。だから脳は何かに集中せず、周りの変化に気づけるようになっている。「やらなければ」と焦るほど逆に集中できないのは、緊張感が増して脳が周りの物事に、より過敏になるからです。

中野信子の名言|脳は、生き延びるためにひとつのことに集中しにくい仕組みになっている


中野信子の経歴・略歴

中野信子、なかの・のぶこ。日本の医学博士、脳科学者、認知科学者。東京出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了。フランス原子力庁サクレー研究所研究員、東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授などを務めた。著書に『東大卒の女性脳科学者が、金持ち脳のなり方、全部教えます。』『科学がつきとめた「運のいい人」』『成功する人の妄想の技術』『世界で通用する人がいつもやっていること』ほか。

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