中條武志の名言

中條武志のプロフィール

中條武志、なかじょう・たけし。日本の工学博士。「中央大学理工学部」教授。長崎県出身。東京大学工学部反応化学科卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京大学工学部助手、中央大学理工学部講師、助教授などを経て教授。

中條武志の名言 一覧

お客さんが求めるニーズも、技術もどんどん変わっています。そのうえ、製造現場で働く人も時間がたつにつれて入れ替わります。品質を確保するのは結局、一人ひとりの人間なんです。きちんと育てていないと、どんな品質管理の仕組みを持ってきても、社長が何を言ってもしょうがない。品質関連の活動を続ける努力をやめた瞬間、品質は崩れていきます。同じレベルを維持するのも難しくなる。


新興国のメーカーは品質を「クオリティー」と理解して、モノに限らない幅広い概念として捉えています日本人は何となく品質を、モノの質として狭く捉えがちです。しかし、モノの質だけで、ものごとがうまくいくわけではない。モノとサービスを一体にして顧客に提供することで初めてビジネスになるはずです。


新興国の優れたメーカーは、自分たちはこういうことをやりたいという方針が明確で、TQM(総合品質管理)などの活動における焦点が絞られている。一方、日本メーカーは、他社ばかりを意識して、どうしてもTQMが横並び的になる場合が多い。


非正規社員が増えた日本の製造現場では、品質管理そのものが難しくなっているのは事実です。それでも正規だけでなく、非正規社員にも、教育をきちんと施さないといけません。一部の人だけで品質保証をしようという考えには無理があります。だから全員でやる。そのハードルが上がっているのは、分かります。でも諦めてはいけません。QCサークル(小集団改善活動)などの活動も、非正規の従業員を巻き込んでやっていく必要があります。


日本はかつての成功体験が災いしている。相次ぐ品質関連の問題を見て、そう強く感じます。日本メーカーは品質向上に一生懸命に取り組み、世界的な競争力を高めてきましたその過程で品質管理の手法を確立できたと思い、安心して手を抜いちゃった。


アジアで品質管理に力を入れているメーカーに共通するのは、人材育成に熱心なことです。「人づくり」はかつて日本企業の専売特許でしたが、今では、その熱意は新興国のメーカーが高くなってきた。彼らは品質管理やTQM(総合品質管理)の活動は、人を育てる良いツールだと認識して活用しています。アジアの現場を歩いて見えてくる、一人ひとりが生き生きと品質改善に取り組んでいる姿。そういう部分は日本がもう一度学び直さないといけないのではないでしょうか。


中條武志の経歴・略歴

中條武志、なかじょう・たけし。日本の工学博士。「中央大学理工学部」教授。長崎県出身。東京大学工学部反応化学科卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京大学工学部助手、中央大学理工学部講師、助教授などを経て教授。

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