中川路亜紀の名言

中川路亜紀のプロフィール

中川路亜紀、なかかわじ・あき。日本のビジネスコーチ(コミュニケーション)。「コミュニケーション・ファクトリー」代表。兵庫県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社を経て独立。ビジネス文書やコミュニケーションについて教えた。著書に『気のきいた短いメールが書ける本』『ビジネスメール文章術』。

中川路亜紀の名言 一覧

内容を省略しすぎて必要な情報が抜けてしまったら、ビジネスメールとして成立しません。また、最低限の丁寧な表現まですべて省くと、相手に不快感を与えてしまいます。短く端的で、ほどよい礼儀正しさを備えたメールを書くこと。これが今、あらゆる人に求められるスキルになっています。


メールを使うべきではない場面もあります。とくに相手に損害を与えるようなトラブルが発生した際は、まず電話で第一報を伝えるのがマナー。どんなに丁寧に書いても「そんな大事なことは、直接伝えるべきだろう」と不快に感じる人が多いものです。コミュニケーションツールが多様化したからこそ、その特性に合わせて上手に使い分けることも、これからの時代に求められるスキルと言えるでしょう。


最近はSNSの影響か、末尾の署名を省く人が増えましたが、これも相手に迷惑をかける可能性があるので要注意。相手に郵送したいものがあるときなど、署名がないとわざわざ名刺を探したり、住所や電話番号を問い合わせる手間がかかります。今はメールのやりとりだけで仕事が進む案件も多いので、署名は名刺代わりと考えて、必要事項をきちんと書きましょう。


提案したいのが、メールの文末の表現を工夫したり、気の利いた一文を添える方法です。たとえば、語尾の「お送りください」を「お送りくださいますようお願いいたします」と変えるだけで、相手が感じるプレッシャーは和らぎます。また、頼みごとをするなら、「お忙しいところ恐縮ですが」「お手数をおかけしますが」などと添えるだけで印象は大きく変わります。


ビジネスメールで何よりも基本となるのは、読む相手のことを思いやることです。対面のコミュニケーションとは違い、メールはお互いの表情や声などがわからないので、相手に冷たい印象や威圧感を与えることがあります。こちらは笑顔で「明日までにお送りください」と書いても、相手は「無理強いされているようで怖い」と感じる可能性もあるのです。かと言って、あまり過剰に丁寧な表現で長文を書くのも、メールのコミュニケーションにはふさわしくありません。


相手との関係性やコミュニケーションの回数によって書き方を調整するのも端的かつ礼儀正しく伝えるコツです。たとえば、初めてメールを送る相手には、文章に最大限の配慮をすべきです。とくに最初のメールが依頼であれば、「不躾なお願いで恐縮ですが」などといった丁寧なひと言を添えましょう。一方、気心が知れた相手ならば、こうした表現は省いて構いません。むしろ頻繁にやりとりする相手にルーティンな連絡をする場合は、簡潔かつワンパターンな文章でOK。「お世話になっております。今月分の請求書をお送りください」といった定型文が毎回届けば、相手も「特別なことはなく、いつもどおりでいい」とわかって効率的です。


ビジネスメールに必要なスキルや心得るべきマナーは、時代とともに変化してきました。メールが仕事で使われ始めた頃は、パソコンのスペックが低かったので、データ容量が大きくならないよう、宛名も挨拶もなしで電報のように用件のみを書くのがマナーでした。しかしIT環境が進化するにつれ、時候の挨拶や丁寧な前置きを書く人が増え、メールは次第に長くなる傾向が続きました。それが最近は、再び短さや簡潔さが求められるようになりました。仕事の効率や生産性の向上が求められるようになったことに加え、LINEやメッセンジャーなどのSNSが普及し、短文でのやり取りが増えたことも大きく影響しています。


中川路亜紀の経歴・略歴

中川路亜紀、なかかわじ・あき。日本のビジネスコーチ(コミュニケーション)。「コミュニケーション・ファクトリー」代表。兵庫県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社を経て独立。ビジネス文書やコミュニケーションについて教えた。著書に『気のきいた短いメールが書ける本』『ビジネスメール文章術』。

他の記事も読んでみる

樋口武男

人を動かすのは、結局、率先垂範とコミュニケーションです。私は社員の一人一人と朝に晩にマンツーマンで徹底的に会話するようになりました。胸襟を開いて自分の思いや考え方を伝え、ときに自分の弱い部分もさらす。相手の話にもじっくり耳を傾け、互いの本音で語れるように心がけました。結果、一体感が増した山口支店は一年後に社員一人あたりの売上高、利益率で全国トップになりました。
【覚書き|山口支店長時代を振り返っての発言】


エラスムス

戦争は戦争を生み、復讐は復讐を招く。これに反し、好意は好意を生み、善行は善行を招く。


井村荒喜

従業員の生活の向上と幸福は、高賃金だけで解決されるものではない。そこに会社の福利厚生施設ということが問題になる。これが従業員の生活の向上と安心感を側面から支えなければ十分とはいえない。
【覚書き|この思想に従って不二越は太平洋戦争前から社員宿舎、社員用病院(のちの県立中央病院)、工業高校(不二越工業高校)などを建設した】


川淵三郎

最初は相当反発があるわけですよ。「外から来て何も知らないくせに好きなことをぬかしやがって」と。でも、話していることは理にかなっているな。この方向に進めばいいかもしれないという理解が広がれば、徐々に一緒にやっていこうと考えるようになる。敵が味方になるわけです。でも最初の課題設定がズレていればいつまでも反発が続くことになる。


稲盛和夫

よほどのことがないかぎり、部下として筋を通して一生懸命接していけば、上司もわかってくれる。


高島徹治

ビジネスマンが時間がないというのは言い訳です。通勤時間、ランチ時間、就寝前など、15分程度の細切れ時間は、平日でも6回はあるでしょう。すると1日で90分、1か月で45時間ほどになります。


茂木健一郎

集中して時を忘れる「フロー」の状態では、頑張っていることは実は嬉しいこと、楽なことである。頑張るということは、決して無理をするということではない。


石田純一

仕事がなくなったとき、とにかく少しでも稼がなくてはいけないので、がむしゃらに売り込みました。不正解だとパイを投げられるような体を張ったクイズ番組なども、生活のためですからありがたく、必死にやりました。


ティム・サンダース(経営者)

好感度を構成する要素は4つ。「フレンドリーな姿勢」「相手との共通点を見つけ関係性を具体的に築いていくこと」「共感、積極的に相手の視点に立って、物事を捉える姿勢」「誠実であること」。


高嶌幸広

本当に上手な説明とは、「論理的な流れ」と「具体的イメージ(事実や実例)」が有機的に絡み合ったものです。実例やたとえ話を随所に交えることで話に立体感を持たせ、聞き手がイメージを描きやすいようにする必要があります。


永守重信

大きな挫折を経験した人間は、再起のチャンスが巡ってくれば同じ失敗はしないし、並々ならぬガッツで勝ち抜くものだ。


須磨久善

自分ができたこととできなかったこと、そして、自分の力ではどうにもならなかったことを整理して、それを引き出しに入れていく。いたずらに患者さんを死なせてしまったと嘆くのではなく、次にどう反映させるかを考えることが、亡くなった方への最大の供養だと思います。


アントニオ猪木

1976年、当時のボクシング世界ヘビー級チャンピオンであるモハメド・アリと戦ったことがあります。今になって伝説の名勝負と言われていますが、当時は全然評価されなかった。


猪木武徳

「経済学は理屈がちで、現実には役立たない」という批判もある。その一因は、主流派の経済学が「自由で独立した合理的な個人」という、現実離れした前提の上に理論を組み立てていることにある。しかし、主流派の理論は必修。限界があると承知して使えば、思考の枠組みとして大いに役立つ。


高橋淳(パイロット)

おしゃれは若い頃から好きだけど、年を取ったらますますおしゃれをすべきだと思うようになった。気持ちの上でジジイにならないように、自分で努力していかないと。


ページの先頭へ